【フェアトレード関係の書籍紹介】

フェアトレードの店 風”s(ふ~ず)を始めた1990年後半は、フェアトレードの本は1冊くらいしかなかった。

翻訳ものでよくわからない内容であまり理解できなかった。ここ数年すごく本がでてきた。わかりやすいのも多い。難しいのもあるけど。「フェアトレードの冒険」は面白かった。オランダではじめてフェアトレード・ラベルを誕生させた若者二人の話。とっても大変な状況からラベルが生まれた事を知った。

最新は、今年8月21日に名古屋で講演した渡辺龍也さんの本「フェアトレード学」で、どこから読んでもよく、私は第11章のフェアトレードへの批判から読んだ。右からの批判と左からの批判、両方があり興味深く読みました。まだまだ知らない事ばかりなので、夏なら木陰で、冬ならひなたぼっこをしながら勉強したいところです。

・     フェアトレード学 新評論 渡辺龍也 著 3200円+税

フェアトレード学s

・     日本のフェアトレード 明石書店 長坂寿久編著 2300円+税

長坂寿久三さんも今年5月15日に名古屋へお招きして講演会を開催しました。なぜ日本ではフェアトレードがひろがらないのか?NPO・NGOの発達が遅いのかという話しに、明治政府の富国強兵策で、下々はお上の事を聞いていればいいとしてきたから、地球益という公共益のことを考える市民が育って来ていないためというような説明を受けて、なるほど、国の成り立ちが関係しているのだとわかりました。

日本のFTs

・     世界の日本のフェアトレード市場 明石書店 長坂寿久編著 2000円+税

・     チョコレートの真実 英治出版 キャロル・オフ著 北村陽子訳→これも、お勧め!

・     コーヒー危機 作られた貧困 オックスファムインターナショナル 

       村田武・日本フェアトレード委員会訳 1000円+税

・     フェアトレードの冒険 日経BP社 ニコ・ローツェン 1800円+税

                   フランツ・ヴァン・デル・ホフ著 永田千奈訳

・     スロービジネス ナマケモノブックス 中村隆市+辻信一著 1000円+税

・     わたし8歳 カカオ畑で働き続けて 合同出版 NGO=ACE 1300円+税 

・     これでわかるフェアトレードハンドブック―世界を幸せにするしくみ 1600円+税

FLO, NEWS!, IFAT , EFTA 編集, 北澤 肯訳,            

・     フェアトレード 格差を生まない経済システム 日本経済新聞出版社2200円+税

ジョセフ・スティグリッツ アンドリュー・チャールトン著 高遠裕子訳

・     おいしいコーヒーの経済論 太田出版 辻村英之著 1900円+税

・     コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショウの暗黒物語 林 昌宏訳 1600円+税

・     フェアトレード@Life 春秋社 藤原千尋著 1700円+税

・     BY Hand 幻冬社 サフィア・ミニー著 1600円+税

・     おしゃれなエコが世界を救う 日経BP社 サフィア・ミニー著 1500円+税

・     フェアトレード 倫理的な消費が世界を変える 2800円+税

アレックス・二コルズ シャーロット・オパル著 北澤 背訳

・     フェアトレードで買う50の理由 2200円+税

マイルズ・リトヴィーノフ  ジョン・メイドリー著 市橋秀夫訳

・     ハチはなぜ大量死したのか 文藝春秋刊 ローワン・ジェイコブセン著 中里京子訳 

1905円+税

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