9月17日・18日 フェアトレードと消費者市民、西陵高校にて授業
平成26年度 名古屋市消費者教育モデル校事業として、
9月17日18日に名古屋市西陵高等学校の2年生(選択科目で「広告と販売促進」を履修の生徒50人と 9月8日と10日に3年生(選択科目で「商品研究」を履修)37人に土井ゆきこが「チョコレートの来た道~みんなでつくろう消費者市民社会」の授業を 計4時間受け持ちました。
アンケートを読んで
やはり、子どもたちの今の生活のふりかえりや
地球の未来、自分の行く道を考える
こころゆさぶる材料としては
チョコの材料ココアからみえてくる児童労働だと
改めて思いました。
以下はアンケートより 以下3年生:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ・ 自分より年下の子や、同じ年の子がつれさられて働いていると思うと胸がいたんだ。自分に何ができるか考え、行動するきっかけになったと思う。
・ 私たちがふだん何気なく食べているチョコは発展途上の国の人たちが生きるために大変な思いをして作っているから、大切に食べようと思う。
・ 発展途上国の人たちがカカオをつくっているのに、カカオでできているチョコレートを知っていないことに驚きました。日本では普通にチョコレートを食べているのでおいしいのに、つくっているのに知らないのはとても悲しいことだと思いました。自分と同年代の子たちやもっと年下の子たちが重労働をしてカカオをつくっていると思うと、チョコレートに対する気持ちが変わりました。とりあえずお金が必要なんだと感じました。
・ チョコを普通に食べていたけど、これからは、小さな子供のおかげで食べていることを意識したいです。
・ 私たちが普通に暮らしていたら知れないような話を聞けていい経験をしたと思いました。でもその半面で耳をふさぎたくなるような話もたくさんあって自分がもしその人達の立場だったらと思うとぞっとします。そんなぞっとする日々から抜けだせない人達の力にほんの少しでもなるために毎日意識を少しでも出来たらいいと思いました。
・ 自分の知らない所で貧困がたくさん起きていて、奴隷問題は本当にだめだと思う。
・ フェアトレードの商品を選んで買えるようになりたいです。
・ “No more cry” なにかできることを探そうと思う。私たちは恵まれてるんだなと思った。ファイルいらないのでそのお金で支援してください。(注釈:啓発用のクリアファイルを生徒に配布した)
・ 普段、何気なく食べているチョコレートの裏に深刻な問題がかくれているとは思いませんでした。自分たちと同じ年代の子たちが過酷な労働を強いられていると知り、胸が痛くなりました。
・ 世界の人々の事がよくわかった。
・ 今、普通に過ごしている環境がとても素晴らしい環境だと思った。今の時間を大切にしたい。
・ まだ幼い子供が過酷な労働を強いられる状況は打破されるべきだと切に感じました。
・ 自分より小さい年の子が重労働をしていることをしって、世の中には理不尽に働かされている事を知った。
・ チョコレートが大好きでたくさん食べていたけれど、そんなにも厳しい環境があったなんて知らなかった。
・ 貧困について言葉を並べていった時、他人事のようにしか思えてないと、そう実感しました。これが日本だったら、自分だったら、、、そう思うと、いやそう思えなくて、でも現実ということが辛かったです。
・ 先進国と発展途上国の生活の差を大きく感じました。そのために自分たちにできることを少しだけど知ることが出来たのでフェアトレードもものを買うことなどしていきたいです。
・ 初めて聞いたり考えてみたことなので、すごく心にきた。
・ 自分自身がもっと世の中について学び、考えなければいけないと感じた。私達が今行動できることは何なのか少しずつ動いていきたいと思った。
・ 世界で今起こっている現状、あまり知るきかいがないので、今回の授業で知る事ができてよかったです。自分でもっと考え、行動していきたいと思いました。
・ とても楽しかったです!!!興味がわきました!
・ 自分と同じか、それより小さい子どもが過酷な労働を強いられたり、暴力を振るわれていると知り、すごく心が痛みました。
・ フェアトレードに関する知識はあまりなかったのですが今回の授業を受けて理解を深めることができました。写真やビデオでわかりやすく説明していただけてよかったです。
・ 今まで、必要なものをただ買って、消費してを特に何も考えずにくり返していて、それがどう作られているのかはあまり考えてきませんでした。でも、私たちが何を購入するかのひとつひとつの選択に大きな責任があるんだなと思いました。あんなにひどい労働環境で苦しんでいる人達がいるなんて信じられないほどつらいことなので、少しでも何か力になれるようにもっと知ることからはじめたいと思います。
・ フェアトレードの商品をこれから買い物の時に探してみたいと思ったし、買ってみたいと思った。まさに買い物は世界を救うと思った。
・ もっともっと知りたいと思いました。
・ 貧しい国や苦しい思いをしている子どもがいることを知って、自分は今とても恵まれていて、幸せだと感じました。そういう人たちもいることを考えてこれから生活していきたいです。
・ 私たちより年下なのに働いている人がいて驚いた。日本な豊かな国だと思った。
・ 幼い子が低賃金で働かされていることに驚いた。今ある幸せを感じるとともに、何かできることはないかと考えた。手始めに、友人と、パンフレットにのっていたカフェに行こうと思う。これをキッタケにいろいろ知っていきたい。
・ 貧困についてとても詳しく知れた。また、授業を楽しくうけれ、50分がとても早く感じました。
・ 少しでも多く、労働している子供たちを勉強ができたり、遊んだりできる環境にできるように何か私にできることをもっと教えてください。
・ 私達が考えたところで何が変わるのかな、と思った。考えることはできても何もできないと思った。
以下2年生:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
・日本で平和に暮らしている今も、自分よりも小さい子がたくさん働いている事は変えていかなきゃいけないと思いました。1人で変える事はできないかもしれないけど、みんなで変えていくための1人の力は大きいと思うので私も何か協力していこうと思います。
・自分にとって全然関係のない事ではないと思った。私1人だけで何ができる、てわけではないけど、貧困のサイクルからぬけだせるための答えをみつけられたらいいなと思いました。
・フェアトレードについてくわしくは知らなかったので、よい勉強になりました。普段の生活の中であまり意識していないので、これからは考えて行動しようと思いました。
・今日もどこかで小さい子供が働かされて、おいしいものなんて食べられない子がたくさんいると思うと、本当に胸が痛くなった。でも、こんなこと思うだけで、実際、自分は何もしていないし、何の力にもなれていないけど、フェアトレード商品を買うことが少しでも、かわいそうな子供達、もしくはその村に住む人を救えることが出来るのならば、フェアトレード商品を買ってみたいと思った。
・毎日あたりまえだと思っている生活が他の国ではできないことが大変なことだと思いました。 ・今まではフェアトレードの商品は少し高いから選んでいなかったけど、環境とかのことを考えるとフェアトレードの方が良いと思いました。
・同じ地球に住んでいてもこんなに違う生活をしているなんて信じられないです。
・私達の生活に全く不自由な事がないのはとても幸せな事なんだなと思いました。また、その裏側では、小さい子が毎日沢山働かされていると思うと、すごくかなしいです。貧困がなくなればいいのにな。
・今回の授業で貧困の事がよくわかった。自分達と同じくらいの子供やもっと小さい子供達が自分達の状況と全くちがう世界で生きているんだと思った。少しでも協力できたらしたい。
・発展途上国の人の気持ちを考えて生活していきたいと思った。
・世界に思った以上に児童労働をしている人がいてびっくりした。安い賃金ってどれくらいなのか気になった。1日何時間くらい働いているのか。2時間、お話を聞いてフェアトレードに興味を持った。
・当たり前の生活が改めて、当たり前じゃなくて、自分が普通に生活できるのは、知らない所でたくさんの人が苦労をして、支えてくれているからなんだなっと思いました。
・私たちは当たり前に毎日ごはんを食べて学校に行って、そんな生活が改めて幸せだと思った。そんな中でも私たちと同じ年くらいの子が学校に行けず働かされてるって思うとすごくかわいそうだなと思った。
・自分の知らない所で、働いている同じくらいの人がいたり、勉強することもできない人がいることを知った。フェアトレードの商品を知ったので、見かけたら買ってみたり、ボランティアとか、募金活動に参加していきたいと思った。
・自分が生活しやすいようにとか自分が楽しく生活するようにとか自分のことしか考えていなかったけど、他の国では自分より小さい子が働いていて大変な思いをしていると知って生活を見直したいと思った。児童労働がなくなるように1人1人が意識して生活しないといけないと思った。世界中のみんなが笑顔になれるようにしたいと思った。
・チョコレートを食べたくなくなった。悲しいことを思い出すから。けれど買うときは考えて買おうと思う。私たちに出来ることが少なすぎて悲しい。
・世界中にはたくさんの児童労働者がいて、辛い思いをしているということがわかりました。自分たちが不自由のない生活をしている裏側でこんなにたくさんの人たちが大変な思いをしているということがわかったので、私も小さなことでも何かできないかということを考えてこれから生活していこうと思いました。
・今まで、フェアトレードのことなんて考えたことがなかったし、知らなかったけど、ちゃんと考えていかないと同じ地球に住んでるのにつらい思いをしている子供もいるからきちんと考えないといけないと思いました。
・日本に生まれて幸せだと思った。児童労働が無くなってほしい。自分の悩みとかがすごいちっぽけなものだと思った。
・色々なことを学ぶことができてよかったと思います。
・普段学ぶことのできない内容でとても貴重な時間でした。ありがとうございました。自分の今の生活ができることを幸せに思います。
・自分たちが自由に、ぜいたくな生活をしているなかで、違う国ではまずしい生活、つらい生活をしている子供たちがいるなんて、少しつらいと思いました。私生活で反省しないといけないところがたくさんあるなと思った。
・ねむたかった。
・児童労働は本当になくなってほしいと思った。5才で兵士は辛い(>_<) No more cry 良い。 ・貧困のつらさや児童労働の苦しさは、実際に途上国に行って体験しなければわからないと思う。 ・ふくざつな気持ちになりましたが自分たちにできることを考えていきたいです。・今のくらしがあたり前だと思っていたけど他の国からしたら、日本という国はとても幸せな国で、幸せなくらしをしているんだと思いました。募金などで少しでも力になれたらと思います。児童労働がこの世界からなくなりますように・・・。
・世界には、今自分が普通に暮らしの中でやっていることが、あたり前だと思っていることが普段じゃないんだと思い、改めて自分は幸せの大切に気づいていないと思いました。それぞれ生まれた場所での暮らしはちがうけど、その中で精いっぱい幸せを感じて生きたいと思った。自分ができることは何か考え、実行していきたい。感謝の気持ちを忘れず毎日暮らしたい。
・私たちが何も不自由なく、暮らせるのは、発展途上国の子が、がんばっているから。食べ物とか、もったいないことをしないようにする。
・フェアトレードというワードは聞いたことがあったが、あまり知らなかったので知ることができてよかった。フェアトレードの商品を買う機会があれば一度は買ってみたいと思う。
・もっとフェアトレードの商品を日本でも売ればいいと思った。たくさんの人がこのことを知れば、ほとんどの人がフェアトレードの商品を選ぶと思う。もっと多くの人にフェアトレードを理解してほしい。
・今回の話を聞いて、自分はとてもぜいたくな暮らしをしているのだと改めて思いました。自分が何をすれば少しでも手助けできるかが、少し分かったような気がします。
・あまりぜいたくできないなと思った。スーパーでフェアトレードマーク見たことないので機会があったら探してみようと思った。
・私たちが豊かに生活できているのは児童労働で苦しんでいる人たちがいるからだと知って、もっとフェアトレードについて知りたいと思った。
・お金が無く、ちゃんとした生活ができない人たちが1億人以上いるということにびっくりしました。今思うと、自分は水や電気など使い放題に使っていました。今回知った事をもとにまず自分ができることを一つずつ行動しようと思います。ありがとうございました。
・途上国の生活は先進国の2割で生活していることがわかった。フェアトレード商品を買うことで、途上国の子ども達が助けられるのはすごいと思った。買うことがあったら買ってみようと思った。今までそんなに考えてなかったから、あらためて考えたらけっこう深刻な問題ということがわかった。
・児童労働はとてもひどいと思った。もし、フェアトレードの商品があったり見かけたら買ってみたいと思った。
・児童労働がなくなればいいなと思いました。自分が今、こういったちゃんとした生活ができていることがありがたいと思いました。
・私達は少ない先進国に生まれて、めぐまれた生活ができているのだから、多少高くても、フェアトレード商品を買って発展途上国の人たちがもっと発展していけるようにしていけたらいいなと思いました。
・1日目の授業は正直、なにをやっているかわからなかった。でも2日目の授業は世界に1億6800万人もの児童労働している子どもがいる、ということに本当にびっくりした。フェアトレードは中学校の授業で少し聞いたことがあったけど、今日の授業でより関心がふかまりました。
・世界でおきている、貧困などを全く知らなかったので少しだけでも知れてよかったと思いました。
・自分たちはとてもゆうふくな暮らしをしているのだなぁと思いました。
・自分よりも小さい子たちが働かされていると聞いて悲しくなった。日本がどれだけ平和なのか改めて感じた。日本の当たり前が当たり前ではないんだなと思った。だから今の当たり前を大切に思おうと思った。
・たくさんの子どもたちが毎日毎日大変な思いをしてはたらいていることはしらなかった。子どもたちが毎日学校に行けて勉強できるようになってほしいと思った。
・児童労働について今まで知らなかったことがたくさんあって、自分は幸せな生活をおくっているんだなと思った。今も児童労働が存在しているということをちゃんと理解して、これから意識して生活していこうと強く感じました。
・全然知らないことばかりで、自分がこうやってなにもなく生きているのはすごいなって思いました。