‘2012/02’ カテゴリーのアーカイブ

ボリビアのカカオ農園「エルセイボ」を訪ねて 報告会 2月17日東京JICA地球ひろば

2012/02/17
  1. 平成23年度外務省NGO研究会「フェアトレードを通じた国際協力」海外調査報告会に参加してきました。
ピ-プルツリ-の胤森さんの報告
 
 ピ-プルツリ-の人気のフェアトレード・チョコの材料となっているココアの生産地の一つ、ボリビアの「エル・セイボ」を1月29日に日本を発ち、2月5日帰国の胤森なおこさんの報告を聞きに上京してきました。
 
スイスのフェアトレード団体「クラロ」を通じて、日本のフェアトレード団体であるピ-プルツリ-はチョコレ-トを仕入れ販売しています。今回はクラロのFabio Sagglioca (Monitoring&Producer Support)と日本のフェアトレ-ド・ラベル・ジャパンの松井穣治さんの一行での訪問でした。「クラロ」は、定期的に「エル・セイボ」をモニタリングします。
 
ボリビアのラ・パスにある「エル・セイボ」は今年2月5日で35周年、帰国前に式典に参加されたそうです。参加者700名、副大統領のスピ-チもあったそうです。
 
「エル・セイボ」の活動
・メンバ-生産者から統一価格でカカオ豆を買い上げ、加工・販売(国内・輸出)
・メンバ-へ技術支援、ワ-クショップの開催、技術員による指導
・福利厚生支援、医療保険制度、大学進学の奨学金制度等
 
「エル・セイボ」の組織
・50コミュニティ、1200軒の農家が加盟
・各コミュニティから3名ずつ選出された代表による総会で理事選出
・理事が事務局長および事務局メンバ-を任命
・事務局メンバ-はメンバ-か7その家族 
・ラ・パスの事務所40人 加工工場60人、アルト・ベニの渋事務所は42名
 
「エル・セイボ」の歴史
1960年代 高地の鉱山労働者が鉱山閉山に伴い、肥沃な土地 アルト・ベニへ移住 。政府から無償などにより土地取得した。
・1977年 それまでコヨ-テと呼ばれていた仲買人を通さず、直接市場へのアクセスを求めて組合を結成(ドイツNGOの支援あり)。コヨ-テと呼ばれていた所以は、輸送手段などのない農民の足下を見透かし、買いたたいたり、計量をごまかして買い取ったりしていたから
・1978年 初めての輸出(アメリカ)
・1983年 カカオの加工工場設立
・1984年 オ-ガニック製品の輸出開始(スイス)
・1996年 アグロフォレストリ-(森林農法)プロジェクト(PIAF)開始→苗を無償で農民へ提供
 
「エル・セイボ」の拠点であるラ・パスで働く人々は農民出身で、今は20~30代の2代目が働いている。もう一つの特徴は、チョコやカカオのパッケ-ジなども最終製品まで第一次生産国で作っていて、有料企業の事例になっています。
ピ-プルツリ-のココアはここから直接日本へ輸出しています。
 
ラ・パスの建物は、ショッピングセンタ-のようにもなっていて、賃料収益が10%占めています。法事務所や生地問屋なども入っています。借入金による設備投資などは、政府がバックアップしているようで、政府の保証を得て、銀行から低金利、長期融資が受けられます。
 
ラ・パスは3820mの高地、一方アルト・ベニは200~400mの低地。260Kmの距離があり13時間ほどバスでかかる。1へクタ-ル624本のカカオの木があり、一人の男性の仕事として2へクタ-ル約12000本。下はアルト・ベニにある事務所

アル・トベニの「エル・セイボ」事務所

 
 ・環境の変化を憂う農民達
昨年川が氾濫して、80%収穫が失われた。また乾期は乾期で乾きすぎ、雨期は雨期でヒドイ湿気で病気になるカカオ豆。気候の変化による病害虫発生対策を手探りで経験を積み重ねています。
 
【土井ゆきこのつぶやき】
チョコの材料であるカカオのふるさと「エル・セイボ」は訪ねて見たい生産地。その報告があると聞いて行きたいと思いながらも東京なので迷っていましたが出かけてきました。ボリビアより近いし…..。
 
「エル・セイボ」が35周年と聞いて、2007年にメキシコの「トセパン組合」を訪ねたことを思いだしました。その時が30周年だったので今はちょうど35周年。「トセパン組合」アグロフォレストリ-を始めたのもそのころだったかもしれない。
環境については、
いつもは来ない八リケ-ンが来て、森が被害を受けた話もしていました。あちこちで気候の変化が見受けられます。世界中で起きている気候の変化、特に農作物を作っている人たちには深刻です。そしてそれは私たちの消費生活(製品に)影響します。
日本でもいままでにない雨の降り方など、事例は一つ一つあがってきています。今の暮らしを180度変えても、気象に変化が現れるのは50年後とも言われています。いつ、その方向転換をわたしたちはするのでしょうか?
 
フェアトレードによる、生活の向上ももちろん気になるところですが、地球温暖化にもろに受ける現地の人たちの原因を作っている先進国の暮らしをに気をむけなければいけないのではないでしょうか?
 
 
 

2月13日(月)刈谷 デンソ- DECO(デコ)市にフェアトレード出店

2012/02/13

フェアトレードのチョコは人気でした!

刈谷にあるデンソ-は、DECO(デコ)市やDE CO(デコ)スク-ルなど定期的に開催。フェアトレード・ショップ風”sももう何年も前から(5年くらいはたつ?)出店しています。

デンソ-のボランティア国際協力千-ムの活躍はすごいのです。

ハートフルフレンド ブログ

デンソーでボランティア活動を企画・運営している仲間(ハートフルフレンド)のブログです。

2月3日に15分で50gのフェアトレード・チョコ176枚を15分で売り、2月9日はその3倍の500枚以上を1時間で完売。

呼びかけ人メンバ-のみ~ちゃんは、「なふたうん」の秋の3回連続の国際理解教育のワ-クショップに参加、昨年12月の「チョコレ-トの来た道」のワ-クショップにもデンソ-の仲間と一緒に参加して勉強してます。

 この活躍は、昨年11月3日に南山短期大学の学生さんたちのバザ-での大活躍を指導された関口先生も喜んでみえて、社会人になってからも行動をするみ~ちゃんのことおしえて頂きました。恩師だったんですね。

社員が勧めるフェアトレードは、力があります。とはいえ、デンソ-内の売店にはまだフェアトレードが置かれる状況ではないようです。これからですね。

デンソ-のCSRはがんばっていると思います。

本日の売上の一部8300円を東日本震災へ寄付いたします。デンソ-の皆様ありがとうございました。

中区 中日ビル2F 花甚(はなじん)に フェアトレード・チョコ 人気です!

2012/02/12

FTハ-トチョコとフラワ-アレンジメント

                      花甚 

名古屋市中区栄4丁目1-1 中日ビル地下2階 
   052-251-0471 担当:内山

 

 

 

ハ-トサボテンとFT板チョコ

フラワ-アレンジメントとフェアトレード・チョコ

2012/02/12

中日ビルタウンB2 の花甚(はなじん)さんのフラワ-アレンジメントとフェアトレード・ハ-トチョコで飾る、フェアトレード・デ-の日・・・・・ウィルあいち1F フェアトレード・ショップ 風”s(ふ~ず)

★2月10日 CBCラジオ 金曜オンエア 「午後イチゴ-ルド」 ト-ク出演★「生活と環境」2012年2月号に掲載されました。

2012/02/12

といっても、17時ちょっとすぎの5分くらいで、しかもオンエア中にウィルあいちのライブラリ-のシャッタ-が降り始めあわてました。
ま~、リポ-タ-がほとんど話して終わりました。 フェアトレードのチョコと東日本の手編みのハ-トブロ-チのセットなどの紹介がありました。

http://blog.hicbc.com/blog/repodora/archives/2012/02/10/192310.php#more

★「生活と環境」2012年2月号 

~市民の環境活動~として 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会が紹介されました。

「フェアトレードは世界に目を向けることにより、私たちの暮らしを見直すきっかけなるもの。環境や人権など多様な面を持つフェアトレードの縁がまちづくりを推進していくことになるんです」という土井ゆきこのコメントのあと

名古屋では2014年、国連・持続可能な開発のための教育(ESD)の10年の締めくくりの会議が開催される。

愛知万博、COP10、ESDと、その中心となった名古屋だからこそ、今後もフェアトレード・タウンを目指した活動が活発にされることだろう。 とフリ-ライタ-・3R推進マイスタ-の浜口美穂さんは最後にコメントしてます。

大阪 ワンワ-ルドフェスティバル シンポジウム 「あなたのまちもフェアトレード・タウンに」参加

2012/02/06

ワンワ-ルドFs

シンポs

2月4日フェアトレードで世界に愛を~チョコレ-トテイスティング&フェアトレード講座~

2012/02/06

スロ-フ-ドあいちの企画で、栄のレストランで開催されたバレンタインにちなみ企画された7この企画に、小学生3人を含み21名の参加がありました。

ヴォ-ノ・バ-ルにて

ヴォ-ノ・バ-ルにて

 

チョコティスティング
チョコティスティング

振り返りシ-トより

*フェアトレードについて、適正価格で取引をしようってことだと思ってましたが、背景に環境保護や児童労働の問題があることを初めて知りました。自分にできることを考えようと思います。30代男性

*今日はじめてフェアトレードのことを知りました。ふだん少しでも安い物をと買い物をしていましたが、やはり生産者の方に相応の物をと考えると安ければ良いという物ではないんですね。今後買い物をする時、素kそい考えて(マックを気にしながら?)いきたいと思います。自分でできることを一つでもやっていきたいです。30代女性

*今日は、フェアトレードについて知らなかったことを知って本当に良い機会となりました。児童労働についても改めて考えることができました。日々の自分の買い物を今後少し変えてみようと思います。”自分にできること”を自分でしっかり意識して、生活していきたいです。貴重なお話ありがとうございました。”知ること”は本当に大切だと思いました。 30代女性

*今日 この企画に参加して。 きっかけはささいでしたが、来てよかったです。とてもステキなイベントでした。特に「わたしにできること」というフレ-ズは自分にとって良いきっかけとなりそうです。本当に、身近なこと、簡単なことからいくらでも見つかるのではないかと思います。チョコレ-トのティスティングもおもしろかったです。普段こんなに何種類かを同時に口にすることはないので企画としてもおもしろかったです。最後に出てきたお菓子がとても美味しかった!! 来て良かったです。 

なふたうん新聞  27号  2012年2月5日

2012/02/05

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なふたうん新聞  27号                       2012年2月5日
Nagoya Fair Trade town→NAFTown
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                     名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発行

                   

名古屋市議員さんにフェアトレードに関するアンケ-ト調査を開始しました。減税日本ナゴヤの議員さんから12名のかたから回答を頂きました。今後順次他の市会議員さんに実施してゆき、HPで報告予定です。今回のアンケ-ト結果は、フェアトレードに関心はいままでなく、関わったこともなかったけれど、『公正な社会・経済の実現』 にかなり反映させたいという結果が出ました。土井を講師に招き勉強したいという意見もあり、今後議員さんと一緒にフェアトレード・タウンにむけ勉強してゆきたいと思っています。

本日2月5日、大阪のワン ワ-ルド フェスティバル シンポジウム「あなたのまちもフェアトレードタウンに」に50名ほどの参加者がありました。フェアトレード・タウン・ジャパンの渡辺代表・熊本・北海道、そして名古屋から「なふたうん」の土井ゆきこが参加しました。

 

■    ■■2月の企画■■■        

■    1月26日~2月5日 「児童労働とチョコレ-ト」展示 ウィルあいち 1F展示室 無料

1月28日 毎日新聞に紹介されました。

■    2月4日(土) フェアトレードで世界に愛を~チョコレ-トティスティング&フェアトレード講座 21名参加  主催 スロ-フ-ドあいち

 

■    2月5日(日)ワン ワ-ルド フェスティバル シンポジウム 「あなたのまちもフェアトレードタウンに」会場:大阪国際交流センタ-(大阪市天王寺区)2階 熊本・名古屋・北海道から参加 土井も講師として参加。 共に生きる世界を作るために、一人ひとりができることを考える関西最大の国際協力フェスティバル

■    2月14日~26日 「魅惑の大地ガーナ ズオ村からの贈り物」~シアバタ-物語~展示    ウィルあいち(名古屋市東区) 1F展示室 無料

■    2月12日(日) 10時半~12時「も~やっこカフェ」なふたんの交流タイム参加無料。どなたでも参加OK! マイカップご持参ください。 ウィルあいち1F

■    2月19日(日) なごや国際オ-ガニック映画祭http://www.nicfoa.com/index.html 

★チケット 発売中!★ 
当日2000円・前売り1700円(映画「幸福の経済学」始め5本、企画多彩有り)
フェアトレード・ショップ 風”s内ウィルあいち オ-ガニック&フェアトレード・カフェオ-プン

■    2月15日・22日 ちくちくプロジェクト 10~12時 ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ 小会議室 無料 どなたでも参加OK 

             

■    ■■1月の報告■■■        

◇1月17日 『アフリカの奴隷労働で作られたチョコレートを食べた罪』で自らを訴えたオランダ人ジャーナリストのドキュメンタリー「トニ-ズチョコロンリ-」名古屋初公開 上映会&ACE 白木さんのお話       25名参加

◇1月29日 なごや環境大学参加企画 国際理解教育ワ-クショップ「チョコレ-トの来た道」         8名参加

◇1月18・25日<水> ちくちくプロジェクト(バナ-作り)ウィルあいち2F 10~12時 

◇1月20日 「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」2回目 愛知県国際交流協会(AIA)にて18時半~会合 18名参加

◇1月21日 愛知県丹羽郡大口町北児童センターで23回目「チョコレートのお話会」~チョコレートの来た道~ 15名参加

◇1月23~27日 名古屋市西庁舎地下売店 フェアトレード出店 

 

■    ■■名古屋にフェアトレードを広めるための会議について■■■

 

1月20日に第2回「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」が開かれました。18名参加

行政・議員・企業・学校・NPO/NGOなどさまざまな分野の方々が集まります。

3回目は、3月17日(土)10時~12時 東大手庁舎「あいち環境学習プラザ」にて開催

 

■    ■■なごやフェアトレードうぉーく■■■

 

なふたうんでは、フェアトレード商品をおいてあるお店情報を募集しています。

名古屋、名古屋周辺のフェアトレード商品を扱っている名古屋市内(周辺)のお店をご存知だったり、見かけたらご連絡ください。

現在2012年のマップ作りを開始しています。 一緒にMAP作りしてくれる人を募集しています。

なごやフェアトレードうぉーく

⇒ http://www.nagoya-fairtrade.net/?page_id=5035

 

■    ■■ちくちくプロジェクト■■■

 

なふたうんバナーを作るプロジェクトが現在進行中です。

水曜日の午前中を中心に活動しています。裁縫が得意な人も、苦手な人も歓迎します。おしゃべりしながら一緒にバナーを作りましょう。

 

■    ■■実行委員募集中■■■

 

なふたうんでは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。

一緒にイベントを運営しませんか?

一緒にフェアトレードを広げませんか?興味がある方は是非一緒に活動しましょう

―――ワンコインサポーターも募集中です!!―――

 500円の申込みで、なふたうんの活動報告、企画案内などをお知らせいたします。

ただいま122名! 目指すお店の数と同数の225人、目指します! よろしくお願い申し上げます。

 

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名古屋をフェアトレードタウンにしよう会(なふたうん)

なふたうんブログ*http://www.nagoya-fairtrade.net/

フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ

052-962-5557(T&F)(月休み)    huzu■huzu.jp(■は@に変えて)

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「児童労働とチョコレ-ト」展示 ウィルあいち1F展示室 無料2月5日まで

2012/02/02

twennzi

 

展示2s

第7回目 中区三井住友海上火災 フェアトレード交流・展示即売会 

2012/02/02
第7回目 三井住友海上火災 職場でフェアトレード

第7回目 三井住友海上火災 職場でフェアトレード

 

待っていました!と お菓子やメキシコのトセパンコ-ヒ-、スリランカ紅茶が出て行きます。3ヶ月くらいに一度出店なので、お目当てのフェアトレード産品は注文を受けてお持ちするようにします。

三井住友

「職場にフェアトレード・クラブができたらいいね」と話したら、若い男性が「そうだね」って! フェアトレード興味ありということでした。嬉しいですね。 今の若い人たちが、世界に目を向けたとき、新しい家庭を築くにせよ、子育するにせよ、バランスのとれた人生を送る事になるのではないでしょうか? 足を知る生活を、どこかで気付かなければならない。

職場でフェアトレードは、なかなか買い物する時間のない人へ、気づくきっかけづくりへの出張です。

お得意様もできました。 メキシコ トセパンコ-ヒ-や、エクアドルの森を育てるフェアトレードが、三井住友の人たちに育ててもらい始めました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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