10月8日(土)「チョコレートの来た道」ワークショップ 西文化センター24名参加

もう、何回目になるでしょうか?

ワークショップ「チョコレートの来た道」、2010年1月23日に1回目を開催、現在今までの記録を整理しているところなので、そのうち何回目か数えることもできると思います。

小学校低学年から大人まで参加できるワークショップですが、今回はちょっと様子が違いました。

小学校1/2年、4年からなんと60~70歳以上の人も半分近くあり。

面白いことにチョコレートをつくる教室かと思ってきた親子さんも見えたようで、なかなか複雑な参加者でした。

でも、15分前から来ていた小学校4年の男の子3人組は、親に言われたわけではなく、自分たちで決めて参加したようで、「コート君への手紙」や「振り返りシート」でしっかりこのワークショップで感じてくれたものがあったようで嬉しいです。

たとえ一人でも、世界とつながっている私たちの暮らし、誰かを犠牲にしてしか成り立たない先進国である私たちの暮らしを知り、どうしたらいいのか考え、フェアトレードも一つの方法であることを伝え、また最終的には私たち足下の暮らしを見直すきっかけになればと思い、このワークショップを続けています。

中日新聞に掲載された、カカオ農場で働く男の子(コート君と名付けました)への手紙の紹介

コートくんへs

*コート君へ

 みんながよくたべているチョコをコート君たちが作っていたなんて、すごいです。コート君達は、子どものころから、はたらいていて、学校へも通えないなんて….。私がふだんふつうにしていることを、コート君は、できない。私は、ふつうのことが、ふつうに出来ない子がいると知りませんでした。これからはふつうにやっている、くらしていることに、かんしゃしたいとおもいます。

*コート君へ

あなたが、きけんで大変な仕事をしていることを知ってびっくりしました。もしぼくがそんな仕事をしていたら、自分はこれからどうやって生きて行けばいいんだろうと思うと思います。ぼくはカカオからできたおいしいチョコレートというものを食べていあmす。僕は学校にも行けて、食事もきちんととれ、幸せです。でも世界では、ぼくみたいな生活ができない人がたくさんいます。だから、そんな人をどんどんへらし、平和な世界になったらいいと思います。(10歳男)

振り返りシートより

*今日、初めて、フェアトレードという言葉を知りました。世界には、きびしいろうどうをしている子どもがたくさんいると知り、そういう人がいなくなり、へい和な世界になるといいなと思う(10歳男)

*きょうのたいけんでわかったことは みんなおなじことをしていいのに お金がない国は、なんいもできないことがたいへんだと思ったけど もうすこしたてばびょうどうになるといいと思った(9歳男)

*チョコレート・フェアトレードとてもむずかしいことを学びました(8歳女)

*カカオを作っている国は貧しい国ということがわかった。フェアトレードはおくがふかくておもしろかった もってやってみたい。(9歳男)

*この頃災害が多い 講師の先生が世界はつながっていると言われたのが、あたりまえだけど印象的に残りました。災害が多いのには人間の欲望第一の生活が無関係ではないと思う。いつもあたまのすみに少し考えていきたい。(42歳女性)

*フェアトレードについて3歳の子にはさすがに難しくねてしまいましたが4年の子はなにか考えているようにみえました。チョコレートの作り方を教わるつもりで4年の子は参加していたので、家に帰ってどういうか楽しみです。(39歳女)

*今日は、いろいろ教えてもらっていろいろ覚えました。チョコレートをどこで作っているかとか、苦しみながら作っていたとか、ぜんぜん知らなかったので、勉強になりました。教えてくださってありがとうございました。(10歳女)

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