6月10日No! More Cry! 児童労働をなくそう! 8名参加

東区白壁の、庭のある古民家カフェ「風の家」のプレプレプレオ-プンで伊勢市から西村先生をお招きして、小俣中学の生徒さん達が歌詞を制作し、歌ってCDにするまでの過程を含め、教育の原点がESDという先生のお話を聞くことができました。いい風が入ってきました。アイスコ-ヒ-もおいしかった !

パレスチナからの留学生ハニーンさん(ナブルス出身)も参加。

ESDをベ-スにした消費者市民教育*をめざす西村先生は、「児童労働問題」「フェアトレード問題」を題材として体験学習の場を設定。

・「おいしいチョコレ-トの真実」(ACEの開発教材)

・RED・HANDキャンペ-ンの参加(子ども兵士をなくすキャンペ-ン)

・ハイランドバナナとフェアトレードバナナの食べ比べ

  ↓

「私たちも何とかしたい」という気持ちの喚起

消費者市民の育成をめざす。

*消費者市民教育とは、自分自身の個人的ニ-ズと幸福を求めるにしても、消費や社会生活、政策形成過程などを通じて地球、世界、国、地域、そして家族の幸せを実現すべく、社会の主役として活躍する人々である。そこには豊かな消費生活を送る「消費者」だけでなく、ゆとりの生活を送る市民としての「生活者」の立場も重要になっている。そうした人々のことは「消費者市民」と呼べよう(平成20年度版国民生活白書….フェアトレードも記載されていました)

昨年度の小俣中学1年生5組はそれぞれ児童労働問題を解決するためのアクションを起こした。

1年1組 地元ス-パ-での募金活動

1年2組 地元ス-パ-店頭でのフェアトレード・タウン

1年3組 ポスタ-制作

1年4組 地元店舗への募金箱設置 古本・CDの回収換金

1年5組 企業への手紙送付

「No! More Cry!」CD制作については、児童労働について知ってもらうためのツ-ルとして制作

7月 CD制作の決定

8月 歌詞(1番を考える)

9月 歌詞の決定

11月 曲の完成

12月 ジャケット、CD盤の原画完成

2月 レコ-ディング、メッセ-ジ等の完成

3月 CD の完成 →卒業までに間に合いました! フェアトレード・ショップ 風”s で販売中! 500円

★支援者としての教師の思いは

 子どもたちの思いを形に変えたい、経験不足な子どもたちに豊かな体験をさせたい

    ↓

豊かな人間性を育む、自尊感情の育成、シチズンシップの形成

子どもたちの変容が、教師のやる気を喚起 ということです! 素晴らしいです。

************************参加者の感想より*****************************

・先生の授業を受けたかった! 

・今日は、パレスチナのハニーンさん(ナブルス出身)もみえ、パレスチナ、イスラエルの問題にも触れることが出来ました。

パレスチナオリープが伐採されている現状(イスラエル人の入植)
映画「沈黙を破る」
「スライブ」 youtubeで見ることが出来ます
アルジャジーラ(CNNやBBCなどとは違い、広告のない、中東問題の真実がつたわる放送局)
 
世界一大きな授業
「世界を変えるお金の使い方」
「エンデの遺言」
以上のようなキーワードが出てきました。
詳しくは、ネットで検索してください。
 三重県の伊勢神宮の近くからみえた伊勢市立小俣中学校の西村先生のお話を聞くことができました。
  「私のめざす教育は、ESDをベースにした消費者教育だ」
 目の前にいる生徒たちと歩んだ道を話していただきました。
 とても、自然体で気負うことなく活動されてきたのは素晴らしいと思いました。
 
 生徒たちの学びを大切にし、後方支援しながら、ともに歩んできた道は
 「なにか変だ」、「どうしてだろう」、「どうしたらいいだろう」と
 疑問を持ち、何かできることはないだろうかと考えた結果だと思いました。
 CD「No More Cry!」も買いました。
これからの広がりを感じました。(やもり)
 
・カフェには 窓からさわやかな風が入って暑さは感じませんでした。
フェアートレードは高いと言われるいう話が 何回か聞かれましたがどんなものでも 買い物の心理は ただ安ければ買うということでもなく何か動機があって その動機と引き換えに財布からお金を出すという側面があると思うので 何を選びますかという動機付けが大事かなあと思います。
 ★土井ゆきこの思いは、全国の合唱コンク-ルで課題曲になり、みんなで、日本中で歌う!

 手話をいれて、踊りながら! 楽しくちゃんと伝える! 日本の子どもたちが行動を起こす!!

 

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