12月17日中日新聞朝刊に「ノクシカタ展示」の紹介
12月26日まで開催(23日の祝日は休み、最終日は15時まで)
本当に素晴らしい刺繍です。万博の時展示の大タペストリー(4m*2.5m)が戻ってきました!
★ウィルあいち1F展示室にて「ノクシカタ」タペストリー展示会開催 《無料》
巨大ノクシカタ「ベフラ・ロッキンダール」の内容は
1. どんなお話なのか
神話。
● 「バショルゴール」という名でも知られている。
● 「結婚初夜に蛇にかまれて死んだ夫の遺体と供にイカダに乗って川を流れて行き、途中あらゆる人間の欲を祈りによって退け、最終的に祈りによって夫をよみがえらせることができた“ベフラ・ロッキンダール”(=③の女性)という女性の話です」
● もともとヒンドゥー教徒も多く、ヒンドゥーの神話が民話として残っている。
● 11人で70日の製作日数がかかっている。
① “ショウダガル”というシヴァ神を信仰する、商人で地主の男がいました。
● シヴァ神の娘で蛇の神の“モノシャ”が「自分にも祈るように、」といいましたがショウダガルは聞く耳を持ちませんでした。
② そこでモノシャはショウダガルの船を破壊しました。
● それでもショウダガルは祈ろうとはしませんでしたので、モノシャはショウダガルの息子の“ロッキンダール”を結婚初夜に蛇でかみ殺すことにしました。
③ 蛇が入ってこられないよう作った鉄の部屋=バショルゴールで初夜を過ごさせましたが、大工がモノシャを恐れて作った小さな穴から入ってきた蛇たちにロッキンダールはかみ殺されました。
④ ヒンドゥーの慣わしで、蛇にかまれて死んだ遺体はイカダに乗せて川に流しました。ロッキンダールの新妻“ベフラ”は自分も一緒に行きたいと申し出、夫の遺体と共に旅にでました。
● まず、醜い心の持ち主の老人が“ベフラ”を連れ去ろうとしましたが、祈りによって逃れました。
⑤ 次にベフラの兄がベフラを女中にしようとしましたが、ベフラは旅を続けました。
⑥ ばくちによって全てを失った男に狙われましたが、ベフラはこの男の幸運を祈りました。
⑦ 豊かな知識で皆に尊敬されていた男に会いました。ですがこの男もベフラには汚く迫ってきましたが祈りで逃げました。
⑧ ハゲワシがロッキンダールの遺体を食べようと来ましたが、ベ
フラは祈りによって退けました。
⑨~⑪ 人間のあらゆる欲を表した動物達に対面していきました。
⑫ ベフラはとうとう神の住む岸にたどり着きモノシャに会い、夫
の再生を祈りました。モノシャは願いを聞き入れベフラは踊りを捧げました。
● ベフラはこの旅でいろいろ学びましたが、夫も女性を強姦した過去があったことを後に知りました。
(夫も人間の欲の一つだったのです。)
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シャプラニールキャラバン隊 IN 名古屋
「ノクシカタ ~ベンガルの伝統と女性たち~」 内山駐在員の報告
母から娘へ綿々と受け継がれてきたノクシカタの文化と
女性たちの想いをお伝えすると同時に、収入向上を目的に
ノクシカタの生産に携わる生産者の様子、そしてフェア
トレードの活動が現地の女性たちに与える影響やその意義
について考えます
12月16~26日まで【日 時】 2010年12月18日(土)14:00~16:00
【会 場】 ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)
【会 費】 500円(当日800円) 定員30名 要申込み
【申 込】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/c11de5a6121890へ!
フェアトレードショップ風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
052-862-5557(月休み) 土井ゆきこ