東区東片端 老舗書店「正文館」のフェアトレード本コーナー
2011/05/31昨年の8月28日「フェアトレード(公正貿易)と生物多様性」をテーマに、講師としてお招きいただいた名古屋市東区東片端にある老舗書店「正文館」
今年の5月のフェアトレード月間にはフェアトレード本コーナーを設けてくださいました。
今後も、フェアトレードのコーナーを設けていただけるように今日、お願いをしてきました。
昨年の8月28日「フェアトレード(公正貿易)と生物多様性」をテーマに、講師としてお招きいただいた名古屋市東区東片端にある老舗書店「正文館」
今年の5月のフェアトレード月間にはフェアトレード本コーナーを設けてくださいました。
今後も、フェアトレードのコーナーを設けていただけるように今日、お願いをしてきました。
福島第一原子力発電所の事故は、フクシマを世界的に有名な地名にしてしまった。・・・・・・・
これから私たちは原発と動向きあっていったらよいのか。
……..住民避難によって無人になった町。それは未来の時間を失った町である。……
これまで人間たちは、過去と未来というふたつの時間をつなぎながら働き、暮らしてきた。
ところが原発事故は未来の時間を停止させ、この時間のつながりを破壊してしまった。
避難した人たちの「地震、津波だけだったら、どんなに苦しくても復興のために町に帰ることもできたが、原発事故はそれもできない」という言葉は、そのことを表現している。
これまでの私たちの了解では、破壊は創造のためにあった。江戸幕府の破壊が明治の新体制の創造へと向かったように、あるいはそれまでの町の破壊が新しい都市の創造に向かったように、である。・・・・・・・
今回の原発事故では創造なき破壊が発生してしまったのである。未来の時間が停止、破壊されてしまった以上、新しいものが創造されるはずはない。破壊は、創造のためのみ許される。この了解を失ってしまったら、私たちの社会は最低限のモラルさえ失うだろう。過去の時間と未来の時間をつなぎながら働き、暮らす。このことを共通の確認にできない社会は、いずれ破綻していくに違いない。私にはそう思えてならない。
そしてもしそうだとするなら、これからの日本の社会は、過去と未来をつなぐことに責任を持てる社会を、創造なき破壊が二度と発生することのない社会をつくって行かなければならないだろう。
私は原始力発電は終了させるべきだと思っている。危険だからという理由だけでなく、ひとたび事故が起きれば、原発は未来の時間を破壊してしまうからである。
そのことに平気でいられるような恐ろしい社会を、私はつくりたくない。 内山 節(陸橋大学大学院教授 哲学者)
スリランカと紅茶の取引をしている ”リタトレーディング” の大村勘斗さんからお話を伺いました。
「先日(5月24日)、被災地応援に直接携わった方のトークイベントと意見交換会が開催され、赤城智美さん(NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク事務局長)から現地の様子を伺うことができました。
救援物資で必要なものの内容が変化していることで(最初は食料、今は生活必需品、食器類など)、支援する側の課題として、その変化に合った対応が求められていること。救援物資の行き渡り方にかなりムラがあり、被災地では支援の格差が生じていること。また、はやくも震災の風化の兆しがあること。支援についてはまだまだこれからがスタートであるということをぜひ皆様にお伝えしていきたいということを伺いました。
お話の中で印象的な被災地でのエピソードです。
被災地のボランティアスタッフが被災された方に救援物資を渡そうとしたところ、「もっと困っている方がいるから、そちらにお渡ししてください。」そう行ったケースが本当に多いそうです。自分よりもっと大変な人がいる、そう思うことで自分自身の心のバランスを保とうとしている。そのような繊細な心の動きにも配慮する必要があるということ。
支援する側としては、本当の意味で思いやりと寛容さをもって接すること、相手の気持ちを尊重することが求められます。このことについては、私も取り組んでいるフェアトレードについても全く共通しているところです。
フェアトレードという立場の弱い人々を支えていくという理念、経済的、生活水準の格差是正をするという意味では、もはや海外も日本国内も区別なく考えなければならない状況となりました。
また、被災地支援にしても、被災地の方々の存在意義、プライドを無視してしまえば、支援者は単なる独りよがりの「おせっかいな人」となる危険性があります。
ただ一方的に与える型のボランティアでなく。明日はわが身にという立場で、被災地の方々にその解決方法を教えていただくような姿勢が大切ではないでしょうか。
いずれにしても、被災地での生活は今この瞬間にもつづいています。風化しない為にも、まずは今、私にできることを見つけて、やってみる、伝える、続けるを実践していきたいと思います。
大村勘斗」
★かぐわしき紅茶で 笑顔を紡ぎ出す ある一家の物語 2011年 NO51 「のんびる」より
会社設立は2007年5月。
世界三代銘茶の産地・ウバ地方の茶園で完全無農薬栽培の紅茶と出会い、フェアトレードによる直接取引を開始。サンスクリット語で「友情」を意味する「ミトラ」という言葉を使い、独自のブランンド「ミトラティー」を立ち上げました。
会社設立にあたっては、ひとつの大きな理念も掲げました。紅茶を通した地域社会への貢献です。「リタ」という社名も「利他」(他の利益を大事にする)という言葉に由来しているのです。
「アフタヌーンティーのマナーのルーツが日本の茶道にあると伝えられるなど、茶道と紅茶の作法には、相通じるものがあるんです。茶葉とお湯の量、蒸らす時間、注ぎ方によって、味も大きく変わってしまう。奥の深い世界です」(勘斗さん) 以上「のんびる」より 社会貢献の新しいかたち というページから一部紹介しました。
★7月~8月のどこかで勘斗さんさんによる「フェアトレードティーパーティー(仮称)」もウィルあいちにて開催予定です。
「美味しい紅茶の淹れ方」アイスティー編 乞うご期待!!
5月28日 愛知中学一年生に、環境の総合教育の授業で「チョコレートの来た道」ワークショップ
各自、A4の紙に書いた名刺を持ちながら名刺交換。…..やがて女子男子くっきり分かれてゆきました。
「ま~るく輪になって」といっても、窓側と廊下側にくっきりわかれて立つ、かわいいかな!思春期まっただ中
5月28日午後は、ウィルあいち1F視聴覚室にて「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」上映。
昨日の5月27日上映「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」17名参加、前夜の名古屋国際センター(NIC)とあわせて、計56名参加者でした! フェアトレード月間もほぼ終了。
感想:バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たちを見て、なんとなく分かっていたけれど、映像で改めて見て、現場の声を聞き、色々なことが分かりました。現場監督の虐待や、働く建物が、崩壊して障害を持っても、日本のように労災がない、1ヶ月の給料が、わずか15ドルほど。子どもが働いている。労働時間が長すぎる。残業代が支払われていない。45ドルにするよう訴える動きがあるのは、当然だと思いました。45ドルでも少ないくらいです。
派遣社員として働いているので、若い時はそれほど感じなかったことだが、今は同じかまたはそれ以上に働いていても賞与もなく、賃金が低いのがつらく、身につまされる思いで見た。
・女工哀史を思い出した。それほど昔のことでもないのよね~。
・今、私はなにをしたらいいのか? わからない。
・男性ものが少ないので、フェアトレードで購入できない時は、ユニクロで買ってもいいのだろうか?
など少しコメントをいただきました。
後は27日にお知らせしました5月31日のハンカチ主催 ”アロマ虫よけスプレー作り” 講座を残すのみとなりました。以下は5月をピープルツリーのHPから振り返りました。
5月のフェアトレード月間の東海地方の企画一覧、23件ありました。あと1件追加がある予定です。
うち、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の関係企画は19件ありました。
2012年はこの倍の企画で、名古屋から盛り上げていきたいと思っています!
2011年のイベント > 東海地方のイベント
名古屋国際センター(NIC)にて上映会を「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」と共催で18時半~開催しました。
39名の参加者。上映後、ハーブティーを頂きながらみなさんと意見交流しました。
明日5月28日(土) 14時~15時半 「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」の上映会を開催します。
6月12日は、児童労働の日。東京ではNPO法人ACEが、「Garment Girls バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」を上映の企画をします。
名古屋では一足早く今週末に上映します。是非ご参加ください!
【日時】 5月28日(土)
【場所】 ウィルあいち1F視聴覚ルーム
【時間】 14時~15時半
【会費】 700円(当日1000円)マイカップ持参コーヒータイムあり
【申込】 定員50名→https://ssl.form-mailer.jp/fms/00c0bbaf143075
【連絡先】 フェアトレードショップ風”s 土井 052-962-5557(月休み)
【内容】日本や欧州で売られている衣類の生産委託工場はバングラデシュにシフトしつつあります。 バングラデシュの若い女性に焦点をあて、安価な商品を求める私たち消費者に問題提起 します。
タンヴィール・モカメル監督は、 バングラデシュ映画界筆頭監督として、国家映画賞などおびただしい受賞歴を持つ監督だが上映禁止措置に遭うことも少なくない。
ジャーナリスト出身の強みだろうか、監督の作品には、直接には バングラデシュが抱える問題を扱いながら「時代や世界がそういう作品を必要としている」と 感じさせるものが多い。 監督は「一輪の花で花園はつくれない」「あらゆる少数者を平等に包含して初めて、美しい国が 出来ると思うんですね」また「声を上げようにも上げられない者たちに代わって伝えるのが社会派 映画監督の責任」と語っている。(以上週刊金曜日より) *************************************************************************************************************************
★★★6月からの企画予告★★★
★なごや環境大学 参加型ワークショップのお知らせ
”楽しく学ぶフェアトレード”~人と人とのつながりや、おかげさまでという思いをフェアトレードで学ぶ~
【日時】 6月5日・19日・7月3日・31日(日曜日) 9時半~11時半
【場所】 ウィルあいち
【会費】 500円(各1回ごと)
【申込】 定員15名 052(962)5557 フェアトレード・ショップ 風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ
【内容】 参加型ワークショップを通じて、世界で起きている問題を、 楽しみながら学び、行動するきっかけの場になる講座です。 学校の先生がたにも、是非参加して頂きたいと思っています。
【連絡先】 huzu■huzu.jp (■は@にかえて) 052(962)5557 月休み
5月31日(火)11時~ 会費:1500円 フェアトレード・コーヒー メキシコ ”マヤビック” 付き
MAP No 47 | ハンカチ |
名古屋市昭和区雪見町2-6 | |
(052)734-9070 | |
MAP No.37 中区の伏見ミリオン座にある「カフェミリオン」さんや
No.9 東区のセントラル歯科クリニックが紹介されていました。
★「なふたうん」では「フェアトレードの店みっけ隊」募集中です。フェアトレード産品を置いている店を見つけたら教えてくださいね。052-962-5557 フェアトレードショップ風”s内 なふたうん連絡先 huzu■huzu.jp(■は@にかえて) 土井ゆきこまで
さて、「幸せの経済学」の上映を終えて5月のフェアトレード月間最後の企画です。
6月12日は児童労働の日、東京ではACE主催
「ファッションで世界を変える ~危険・有害労働から子どもを守るために~」
児童労働反対世界デー・イベント映画上映会&シンポジウムが開催され、
「Garment Girls」が上映されます。
名古屋では一足先にこの映画を2カ所で上映します。
「2011年World Fair Trade Day参加企画」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
〒461-0016名古屋東区上竪杉町1ウィルあいち1F
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[かかな] Cacana とは
Communinty action and civic action in Nagoya (名古屋における地域活動、市民活動)
伏見ライフプラザ12階にある”なごやボランティア・NPOセンター”が「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を取材、6月号Cacanaに見開きA3のページに紹介してくださいました。
昨年に引き続き、あおぞらのもと、乳幼児を連れたお母さん達がつどいます。子どもたちも、いっぱいの友達と公園で遊び回ります。嬉しいのは、マイカップ持参でのコーヒータイム。フェアトレードのコーヒーが提供されます。アグロフォレストリー(森林農法)による、森を育てるコーヒー”トセパンコーヒー”を味わう、お母さん、一息つけましたか?
ピースカフェ協力:名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
できたての「なごやフェアトレード うぉーく」のMAPも見ていただきました。
平成23年度 あおぞら広場 in 柳原公園 5月25日(水) 10:00~11:00
★子育て相談もできます。今後は7月8日、9月14日、10月26日、3月9日の予定。
イベント会場: 柳原公園 | |
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会場住所: | 名古屋市北区柳原4-2-3 遊モアの北西(北区柳原2丁目) |
参加費: | 無料 |
申込方法 : | 申込み必要 |
定員 : | 20名~30人程度 |
主催者 : | 子育て支援のNPOまめっこ・上飯田児童館・学区主任児童委員 |
共催者 : | 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 |
電話番号 : | 052-915-5550 |
Fax番号 : | 052-915-5550 |
Eメール : | mamekko@k6.dion.ne.jp |