ACEの「ピース・インド」プロジェクトを担当している成田さんからの便り

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこです。

以下のプロジェクトを名古屋の(株)興和さんが応援しています。オーガニックコットンの栽培を児童労働から抜け出すことができた子どもたちの仕事作りに関わっています。

その話を、4月25日(金)18時半~

フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)の定例会のなかの「GO!フェアトレード」コーナーで30分ほど(株)興和の稲垣さまに報告して頂きます。どなたでも参加できます。

参加は無料。他に3月28日~30日に開催された熊本でのフェアトレード・タウンの国際会議の話、5月のフェアトレード月間企画などのお知らせもあります。どうぞフェアトレードに興味のあるかたはご参加ください。

【場所】あいちNPO交流プラザ(名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち2Fの一番奥)

【問い合わせ】フェアトレード・ショップ風”s  052-962-5557へ

NPO法人 ACE    を応援しよう!

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フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず)
土井 ゆき子 さまこんにちは。ACEでインドのプロジェクトを担当している成田です。
いつも、あたたかいご支援をありがとうございます。
3月29日からインドに来ています。
こちらインドでは、4月から約8億人が有権者となる「世界最大の総選挙」(下院選挙)が行われている真っ最中です。今回の選挙は、景気低迷と汚職への国民の不満 から、10年ぶりに政権が交代するかもしれないとも言われており、どこに行っても選挙の話題で、大きな注目を集めています。
私も選挙によって、今後インドの政策がどう変わり、農村部のさまざまな課題解決が進むかどうか気になっています。4月30日が投票日のため、「ピース・インド」プロ ジェクト実施地でも、選挙区の議員や各政党について住民が話をしていて、ざわざわした雰囲気を感じています。
ACEが実施している「ピース・インド」プロジェクトは、インドのコットン生産地で児童労働をなくし子どもが教育を受けられるよう目指して活動しています。
2010年から活動を行ってきたナガルドーディ村では、2014年3月末で4年間の活動期間を終了しました。活動終了にあたり、4月2日には村で「引き渡し式」が開催され、私も出席してきました。

 

式には、子どもや親、村のリーダーや学校の教員など約500名の住民が参加し、これまでの住民たちの取りくみや変化などを振り返りました。

引き渡し式の様子引き渡し式の様子
また、プロジェクトの活動に積極的に協力し活躍した住民約30名を選び表彰しました。この村で多く変化を生むことができたのも、こういった協力者の努力があってこそです。プロジェクトで組織された住民の有志によるグループ「子ども権利保護フォーラム」は、働くために学校へ通えない子どもがいないか就学状況のチェックや、 家庭訪問をして子どもが学校に通えるよう親との話合い等を行ってきました。 女性自助グループのリーダーとして活躍し表彰された女性女性自助グループのリーダーとして活躍し表彰された女性
引き渡し式では、「子ども権利保護フォーラム」のメンバーが、今後も子どもの就学徹底をはじめとした村でのさまざまな子どもの問題について解決できるよう 活動を続けていくことを誓う「宣誓式」も行われました。式に参加した村の住民リーダーの一人、ヴィクラムさんは、「プロジェクトがこの村で行われたことで、コットン栽培などの畑仕事などで学校へ通えなかった子ども204人が学校へ通えるようになりました。また女の子が職業技術を学んだり、経済的に貧しい家庭の親が収入向上に取りくむ機会を得られことを、心から感謝しています。
この村の変化を、児童労働がある他の村の住民にも伝えましょう。」と話してくれました。
活動の継続を誓う「子ども権利フォーラム」メンバーたち活動の継続を誓う「子ども権利フォーラム」メンバーたち
プロジェクトを実施する前は、「自分たちは貧しいから、子どもが働かなければ食べていけない。」という住民の声が多くありましたが、今は多くの親たちが、子ども が学校に通い続けられるよう、また家族の生活がよくなるよう「前よりも働くようになった。」と言います。
また、以前は、おとなが子どもの問題を話し合う機会は少なく、女性が自治会など男性中心の会議に参加して発言することは十分できませんでした。 カースト差別もあり、住民が集会に集まったり、一緒に課題に取りくむことが難しい状況でした。 しかし今は、子どもや女性も集会に参加して、互いの課題を共有したり、他人の意見を聞きながら話し合うようになり、解決のために協力して行動するようになり ました。
これまで4年間の活動の中で、たくさんの試行錯誤がありましたが、住民同士の信頼 関係や連帯感が強まったことが、様々な村の変化を生んだと実感しています。
ナガルドーディ村での活動期間は終了しましたが、今後も児童労働のない村として維持できるよう、住民自身による活動を1年間フォローアップしていく予定です。 住民たちがこれまでしたことに自信を持って今後も活動してくれることを願っています。
また今回、この村で基礎教育と刺繍や縫製の職業訓練を受けた女の子たちに、オーガニックコットンでできたバッグを持っていき、それに刺繍してもらいました。
女の子たちはコットン畑で働いていたために学校へ通えず就学年齢を過ぎてしまった15歳以上の子たちです。日本からの初めての注文にとても緊張しながらも、 喜んで丁寧に作ってくれ、素晴らしい刺繍に仕上がっています。このバッグは、5月10日に東京で開催されるイベント「エシカル・ファッション・カレッジ」で初お披露目となります。
女の子たちが刺繍を施したバッグを、ぜひ見にきてださい。
バッグに刺繍をする女の子たちバッグに刺繍をする女の子たち
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●「エシカル・ファッション・カレッジ」について日時 2014年5月10日(土)10:00~18:00
会場 IID世田谷ものづくり学校(東京都世田谷区池尻2-4-5)
http://setagaya-school.net/about/access/
主催 リー・ジャパン株式会社、NPO法人ACE※事前申込不要です。各教室・ワークショップは定員があります。
※イベントについては、今後特設サイト(http://efc.lee-japan.jp/)でも、 お知らせしてまいります。○コットンバッグが登場するワークショップはこちらです
【実習04】オーガニックコットンのオリジナルバッグを作ろう
開催時間/10:00~18:00(ご都合のよい時間に参加いただけます)
参加費/500円
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4月15日からは、近隣のマッデラバンダ村、タティクンタ村で新たにプロジェクトを開始します。この2つの村では、就学年齢の子ども5人に1人が、学校に通っておらず、コットンやタバコの葉の栽培に従事していることが事前調査で分かりました。
新しい村での活動についても、今後ご報告していきたいと思います。
これからも、ご支援ご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
2014年4月14日 成田 由香

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