6月9日 キルトの日2011 美しい地球を未来の子どもたちへ キルトフォーラム
主催 NPO法人キルトネットワークジャパン 名古屋市女性会館にて 13:30~16:00
基調講演・COP10以降の名古屋市のとりくみについて
西尾英孝氏(名古屋市環境局環境企画部環境企画課主査・生物多様性推進)
120ページにおよぶA4の冊子には、
第1章 生物多様性2050なごや戦略とは 〔総論編〕
第2章 自然が創り、人が造ったなごや 〔歴史編〕
第3章 現在の名古屋の姿 〔現状編〕
第4章 望ましいなごやの姿 〔展望編〕
第5章 もう、はじまっています 〔実践編〕
とあり発行は22年3月 約一年経過してどう動いているのでしょう? 理念はわかった。それからは?
市民の意識を変える、一つの手だてがフェアトレードと思います。またその意識開拓を進める、一つの運動がフェアトレード・タウンと思います。
真理は一つ、いろいろな方法があっていい。ただわかりやすい方法、入りやすい方法、日常の買い物から世界の問題(世界に視野を向ける事が必要)を知り、我が身を振り返り、できることから行動する。そんな意識の変化が起きたなら、森の保全、水域の保全、有機的な農業など環境問題から始まり、子育ちの環境や、若者達が命を大切にする仕事につく、年老いた人たちの尊厳のある暮らしなどの人として生きる誇りを持てるコミュニティ再生への道か見えてくるのだと思う。 そのためにフェアトレード・タウン運動を推進してゆきます。
・フェアトレードとは 土井ゆきこ(ウィルあいち1F フェアトレード・ショップ風”s)
フェアトレードと環境とのつながり、フェアトレードと生物多様性とのつながりを含めフェアトレードとフェアトレード・タウンの話をさせていただきました。
キルトという根気のいる仕事をするメンバーの人達は、環境にも視野を向け、平成環境カルタ(1枚が新聞紙の片面くらい)を作ったり、絶滅危惧種の動物たちをとりあげタペストリーを作成したり、布によるメッセージを手作りのこころを添えて伝えています。
手仕事は、暮らしの中にしめる本当は大切な時間。忙しく動き回る人々にとってはちょっと違う時間空間。それを取り戻す事は、生活の中の時間のバランスをとりもどすことではないでしょうか? またものを大切にすること、ものへ愛着など様々な心理変化が起きると思います。「手作りの時間」再生したいですね。