8月6日 午後 「チョコレートの来た道」 ワークショップ8人参加

南山の中学・高校にある「小百合会」が今年も9月のバザーでフェアトレード出店します。結構以前からのおつきあいとも思いますが、今年は、バザーの前になぜフェアトレードなのかを考える「ワークショップをしませんか?」と提案しました。

そして今日中学1年~高校1年生の8人が、ウィルあいち2FのあいちNPO交流プラザに集まってくれました。

★こんな意見もでました!

『今年の文化祭では、ただなんとなくフェアトレード商品を買ってもらうのではなく、買ってもらうことが何につながるのかを知ってもらって、そのうえで買ってもらえればいいと思う。 中学3年生』

ファシリテーターはなみさん。

なみさんの感想 『今日の参加者は、中1から高3までの学生8名でしたが、一つ一つのワークに対して、ものすごく真剣に取り組んでくれて、意見も驚くほどたくさん出て、正直、びっくりしました。若い学生さんたちが動き出したら、ものすごい勢いでフェアトレードが広まっていきそうです!これからもこういったWSを続けて、もっともっとたくさんの
「伝え手」を増やしていきたいですね!!』
バースデーラインs
                   始めに、無言で並ぶバースデーライン
貧困についての派生図

貧困についての派生図

 

振り返りシートより

貧困は大きな問題だけれど、私たちの努力で少しでも変えていけたら、と思いました。まずはフェアトレード。こういうものの存在すら知らない人もいると思うので、存在から知ってもらえたら良いです。文化祭で一人でも多くの人に伝えていけたらな、と思います。そしていつか、貧困の無い世界になるように、私たちで努力していかなければ、と改めて感じました。私たちにできることは何かを考えていきたいです。   中学3年生

* 「貧困」というと大きな社会問題で、自分は関係ないように感じるが、このような社会ができた背景には先進国の自国の利益を最優先にしたい、という欲が働いていると思う。私たちは世界が今どいう状態なのかを知ることができるから、「自分が良ければいい」で済ませるのではなく、世界が平等になるような行動を選ばないといけないと思った。 高校一年生   

貧困が様々なことへつながって、新たな問題を起こしていることがとてもよくわかった。この負の連鎖を断ち切る手段の一つがフェアトレードであり、日本にいて、現地に直接行くことが困難な私たちでも行うことのできる手段である。とても小さな力でも、負の連鎖のつながりを少しでも切ることができる。そのことを知っている人が少ないのは、残念なことだと思うし、文化祭などを通じて広めていきたいと思う。 高校1年生

*貧しいことによる負の連鎖を、貧しい人たちは自力で断ち切れないから、裕福な暮らしをしている私たちが手を差し伸べることが大事なんだな、と思った。フェアトレードはすぐに効果があらわれたりしないけど、ひとりひとりが協力することで、負の連鎖を断ち切り、格差が縮めることができると知って、フェアトレードはすごいと思う。あまり世間には広まっていないけど、文化祭を通して、フェアトレードのすごさや、負の連鎖の怖さを伝えて、貧しい国の人への救いの手を差し伸べる大きな一歩になればいいと思う。 中学1年生

*貧困から負の連鎖が広がって四方八方から悪いことが押し寄せるようになってしまうんだな、と思いました。悪い状態から抜け出すのは、やっぱり人の助けがいることだと思います。病気でも、将来の不安みたいな小さなことでも。今日感じたようなことを、文化祭の発表で来てくださった人々に伝えられたらいいな、と思います。ひとりひとりにできることは小さくても、みんなでやれば大きくなるんだな、と思いました。今日はありがとうございました。  高校一年生                            

*貧困を断ち切るという課題は非常に難しいものだと思う。フェアトレードという、その課題を達成できる可能性のある方法が社会にあるというのに、いつになったら課題が達成できるのだろうか。いまだに達成できない理由として、「フェアトレードがまだ人々に本当に理解してもらっていないこと」や「難しい課題に立ち向かうことをあきらめてしまう人たち」や「自分のほうが優位に立っていたいと思う先進国の人々」があると私は思う。これは残念なことである。「どうせムリだ」と思うより「自分が何かすることで世界が改善できる」という可能性に賭けて行動するほうが、何もしないよりもずっとその人の人生、またほかの人の人生を豊かにしてくれるはずだ。 フェアトレードを広めることで、どんないいことが起こるのか。逆に、どんな悪いことが減るのかを、多くの人に伝えることができればいいと思った。また、自分たちの豊かな生活を支えている人たちの存在や、苦労を改めて認識した。フェアトレードを広めれば、今日の話し合いででた悪いことが、多くなくなるとわかり、フェアトレードのことを多くの人に広めたいと思った。  中学1年生

*フェアトレードを活発化させることで(ずいぶんと)たくさんの貧困の原因をなくすことができると知って、予想外だった。最後の紙芝居を見て、フェアトレードに協力するなど、自分だけでも少しずつやれば、いつかはみんなにつながって、最終的に貧困はなくせると思うし、もともとなかったのだから、なくすべきだと思う。今年の文化祭では、ただなんとなくフェアトレード商品を買ってもらうのではなく、買ってもらうことが何につながるのかを知ってもらって、そのうえで買ってもらえればいいと思う。 中学3年生

コメントは受け付けていません。

Search
Archive