1月17日椙山女学園高等学校にて平和と国際理解の分科会型講演会高校2年生39名「チョコレートの来た道」100回目のワークショップ講師:土井ゆきこ

1月17日椙山女学園高等学校にて平和と国際理解の分科会型講演会は、今年で2回目の参加になります。毎年この時期に開催されているようです。数人顔見知りも見えました。

全部で10の講座、それぞれ外部講師による2時間近くの講座で、。他には「沖縄差別」を考える、仏教と戦争そして平和、イラクを題材に「国際理解・平和」を考える、アフガニスタン用水路が運ぶ恵と平和、被爆体験を聞く~ふたたび被爆者をつくらせない~、イエメン避難民の人びとと”ともに”、アフリカ工房のアフリカで学んだそれぞれの幸せのかたち、日本国際飢餓対策機構の~考えてみよう!共にいきるということ~、戦争体験を聴いて「平和について考えよう!」と中身が濃いですね。私学だからこそできる講座だと思います。どれも私も参加したい講座です。

今日は新月、地球上の全ての生命活動は、太陽や月の動きに強い影響を受けています。人間とても例外ではない。冬の新月に切った木材は腐りにくいなど不思議と言えば不思議。

ゆっこりんの自己紹介は、3つのホント、1つウソで紹介。その中の1つ「南極へ行ったよ」はホント。ちょうど3年前の2015年1月17日は、アルゼンチンのウシュアイアの港から3000トンの船にピースボートから乗り換え南極半島へ向かい、3日3晩(実際は4日間かかった。アル事情で)木の葉のように揺れていた。夕食の時、急に暗くなってローソクの火がともされたケーキが私のところへやってきた。サプライズのバースデーだった。

 

南極半島のアデリアペンギン

南極条約は、ペンギンに5m以上近寄ってはいけない他、平和利用で領土争いもなく軍事基地もない大陸。「ナ~んだ、やれば出来るじゃん」と私は思うということをここず~っと紹介しています。今日はちょうど「平和」もテーマになっているのでしっかり話して、授業の最後のほうではエネルギー問題で、日本は地震列島で制御できない原発は不要。火山の多いアイスランドの地熱など使った自然エネルギー100%の話もしました。地熱発電所の機械は日本製だったことも。川を利用した小さなダムは季節によっては放流して自然生態系も守っていたような記憶、北周りのピースボートに乗ったのは10年前のことです。

事前に資料を渡された生徒たちは、すでにフェアトレードのこと児童労働のことを知っている。その上での「チョコレートの来た道」ワークショップ。伝えたいキーワードを書き出して臨みました。

 

・チョコレートの生産国と消費国との違いのところーーーーーー

「生産国と消費国の分離」「産業革命」「三角貿易とサメの回遊路」「モノカルチャーによるプランテーション」「先物取引」

・貧困についての派生図のところーーーーー

「貧困とは人間として十分に生きるために必要なものにアクセスできないこと」「貧困は最大の人権侵害」「貧困の悪循環」

「消極的平和と積極的平和(→貧困をなくす→人間の尊厳を守る→平和)」「買い物は投票」「私たちの今の暮らしが誰かを犠牲にしている」「高い!というまえになぜ安いか?」「手仕事の大切さ」「買い物した嬉しさには全く違う嬉しさが2種類ある。格安に買えた時、その品物に物語があり使うごとに嬉しい時と」「暮らしに一品フェアトレード」「お金の使い方を考える」「フェアトレード・タウンで街おこし」「日本にもある子どもの貧困と人身売買」

後日今日の振り返りシートも送られてきますのでUP予定。

以下は学校での資料より一部紹介

★子ども奴隷船事件

…..2001年100人以上子どもを乗せたエティレノ号が、アフリカのベナンの港を出た後、いったん消息を絶ち、ふたたび港にもどった時には23人になっていた、という事件が起こっています。この事件を報じた「読売新聞」(01年4月24日付け)によると「船には大農園で働かせるため身売りされた子どもが最大250人乗っている」と、ベナン共和国政府も確認したとされています。何があったのかは依然ナゾのままですが、エティレノ号は現代の奴隷船だったことははっきりしています。この子どもたちはガボンで人買いに買われ、コートジボアールのカカオ農園に送られる途中だったのです。西アフリカでは人身売買はめずらしいことではありません。人買いが貧しい親から15ドル(約1700円)ほどで子どもを買い、大農園に売っています。国際労働機関(ILO)のサイトには、「何十万もの子どもたちがカカオ農園で危険な仕事に携わっている。(中略)児童労働の多くはブルキナファソ、マリ、トーゴのような貧しい国の出身である。しかし、いとど家庭から離れると少年は奴隷と変わらない状況で働かされる。コートジボアールだけでも約12000の子どもには親戚がおらず、奴隷として売買されたことを示唆している。子どもは朝6時から1日12時間以上働き、常に疲れている」と、悲惨な児童労働、奴隷労働の実態を報告しています。

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