「未来を創る 私を育む ESD」 中日新聞9月14日掲載

ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で、持続可能な開発のための教育、を意味します。

2002年ヨハネスブルグサミットで、日本政府とNGOが「国連持続可能な開発のための教育の10年」を共同で提案、その後国連で採択され、2005年からの10年をキャンペーン期間として活動が続けられています。日本では文部科学省、環境省などがイニシアティブをとり学校、地域で取組を進めています。

 

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は、フェアトレード推進の提案します。

未来をになう子どもたちが「知る」「想像する」「考える」「行動する」そんな力を養う国際理解教育とは、ユネスコの「国際理解、国際協力及び国際平和の為の教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告」(1974年)を基盤としています。

この国際理解教育(開発教育)を推進するテ-マとして「フェアトレード」はとても有効であり必要なツ-ルです。

愛地球博~COP10~ESDへと世界とつながる会議が開催される環境都市の名古屋市民が、日常生活のなかでどのように意識変化するのか?

2014年のESD会議を機に、未来を担う子どもたちに向けて、地球上の持続可能な環境のもと、地元で安心・安全な暮らしができるように、フェアトレードを推進していきたいと思っています。

フェアトレードというキ-ワ-ドの重要性

①フェアトレードは、今若者達にチョコレ-トを題材として伝えやく、実際に学校でのワ-クショップや講演を通じてこころを動かされる様子が振り返りシ-トなどを読めばわかります。キ-ワ-ド若者達に伝えやすい。

②一般市民もコ-ヒ-や紅茶、衣料など身近な買い物という視点から世界を知るきっかけがフェアトレードにはあります。

③世界にはフェアトレード・タウンは現在23ヶ国1146あり、首都ロンドン・パリ・ロ-マも含まれています。世界に通用する認識、フェアトレード・タウンを進めることがCOP10会議の開催地であり、ESD会議を招聘する地にはふさわしい実のある運動と思います。

 ④環境問題・人権問題など人が人らしく生きるための視点にたって活動をしている各分野のNGO・NPOと、また企業が推し進めるCSR,教育現場で求められるESDなど生活全体とつながるキ-ワ-ドであり、つながることでより大きな力を発揮できるフェアトレードであり、それを進めるフェアトレード・タウン運動は世界とつながる運動でもあります。

 フェアトレードを広めるためのフェアトレード・タウン運動

2011年11月から議員・愛知県・名古屋市・国際交流関係・企業・学校・NPO/NGOなどの関係者があつまり「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」を5回開催してきました。今後名古屋のフェアトレード関係の団体と一緒にネットワ-クし、フェアトレード・タウン運動を通じて、フェアトレード理念(持続可能な世界に、共に生きる)を伝えていきたいと思っています。

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★第7期なごや環境大学共育講座 国際理解教育ワ-クショップ「楽しく学ぶフェアトレード」
【日時】9月29日・10月14日・11月10日
【場所】  ウィルあいち (名古屋市東区上竪杉町1)
【時間】  9時半~11時半
【会費】 3回連続1500円(1回700円)
【申込】 フェアトレードショップ風”s 内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 岡村・土井
052-962-5557(月休み)
【内容】 参加型ワ-クショップで楽しく学ぶフェアトレードです。
 ESDに興味のあるかたも是非ご参加ください。
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フェアトレード・ショップ 風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ
052-962-5557
〒461-0016名古屋東区上竪杉町1ウィルあいち1F
http://www.nagoya-fairtrade.net/
huzu■huzu.jp(■は@)

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