ACE代表岩附由香さんより…………………………………………….
「児童労働がなくならないのは貧困が理由ではない。
政治的意志が足りないからだ」
昨年ノーベル平和賞を受賞したカイラシュ・サティヤルティさんの
この言葉が、私がACEを立ち上げるきっかけになりました。
あれから18年。今年も6月12日「児童労働反対世界デー」がやってきます。
児童労働問題を解決するためには、政府、企業、消費者、
それぞれが「政治的意志」を持ち、児童労働をなくそうとする声を上げる
ことが必要です。
2005年にNPO法人化してからちょうど10周年の今年、この言葉に立ち返り、
「政治的意志」を生むためのアドボカシー活動を支援していただく募金
を募るキャンペーンを、本日から8月8日までの2ヶ月間行います。
今年は、カイラシュさんのノーベル平和賞受賞後初めての児童労働反対
世界デーです。
高まりつつある関心・注目を、大きなうねりへとつなげていくことができるよう、
みなさんのお力を貸してください。
キャンペーン期間中には、様々なかたちで「政治的意志」について考え、
それぞれの一歩を踏み出していただけるようなイベントも開催します。
東京での開催となりますが、こちらにもご参加いただけたら幸いです。
ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
―◆□◆―――――――――――――――――――――――――
みんなで「児童労働のない未来」への一歩を踏みだそう!
~「そのこ」の未来キャンペーン~
――――――――――――――――――――――――◆□◆―
「そのこ」の未来キャンペーンは、谷川俊太郎さんが児童労働をテーマに
書いてくださった詩「そのこ」を通じて児童労働の現状を伝え、
児童労働をなくすための活動への支援を募る取り組みです。
今年は、2015年8月8日までに、30万人に児童労働を伝え、
1,000万円を集めることを目指します。
今年9月の国連総会で決定される持続可能な開発目標(SDGs)の
草案には、2025年に児童労働を終わらせる目標が描かれています。
それに向かって私たち自身もグローバルな児童労働という問題に
グローバルに対応していけるよう、国際会議の参加や政策提言、
企業との児童労働に加担しないビジネスモデル構築により一層力を
入れたいと考えています。
今回設定した1,000万円という高い目標金額は、私たちの決意表明であり、
児童労働のない未来を手に入れるための資金です。
この目標を達成するため、ACEと一緒にキャンペーンを広め、
支援を呼びかけていただく「アンバサダー」を今年も募集します。
昨年のキャンペーンでも活用した募金箱やカードの他、
今年は寄付サイト「ジャパンギビング」のしくみを使って、
インターネット上でもアンバサダー活動をしていただけるように
なりました。(http://japangiving.jp/p/2180)
企業など法人単位でのご参加や、ジャパンギビング上での「アンバサダー」
への寄付を通じてキャンペーンを応援していただくことも可能です。
キャンペーンの詳細や「アンバサダー」登録は
こちらのページをご覧ください。
http://acejapan.org/sonoko
ぜひ、アンバサダーとして私たちと共に声をあげてください!
キャンペーンやイベントに関してご不明な点、ご質問はお気軽に
お電話(03-3835-7555)またはメール(ngo@acejapan.org)にて、ご連絡ください。
どうぞ、よろしくお願いいたします!