お勧め企画のお知らせ 11月11日11時~名古屋学院大学にて
2014/10/3011月11日11時~宮嶋望 「共に働き、共に笑う〜光と微細物と人が織りなす地球〜」
お勧め企画のご案内
http://www.eco-branch.jp/
日時:2014年11月11日(火)
会場:名古屋学院大学日比野学舎
【注】名古屋国際会議場から会場変更。地下鉄日比野駅5番出口です。
第一部:宮嶋望 「共に働き、共に笑う〜光と微細物と人が織りなす地球〜」
【会場】名古屋学院大学日比野学舎3階301講義室
名古屋市熱田区大宝3丁目1-17 地下鉄「日比野駅」5番出口すぐ
【時間】午前11:00~12:30
【会費」無料
【定員」150名 予約順に受付させて頂きます
第二部:宮嶋 望と“地球のゆかいな仲間たち”トークセッション
【テーマ】いらない人間なんていない・いのちが教えるメタサイエンス
【会場】名古屋学院大学 名古屋キャンパス日比野学舎1階
フェアトレード・カフェ&ベーカリー「マイルポスト」2階
【時間】14:00〜16:30
【会費】3,000円 ※事前予約 1ドリンク付き(当日3,500円)
【定員】40名 (要予約)
※フェアトレードコーヒーor紅茶+共働学舎新得農場の試食チーズ&試飲BIOワインを含みます。
問合・申込:Eco-Branch noriko@eco-branch.com /℡ 052-503-1002 fax (052)509-1683
【にんじんCLUB】メール:info@ninjinclub.co.jp ℡ 0568-71-4114 FAX:0568-71-1503
主催:フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)/地球のゆかいな仲間たち/エシカルなごや推進委員会/名古屋学院大学地域連携センター
★パンフレットはこちらから印刷できます → esd83p839383t838c83b83g.pdf
子どもたちに豊かな美しい地球をバトンタッチするために。
フェアトレードは、身近なお買い物で世界の問題とともに地域の問題、そして地球の問題をも解決します。途上国や弱い立場の人々に仕事を生み出し、森林伐採や農薬による土壌汚染などの環境破壊からも地球を守ります。国内でもグローバル社会となり激しい価格競争に職人仕事が消え、小さな企業・商店も少なくなっています。自然の浄化作用を超えた廃棄物を流し続け、山や森、海や川、自然の循環を壊し、水・大地・空気が危うくなっています。世界に対しても地域に対しても地球に対してもフェアでありたいとの思いから、本来は、途上国に対しての貧困削減・国際協力の意義である「フェアトレード」という言葉を、私たちは、自分たちの足元にある地域の問題解決にもつなげ、地域に根ざして、地産地消・地域活性化、国内での立場の弱い方々への仕事の創出など、地域貢献としてフェア(公正)であることを目指しています。さらには、地球・宇宙からいただいている自然の恵みである、水・空気・土・光などに対しても、謙虚に正しく享受し、未来に美しい地球を残せるようなフェアな使い方で暮らしているのかを今一度問うために「地球とのフェアトレード」という理念でフェアトレードを推進しています。未来の子どもたちに豊かな美しい地球をバトンタッチするために。
いのちを活かすのは光のリズムです。
電子が流れ、磁場が起こり、共鳴して、いのちは巡っている…。
『生きているものは腐らない。しかし、生きていたものが死ぬと途端に腐りだす。・・発酵に進むか、腐敗に進むか…は、必然的に、生物が生きているとはどういう状態か、死ぬとはどういう過程かを考えることにつながっていく。生と死で明らかに違うもの、それは電位である。』すなわち、腐敗とは電位差がなく死を意味し、発酵とは電位差があり生を意味します。
「電子の流れで読み解くと世界はこう見える」というきわめて独自の視点を持ち、その根源に太陽エネルギーがあり、原子から人のからだ、そして宇宙までを壮大に貫く原理を読み解かれる宮嶋さんのメタ・サイエンスは、これからの時代にとても大切な視点です。じっくり学びたいと思います。
「いのちが教えるメタサイエンス(地湧社)」まとめがこちらにあります
宮嶋さんが共働学舎HPに書かれたメッセージです・・・
希望の光はどこにある?
いのちの活きている場にこそある
3月11日午後、未曾有の大地震、そして原発の事故が起こりました。2万人を大きく超える行方不明、そして亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りし、被災され不自由な生活を余儀なくされている多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。
北海道十勝でさえも、初動の横揺れには異様でただならぬものを感じました。東北から北関東にまで及ぶこのたびの震災による余りにも甚大な被害は、自然の力の脅威を私たちに示し、日本中を打ちのめしました。あれからひと月以上がたち、復興に向けた活動も活発になってきました。私たちも即時対応として、募金を集め支援物資の提供、チーズのチャリティ販売、被災された方の受け入れなど、今できることは応援したいと努めてまいりました。しかし、ぐずぐずと悪化してゆく原発の状況に、何とかしなければと心が押しつぶされるような感覚が続いています。今、私たちに何ができるのでしょうか。何が必要なのでしょうか。
最近、放射線、微生物の働きに関するお問い合わせを多くいただいております。今まで
33年間、新得の共働学舎の農場で続けてきた自然を活かし、微生物を活かし、いのちあるものを活かしてゆくもの作りから得た知恵や情報を、これからの復興の企画に役立てていただけるのではないかと思っています。放射線物質に汚染されてしまった圃場でもそれまでに有効な働きをする微生物をきちんと入れ続けていたところでは作物が放射線物質を吸収せず、作物自身からは放射線が測定されなかったという情報もあります。
生きているものは“活かされる場”が与えられれば、したたかに生き抜く可能性を見つけてゆくものです。しかし、活かされる場の要件が満たされていないと、免疫力を徐々に失い、活力をなくし、衰退して病気となっていってしまいます。人も動物も植物も土壌の中の微生物もすべていのちある生きるものです。これら生きているものにとって、よりよく活かされる場を整えてゆくために、共働学舎新得農場で実践してきたいくつかの方法があります。炭埋によるエネルギー(気)の流れ・微生物の力・生きているものの自主性を重んじること。それらはすべて自然界の中で繋がって存在します。
僕たちは30年近く病気や障害、様々な重荷を背負った人たちと協力して、こうしたことを大事にしながらもの作りをしてきました。ゆっくりとした歩みの中で、徐々においしい野菜やチーズが出来るようになってきました。進むべき道が見え、小さな光が見えてきました。被災され暗闇の中にいるように感じていらっしゃる方々も、前に踏み出せる時が来ますように。これからより良い社会、よりよい未来に向けて皆で力を合わせ、知恵を出し合って新しい日本の社会を作ってゆけるよう、この牧場からも応援してゆきたいと心から願っております。
平成23年4月25日
共働学舎新得農場 代表 宮嶋