6月12日は「児童労働反対世界デー(World Day against Child Labour)」

6月12日は、2002年に国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働反対世界デー(World Day against Child Labour)」

 

数日前にDVDが届きました。

伊勢市立の中学校の先生からです。

彼女は、ESD(持続可能な開発のための教育)をベースにした消費者市民教育に10年余取り組んでいます。

昨年度中学三年生の生徒が、児童労働のことを授業で学び「私たちにできることはないか?」と考えて募金他いろいろ行動を起こしました。

 

その中の一つに歌を作りました。作曲・編曲、そして歌の指導をプロの人からうけ手作りジャケットのCD「No More Cry」ができあがりました。昨年の6月にも紹介しました。

 

 

今回は、先輩たちの意志をついで、学校生活をバックに手話付きの歌のDVDが完成し、風”s に届きました。

「中学生という心の土壌がやわらかな時期に、誰かのために何かができる喜びを、仲間と共感・共有できたなら、きっとその後の成長によりよい影響を与えるだろう」と先生は信じて、いままでもこれからも生徒たちの体験学習する機会を創っていきます。その活動の様子が生徒さんたちも、先生もわくわくしている感じが伝わってきます。

 

「自分たちが当たり前だと思っていた生活が、実は当たり前ではなく、感謝すべきものであること」が実感できるような体験学習を

 

「誰かのためにがんばれる自分を誇りに思える」そんな気持ちを持つ子どもたちを育みたいと願う先生のもと

 

彼らは、この体験を通じて、小さな力を合わせる喜び、誰かの役にたつことが自分の幸せ、その幸せな思いは広がっていくことを体験し、これからの道でその思いが大きく花開くことと思います。DVDの中で手話で歌っている子どもたちは、恥ずかしい思いもちょっぴりあるような、でも誇らしい表情もみせてくれています。なにより純真な彼らの心が伝わってきて、じ~~んと私はなりました。

 

次なる目標は、この「No More Cry」の合唱曲バージョンです。

私土井ゆきこの夢は、その合唱曲が全国の中学校の合唱コンクールの課題曲になり、日本中で手話付きで歌われることです。全校生徒も一緒に!

きっとなるでしょう! 日本が提唱したESDの最終年度2014年には名古屋でその会議が開催されます。 この歌がひろがりますように! いい歌です。

このお話を紹介できることが嬉しいです。 日本にも未来があるような気がしてきます。

小学生・中学生・高校生(大学生・一般もOK)が、世界に視野を向けるきっかけをつくる、フェアトレードのチョコレートの来た道。名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会は国際理解教育の参加型ワークショップにて、児童労働のことを伝えています。 出前授業OK! 20名から可能です。

 

 

 

 

 

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