お寺をスポットにコミュニティ復活を願う
3月11日昭和区の教西寺で「3・11追悼大会」が開かれ、追悼法要がありました。読経とともに灯の集い(キャンドルサ-ビス)もおこない、宗派を問わず参拝されました。亡き人を偲びつつ、生かされている我が身に感謝しながら….。
中日新聞にフェアトレード・ショップ風”s が東日本の人たちの手作りの品を販売していると掲載されたのをみて、フェアトレードのブ-ス出店の要請がありました。
ハ-トブロ-チも多くの人の手にとどきました。フェアトレードのこともお寺さんから説明もあり、ブ-スでは、「以前学校のPTAでフェアトレードのワ-クショップ受けたよ」という話もあり、2010年6月に昭和区と瑞穂区のPTAのお母さん達にワ-クショップをしてきたことがここにつながりました。
とても人気のブ-スでした。フェアトレードのメキシコのトセパンコ-ヒ-(森林農法によるコ-ヒ-)と、風”s オリジナルのココアクッキ-(ボリビアのカカオ使用)とセットで暖かいひとときを過ごしていただきました。
14401円と他の幼稚園での寄付金入れて合計167897円の東日本への寄付ができます。毎月1回、ネパリバザ-ロとレスキュ-ストックヤ-ドに寄付をしています。
地域のお寺さんで、その近所のひとたちのふれあいバザ-や、コンサ-ト、講演会などを開催しているところも時々耳にします。若い住職さんを中心に、視野の広い関係者のかたとフェアトレードとのつながりが生まれています。
生かされている自分に感謝することを気づくスポットが増えていくといいですね。今後もお寺さんとの関係は続いて行くような気がします。昔、地域の交流の場であったお寺復活! 願います。縁側の縁は縁なのですね。私は小さい頃東区の建中寺の縁側で遊んだ覚えがあります。幼稚園に通っていたころです。木の木目が浮き出ている感触も何となく記憶しています。縁側というのは、縁をむすぶためのものでしょうか?
今、時代は流れお寺はお葬式を司る職業的役割のような位置をしめているようですが、再びコミュニティ-の要の一つとして生まれ変わる、そんな新しい幕明けかもしれません。フェアトレードがその「縁」にもなれたら幸せです。暖かい飲み物、美味しいクッキ-やチョコ、暖かい思いの伝わる手作り雑貨など、人が集まるときの大事な潤滑油、思いをつなぐ品としてお役に立てると思っています。