ESD「持続可能な開発のための教育」はまさに国際理解教育のワークショップ
うれしいですね。2014年に愛知県でESDをテーマにした国際会議が開かれます。嬉しいのは会議が開かれることより、それにむけ環境教育に目がむけられる事になることが嬉しいのです。
9月29日中日新聞一面
「なふたうん」が定期的に開催している、なごや環境大学の「楽しく学ぶフェアトレード」はまさに国際理解教育です。
9月19日中日新聞一面
*******2010年1月このブログで紹介しました「平和をつくる国際理解教育」NIED・国際理解教育センター 伊沢令子さん再登場ねがいます!*******
~さんぐりあ~ 名古屋NGOセンター1会報 Vol.86 2010年1月 より
★国際理解教育とは?
国際理解教育とは、ユネスコの「国際理解、国際協力及び国際平和の為の教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告」(1974年)を基盤としています。
人権・環境・開発・平和・共生・未来をテーマに、人類共通の課題を理解するだけでなく、課題を解決しながらよりよい未来を築くための力を築くための力を育てることを目的としています。
国際理理解は教育では、この力を「わたし」と「あなた」と「みんな」の3つの関わる力を集約し、民主的で平和なよりよい未来を共に構築するための基本と考えています。
「わたし(自己)に関わる力」とは自尊感情や自己理解、「あなた(他者)に関わる力」とはコミュニケーションや他者理解、「みんな(社会)に関わる力」とは、参加協力、対立解決、政策提言などの力です。
・・・・・・わかり・できるようになることが参加型研修の目的です。一人の人間として尊重され、多様なものに触れ、気づき、心が動くことで価値観は育ちます。価値観が育つと行動が変わります。
…..対等で、肯定的な参加型の学びあいを通じて平和な社会を築くために必要な、自尊感情、コミュニケーション能力、合意形成能力なども少しずつ身につきます。
★「平和を創る学校プロジェクト」
「学校は、教育を通して人の心に平和の砦を築く事ができる! 学校を上げて、子どもたちの平和を創り出す力を育てよう! 」とNIEDからの提案です。コレまでのNIEDの国際理解教育の実践経験を基盤としたカリキュラムで、先ずはモデルとなってくれる一校との協働で取り組みます。地域への関心や関わり、世界とつながる実感、子ども同士・子どもと大人・大人同士の関係性、自分たちには変わる力・変える力があることへの気づきなど、取り組みを通したよい変化の好循環を支援します。
「誰にとっても気持ちいい居心地のよいコミュニティを先ずは自分たちの学校から! 平和は自分たちの心から!」というプロジェクト。5~10年がかりになりそうです。
~さんぐりあ~ 名古屋NGOセンター1会報 Vol.86 2010年1月 より一部引用しました。