6月22日名古屋市立名東高校にて「チョコレートの来た道」授業
年に1回、国際英語課1年生L組の授業をうけもち今年で6年目。40名の生徒さん。この縁は、以前に熱田区にある名古屋市教育センターで開催された、10年生と新人の教師40~50名研修の講師に招かれ、そのとき受講してくださった先生が呼んでくださったのが縁で今年まで続いてきました。
1時間授業なので実質40分、始まったと思ったら終わり~という感じで焦るのですが、ワークショップも少しは取り入れ…ということで今年はキチンと時間内で終了しました。後日振り返りシートが送られてくると思います。
年間通じてワークショップなど通じての授業の一つですが、その担当している方からは「現場の話を、プロの話を…」と言われますが、私としてはなぜフェアトレードが必要か、私たちの暮らしとどうつながって、わたしたちの立ち位置はどこにあって、何をすれば自分自身も幸せに、そして周りの人も、遠く住む人も幸せになれるかというきっかけ、動機のようなものを「児童労働」という過酷な現実と身近なチョコを材料に、貧困についても考え、最後にそこから抜け出す方法の一つとしてフェアトレードがあるという段階ではじめてフェアトレードの話をする。具体的な話は、タンザニア、ルカニ村のキリマンジャロコーヒーのこと、バングラデシュの衣類をつくっている団体スワローズのことなどあわててはさみ込む感じでの40分。
なかなか授業では伝えきれないフェアトレードの奥行きや広さ、楽しさ、難しさなど多様な展開がある、魅力のフェアトレードを勉強します。経験に基づいた話です。伝えたい本当の話を…….。『いいことしよう~ムード』にまどわされず、世界の現実をしっかりみる機会になる日となることを願っての「若者のためのフェアトレード夏期集中講座」を8月9/10日と2日間ウィルあいちで開催します。
申し込みは、http://www2.aia.pref.aichi.jp/koryu/j/fairtrade/youth2016.html
詳しくは、http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=16911