2011年熊本・2015年名古屋・2016年逗子に続いて次はどこでしょう?
北海道・垂井(岐阜県)・宇都宮(栃木県)・浜松(静岡県)・岡山・和歌山・新城市(愛知県)…..
・長崎県立大学経済学部経済学科二年生のSさんが風”s(ふーず)正文館店を訪ねてきてくれました。
9月7日のことですが、その日は来客が多く、その合間を縫っての話でゆっくりとは話せなかったのですが、長崎のことを教えて欲しいとお願いしたら報告が届きました。
長崎県立大学でのフェアトレード活動についてです。
2012年から長濱ゼミで「世界システム論」「コーヒー・チョコレートから見る歴史」を勉強する(世界システム論: 資本主義には経済的不均衡を是正する手段がない)
2013年、熊本のフェアトレード活動についてゼミ研修で視察
2014年から、学内のカフェ設立を目指す活動を開始(やるばいプロジェクトに採択) フェアトレード同好会を設立
2015年から、学内のカフェ設置の前の段階の活動を模索 顧問の先生は、長崎県立大学地域創造学部公共政策学科(元経済学部経済学科、学部再編で地域創造学部と経営学部に)の講師の長濱幸一先生です。
土井さんに伺ったお話や自身で学んだことを、熊本での活動に役立てていきたいです。』 と約束どおり報告を頂いて嬉しいです。
・では長崎外国語大学の教授がたびたび名古屋へも足を運びフェアトレード・タウンに関する論文も出していますが、まだ具体的にフェアトレード・タウン運動始動という声はまだ届いていません。
・今年の秋も新城にある黄柳野高校からインターン受け入れの要請がきています。今年の5月ごろ新城市長に黄柳野高校の生徒さんがフェアトレード・タウンのことで会って話をしたようなことも聞きました。
・昨年11月に新城の国際交流協会で開催したワークショップ「チョコレートの来た道」にも黄柳野の高校からはスクールバスで何人かの生徒さんが参加してくれていて、それ以前にも文化祭では活発にフェアトレードに取りくんでいます。
・同じく昨年の11月には、和歌山の高校生が一年かけて勉強していてフェアトレード・タウンの勉強に先生3人入れて15人くらいで風”s訪ねてきてくれました。和歌山では若いお母さんたちもタウン運動にがんばっていて「名古屋の風”sへ行く」と言ったらうらやましがっていたということも聞きました。
・栃木県の宇都宮市の吉田ユリノさんのシャプラニールの地域連絡会・とちぎ架け橋の会と協力し、宇都宮市内のイベントなどを通してフェアトレード活動を行なっています。名古屋から中学時代に「なふたうん」で活動していた藍ちゃんが栃木宇にお嫁入りしてユリノさんと一緒に活動、とちぎのフェアトレード情報誌に土井も紹介してくださいました。
フェアトレードのゴマの九鬼産業のみくりあさんも愛知県から栃木へ移転されるとき、手渡した栃木のフェアトレード・マップを手に今はメンバーとしてがんばってみえます。
さらに、新しい仲間「さっとくん」も加わり栃木はおもしろい展開をしています。彼とは2014年乗船のピースボートで出会い、起業の学校に通っていた彼は、起業支援ネットで関戸美恵子さんから土井さんを紹介すると言われていたそうで、同じ船とは! 偶然に出会ったわけです。
栃木県に9月19日(月)にフェアトレードショップコブルをオープン。フェアトレード活動の拠点としてスタート、発達障がいや、ひきこもりなど生きづらさを抱えている人と一緒に作業もしていきたいと思っています。営業は金、土、日、祝日の10:00~16:00
一般社団法人 なないろのあしもと 代表理事 フェアトレードショップ コブル 中尾 貞人(なかお さだと)
Adress : 〒322-0058 栃木県鹿沼市麻苧町1631 CCVイマミヤ1F
TEL/FAX : 0289-74-7040 e-mail : fairtrade.coblue@gmail.com
・千葉県でもハロハロの成瀬さんらがフェアトレード・デーのイベントを毎年開催。
・浜松の消費者教育の冊子には、大人むけにコーヒーと子どもむけにチョコの構成で消費者市民の冊子が作られ、フェアトレードの話がかなりの量しめて掲載されている。そんな浜松もフェアトレード・タウン運動も起きているようですね。
・そして岡山でも岡山フェアトレードの会は、国際交流協会の職員さん、市議さんなどがアクティブメンバーで、そのメンバーに触発されてフェアトレードショップ老舗の「コットン古都夢」の奥津さんも事務局として裏方を支えているということです。
市民から、学校・学者から、行政から、NGOからなどいろいろなかたちでスタートもいろいろです。