「フェアトレードの手織り布展
~つくる喜びと生きる力~」
【会場】 ウィルあいち 名古屋市東区上竪杉町1
1F 展示室
【時間】 11月4日(水)15時~15日(日)13時まで
【主催】 フェアトレードショップ風”s 土井ゆきこ
フェアトレード&エコショップオゾン杉本てるこ
【共催】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
中部フェアトレード振興協会
私たちは、お店をしていて、素敵な手織りの布や製品に出会ってきました。
フェアトレードの生産者は根気仕事をいとわないパワーがあります。
織りの現場を知るほどに、手仕事の多様さにびっくりするのです。
織り仕事は、糸づくりに始まります。染めを先にする場合と、
かすり模様を出すために、出来映えを考えて糸を麻紐やビニール紐で
きっちりと縛ってから糸染めをする場合があります。
織り道具の使い方で、織り布は変化します。
平面的な織りもあれば、浮き上がったような模様も生まれます。
今回展示するのは、腰機または地機とよばれる織り手がタテ糸を
座り姿勢で引いたりゆるめたりして、左右交互にヨコ糸を入れて
織っていく布が中心です。道具はシンプル、出来映えはハデ!
展示では、今年6月に東ティモールへ織りの修行に1ヶ月でかけたてるこさんの織物も展示。タテ糸を張る作業への集中力は相当なものだったようです。
東ティモールのタイス織り・ネパールのダッカ織り・インドネシアのイカット織り・ブータンの手織り・パレスチナの刺繍・グァテマラの刺繍・アマゾンの刺繍・パナマ・クナ族のモラ刺繍など世界各地の手仕事がた・の・し・いです!
手仕事は命の仕事
フェアトレードを通じて、織り布、刺繍などの手仕事と出会い
「作る楽しみ」をあなたも感じてチャレンジしてみませんか?
人生が楽しくなり、生きる力がもらえるかもしれませんね!
《てるこのつぶやき》タテ糸とヨコ糸の漢字をご存知ですか?
タテ糸=経糸、ヨコ糸=緯糸、です。2つ漢字を合わせると”経緯”です。また、地球の経度と緯度を合わせても経緯です。
歴史をつなぎながら易々と越境をしてしまうのが、手織りものの技とは、これいかに?!
★ おりしも名古屋市博物館で、『横井庄一さんのくらしの道具』が開催中です。
横井さんがジャングルで織り・仕立てたスーツと、帰国後復元した織機が
展示されています。こちらへも出かけてみませんか。