■■■なふたうん新聞 104号 Nagoya Fair TradeTown Campaign →NAFTown■■■2018年6月1日
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■■■なふたうん新聞 104号
Nagoya Fair TradeTown Campaign →NAFTown■■■2018年6月1日
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《映画から学ぶ》6月….
夕暮れにたどる我が家、マンション住まいも多く今はそのイメージも違ってきていますが、我が家が他の知らない人が住んでいたら、どんな思いがしますか? 家族の物語がある住まいに、見ず知らずの人が我が家のように暮らしている。譲り渡したわけではなく、身の危険を感じて離れざるを得なく、他国で70年、イスラエル建国70年はパレスチナの人たちの難民になった歴史。世代も変わり2~3日で帰れると思っていた人はこの世を去ると言う年月、、そんなパレスチナの難民の人達と、パレスチナ自治区ガザの人々。5月14日の難民が故郷に帰る権利を求める抗議デモで若者たちが犠牲になっていく。
新作映画「ガザの美容室」を見ました。(6月23日より名演小劇場で公開)
コンクリート壁で囲まれ”巨大な監獄”と呼ばれたガザでは悲惨な生活を強いられている。
そんなガザでの美容室を舞台にした女性達のドラマ。今までとは違うパレスチナの描き方でした。
監督は、あえてイスラエルの占領状態として描くのではなく日常生活を描く中で、普段マスコミではあまり流されていないパレスチナ内のファタハとハマスの対立の抗争が会話のなかで、いくつかの検問所、4時間にもわたる詰問を受け通らねばならぬと話が登場。閉じ込められた美容室の外ではハマスとマフィアの銃撃戦。
男たちの戦う世界の他に、日常生活=夫婦の問題、親子の問題、嫁姑の問題、宗教のこと、1日数時間の電力や若者の6割以上の失業などの問題もかかえながらも、武器で戦わない日常生活を続けるもうひとつの戦いがその一場面「ガザの美容室」のなかで繰り広げられている。
「世界の人々は、パレスチナ人が苦しみを語ることを期待している….」男性の映画監督は語る。映画の最後にお母さんに捧ぐというメッセージがありました。
まさに女性への思いがつまった映画でした。監督のお母さんはどんな生活を息子に見せたのでしょうか?
この描きかたは、原爆の恐ろしさを伝える手法として映画「父と暮らせば」のように焼けただれる皮膚や、死体でうずまる川を描くのではなく内面からみせる原爆の悲惨さをみて、是非みなさんに見てほしい、平和を考えようと、私は10年以上前に「あいち平和映画祭」をたちあげたいきさつを思いだしました。1回目以降はこの映画祭には関わっていませんが引き継がれていいます。(6月17日ウィルあいちで「あいち平和映画祭」あり)
★6月24日(日)なごや国際オーガニック映画祭プレ企画 映画「武蔵野」上映
江戸時代から300年以上に亘り継承される平地林と農地が一体となった循環農業を記録したドキュメンタリー映画。地味な映画ですが。現代社会に生きる私たちが人間らしさを取り戻したいとの願いにヒントとなるような作品です
ゆっこりんの見たパレスチナの映画は、他に「オマールの壁」「ルート181」「パラダイス・ナウ」「ジェニンジェニン」「沈黙を破る」「もう一人の息子」「壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び」など…。
世界中の女性よたちがれ~~、日本の女性議員を増やそう!
★6月30日お話会「女性議員が増えると何かいいことあるの?」東区フェアトレード・ショップオゾンの2Fにて開催 http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=19815
☆世界とつながるフェアトレード産品☆
パレスチナ・オリーブhttp://www.paleoli.org/のオリーブオイルや石鹸、手刺繍雑貨などパレスチナとつながるフェアトレード産品を是非お手元に。風“sにて取扱しています。
■・・・これからの企画・・・名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
★6月の「なふたうん」企画のお知らせ
第3回★フェアトレード・タウン名古屋を動かす!元気な若者たちのスピーチ
どなたで参加できます! 特に学校の先生方、行政の方見にきて下さい!
どなたで参加できます! 特に学校の先生方、行政の方見にきて下さい!
【日時】 2018年6月17日(日) 13時~17時30分 (受付12時30分~)
【場所】 名古屋国際センター 5階 第一会議室 (名古屋市中村区那古野一丁目47-1)
【参加費】 小中高校生300円、大学生500円、大人800円 (当日参加は+200円)
【定員】 50名(先着順) マイカップ持参
【申込み・問合せ先】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
https://ssl.form-mailer.jp/fms/2721d96a566513
【ホームページ】 http://www.nagoya-fairtrade.net/
【主催】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
【共催・後援】 名古屋国際センター共催、名古屋市後援(予定)
・なふたうん6月の定例会
- 「も~やっこカフェ」 6月9日(土)10時5分~12時ごろ
無料・マイカップ持参
近況を話あったり、フェアトレード関係の情報共有します。
どなたでも参加OK,要連絡〈変更の場合もあり〉
- 第54回フェアトレード入門講座最小人数3名にて開催
6月10日(日)10時5分~11時半
会費:700円(マイカップ持参)
定員:7名まで(要予約)
講師:穴倉綾乃 - 「フェアトレード寺子屋」~ナゴヤFTユースチー夢(ム)の勉強会~
6月23日(土)10時5分~11時半
無料・マイカップ持参・要連絡〈変更の場合もあり〉
■・・・5月の報告・・・名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
☆5月18~20日フェアトレード団体ピープルツリーの団体紹介と展示販売
☆5月26日 5月フェアトレード月間企画 「豆乃木」杉山世子さん講演 18名参加
http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=19820
■土井ゆきこ執筆書籍3冊(①~③)、5月15日発売のフェアトレードの本④紹介
①「持続可能な生き方をデザインしよう~世界・宇宙・未来を通じていまを生きる意味を考えるESD実践額」髙野雅夫編著 明石書店 (2600円+税)
〈普通の主婦がフェアトレードの店を始め、フェアトレード・タウン運動に取り組む〉
として13ページ土井担当。映画「おだやかな革命」(6月9日より今池シネマテークで上映)の石徹白洋品店の人のインタビュー記事も掲載されています。
②「フェアトレード・タウンの本”誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり」
日本フェアトレード・フォーラム渡辺龍也編著 新評論(2500円+税)
全国での12人による共著で、現場の運動・活動の様子や様々な工夫・成果・課題など生の情報が掲載されています。土井ゆきこも32ページ担当。
街ぐるみでフェアトレードをすすめるフェアトレード・タウン運動、2005年に初めて知りましたが私にとっては遠い世界のことでした。でも歩き初めました。それは、大きなきっかけと、とてもちいさなきっかけがありました。「できない」と思い込み自分で蓋をしていたのですが、その蓋があいたのはとても小さな出来事でした。
③ 「希望の名古屋圏は可能か」 塩見治人他編 風媒社(2000円+税)
希望学とは?第3編地域文化の創生の〔生活〕のなかで
〈名古屋をフェアトレード・タウンに!〉―これまでの目標、実績、将来展望―10ページ寄稿
④フェアトレードのビジネスモデルの新たな展開~SDGs時代に向けて
長坂寿久編著 明石書店(2600円+税)
★4冊ともフェアトレード・ショップ風”s 正文館店にて取扱中。
=====お・し・ら・せ=====
~街と自然をつなぐ拠点~稲武/野入(豊田市)古民家カフェ「風の庭」フェアトレード豆&自家焙煎
珈琲店オープン http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=19794 土日月営業
:::::名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)の連絡先:::::::::
フェアトレード・ショップ風(ふ~ず)”s正文館(しょうぶんかん)店内
〒461-0015 名古屋市東区東片端町49 正文館書店本店2F
052-932-7373 T&F (月休み、12~18時営業)土井ゆきこhuzu@huzu.jp
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フェアトレード・ショップ風”sHP http://huzu.jp/
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 HP http://www.nagoya-fairtrade.net/