‘メッセージ’ カテゴリーのアーカイブ

フェアトレードのための フリーペーパー「惣 sou」 創刊 FTNN発行

2013/05/10

「惣 sou」 は モノ と ココロ を考える、

フェアトレードのための

フリーペーパー

創刊になりました。

テーマは、フェアトレード雑貨でピクニック

手にとって開いてみてください。

フェアトレード雑貨が新緑の季節のなか

すてきなピクニック風景とお店の案内が掲載されています!

裏表紙には、フェアトレード名古屋ネットワークについて書かれています。

また代表としてのメッセージは下記のように思いをのべました。

みなさんは、どんな街に暮らしたいですか?

私たちの暮らす街は、私たちが望み創っていくもの……って考えたことありますか?

「そこここでオ-ガニックの野菜を買えるようなたのしい市のある街」「緑とこころが豊かになる街」」…..

これらは今年2013年1月11日に、JICA中部で開催されたFTNNの設立総会に参加された人たちの声です。

フェアトレード・タウンとは、「共に生きる」FTの理念を推進する街、自然と世界の人々、地域の人々とがつながって、

共に生かされる命を「おかげさま」という気持ちで暮らせる街のこと。

フェアトレードは、コ-ヒ-・紅茶やチョコなどの食品や衣料など、買い物から世界の問題を知り、

私たちの暮らしが誰かを犠牲にして成り立っていないか、

世界に視野を向けることで、暮らしを見つめ直すきっかけをつくります。

子どもたちのまたその子どもたちの未来にむけて、地球一個分の暮らしをめざしませんか?

街ぐるみでFTを推進する、それがフェアトレード・タウン運動です。

ゆっくりSlow、簡素Simpleに、暮らしを続けSustainableて、

Soilとつながり、心Soulを耕し、「おかげさま」という関係性の社会Societyに暮らしたいですね。

フェアトレード名古屋ネットワーク 代表 土井ゆきこ

明治-昭和 新城の山あいで稼働 小水力発電 地域資源 可能性探る (中日新聞)

2013/02/14

全国でも珍しい太陽光や水力など再生可エネルギ-普及推進する条例を制定した愛知県新城市。

2013年2月7日21面に中日新聞に紹介されていました。

2012年8月15日のこのブログに紹介しましたように

 「市民(ひと)がつなぐ山の湊(みなと) 創造都市」にフェアトレード推進施策も掲げています。

新城市の福津農園の松沢政満さんは、「有機朝市」は究極のフェアトレードと述べています。

豊橋市内で毎週金曜日に経つ豊橋有機農業の会が主催する有機農産物の朝市は、30年続けている実績をもつ。

有機朝市「いのち つなぐ いちば」は、すべての命の関係性を大切にする小さい有機循環型農業。

こんな魅力的な新城市で「ESDとフェアトレード」の講演に2月16日出かけけてきます。

12月16日は衆議院議員選挙です! 未来の子どもたちの思いと一緒に投票しましょう!

2012/12/14

もし、日本に住んでいながら、投票出来ないとしたら? こんなもどかしい事はないですね。

大切な一票、意志表示しましょう。そして投票後も、市民として行動しましょう。私たちの暮らしは私たちがデザインしましょう。

「あなたは、どんな街に住みたいですか?」

Voices from 2011(2011年からの声)~『日本と地球とこどもたちへ』~

2012/12/05

くずらんぽ~ら (ブ-タンの言葉、こんにちわ! 挨拶全般に使われる言葉)

以下のイラストは、ブ-タンで一緒だったイラストレ-タ-のゆりさんからのメッセ-ジとイラストです。

選挙で、私たちの子ども達の、またその子どもたちの、またその子どもたちの…….未来を考えた選択をしましょう!

Voices from 2011″
(2011年からの声)

未来をつくってゆく子どもたちのために、動物、自然界からの声を描きました。

「よろしくたのむね」と「ごめんなさい」の気持ちをこめて描きました。

いつの日か、人と自然がいっしょに美しい地球で平和に暮らす日が来ることを想って。

この絵を見る子どもたちと一緒に、お父さん、お母さん、おとなに会話をしてほしい。

2011年3月11日

あの日を境におきたこと、感じたこと、そこから学ぶことを決して忘れずに。

この絵がそんなお役にたてていただけたらすばらしいと思います。

ご自由に広めてください。
  

2012年 
Yuri Shimojo (下條ユリ)
www.yurishimojo.com

「未来を創る 私を育む ESD」 中日新聞9月14日掲載

2012/09/14

ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で、持続可能な開発のための教育、を意味します。

2002年ヨハネスブルグサミットで、日本政府とNGOが「国連持続可能な開発のための教育の10年」を共同で提案、その後国連で採択され、2005年からの10年をキャンペーン期間として活動が続けられています。日本では文部科学省、環境省などがイニシアティブをとり学校、地域で取組を進めています。

 

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は、フェアトレード推進の提案します。

未来をになう子どもたちが「知る」「想像する」「考える」「行動する」そんな力を養う国際理解教育とは、ユネスコの「国際理解、国際協力及び国際平和の為の教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告」(1974年)を基盤としています。

この国際理解教育(開発教育)を推進するテ-マとして「フェアトレード」はとても有効であり必要なツ-ルです。

愛地球博~COP10~ESDへと世界とつながる会議が開催される環境都市の名古屋市民が、日常生活のなかでどのように意識変化するのか?

2014年のESD会議を機に、未来を担う子どもたちに向けて、地球上の持続可能な環境のもと、地元で安心・安全な暮らしができるように、フェアトレードを推進していきたいと思っています。

フェアトレードというキ-ワ-ドの重要性

①フェアトレードは、今若者達にチョコレ-トを題材として伝えやく、実際に学校でのワ-クショップや講演を通じてこころを動かされる様子が振り返りシ-トなどを読めばわかります。キ-ワ-ド若者達に伝えやすい。

②一般市民もコ-ヒ-や紅茶、衣料など身近な買い物という視点から世界を知るきっかけがフェアトレードにはあります。

③世界にはフェアトレード・タウンは現在23ヶ国1146あり、首都ロンドン・パリ・ロ-マも含まれています。世界に通用する認識、フェアトレード・タウンを進めることがCOP10会議の開催地であり、ESD会議を招聘する地にはふさわしい実のある運動と思います。

 ④環境問題・人権問題など人が人らしく生きるための視点にたって活動をしている各分野のNGO・NPOと、また企業が推し進めるCSR,教育現場で求められるESDなど生活全体とつながるキ-ワ-ドであり、つながることでより大きな力を発揮できるフェアトレードであり、それを進めるフェアトレード・タウン運動は世界とつながる運動でもあります。

 フェアトレードを広めるためのフェアトレード・タウン運動

2011年11月から議員・愛知県・名古屋市・国際交流関係・企業・学校・NPO/NGOなどの関係者があつまり「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」を5回開催してきました。今後名古屋のフェアトレード関係の団体と一緒にネットワ-クし、フェアトレード・タウン運動を通じて、フェアトレード理念(持続可能な世界に、共に生きる)を伝えていきたいと思っています。

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★第7期なごや環境大学共育講座 国際理解教育ワ-クショップ「楽しく学ぶフェアトレード」
【日時】9月29日・10月14日・11月10日
【場所】  ウィルあいち (名古屋市東区上竪杉町1)
【時間】  9時半~11時半
【会費】 3回連続1500円(1回700円)
【申込】 フェアトレードショップ風”s 内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 岡村・土井
052-962-5557(月休み)
【内容】 参加型ワ-クショップで楽しく学ぶフェアトレードです。
 ESDに興味のあるかたも是非ご参加ください。
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フェアトレード・ショップ 風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ
052-962-5557
〒461-0016名古屋東区上竪杉町1ウィルあいち1F
http://www.nagoya-fairtrade.net/
huzu■huzu.jp(■は@)

生きずらい世界に住み、奔放に生きる女性の姿。映画「私のテヘラン」

2012/09/07

9月6日「あいち国際女性映画祭」で上映された「私のテヘラン」良かった。

父親から勘当された主人公の女性マルジェを演じた主演女優が、戒律の厳しいイランではこの映画が上映禁止になるばかりかムチ打ちや禁固刑を受けていると映画パンフレットには説明があった。

そのような事も予想ができた国において、女性監督もこの主演女優も「私のテヘラン」を創った。

映画の冒頭のシ-ンでもロックに興じる若者たちが、取り締まりにあい、主人公の友人精神科医という地位のある女性もそ場に参加していて30数回のムチ打ちの刑にあっている。

演劇で表現する場面もあり、私には演劇はちょっと遠い世界だけれど、体でパシッと表現する稲妻みたいな動きに、表現のすごさを感じた。しばらくは映画をみた感想が続きます。映画は世界に、また身近な日本でも知らないことを伝えてくれます。ますます映画の魅力を感じるこの「あいち国際女性映画祭」です。

パレスチナ問題、従軍慰安婦問題に向きあった9月4日と5日のあいち国際女性映画祭

2012/09/05
  • 9月4日は、朝「密告者とその家族」パレスチナの今まで見てきた映画とはまた違う角度からの苦悩を見ました。

9月5日の今日は、フィリピンの元従軍慰安婦にされた女性達(80歳前後)の証言を追ったドキュメンタリ-映画「カタロゥガン! ロラ達に正義を!」を見ました。あまりに苦しい内容に今も重い思いの中にいます。

それを話すロラ(おばあさん)は、話している途中で息ができなくなったり、やっとの思いで語り始める。ようやく語る事が出来ても、それは本当に辛いことだと思う。映画が始まってすぐの証言は、母や自分の前でお父さんが日本兵に皮をはがされる話。父は言う「妻よ娘よ、もうこの痛さには耐えられない」と。父母を目の前で殺された娘達は、慰安婦にさせられる。顔にたばこの火を押しつけられた女性は、今も顔に焼け跡がある。

「年はとったけれど、彼女達の目には未来への希望が輝いている。娘が、孫が、二度と戦争への道を歩まない平和の世界を切り開いてきたからだ。」映画祭パンフレットより

ロラたちの、この苦しみを次世代にまた誰にも渡さないという未来へ向けた思いが日本の人たちに、世界の人たちへ届けるためにもこのドキュメンタリ-を見て欲しいと思う。特に、日本の全男性に!! このことを理解していないことがアジア買春ツア-につながっていく。今もなおある問題です。

2000年12月、松井やよりさん提唱の民衆法廷「国際女性戦犯法廷」から10年以上たった今、この映画をみて、また新たに戦争の愚かなこと、今も起きている戦時下にはロラたちと同じ苦しみを受けている女性達がいることを思う。 武器を楽器に鍬に変えよう! 

あいち国際女性映画祭も今日で5日目、明日10時20分~は「失われた大地」チェルノブイリの原発事故を題材としています。

 

チェルノブイリ事故の10年後と、フクシマの10年後……、10年はあっという間です。日本の原発の姿はそこにあるのでしょうか? 私たちは今日生まれた子どもに何を渡せるのでしょうか?

映画は語る、「あいち国際女性映画祭」は9月9日まで。

愛知県新城市の掲げる 「市民(ひと)がつなぐ山の湊(みなと) 創造都市」にフェアトレード推進施策

2012/08/15

愛知県の新城市は人口5万人。

2012年(平成24年)新城市地球温暖化対策実行計画より第3節 地球温暖化対策推進施策 3.リ-ディングプロジェクトの具体的な施策内容に【フェアトレードの推進】が明記されています。

フェアトレードへの取組は2011年から。国際交流協会とタイアップした市民環境講座で「フェアトレード」を初めて市民に紹介。その後市民協同イベント「キャンドルナイト新城」でもフェアトレード商品の紹介と販売をしました。

 

穂積亮次 新城市長

 昨年3月に、新城市にて第3回市民環境講座が「フェアトレード」をテーマに開催されました。
フェアトレードのワ-クショップとお話をする機会を得た折に、市長さんともお話する機会がありました。決して低くはないハードルだが、やってできないことではない、とも思うとブログにも書いてみえました。市の環境都市推進の取り組みにフェアトレードの推進が明記された都市は、新城市とフェアトレード・タウンになった熊本の他にあるのでしょうか?  環境推進の行政の人たちに是非、フェアトレードの理念を推進することで、環境にも人権にも配慮した生活の営みができる街、地域と地域が地球規模でつながり、公正で持続可能な社会になることに関心を持って頂けたらいいなと思います。

有機循環農業→人間の安全保障、福祉の向上へとつながる

2012/07/02

2012年2月19日 なごや国際オ-ガニック映画祭の実行委員として参加した縁で、

6月24日 新城市 有機農業28年の松沢さんの福津農園 訪問しお話を聞く機会を得ました。

有機循環農業は、人間の安全保障へとつながり、福祉を向上。

近代化農業は、人間の安全保障危機を招き、福祉を低下

有機農業は、単に無農薬で化学肥料を使わないだけではなく、

経済・福祉などにも大きく関わっていることを理解しました。

有機循環農業と、他産業並の収入を得るために機械科・化学化された農業基本法(廃止され、今は新農業基本法)による近代化がもたらした農業の現在にいたる歪みを比較することで、農業による外部経済が、豊かな精神から人間の安全保障にもつながる一方、近代化された農業が、外部不経済による貧困な精神を生み、人間の安全保障の危機を招き、市民・農家・自然が犠牲に…..

                       有機循環農業  と  近代化農業

生命の糧-食べ物    商品-金儲けの手段

  生命優先  経済効率優先

                          安全・美味しさ  利益

 共生  競争

   特定少数・継続性-提携  宣伝-不特定多数・衝動的

  地産地消  広域流通

       多品目応需生産一物全体食  少品目・大量の生産・流通・消費・廃棄

                   多様化(栽培・加工・料理)  単純化

          季節はずし

  自給の発想  他給の発想

    生命循環   生命非循環

   持続型農業   進化型農業

    エネルギ-生産農業   エネルギ-消費農業

   文化論の価値観   文明論の価値観

 

農業の視点比較図

 

有機農業も、フェアトレードも命の大切さ、生き方を問う点など様々な共通するところがあります。

価格についても、外部経済の価値も含めた正当な価格が必要だと思います。一方、マイナス環境を生む外部不経済の近代化農業の産物は、環境税のようなマイナス分を0にする価格がさらに必要です。有機循環農業は、時間・空間・人間(じんかん)に関わっています。

そんなお話を、2012年7月29日(日)聞くことが出来ます。

*人間の安全保障とは

人々が、紛争・テロ・災害・環境破壊、感染症、経済危機などの「恐怖」や、貧困、栄養失調、教育、保健医療などのサ-ビスの欠如、基礎インフラの未整備などの「欠乏」から解き放たれ、安心して生存でき、人間らしい生活ができる状態をつくることを指します。

 

東京広尾 JICA中部資料より

 

「エコ田んぼ 上映会」&福津農園 松沢さんのお話

 2月19日のなごや国際オ-ガニック映画祭の上映の折、機会の不具合で「エコ田んぼ」が最後まで見ていただけなかったので、今回無料で上映します。登場人物の松沢政満さんのト-クお楽しみに!

内容は…..NHK 愛知県新城市の有機農家の元で、9組30人の親子が農業体験を行う姿を追ったNHKのドキュメンタリー。昔、棚田があった荒れた杉林を整備して田んぼを造成するところから始まり、田植え、草取り、稲刈り、脱穀などの農作業に取り組んでいく。田んぼでの体験を通し、有機農業は自然の力を生かする農業で、水田が生物多様性豊かな場所となっていることを、親子で学ぶ様子が生き生きと描かれている。 アース・ビジョン第19回地球環境映像祭子どもアース・ビジョン賞受賞作品

【日時】 

7月29日(日)

 

 

 

【場所】 

ウィルあいち 

 

 

【時間】 

14時~16時

 

 

 

【会費】

無料(要申込み) マイカップご持参ください。フェアトレード・ティ-タイムあります!

 

 

【定員】

50名

 

 

 

 

【主催】   なごや国際オ-ガニック映画祭実行委員会   

【申込み】 huzu■huzu.jp 又は nicfoagmail.com  ■は@にかえて 

福津農園 うこんの花 2012年6月24日

地味コツで行く「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は今日から4年目にはいりました。

2012/06/07

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 略称「なふたうん」は2009年6月7日に発足しました。

「なふたうん」の蜜蜂マ-ク

名古屋市の丸八の市章にもかけています。

また世界の生態系の変化で蜂が消えてゆきます。行く先にみえる人間の姿は?

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フェアトレード・タウンという言葉に初めてであったのは、フェアトレード・ショップ風”sを1996年5月に、愛知県女性総合センタ-(ウィルあいち)にオ-プンして12年たった、2005年の大阪でのワンワ-ルドフェスティバルだったようです。

イギリスで2000年に始まったこのタウン運動は、街ぐるみでフェアトレードを推進する、学校でも、企業でも、行政でも、議会がフェアトレード推進を議決するというフェアトレード・タウン基準があります。フェアトレード産品を扱う店も人口比率で求められます。

「すごいな~、街ぐるみで推進するなんて!」と思いました。 でも名古屋ではとてもとても無理と思い、名古屋をフェアトレード・タウンにしようとは夢にも思いませんでした。

転機がありました。

2008年秋、東京でのフェアトレード団体の展示会に出席したおり、小売店が10店舗くらい集まりました。その時に熊本のフェアトレード・ショップ経営の明石祥子さんがそのときに、提案をしました。「みんなで手をあげれば、世間の注目を浴びるかもしれない!」

手を挙げることくらいなら私にも出来る! と手を挙げたとたんに、私の「名古屋をフェアトレード・タウンにすることなんて到底無理無理!」と思っていた、私の出来ない蓋が開いた!ようです。

タイミングよく情報が入ってきました。キャッチできました。

また動く!とこころに決めたのには、2010年に名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されることも大きな要因でした。

①2009年2月 (財)自治体国際化協会(CLAIR)市民国際プラザ主催「フェアトレードを通じた自治体・NGOの連携の可能性をさぐる」に参加し、フェアトレード・タウンにするためには、自治体とつながること、またコミュニティの力の必要性を感じました。
 

②2009年3月に同協会開催の「フェアトレード・タウンとは~フェアトレードで町おこし?」と題した、NPO法人フェアトレードラベル・ジャパンの事務局長 中島佳織さんによる講演会にも参加してきました。この時点で世界にフェアトレード・タウンは645あり驚きました。2008年はロンドンもフェアトレード・タウンになっていました。

そこで、私は中島佳織さんを11月14日に及びして話を皆さんと一緒に聞くことにしました。その時点で700フェアトレード・タウンは超えていました。

中島さんの話を聞く前に、みんなでフェアトレード・タウンの勉強をしていったらどうかと呼びかけ、2009年6月7日に

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」が立ち上がりました。

その後、「なふたうん」の特徴である、国際理解教育ワ-クショップを中心に50回以上、教育センタ-・大学・高校・中学・小学校・生涯学習センタ-・企業・同好会など各団体に招かれワ-クショップや講演もしてきました。

2011年11月20日は、「名古屋にフェアトレードを広めるための会」が開催され、議員・行政・企業・学校・NGO・マスコミなど各分野のかたが集まり、今後フェアトレードがなぜ必要か?名古屋にフェアトレードを広めるためにはどうしたらいいか? などを話しあい、会場も愛知県東大手庁舎・愛知県国際交流協会・JICA中部などをお借りして隔月に開催しています。

現在世界にフェアトレード・タウンは1121あります。

日本では2011年、4月にフェアトレード・タウン・ジャパン(FTTJ)がたちあがり、フェアトレードの推進と日本におけるフェアトレード・タウンの基準を設け、認定をします。2010年3月の国際シンポジウム後の話合いから始まった、当初の立ち上がりから見てくることができました。この変化には目を見張るものがあり、ここにかかわってきたフェアトレード関係の皆さんに敬意を評したいと思います。

同年6月にアジア初、九州の熊本がフェアトレード・タウンになりました。世界で同時に8カ所1000番目として誕生しました。私も熊本に駆けつけお祝いに参列することができました。

MAPづくりを始め、「なふたうん」の活動は、こつこつですが続けていくことで、いつか100匹目のさるが行動をするように大きく動くのではないかと夢見ています。名古屋226万都市も、人口の70%くらいの人がフェアトレードの意味を知り、地域通貨なども盛んになり地域で経済がまわること、地産地消や有機農業の大切さ、そして地域のつながりの大切さとと同時に世界とのつながりに気付き、「おかげさまで生きている」と誰もが実感できる、家庭があり町があり区があり市でありたい。フェアトレード・タウンってそんな街じゃないかしら?

『地味コツ』の「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を皆様これからも見守ってください。そして企画に参加したり、実行委員になり一緒に行動しませんか?

4才の歩みを今日から始めます。 土井ゆきこ

 

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