10月26日 生物多様性交流フェアに出店

COP10会場隣接の白鳥地区のエキスポゾーンにある、名古屋NGOセンターのブースに出店しました。気持ちよく晴れ上がり、フェアトレード紹介のチョコレートに保冷剤を用意したのに、風が吹きはじめ午後は寒くなってきました。北海道は初雪!!

10月26日1s

白鳥公園隣接する名古屋学院大学の学生、京都からの学生、専門学校の生徒は先生と一緒にブースまわり、若いひとたちと話す機会がありました。フェアトレードのことを知らない人もまだまだみえました。

10月26日2s

前方に出した展示には、フェアトレードについて、フェアトレード・タウンについて、「なふたうん」が生まれた経過、フェアトレード・タウンになるとどんないいことがあるのかなどを英語と併記しました。

フィジーの人・インドネシアの人、ザンビアの人など時々海外の人も立ち寄りましたが、それほど人は流れていませんでした。

今日からは閣僚級の会合だそうですが、植民地支配まで議定書の効力をさかのぼり、かって持ち出された植物資源の利益還元を求める途上国と、効力は発行以降に限られるとした先進国の対立が激しいということです。実際、途上国にしてみれば、人・文化・資源を奪われた損失は、今の貧困につながっています。でも、ここで互いに歩み寄って欲しいと思います。過去のことも含めた何かをプラスする歩み寄りはないのでしょうか? 

子どもCOP10(32ヶ国の小中学生が参加、国際子ども環境会議)が24日に開催されました。
瑞穂区の中根小5,那波宏哉君(10)は「大人はお金のことより、生き物の命や自然だけを考えて決めて欲しい」

世界の友達と植樹を勧めるドイツのフィイックス・フィンクバイナー君(13)は「僕らの将来を救いたい。大人は解決できていない。大人になってから行動するのでは遅い」との発言が中日新聞10月25日に紹介されていました。

グランドマザーs

19日には世界各地から集結した、環境保全を訴えるグランマザーたちの発言はこころに響きます。

母なる大地や水の声を聞く必要がある。命は水と共に始まり水無しでは暮らせない」シレッツ族(米オレゴン州)アグネス・ベイカー・ピルグリム(86)

地球の破壊を許さないでください。聖なる大地も地球もバランスを取り戻す必要がある」マヤ族(米ニューメキシコ州)フロルデマヨ(61)

われらの最初の先生は母なる自然。祖先の知恵を日本でわかちあえるのは、うれしい」シャイアン族(米モンタナ州)マーガレット・ビハン(62)

生命一つ一つの命にルーツがあり、お金に換えられないつながりがある。いいかげん気づいてほしい。」ホピ族(米アリゾナ州)モナ・ポラッカ(57)

空気が無ければ暮らせないのに、その空気が汚染され、多くの人が苦しんでいる。」ラコタ族(米サウスダコタ州)リタ・ロング・ビジター・ホーリー・ダンス(85)

30年で地上から氷河が無くなる。子どもたちに、きれいな水を残すために、今こそ戦わないと」ラコタ族(米サウスダコタ州)ベアトリス・ロング・ビジター・ホーリー・ダンス(83)

自然を敬い、命の力を信じてきた。会議の参加者たちは、まだ自然を管理しようとしている」セウド・マビア共同体(ブラジル)マリア・リースィー(57)

会議はお金のことばかり話し合われている気がする。お金では生き物も地球の命も戻ってこない」セウド・マビア共同体(ブラジル)クララ・シノブ・イウラ(60)

「癒しの仕事にはさまざまな神々を呼ぶ。水無しには暮らせない。水を心配している」タマン族(ネパール)ブッディー・マヤ・ラマ(67)

「神聖な母である大地、木、森を傷付けるのを今すぐやめて。そして守りましょう」マサテコ族(メキシコ)フリエタ・カシミロ(74)
以上10月20日の中日新聞より。残念なことに、他の新聞はこのグランマザーの訴えを取り上げてはいませんでした。

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