「若者達の夢」を育てるネパリバザーロ 横浜にて

日本にフェアトレードの団体はいくつもあり、それぞれの特徴がある。横浜にあるフェアトレードの団体「ネパリ・バザーロ」は、フェアトレードの神髄をいくような団体だと思う。

今日は、そのネパリバザーロの展示会があり、横浜は本郷台にある直営店「ベルダ」とネパリバザーロの事務所を尋ねました。

代表の春代さんと修学金を受けている子どもたち

代表の春代さんと修学金を受けている子どもたち

早春カタログにも、奨学金制度で一生懸命勉強している子どもたちが紹介されています。教育の重要性が、ネパールの遠隔地でも意識されてきたが、親の現金収入が限られるため教育への投資が十分出来ず、SLCという統一試験を受けるのに、都市の子どもと比べハンディがあり、経済的な格差に止まらず、将来への希望の格差になるという思いに、その10年生までの基礎教育の支援をネパリバザーロは始めた。

このことは、働く人の意欲につながっていくことにもなった。仕事を得ることができ、子どもの教育も受ける機会を得られる。定着率も善くなり、仕事の質も上がっている。子どもは、未来そのもの。親にとっても、それを見守るネパリバザーロにとっても。将来のリーダーを育てている報告を今日は受け取りました。昨年もその前もネパールの厳しい状況を聞くばかりでした。が現実はいっこうに変わらないのでしょう。あえてその話はなく、未来につなぐ子どもたちの報告は、今動いている私たちの運動も未来につなぐことをしていくように示されているような気がしました。

完二さん

                              副代表の完二さん 

駅まで送って頂いた、車のなかで聞いた話では、奨学金が届かないこともあるらしい。その子どもから、お金が届いていないので明日の試験がうけられないという電話がはいったので、校長先生に、次回に必ずとどけるからと掛け合う電話をしたそうです。でもそれを原因を探すこともしてはいけないような状況などもあり、なかなか難しいことのようです。現実には大変な話はいっぱいいっぱいあるようです。

又昨年2010年12月29日、シリンゲ村のコーヒーの有機認証機関NASAAの認証がおりました。膨大な資料をネパリバザーロが準備をして、現地に聞かなければわからないことは、電話もない現地と伝令手段をカトマンズまで来てもらってと言う方法をとったということです。カトマンズまでバスで乗り継ぎ1日かかりますが、バス停から8時間の片道の山から下りて来るのです。それも伝令のために何度も。

ネパリバザーロの完二さんも、シリンゲの自立をはばむ強い圧力や様々な妨害を受けつつも、膨大な量の申請書を作り上げました。しかしこれから毎年の検査をうけなければならず、内部検査の確立などまだまだの仕事があります。シリンゲ村の若き星ケサブさんに、シリンゲ村協同組合の将来のために、専門知識と技術指導を目指し、2010年11月3年間農業専門学校で学べるようにネパリバザーロは支援を開始したということです。正義感が強く、リーダーシップもあると見込んでの楽しみは支援ですが、学資のみではなく、生活費もまかなうことになるので大変な援助だと思います。

ネパリバザーロは、WFTO(World Fair Trade Organization )に加盟していますが、その自己評価会議の報告をみると、「フェアトレード」という枠を遙かに超えた活動をしていることがわかります。フェアトレードの団体は、CSR(企業の社会的責任)の最たるものと言えるでしょうが、そのなかでもこんな企業があるのかと思う活動をしている。それで企業として成り立っていくのか不思議な思いもするほど、思いをビジネスを通して実現している。それには、スタッフの高い意欲を維持でき安心して仕事に取り組めるよう、待遇や福利向上にも力を入れているとのことです。

こんなフェアトレード団体があることを誇りに思います。皆さんで一緒に応援していきませんか!

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ワークショップ「チョコレートの来た道」~美味しいチョコの苦い話とフェアトレード~
【内容】みんなが大好きなチョコ、一口食べると幸せになります!でもそのチョコに隠された涙があるとしたら、あなたはどう感じますか?
まずは、どうぞ気軽にご参加ください。チョコとお茶のティータイムもあります。
さて、ワークショップでは、対等な関係で集まった人々が共通のテーマで考えを深め合い、気付きを行動へとつなぐ案内をします。出会って、みんなで考えて、よりよい世界にしていくために、みんなの力を合わせます。その過程をお楽しみください。はじめて参加の方はとても意味のある1 日となりますよ。
フェアトレードって何かな?と思う方もOK!ミニ・フェアトレードコーナーもあります。世界とあなたはつながっています!

【日時】  平成23年1月30日(日)13:30~16:30
【場所】  ウィルあいち 名古屋市東区上竪杉町1
【案内人】 土井ゆきこ(「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」発起人・フェアトレード・ショップ風’s主宰)
【参加費】 1,400円(チョコレート・お茶付、マイカップご持参ください。)
【定員】 50名(女性)
【申込み】 財団法人あいち男女共同参画財団 企画協働課
〒461-0016 名古屋市東区上竪杉町1番地
電話 (052)962-2512
FAX (052)962-2477
Eメール willkouza@will.pref.aichi.jp
http://www.gaianokai.org/kikakuitirann.html

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      〒461-0016名古屋東区上竪杉町1ウィルあいち1F
      フェアトレードショップ風”s内 土井ゆきこ
      名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会  http://www.nagoya-fairtrade.net/
      http://www.huzu.jp/ 052-962-5557(月休み)

 

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