南陽高校の1年生のみなさん、今日はありがとう!
今日は、お昼から港区の南陽高校にお邪魔しました。東区から1時間余、名古屋は広いと思いました。
余裕を見たつもりが、建物は見えてもどこから近くへ寄れるのかわからず、入り込んだ細道は直角に回る道。時間は過ぎる。なんとか回らねば。ガリガリと音がした。だいたいこんな時です。傷つけるのは。ともかく脱出して、なんとかたどりついたら、入り口がどこだか、職員室がどこだかわからない。
ちょうど生徒さんが見えたので「職員室はどこ?」って聞いたら「今日、しゃべる人?」と聞かれ、「そうだよ」と返事。すぐ先生を呼びに行ってくれてやっと到着という感じで、校長室で少しお話をしてから200名弱の生徒さんたちの前にたちました。
はじめに、どうしてこの仕事についたかの説明
そのあと、フェアトレードをどれくらい知っているか? また環境問題について関心はどうなのか?
という質問をして三択から選んでもらいました。
フェアトレードのことは数人の人をのぞいてほとんどの子は知りませんでした。
環境問題については、「あまり気にしていない」と思う人は誰もいない。でも「地球の未来に不安を感じ、できることはしたいと思っている」子は多数ではありませんがいました。どこに手をあげようか決められない子もいたようです。
今回の講座「国際貢献とフェアトレード~フェアトレードってな~に?」に先立ち、各クラスで貧困についてのワークショップをして、みんなであらかじめ途上国のことは考えました。そのうえでの今回の講座がどのように入って行ったのかは、みんなの「振り返りシート」を見ることができてからのお楽しみ。
フェアトレードにはどんなモノがあり、歴史、特徴、マーク、タウンのこと、フェアトレードを取り入れた生活のことなど順に話したあと、チョコレートの話に移りました。
カカオ収穫の裏に奴隷のように働く子どもたちがいるということはなんとなくわかっているようでした。TVでの情報もあるからだと思います。世界の児童労働のこと、その中に含まれる少年兵士のも含まれ、アフリカの内紛は携帯に使われるレアメタルの産地だったりする。鉱山資源が無ければ先進国にあやつられた部族間の闘争もなかったかもしれない。
私たちの生活と、世界はつながっている。先進国に済む私たちがしなければならないことは、まず知ることから始まる。そんな一ページに今日の一日がなったらいいなと願っています。
最後におまじないの言葉 「ありがとう」 「愛してる」 「だいじょうぶ」 をプレゼント!
みんなで言ってみました。 おおきい声はでなかったようです。みんな恥ずかしがり屋ですね。
そんなお年頃なんでしょう!
今日は、一日ありがとうございました。先生方も準備から当日までのセッティング、ありがとうございました。