5月29日シンポジウム「買物してうっかりしっかり国際協力」フェアトレードで起こす地球未来の風 80名参加 於:あいち国際プラザ
80名の方に参加して頂きましたが、今回の参加された方は、いままでhフェアトレードの企画に参加したことがなかったという方がかなり見えたので、最近のフェアトレードへの関心が強くなってきたことを感じました。入口でのフェアトレード意識調査のようなものをシール貼りでお願いしましたが、アンケートの結果等は後日報告します。
★当日受付担当をしたゆかさんのコメント
新聞を見られたという方が多く、当日参加12名でした。年齢層も多様な参加者だったかと思います。沢山の方とお話出来ました。
ワンコインサポーターを申し込みして下さった方もいたし、フェアトレードへの思いを語って下さる方等、今日も沢山の出会いにエネルギーを頂きました。
来てくれた看護学校の同級生が「参加して良かった。もっと勉強してみんなに伝えたい」と言ってくれました。
フェアトレードを全く知らなかったところから、心に届く時を共有出来たことに感動です。
「私にできること」を続けていくパワーとなりました。
フェアトレードラベル・ジャパン事務局長 中島佳織さん講演
振り返りシートより
*中島さんの説明と資料がとてもわかりやすく、クリアに理解出来ました。
現地生産者の声、貧困が改善されているか知りたい。
バングラデシュの映画を観て、工場労働者(特に女性)の過酷さを知り、胸が痛む思いです。
*服の現状は知っているつもりだったけけれども、此れ程迄、ひどいとは思わなかった。最近の服の激安使い捨て思考は私も疑問を持っていたので本当に伝えて行きたいです。
*来てよかったです。実際使っている物(服、食品などなど)の価値(自分の購買パターン)を見なおそうと思っていたのでさらに後押しして頂きました。
映画の中の言葉で、”There is no such thing as cheep clothing.
Somebody is paying the price.” 「安い服なんてものはない。 誰かが代償を払っているんだ」という言葉が印象的でした。
*普通の大学の授業の中で学んだこと以外でもっとフェアトレードについて知りたいと思った。自分の中でもっとフェアトレードについて市市箕を増やし、そこから自分で出来ることは何なのかを考えるきっかけにしたかった。
ここには書ききれないほど始めて知った事があった。フェアトレードは環境問題や児童労働の問題にも関連しているし、その他にも関連している事がわかった。
これを機に多くのシンポジウムetc、イベントに参加して自分から行動していきたいと思いました。こういうイベントに参加したその日に(その日から)できることってたくさんあると思いました。今日はありがとうございました!! (大学2年、今回フェアトレードのイベントに始めて参加した大学2年の女性)
★「国際協力」という言葉について
今回の企画はAIA(愛知県国際交流協会)さんと「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の母体「GAIAの会」との共催で開催しました。
今後、半年かけて「フェアトレードで起こす未来の風プロジェクト」をワークショップやイベント開催等をして推進してゆきます。7月10日(土)から始まります。みなさまの参加お待ちしています。(定員30名)
フェアトレードに関わるなかで、「国際協力」という言葉にすこし身を引く自分がいました。でも一方的にしてあげるという協力ではなく、互いに手をつなぐ「国際協力」という意味にも解釈でき、フェアトレードを「国際協力」から入るのも一つの入りやすい入口だとも思います。一旦入ると、そこからさまざまなものが見えてきて、これはやってあげるというものではなく、人が共に生きるための一つの方法で、先進国に住む私たちの立場上すべきものではないかと思うこのごろです。
一緒に共に手を取り合う国際協力、行政の方々と共に推進してゆきたいと思う一日でした。(土井ゆきこ)