3月10日~13日 名古屋市役所西庁舎地下売店 フェアトレード出展~ミティーラ展~

3月10日~13日(水)13時まで、ネパールのミティーラアートの展示販売をしています。

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『ミティラー画(英語:Mithila Painting)またはマドゥバニ画(英語:Madhubani painting)とは、ビハール州ミティラーマドゥバニー県ネパールジャナクプル地方に伝わるインド画の1様式のこと。

起源[編集]

ミティーラ

以上ウィキペディアより

十日町のミティーラ美術館に行ったのは10年以上前のこと。廃校を利用した展示物は、雨漏りのためかにじんでいた絵もあり、それは残念に思えました。また描き手は生活のための農業があり、絵を描く余裕がないので日本へ招聘して専念してもらうのだということも聞きました。描き手は水をあびたり、瞑想の時を過ごしてから描き始めるとのことです。

そこでであった、ワルリーの絵がまた素朴で魅力的でした。生活から生まれる各地の絵の素晴らしさは、土の香りがします。

 

以下ミティーラ美術館のHPより

『ワルリー画は、インド西部のマハーラシュトラ州ターネー県に居住する先住民族ワルリー(インドに住む500に及ぶ部族のひとつ)によって描かれる壁画です。

ワルリー画

ワルリー族は農耕で生計をたてていますが、季節的に漁労や狩猟に携わる人々もいます。森羅万象に精霊が宿ると考え、万物を育む女神を拝みます。素朴な生活と精神によって描かれるワルリー画の世界は、アルタミラの洞窟絵画を彷彿とさせる独特の様式を持っています。

米をすりつぶし水を混ぜただけの真っ白な絵の具と竹を削ったペンを用いて、赤土を塗った壁に、繊細でリズミカルな線描と三角形や矩形、円などの組み合わせによって、展開される自然との畏敬にみちた交感の世界は、写実によらないモダン・アートとの親縁性を強く感じさせます。

1972年にこの独特の表現を世に広め民俗画として育てようというインド政府の勧めで紙に描かれるようになり、70年代後半から海外でも知られるようになりました。』

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