ESDとフェアトレード 2つの小学校での国際理解 参加型ワ-クショップ 計約150名参加

1月23日 名古屋市立牧ノ原小学校(名東区)6年生 約50名 【通算29回】

1月24日 名古屋市立城北小学校(北区)6年生 約100名国際理解教育参加型ワ-クショップ「チョコレ-トの来た道」実施。【通算30回目】

2010年1月から通算で30回実施。名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会のオリジナルのワ-クショップです。

ESD(持続可能な開発のための教育)としての材料にはとても適しているのがフェアトレードです。子どもたちに具体的に内容を伝える事が可能です。

この寒い時期、「ジェンカ」の曲をかけ、踊りながら、曲が止まったら近くにいる人とじゃんけんをして負けた列が肩に手をかけ後ろにつき、つながって踊っていく。かなり楽しんでいるようでした。

でも話はチョコレ-トから児童労働の問題へと、深刻な内容になっていきます。

最後は、フェアトレードのチョコの特徴、農薬や化学肥料を使わず、遺伝子組み換えも使用しない(FLOについては材料のみ)などの特徴を話て、フェアトレードについての紙芝居をしました。

またワ-クショップの〆は、いつも南米の先住民に伝わるハチドリの話。「私にできること」を伝えて終わります。

★牧ノ原小学校の生徒さんは、児童労働に従事している子どもにむけ手紙を書きました。

手紙をかくことで、遠い国の子と自分との対話をする。想像する。思いを馳せる….子ども達のこころ。一部紹介します。

*コ-ジ君へ

今日ぼくは、すごくひどい現実を知りました。それは、ぼくと同じ年の子どもでも食料も食べれずお金ももらえない子がいることです。ぼくはいつもなにげなく食べ物を食べているけど今日そのことを知り「いただきます」「ごちそうさま」の大切さを改めて感じました。いつも大変どと思うけどぼくは遠い日本からいつも応援しているからがんばってね。(男子)

*コ-ジ君へ

こんにちは、いつも、カカオをとってくれてありがとう。近いうちにどれいから解放させてあげたいけど難しい。未来のために学校をつくってあげたいけれど、難しい。何にもできなくてごめんね。だけどずっと、おうえんしているよ。がんばってね。ぼくも、できることからがんばるから。(男子)

★城北小学校の生徒さんは、ワ-クショップ形式が楽しかったようです。いつもの「振り返りシ-ト」を書いてもらう時間がなく、先生の指導で「お礼の手紙」になってしまいましたが、アンケ-トの裏に書かれた「お礼の手紙」を一部紹介します。

*ぽんちゃんと ゆっこりんへ

このたびはフェアトレードについて教えてくださりありがとうございました。ぽんちゃんとゆっこりんは、いろいろな教え方をしてくれて、とてもわかりやすかったです。次からはもっといろいろな教え方で、チョコ以外に教えてください。本当にありがとうございました。気付いた事→安く買おうと思えば作っている人のこともかんがえて買う事が大切だと言うことがわかった。(女子)

*本日は、フェアトレードの仕組みを紙しばいや 遊びなども交えてたのしく教えていただき誠にありがとうございました。鳥の紙しばいのおかげで一人一人が協力しないといけない事が分かったり、グル-プ分けもバラバラにするという点では大変すぐれたものだったと思います。今後より一層フェアトレードの活動を広げてください。(男子)

続きはまた!…..

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