名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発足して2年半がたちました。

 略称「なふたうん」は名古屋をフェアトレード・タウンにするために

2009年6月7日発足2009年11月14日~2011年9月30日までの間に、

・チョコレ-トの来た道」のワ-クショップを通算20回480名の方が参加。

・その他のワ-クショップも通算17回、281名の方が参加。

・フェアトレードの講演会は学校など計24回計2301名の方が参加。

総計3000名以上の方と出会いました。「なふたうん」の2年間の活動記録誌です。

■ 11月20日に「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」開催

行政・学校・企業・各分野のNPOやNGO/一般の人などが参加して、名古屋にフェアトレードを広めるためにどうしたらいいのか、それぞれの立場から意見交換をします。

この会議が今後、名古屋がフェアトレード・タウンになるための推進母体になっていくと思います。

道のりはこれから切り開く段階ですが、「なふたうん」いままでワ-クショップや講演会や展示やバザ-やMAPづくりなどの活動を積み重ねてきたこと、そしていままでのフェアトレードの店運営の16年の年月から得た人とのつながりが、いまこうした段階を迎えることができたと思うにつけ、こつこつと続ける事の大切さを感じ、またいろいろな方の助けを借り、ここまできたことに感謝申し上げます。

■ フェアトレード・タウンになるってどんなこと?

フェアトレード・タウンにすること自体が目的ではなく、一人一人が住みやすい街になったらいいな~という願いを行動していったらフェアトレード・タウンになると思います。

その思いは世界へとつながります。世界中の一人一人が住みやすいそれぞれの街、その一人一人がつながっていることに気づくきっかけがフェアトレード。

日常の買い物から知る世界の人々の暮らし。私たちは、おかげさまで生きている。誰かを何かを犠牲にして生きていくことは望まない。

でも知らないでいることは、加害者にもなり得る。 まずは知ること、そのきっかけを美味しいチョコやコ-ヒ-や紅茶に出会うことから始まる街、それがフェアトレード・タウンだと思います。

① 名古屋の街なら、225万人として225のお店でフェアトレード産品を扱い、気軽にフェアトレードに出会うことができます。

 ② 市内の学校が授業や学園祭などでフェアトレードを学ぶ機会をつくり推進します。

 ③ 企業は、CSR(企業の社会的責任)の一環として社員食堂や売店でフェアトレード産品を扱い、社員の意識向上とともに、社会に役立つ会社になります。

 ④ 行政・学校・企業・各分野のNPOやNGO/一般の人などが参加して、フェアトレードを推進してゆくための企画・広報をします。

 ⑤ 名古屋市議会がフェアトレード推進してゆくための決議をします。

 ⑥ フェアトレードの推進により、地産地消のまちづくり等のコミュニティ活動と連携ができます。

 

 ■ COP10の継承事業の一つとしてフェアトレードを、また2014年に開催されるESD(持続可能な開発教育)の国際会議にむけて、有効なフェアトレードを題材にした国際理解教育を広げたい!

今、フェアトレード・タウンは世界に1047(11月5日現在)、この流れの中に日本もはいろうとしています。熊本では6月4日に世界で1000番目のフェアトレード・タウンになりました。

名古屋は200万人以上の都市としては始めてのタウンに望みます。 フェアトレードと深くつながりのある生物多様性。貧困の解決が生物多様性を守るとあるCOP10の前文。「なふたうん」がワ-クショップでフェアトレードを広めるために推進してきた重要な位置をしめる国際理解教育。まさにESDです。

この時期に、フェアトレード・タウンが開花せずしていつ、世界と私たちの暮らしがつながっていることに目覚める事ができるのでしょう。 遠い遠い話と思っていたフェアトレード・タウンの芽が出始めました。根っこをもっと張ります。しなやかに芽を出します。みなさんも一緒にね! よろしくお願いしま~す!

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