‘2011/12’ カテゴリーのアーカイブ

あのワ-クショップ以降、国際問題に関心を持つ生徒が増えました….。

2011/12/14

千両?万両s

10月20日 犬山城東中学3年生がフェアトレードの勉強に来てくれました。

その先生から手紙が届きました。

「….あのワ-クショップ以降、国際問題に関心を持つ生徒が増えました。私も社会科の授業で『世界が100人の村だったら』を使って、生徒も日本がそして自分たちがいかに恵まれているかを痛感しています。

そんな折り、一名の女子生徒から「どうやったら、土井さんのようになれるんですか?」と声があがりました。中学3年生の今の時期は、自分の進路に目を向けます。……..人のために何かしたい、そんな仕事ができればと思うところもあるようです。…」

とありました。2時間弱のワ-クショップで進路を考える材料になったとすれば本当に嬉しいです。人のため、また命を大切にする仕事を目指して勉強していって欲しいですね。

「知る」「想像する」どうしてそうなるのか「考える」「行動する」これは、私の尊敬する故松井やよりさんの言われていた言葉です。

知ることから始まり、想像する力も養い、一人でまたみんなで考える。どうしてそんなことになるのだろう?

私に、私たちに今できることを考え行動する若者達が増えたら、日本は変わり、世界も変わる。

大人たちの私たちも、大いに勉強し、想像し、考え、行動しよう!! 新しい年を迎える今、心に入れよう! 

私たちには、暮らしやすい世の中に変える力がある!って。

12月10日「ボランティア・インタ-ンマッチング展」100名近く参加 JICA中部にて

2011/12/10

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 も参加してきました。

全体会s

全体の説明のあと、参加団体20が2分の団体紹介をしました。

なふたうんの用意して原稿です。この通りにはできませんでしたが….。

『こんにちは! なふたうん土井ゆきこと申します。皆さんは、今この時代に生まれてよかったですか?

この国に生まれてよかったですか?

よかったと思える人は、そのように思えない人の力になりませんか!

また、そうは思わないと言う人は、いい時代、よかったと思える国にしませんか!

私は、フェアトレードを通じて、今こうしておかげさまで生きているという気持

ちで途上国の人や地域のひとたちとつながっていけたらいいなと思って「フェアトレード・タウン運動」をしています。

 フェアトレードとは、社会のすみに追いやられた立場の弱い人々と対等な立場で公正賃金を保証する貿易です。環境や人権をまもり、尊厳を持って生きていく仕事をつくりだします。

 コ-ヒ-や紅茶、チョコレ-トなど日々の暮らしとつながりのあるフェアトレード産品から、その背景にある世界を知ることができます。そこから見えてくるのは、私たち先進国に住む人たちの暮らし方です。

 環境や人権問題が気になる人、一緒にフェアトレードを通じて暮らしやすい街づくりをしませんか!』

そして全部の団体の紹介が終わったらブ-ス巡りを16時までの2時間弱をみなさん巡りました。

ぶ-すめぐりs

今日は、広報の勉強して望んだので昨年と違う点2つ

①ボランティア募集の(できあがったばかり)のチラシを
折ってもらう参加作業から話しを始めました。
ここで一呼吸置くことができました。

②次回、会う機会を設定(12月25日)し、連絡先と名前を聞きました。
12月25日参加できなくっても情報の欲しい方も書いて頂きました。

「も~やっこカフェ」臨時営業をします。 ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ会議コ-ナ-3

10時~11時半まで。無料。 マイカップご持参くださいね。

第2土曜日 12月10日の風”s とレストラン「ウィル」のフェアトレード・デ-案内

2011/12/09

第5回目になる12月10日の風”s のフェアトレード・デ-は

体を暖めれば、心も暖かくなる、フェアトレードの  ほっとHOTじょうHOU

 ★ジンシャ-紅茶 ジンジャ-はネパ-ルより

★★チャイ オ-ガニックです! スリランカより

★★★ネックウォ-マ- ベビ-アルパカはペル-より

ベビ-アルパカ ネックウォ-マ-&帽子(リバ-シブル)

ベビ-アルパカ ネックウォ-マ-&帽子(リバ-シブル)

 ★★★★手編みのレグウォ-マ-はネパ-ルより

★★★★★フェルトブ-ツは、ネパ-ル・モンゴルより

★★★★★★オ-ガニックのスパッツは冬中、ソフト感触で暖めます

これらをお買い上げ頂くと、風”sの10%割引チケットが歩いてついてきます。 

フェアトレード・ショップ 風“s

〒461-0016名古屋東区上竪杉町1 ウィルあいち1F

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会  http://www.nagoya-fairtrade.net/
http://www.huzu.jp/ 052-962-5557(月休・祝日平日)

 

そして

ウィルあいちの地下のレストランでは4回目のフェアトレード・デ-参加

豆腐ティラミス

豆腐ティラミス

豆腐ティラミス と メキシコのフェアトレード・コ-ヒ-マヤビニックセットが100円引き

&  

風”sの10%割引チケットが歩いてついてきます。  

お楽しみくださ~~~い! 

                         12月10日に限り15時までの営業(予約があるため)

国際協力カレッジ2011「ボランティア・インタ-ンマッチング展」にブ-ス参加

2011/12/09

7月23日から始まった広報の講座、明日12月10日は6回目、13時より各団体の2分ほどのプレゼンテ-ションのあと、各ブ-スに分かれて対応します。

表
左右に開いた状態

左右に開いた状態

 

裏

この日のための募集チラシを、プロと一緒に作る研修を受けてきました。

7月23日 オリエンテ-ション、団体分析と目的設定、ボランティア募集計画書の作成(10時半~17時半)

8月4日 広報ツ-ル案の作成

9月1日 広報ツ-ル最終案の確認の後、講師とデザイナ-にデ-タを渡し、イメ-ジ伝達

10月13日 仮完成した広報ツ-ルの最終修正箇所チェック

11月13日 広報ツ-ル印刷完成、プレゼン手-ションの準備計画

そして明日12月10日 広報ツ-ルを使いながら、プレゼンテ-ションとボランティア・インタ-ンマッチングに取り組みます。

2月2日 12月10日の報告と評価します。

主催  JICA中部           共催  名古屋NGOセンタ-

まさにこの事業が、NPOを育てるNPOの仕事内容なのだとわかりました。いままでそのような内容の仕事がわからなかったのですが、今回チラシづくりを通して、団体そのものの存在、雰囲気、カラ-など普段考える事のなかった内容を考える機会を得ました。

①団体はなぜ「ボランティア」を求めるのだろう

②ボランティアと共に活動して支援対象者や地域社会にどういう変化が起こしたいのか

③今回のプログラムでどのうな変化を生み出したいと考えているのか?

改めて考え、明日に望みます。

もみじs

職場でフェアトレード! 三井住友海上名古屋ビル(中区錦)6回目 フェアトレードでHappy Christmas!

2011/12/07

ポスタ-s

 14Fにある社員食堂の入り口での「フェアトレード交流・展示即売会」今回で6回目になりました。

東日本大震災への寄付も、本日は7100円になりました。三井住友海上の皆様ありがとうございました。

6回住友s

 今日の試飲は、リタトレ-ディングのスリランカのウバ茶でした。

コ-ヒ-も紅茶もリピ-トお客様が増えてきました。美味しさを知って頂いたようです。チョコレ-トも今年で2年目。

きっとバレンタインデ-のプレゼントには、フェアトレードのチョコレ-トを選んでくださると思います。

三井住友7日s

なふたうん新聞25号12月6日

2011/12/06

 

北区黒川 御用水跡 

北区黒川 御用水跡 

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なふたうん新聞
Nagoya Fair Trade town→NAFTown
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                     名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発行

桜の木の葉はほとんどなくなり、今は銀杏の葉が舞っています。雪が舞うのも間近でしょうか……。

11月20日なふたうんが企画→「名古屋にフェアトレードを広げるための会議」 開催

行政・企業・学校・NPO/NGOなど各分野の方々、また議員さん三人を含め30名が集まり、いよいよ名古屋にフェアトレードを広めるための情報交換が始まりました。

12月4日には、土井ゆきこが愛知県下の教職の人々と交流。ESD・国際理解教育とフェアトレードについて話す機会を得ました。

 ■■■11~12月報告■■■

◇11月4~14日 写真展示「インドの児童労働を芸術で救う学校」展

◇11月6日 第20回なふたうん推進会議 10時半~12時 ウィルあいち

◇11月12日

愛知県丹羽郡大口町南児童センターで「チョコレートのお話会」~チョコレートの来た道~ワークショップを開催しました。25人参加。

大口町では、12月17日に西児童センタ-で、2012年1月21日に北児童センタ-で「チョコレ-トのお話会」を実施します。

◇11月13日

なごや環境大学参加企画 

第4期 「楽しく学ぶフェアトレード」ワークショップ 10人参加

連続3回講座の最終回でした。今後もワークショップ3回講座を開催します。2012年は6月18日~

◇11月19日

ウィルあいちフェスタ インドの児童労働を知る映画「アナン」を観る会 17名参加

◇11月20日 名古屋にフェアトレードを広めるための会議が開かれました。 30名参加

◇11月21~25日(23日祝日休み)市役所西庁舎地下売店 フェアトレードショップ出店

◇11月23日 フェアトレードタウンジャパン(FTTJ)「共有の場」に参加しました。

◇11月26日 第55回フェアトレード入門講座を開催しました。6名参加

◇ちくちくプロジェクト進行中です。

なふたうんのバーナーを作成しています。11月は16日・31日開催、12月は14・21日10時~ 無料です。

◇12月3日 も~やっこカフェ(なふたうんの会議です)

◇12月4日 「フェアトレードで伝えたい、つながる命、共に生きる世界」愛知県下高校教員の勉強会講師

 ◆なふたうんblogのイベント報告はコチラです。写真や、イベント参加の感想が載っています。是非ご覧ください。 ⇒ http://www.nagoya-fairtrade.net/?cat=7

 ■■■名古屋にフェアトレードを広めるための会議について■■■

11月20日に第1回「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」が開かれました。

会議の様子はコチラです⇒ http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=6381

次回は1月20日(金)18時半~20時半 愛知県国際交流協会

  ■■■12月の予定■■■

◇12月7日<水> 三井住友海上でのフェアトレードでクリスマス展示と販売

◇12月10日<土> 国際協力カレッジ「ボランティア・インタ-ンマッチング展」10時~17時 JICA中部 「なふたうん」もブ-ス出展します。

◇12月12~16日 名古屋市西庁舎地下売店 フェアトレード出店 11~16時

◇12月14・21日<水> ちくちくプロジェクト ウィルあいち2F 10~12時 無料です。

◇12月15日<木> 西区平田小学校 6年生75人総合学習と教職員研修講師

◇12月17日<土>愛知県丹羽郡大口町西児童センタ-にて「チョコレートのお話会」~チョコレートの来た道~ワークショップ

◇12月18日<日> 「チョコレートの秘密」ワークショップ みんなが大好きなチョコレート、そこに隠された秘密は?

1回目*10:00-12:00、2回目*13:30-15:30

場所*エコパルなごや 【名古屋市中区栄1-23-13 伏見ライフプラザ13階

対象*小3~中高学生(親御さん一緒も歓迎。小さなお子さん連れもOK。学校の先生やワークショップを勉強したい人も歓迎!

会費*500円 (当日700円)

申込*要予約 定員各20名

◇12月18日<日> フェアトレードワークショップ フェアトレードと私のまち inいちのみや

時間*10:00-12:00

場所*一宮スポーツ文化センター

参加費*500円

 なふたうんイベント案内はコチラです ⇒ http://www.nagoya-fairtrade.net/?cat=6

ワークショップを中心に様々なイベントを毎月開催しています。みなさん、是非ご参加ください。

 ■■■なごやフェアトレードうぉーく■■■

なふたうんでは、フェアトレード商品をおいてあるお店情報を募集しています。

名古屋、名古屋周辺のフェアトレード商品を扱っている名古屋市内(周辺)のお店をご存知だったり、見かけたらご連絡ください。

現在2012年のマップ作りを開始しています。 一緒にMAP作りしてくれる人を募集しています。

なごやフェアトレードうぉーく

⇒ http://www.nagoya-fairtrade.net/?page_id=5035

 ■■■ちくちくプロジェクト■■■

なふたうんバーナーを作るプロジェクトが現在進行中です。

水曜日の午前中を中心に活動しています。裁縫が得意な人も、苦手な人も歓迎します。おしゃべりしながら一緒にバーナーを作りましょう。 次回12月14日と21日10~12時、無料、ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ

 ■■■実行委員募集中■■■

なふたうんでは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。

一緒にイベントを運営しませんか?

一緒にフェアトレードを広げませんか?興味がある方は是非一緒に活動しましょう

【ワンコインサポーターも募集中です!!】

 500円の申込みで、なふたうんの活動報告、企画案内などをお知らせいたします。

ただいま122名! 目指すお店の数と同数の225人、目指します! よろしくお願い申し上げます。

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名古屋をフェアトレードタウンにしよう会(なふたうん)

なふたうんブログ*http://www.nagoya-fairtrade.net/

企画チェックは*http://www.huzu.jp/

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会

フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ

052-962-5557(T&F)(月休み)    huzu■huzu.jp(■は@に変えて)

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名古屋の街チョコ 「も~やっこチョコ」フェアトレード・チョコのパッケ-ジ図案 募集

2011/12/05
『も~やっこチョコ』
「も-やっこ」とは、名古屋弁で一緒に、仲良くというような意味です。
子どものころよく使っていました。「もやい」から来ているようですね。
「もやい」とは、共同で一つの事をしたり一つの物を所有したりすること。
地球という星をも~やっこしよう!
50g フェアトレード・チョコ

50g フェアトレード・チョコ

100g フェアトレードチョコ
100g フェアトレードチョコ

今年で3年目にはいる、名古屋の街チョコ、今年もパッケ-ジ図案を募集します。

【趣旨】  フェアトレードのチョコを通じて、名古屋~東北~世界とこころをつなぎます。

      ピ-プルツリ-50gのチョコ(8種類)定価290円を300円で販売→10円を東日本大震災へ寄付

               100gのチョコ(3種類)定価580円を600円で販売→20円を東日本大震災へ寄付

     1ヶ月ごとにまとめて、集まった寄付金の同額をフェアトレード・ショップ風”s も寄付します。

     寄付先は、フェアトレード団体のネパリ・バザ-ロ(HPに東北支援の詳細あり)と名古屋のNPOレスキュ-・ストック・ヤ  -ドです。3月11日以降、店頭やバザ-の売上で寄付を続けてきました。お金という具体的なものも大切ですが、フェアトレードと同じ、産品が売れるそして注文を出すというより、そのことによる互いのつながりを大切にしてゆきたいと思っています。         

【内容】 も~やっこチョコ という文字を入れ、3*4センチ と 6*8センチの大きさ2種募集(1点のみの参加もOK)

【募集期間】 12月10~24日 発表は風”sのHP 

【応募先】 〒461-0061名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち1F

      フェアトレード・ショップ 風”s(ふ~ず) 052-962-5557(月休み)

【販売】 1月より新街チョコパッケ-ジで販売開始

愛知県立南陽高校での取り組み事例紹介 ~高校生による地域活性化とフェアトレード~

2011/12/05
中日新聞朝刊10月28日

中日新聞朝刊10月28日

11月20日にウィルあいちで開催された「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」に参加された、愛知県立南陽高等学校のNanyo Company同好会顧問の先生に、会議の折にも紹介いただいたのですが、改めてメッセ-ジを頂きましたのでご紹介します。

愛知県立南陽高等学校は平成22年より蟹江町と蟹江町商工会、蟹江一番街と共同して地域のイベントに出店し、地域との関わりを深めてきました。それ以降も継続的な参加や地域と連携した商品開発を行っていくために、Nanyo Company同好会は平成22年9月より設立されました。

現在の主な取り組みは、蟹江町や南陽町などの地域商店街のお祭りへ出店、地域でのイベント企画、新商品開発、商品販売など、地域活性化、地域貢献を目的として活動をしています。

Nanyo Company同好会がフェアトレードとの関わりを持つことができたのは、平成22年12月にバングラデシュの孤児院の子ども達にクリスマスプレゼントを贈るという企画がありました。そこで、フェアトレード商品と出会う事ができました。フェアトレード商品を販売し、そこで出た利益を使い蟹江町でクリスマスプレゼントを買い、送ることができました。バングラデシュの孤児院の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈ったのをきっかけに、地域のイベントやお祭りでフェアトレード商品の販売を行うようになりました。

今年の10月には、フェアトレードのココアを使ったクッキーを試食として作って、フェアトレードココアの販売につなげ、10月28日には、女子高生レストランというイベントを企画し、「フェアトレードランチセット」の販売を行いました。ワンコインランチで、フェアトレード商品である、チキンマサラカレーを作り、販売しました。当日は20食限定で販売をし、完売することができました。

このような取り組みから子どもたちは、本当に成長したと思います。これまではフェアトレード商品の販売よく知らないことが多く、知識も聞いた話が主になっていました。しかし、最近では、その国について自ら調べ、販売の際にも説明が上手くできるようになっていきました。自ら考え、学ぶという意味でもフェアトレードは高校生にも有益なものだと思いました。今後もこのような取り組みを続け、地域活性化とフェアトレードが結びついていけばと思います。

ESDとフェアトレード

2011/12/05

11月20日にウィルあいちで開催された「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」に参加された、中部環境パートナーシップオフィスの新海洋子さまに会議の折にも紹介いただいたのですが、改めてメッセ-ジを頂きましたのでご紹介します。

 ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で、持続可能な開発のための教育、を意味します。

2002年ヨハネスブルグサミットで、日本政府とNGOが「国連持続可能な開発のための教育の10年」を共同で提案、その後国連で採択され、2005年からの10年をキャンペーン期間として活動が続けられています。日本では文部科学省、環境省などがイニシアティブをとり学校、地域で取組を進めていますが、まだまだ市民権を得る状況にはなっていません。そして、残りあと3年ちょっという中、最終年2014年の最終会合が愛知県・名古屋市(岡山市)で開催されることとなりました。

開催地となった愛知県・名古屋市は2014年に向けてさらにESDの普及・実践を進める予定、だと聞いています。 ESD、持続可能な開発のための教育は一言でいうと、未来をつくる人を育む、と理解できます。地球の限りある資源を上手に使って、今を生きる人も、未来を生きる人も公正に暮らせる社会をつくりだす力を育むこと、と理解しています。今我々が抱えている諸々の課題、環境、開発、資源、食料、エネルギー、人権・ジェンダー、平和、民主主義、それぞれ「持続不可能」と言われるほど深刻極まる状況です。この課題を解決し、「持続可能な」社会を作りだすための教育が必要の課題となっています。

それも学校だけでなく、大学だけでなく、地域も学校も大学も企業も行政も一体となって作られる「持続可能な社会作りのための教育」の仕組みが必要なのです。今日はフェアトレードに関心のある方の集まりだと聞いています。フェアトレードは、持続可能な社会をつくるための必須の取組です。グローバル、ローカルレベルで、どのようにものの流通がされるか、お金がどう動くかによって、経済のありよう、人々の暮らしのありようが変わります。

私たちは「買う」という行動を通して、公正な社会経済システムへと変えることができるのです。そして、そのことを、学校や地域で学びあい、気づきあう実践が、まさにESDなのです。しかし、この活動はまだまだ主流ではありません。この学びあいも一部の熱意のある教員やNPO/NGOスタッフによって行われている状況です。日本中の子ども達が知る、学ぶ状況にはなっていない。

最近ではずいぶんフェアトレード商品を見つけることが出来るようになりましたが、主流の商品流通にはまだなりえていません。企業や行政にもっとこの重要性を伝える必要性があります。今、点で動いている我々の活動を面にして、仕組みや制度にして、多くの人達が知る、行動できる状況を作り出す、全ての子ども達が学べる授業カリキュラムづくりが必要だと考えます。

 愛知県・名古屋市は愛知万博によって高い環境意識を育んだ。そして昨年のCOP10で生物多様性という新たな概念の重要性に気づいた。そして2014年ESD最終会合に向けて、「教育」という視点で、環境や開発など様々な課題を解決するための方策やしくみを考え、実践する機会を得た。これを追い風に、我々のこれまでの実践を集結させ、「いつでもどこでもだれでもESD」を学べる状況を作り出したい。ぜひ、今日参加された皆さまと連帯して、新たな動きをつくりたいと思います。(新海洋子 中部環境パートナーシップオフィス)

「フェアトレードで伝えたい、つながる命、共に生きる世界」の話 12月4日千種区ルブラ覚王山にて

2011/12/04

愛知県下の高校の校長先生や教頭先生、また若手の先生も交えての勉強会の講師にお招きいただきました。

とっても楽しかった!

フェアトレード・タウンにするための県下の先生方と知りあえ、ESDを通じて今後学校関係の展開へ弾みがつきました。

フェアトレードなくしてESDは伝えきれない深い深い関係ゆえに今後のフェアトレード・タウン運動に大きく学校関係が関わって行ける機会になったと思います。

★今日の話の流れは……

フェアトレードについて

フェアトレード・タウンについて

「なふたうん」の活動の軸になる国際理解教育

フェアトレードとCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)とESD(持続可能な開発のための教育)の関係

小学校、中学校、高校、児童センタ-での事例

などをパワ-ポイントを使って約1時間 話しました。

とっても楽しい思いもしました。それは途中で全体のアイスブレ-キングで、11月に東京でのワ-クショップでならったばかりの手法を使いました。50人ほどの参加者の先生方に輪になってもらい、左手に右手を押すように手を打ち、それを左の人が続けてうち、又隣がとウェイブのように手をたたいてゆきます。

今度は、右手を左手で押すようにうちつけ、右の人に続けてもらいます。二度回しても早くなる気配はありませんでした。

右からきたら左へ返してもいいというル-ルで始まる頃には少しは動き始めたかな? という感じです。

3回目、二カ所から発信して手を打ち進めます。途中から戻るかもしれません。……ろいうわけで活発になってきたところで私は後半の話にはいりました。

このアイスブレ-キングの手法は、この場で出会った人が一つのことを皆でするという一体感や、体を動かしたり、声を出したりでリラックスする、うち解けるための手法です。後半、私がとてもリラックスして話が出来たのは、このアイスブレ-キングのおかげだったかもしれません。私のできることs

最後に「私のできること」の話をしてしめくくりました。この南米に伝わる話も今日の参加の先生方はご存じないようでした。お話のし甲斐がありました。

 

懇親会でわかったこと!

先生方は、手を打って回すアイスブレ-キングがフェアトレードとどういう関係があるのか考えながら動作に及んだようで……。

その話に同調した先生があちこちで出て、先生方はまず「考える人」なんだと思いました。

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