‘2011/01’ カテゴリーのアーカイブ

16年前の1月17日は、阪神淡路大震災の日

2011/01/17

降りしきった雪がやみ、日差しもさす1月17日の午後です。16年前の阪神淡路大震災もいつか「あったよね~」ということになるのでしょうか? 16年前の5時46分、起きていた私はすごい揺れにすぐ、子どもたちのいる部屋に行った。あとは覚えていない。会社へ行き事務をしていると、次次に入るニュースを聞き、そんな大きな地震だったのかと驚いた。6434人の犠牲者だそうです。百年以上前に、濃尾地震があり岐阜県下で、4800人の人が犠牲になったということです。この1月17日は時差もあるのでしょうが、ロスアンゼルスの大地震の日でもあります。

昨日は、名古屋では9年ぶりの11センチも積もる大雪ということでした。その9年前、ウィルあいちでドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」の1番2番3番を土日にかけて上映を企画した日が10年ぶりの大雪でした。両日とも500名くらいの人が悪天候にもかかわらず来てくださいました。土曜日は、店を片づけ夜10時ちかくに10センチ以上積もった雪道を自転車を引いて1時間近くかかった。どうしてこんなに歩けないのだろうと思いつつ自転車を押しながら歩いた。帰り道に、氷水につかった足で父の所へ寄って自宅に戻った。その頃近所に父が一人で暮らしていたので….,思い出がでてくるのはもう振り返りの人生なのかと、ちと反省もしながら新しい年を重ねていきたいと思う。

生きている地球の上に暮らす私たちであることを、地震国の上に暮らす私たちのことを思わなければならない。原発は大丈夫なのだろうか? そこに働く人、近くに住む人、目に見えない放射線は、なにかしら生身の身体に影響を及ぼしているかもしれない。アメリカで原発ちかくに住む人の抜け落ちた乳歯を集め調査した人がいた。ウィルあいちの店にも寄ってくださった。その報告を聞いた時、近くに住むだけでもちょっと怖いな~と思いました。10年くらい前のこと。講演のために来日した高齢の男性の学者さんと女性とお二人のことを思いだしました。 地球にいかされている命を思ってくらしたいと思う今日は私の生まれ出た日。今は亡き父母に生かされた今の私に感謝です。

愛商連の事務局の方から、昨日1月16日の「新春のつどい」のワークショップ&講演に参加した人の思いを紹介して頂きました。

「商売が上手くいかず、暗い気持ちで参加しました。根は明るい方なんですが。

 遅れて参加でいきなり『うれしかったことを話す』ということで、考えても

 みないことでした。でも、探すことで、そういえば、こんなことがあったな

 とあたたかい気持ちになりました。忘れてしまうのですね。良いことも。

 援助と自立はやはり違うかと思いました。そこがフェアトレードですよね。

 私たち商売につていも適正価格が守られないことが多いですよね。

 100円均一もこの頃は疑問だらけですね。

 チョコレート大好きな私は、どうしても安いものに飛びつきます。

 甘いチョコレートの味は、子ども達の涙の味と思い、考えていこうと

 思います。」

以下は事務局の方からのコメント

 「 感想文以外でも、午後からの交流会でも、ワークショップが良かった

 という声が数名から出ていました。私たちの団体としては初体験。

 どんどんこれも広げていきたいです。日々苦労していることをよく知っている私としては、

参加した方がの笑顔をたくさんみることができてすごく嬉しかったです。]

民商婦人部・新春のつどい 「安ければいい?」

2011/01/16

民商婦人部・愛商連婦人部協議会の「新春のつどい」に呼んで頂き、ワークショップを取り入れながらフェアトレードの話しをしました。

新春のつどいs

今日は大雪、ず~っと降り続いています。そんな天候のなか県下から67名の参加があり、一昨年から始まった民商婦人部のフェアトレードの取り組みは、年が変わって三年目になりました。

民商婦人部は呼びかけます!******************** 以下今日の資料より*********************************

女性のネットワークを力に、暮らし、経済、雇用の活性化を地域から

地域で紹介したいお店や、大切にしたいと思っているお店って誰にもありますよね。

しかし、長引く不況のもとで「安ければいい」と正当な生産者、作り手のコストを考えない商品が、あふれています。

そうしたなかで、街からお店がなくなり市場がなくなり、車を持って以内人は、住みにくい街になっていませんか?

近所や街で集う場所や機会も少なくなり、大人も子どもたちも孤立化していませんか?

赤ちゃんからお年よりまで、みんなが安心して得賀をで暮らせる街を一緒につくりませんか。

 

名刺交換s

                 ワークショップ 名刺交換 10分間に何人の人と名刺交換できるかな?

★私たちにできること=私たち一人一人が「意識をもってモノを選ぶ」こと=

それが、地域を変え、日本を変え、世界を変える力に

★フェアトレードを広げるために

①本やネットでフェアトレードの情報をみてみる。

②フェアトレードショップに行って買い物をしてみる。いつも飲むコーヒー・紅茶をフェアトレード商品に変える。

③プレゼント商品は、フェアトレード商品を選ぶ。

★地域でフェアトレードを広げるために

①フェアトレード商品を取り扱うお店を増やす。

②地域のお店で商品を選ぶ。地域のお店を守るためにもお店に要望なだを積極的に言う。

③地域でフェアトレードを知らせる企画を行う

******************************以上、本日参加の資料より***********************************

風の庵

                           「風の庵」雪の日 東区白壁にて

カフェ TANAKA の 田中パティシエさんがTVでチョコの裏側を語る

2011/01/15

「なふたうん」のメンバーが1月14日のTVで見たと下記内容の連絡がありました。

「昨日夕方のニュースでチョコレートのイベントが報告されていました。カフェTANAKA(高島屋などでケーキ販売、名古屋市北区の有名店)のフェアトレードチョコを使ったチョコが紹介されていて、田中パティシエが、チョコの裏の物語を知っていただけたらというようなことを話していました。(子ども相手にチラ見だったので、少ししかキャッチできていません…)
有名なパティシエがそういう意識をもっていることを嬉しく思いました。」

昨年、朝日新聞で紹介された田中千尋さんのお店は、北区にあり自宅のご近所さん。昔からある喫茶店です。改装しながら素敵な店になってきました。 ピアノ演奏もあるし、時々コンサートも開催されます。私も夫と一緒に参加し、ケーキーやお茶も一緒に楽しむことができる素敵な空間です。

秘密を一つ! と言ってもたいしたことはないのですが、タナカに入り、一番奥に中庭に面した窓際の席があります。そこはイタリアの路地裏にはいったような感じの小さな中庭がみえます。以前行った旅行先のアッシジだったか? まるでロミオとジュリエットが語り合ったような井戸のある場所に出会い、たいそうロマンチックになったものです。そんな思い出が蘇る場所は、雨の日がとくにいい。ところが、隣は我が三人息子がお世話になり通った「かぜのこ学童保育」。学童保育のゴチャゴチャとイタリア風の小さな中庭が隣り合わせがおもしろいと、私一人でにやり。

そんなご近所さんの、そして有名になったTANAKAもフェアトレードのチョコレートでメッセージを送っている! なんて素敵なんでしょう。世間は動いていますね。

誰かを犠牲にして成り立つ暮らしを変えましょう! 知ること、想像すること、感じること、どうしてそうなるのか考えること、そして行動すること。バレンタインはフェアトレードのチョコでメッセージ!! フェアトレード・ショップ風”sでも、フェアトレードのかわいい雑貨と一緒にラッピングしたチョコセットが並びはじめました。

■昨年10月に名古屋市立山田高校で「フェアトレードでつながる命」の講演とWSのあとの振り返りシート一部紹介します。

 ・自分たちが普段何ともなく食べているチョコレート、今はもうチョコレートがあるのは普通となっています。今回の話を聞いて、カカオの産地の人達はチョコレートになる原料を栽培しているのに、出来上がったチョコの味は知らなく大変な労働で少しの給料しかもらえない。すごく胸が痛んだ

ぜひ現地の人達に、子供達に「自分の栽培しているカカオはこんないおいしい物になるんだ」と教えてあげたいです。自分が日本に生まれてすごく良かったと思いました。

 ・今回の話で一番心に残ったのはやっぱり子供兵のことでした。まだすごく小さいのに人を殺すという最悪な行為を、しかも純粋な子にそんなことをさせるなんてとても悲しいし、自分が生きているこの世界でこんなことがあるなんて考えられません。

今回はありがとうございました。バスケット好きなK

 ・テスト結果に絶望したSです。今日のこのフェアトレードの話を聞いてすごく発展途上国に対する考え方が変わった。これからは余裕があればフェアトレードで売っている商品を買いたいと思います。もし機会があれば発展途上国に行きたいと思っています。そしてその国の子供達とふれあいと思っています。

今日から少しでも発展途上国の子供達のためになることをしたいです。そして将来一人でも多くの人が笑っていける世界にしたいです。

 ・とても関心が持てました。確かにチョコレートはおいしくて安いからすぐに買えるし、買ってしまいます。それで、どんな人が作っているのかちょっと気になったところもありました。でも、まさかこんなひどい状況のところで作られているとは知りませんでした。チョコはイライラしたりストレスたまったときに食べるとだいぶ気分が良くなります。でも、そんな自分のイライラなんてたいした理由ではないとわかりました。チョコを作っている人なんてイライラどころではないくらい最悪なことをされると思います。でも私には何もできないです。私は今の生活を変えたくないからです。

*******************以上2010年10月 山田高校の生徒さんのアンケートの一部**************

★正直な高校生のつぶやきもあり、その後どうなったのかな~と気にもなりますが、何でも繰り返し繰り返しが大切。毎年バレンタインデーになると伝える児童労働のこと。昨今は新聞もTVも取り上げるようになってきました。ACEをはじめいろいろな人たちのメッセージがつながって大きな流れになってきたのだと思います。でも、まだまだまだまだです。あなたも一人のメッセンジャーになってください。バレンタインデーは、フェアトレードのこと、児童労働のこと伝えるチャンスです。

【ACEより】1/16(日)テレビ出演、見てください!

2011/01/14

ACE事務局長の白木朋子です。

新年のごあいさつが遅れましたが、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年がはじまり、いよいよチョコレートシーズン本番!
外は冷え込んでいますが、今年もやるぞと、
ACEスタッフ一同、内なる火を燃やしているところです。

いよいよ、ガーナに初のテレビ取材が入った
NHK BS1の「地球ドキュメント ミッション」の放送が
今度の日曜日(1/16)に迫ってきました。

自分の姿が映るのはちょっと気恥ずかしいのですが、
現地での撮影にはいろいろ苦労もあり、
ひとりでも多くの方に、児童労働の現状やACEの活動を
知ってもらいたいと思っています。ぜひご覧ください!
**********************************************

 

とメールが入りました。

昨年は3回ほど名古屋にきてくださった白木朋子さん。

1月16日、楽しみですね!

今年も、「幸せへのチョコレートプロジェクト」がはじまります。ウィルあいち1Fフェアトレード・ショップ風”sにて1月下旬入荷。

以下ACEのHPより

チョコレートがつくる、もっとしあわせな未来へ。
チョコレートに欠かせないカカオ豆。
日本はその多くをアフリカのガーナから輸入しています。

ガーナのカカオ農園では、家計を助けるため、学校に通えず働く子どもたちがいます。
農園ではナタや農薬を扱うため、ケガや病気の危険にさらされています。

ACEは、ガーナで児童労働がなくなり、チョコレートを食べる人にも作る人にもしあわせが届くように、2009年から日本とガーナで「しあわせへのチョコレートプロジェクト」を行っています。

ガーナのカカオ畑で働く子どもたち

カカオ畑での作業風景チョコレートの原料カカオは、赤道近くの高温多湿な地域で栽培されます。日本がカカオ豆の約7割を輸入するアフリカ・ガーナでは、農薬の使用や森の伐採などにより自然環境が破壊されたり、子どもたちが学校に行けずに危険な労働を行っていたり、さまざまな問題が起きています。

児童労働をしていることが問題となっています。ACEが2008年2月に行った調査では、子どもがカカオ作りのすべての工程に関わり、ナタや農薬を扱うなど、ケガや病気の危険にさらされていることがわかりました。また、教室や机やイス、教科書が不足し、学ぶ環境が整っていません。ガーナを含む西アフリカ4カ国で、カカオ農園で数十万人の子どもが働き、64%が14歳以下という調査報告もあります。(国際熱帯農業研究所:2002年)  つづき

コートジボワールで起きていることと、チョコレート

2011/01/12

国連UNHCR協会メールニュースより                            2011.01.12
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皆様はイライラしたとき、
自分を落ち着かせるために何をしますか?
 
私の場合は、甘いものを食べる。
特にカカオ80%のダーク・チョコレートは
そんなときの私の大親友です。
 
今、そのチョコレートの原料となるカカオ豆の
値段の上昇が心配されています。
 
それは、カカオ豆の世界市場の40%を占めるコートジボワールで、
隣国リベリアに難民が流出するほどの
政情不安が続いているからです。

チョコレートひとつでも世界ってつながっているのだと
あらためて考えさせられます。

それにしても、2011年こそ
紛争や災害の少ない年になってほしいと、
年の初めに願っています。
 
国連UNHCR協会 事務局長 高嶋由美子

■■今回の内容■■

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1【コートジボワール:UNHCR、リベリアで難民キャンプの設営を開始】
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UNHCRは12月31日、コートジボワール難民を保護するために、リベリアで
難民キャンプの設営に入りました。
すでに1万8000人を超える人々がコートジボワールからリベリアに避難した
と言われています。現地入りしているUNHCR職員の話によると、毎日400人
から500人のコートジボワール難民がリベリアにたどり着いており、
その半数以上が女性や子どもたちだということです。

皆様の温かいご支援をぜひお願いします。

続きはこちら

ご寄付はこちらから

ワールド・コラボ・フェスタ2010 報告 フェアトレードコーナーに1万5千人

2011/01/11

愛知県国際交流教会のニュースレター 2011年1月号が届きました。

■ワール・ドコラボ・フェスタ 2010の報告(10月23・24日)

フェアトレードについて学び、誰に同伝えるのかを考えた受講生が、実際にイベント出店し、フェアトレードをつたえました。

ブースのコンセプトは「家族みんが立ち寄れる」です。

お父さんは、児童労働の体験(60Kgの荷担ぎ)を、子どもたちには取りの色塗りを、おかさんにはコーヒーを試飲してもらい販売につなげ、家族みんなのために森の記念写真撮影コーナーを用意したところ、2日間で1万5千人の方々にお立ちより頂きました。このほかにもフォルクローレの演奏会や美味しいコーヒーの淹れ方講座がブースを森上げてくれました。

ワールドコラボ報告1-1

■11月6日 シンポジウム「森を育てるフェアトレード」の報告もありました。

ワールドコラボ報告1-2

講演では、メキシコのトセパン・ティタタニスケ協同組合から、運営評議員のレオナルド・ドゥランさんをお招きし、組合の取り組みや目指す社会、フェアトレードが地域にもたらしたものについてお話をいただきました。

組合にとって「フェアトレードの価格は生産者と消費者の互いの幸せの形である」のです。

またフェアトレードを広げるのに大切な事は、レオナルドさんは「皆さんと一緒に真剣に取り組み、あえて時間をかけて皆さんと寄り添う形で普及させていきたい。」と言い、日本の消費者と生産者をつなぐ立場であるウィンドファームの中村隆市さんは、「秘訣は無いが『コツ』はある。幸せを『コツコツ』広げていくこと。」であると言います。

最後に土井が「COP10が開かれた事も含め、ここ名古屋にフェアトレードが日本の文化になるくらいの広がりが見えたらいいなと思います。」としてシンポジウムを締めくくりました。

昨年の5月29日から11月27日の締めくくりワークショップまで約半年にわたって勉強してきた「森を育てるフェアトレード フェアな値段=希望+地球未来 ~変化の風を起こそう!~」プロジェクトは、只今報告とフェアトレード普及の広報を兼ねた冊子を作成中です。 冊子のなかには、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の作ったフェアトレード絵本も掲載され、小学校の高学年のおこさまから親子で一緒にフェアトレードのことを知るよう企画されています。無料配布です。乞う! ご期待!

なふたうん新聞 2011年1月8日 14号

2011/01/08

蜜蜂2s2011年1月8日 14号

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なふたうん新聞
Nagoya Fair Trade town→NAFTown
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                     名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発行

2011年、皆様はどのようなお正月をお迎えでしたでしょうか?

こころ新たに出発する新年、新しいチャレンジ、してみたいですね。

「なふたうん」もチャレンジします! フェアトレードのMAP作りや絵本作り、そして5月のフェアトレード月間の盛り上げ、6月からの3回連続国際理解教育「名古屋をフェアトレード・タウンにしまい」ワークショップが始まります。是非 応援してくださ~い!

■■■12月の報告■■■

JICA中部企画の「なふたうん」展示 12月11日~2011年2月27日まで

「なふたうん」を始まった経緯、今までの活動、展望、フェアトレード・タウンの説明

フェアトレード・タウンになったらどんないいことがあるのかなど、フェアトレード紙芝居もふくめ展示されます。

12月11日(土)

  北生涯学習センター 「親のコミュニケーション パワーUP講座~親子で話す チョコレートの来た道」 案内人 土井ゆきこ   40名余参加

午後 名古屋NGOセンター主催 1日で学べる「国際協力カレッジ2010」開催!!

  四時間目:「国際協力分野のボランティア・インターン マッチング展」JICA中部於

12月12日(日)

・南陽高校生 蟹江商店街朝市にフェアトレード出店  12月12日もフェアトレードのイベントが朝市

・ 第1回ワンコインセミナー「ダーウィンの悪夢」9時半~ 6名参加 (次回2月6日の予定「児童労働とチョコレート」)

   ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ 

 ◇12月16日~26日(日)「ノクシカタ」展示 4m*2.5mの大タペストリー展示 ウィルあいち1F展示室にて 

12月18日(土)

  シャプラニール キャラバン隊 IN 名古屋 20名参加
  「ノクシカタ ~ベンガルの伝統と女性たち~」 内山元バングラデシュ駐在員報告

12月19日(日)

  地球愛祭り、ブース出展 金山 アスナルにて マイカップお持ち下さい。試飲コーナー予定

12月26日(日)10回「なふたうん推進会議」&ランチ忘年会

■■■1月の予定■■■

◇1月15日(土)第11回「なふたうん推進会議」ウィルあいち1F交流サロン10時半

1月16日(日)愛商連婦人部企画 土井ゆきこ講演&WS 

           「つながる命 フェアトレード」 金山 労働会館本館

1月15・16日 小牧の「カフェ ド ノイエ」オープン企画にブース出店

1月19日(水)名古屋市教育センター企画 土井ゆきこ講演「つながる命 フェアトレード」 幼・小・中・高教員対象 熱田区 名古屋市教育センター講堂 420名予定

1月22・23日 九州は熊本でフェアトレード・タウン・ネットワークの会合に参加

◇1月24日(火) 横浜のフェアトレード団体ネパリバザーロの展示会 参加

1月29日(土)国際理解教育セミナーinなごや実行委員会 分科会 「チョコレートの来た道Ⅱ」 案内人 土井ゆきこ 名古屋国際センター

1月30日(日)財団法人あいち男女共同参画財団 ワークショップ「チョコレートの来た道」~美味しいチョコの苦い話とフェアトレード~ 案内人 土井ゆきこ ウィルあいち

■■■フェアトレードマップ■■■

なふたうんでは、フェアトレード商品をおいてあるお店情報を募集しています。
名古屋、名古屋周辺のフェアトレード商品を扱っている名古屋市内(周辺)のお店をご存知だったり、見かけたらご連絡ください。

2011年はマップの完成を目指しています。

■■■実行委員&ワンコインサポーター募集中■■■

なふたうんでは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。
一緒にイベントを運営しませんか?一緒にフェアトレードを広げませんか?
興味がある方は是非一緒に活動しましょう。「活動は出来ないけれど、応援するよ」と言う方は是非ワンコイン(500円)サポーターになってください。只今81名です。

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名古屋をフェアトレードタウンにしよう会(なふたうん)
なふたうんブログ*http://www.nagoya-fairtrade.net/ 
企画チェックは*http://www.gaianokai.org/kikakuitirann.html
連絡先*GAIAの会 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
    フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
     052-962-5557(T&F)(月休み)
    huzu■huzu.jp(■は@に変えて) http://www.huzu.jp/

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ロンドンでは、フェアトレード産品の無い店を探すのが難しい!

2011/01/07

ロンドンにしばらくみえた人のお話を今日、伺いました。

ロンドンでは、きちんとした統計ではないが、たぶん70~80%の人がフェアトレードについて知っている。

ロンドンでは、フェアトレード産品を置いてない店を探すのが難しい! 

ロンドンのあるスーパーはフェアトレードのバナナしか置いてない。

スターバックスのお店では、入り口に「エスプレッソ*とミルクはすべてフェアトレードです」と標示があり、さらに並んで待っている人が読める位置には「フェアトレードについてのメッセージが書いてあり、お客様はそれを見ながら待つことになります。かなり前面に打ちだいている。当初はお飾り的なフェアトレードの存在が、どんどんふくらんでいる感じ。勿論全体の取扱量からすればまだまだ微々たるものでしょうけど、でも消費者の動きを見ての行動と思われます。

エスプレッソ (espresso) は、コーヒーの一種で、イタリアやフランスではもっともよく飲まれるコーヒーである。風味が濃い、こくのあるコーヒーで、イタリアで Caffè といえば、普通これをさす

ロンドンは、たしか2008年10月にフェアトレード・タウンになったと思います。

★今日現在フェアトレード・タウンは世界中に900あります。

ロンドン・ローマ・パリ・コペンハーゲン・ダブリン・ウェリントン・ブリュッセルなどもフェアトレード・タウンです。

起業支援ネット発行情報誌 2011年1月号に掲載されました。

2011/01/05

「仕事おこし・自分おこし・地域おこし」のNPO法人起業支援ネットの会報誌です。

フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)を立ち上げるにあたって、NPO法人起業支援ネットの前身「エクラ」の時から関戸美恵子さんにお世話に成り、今があります。ありがとうございます!

エール1月号s□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■

人と人とをつなぐフェアトレード

~世界をHappyにする消費~

  かつてジョンレノンは私たちに「想像してごらん」と語りかけた。「天国などない、地獄もない、ただみんなが今を生きている」と。

私たちは、自分の住む地域で、あるときは消費者として、またあるときは生産者として暮らしている。

 では、想像をしてみてほしい。私たちが買ったものはどこでどのように作られてきたのかを。今この瞬間も、発展途上国と呼ばれる国々では、生きていくために働いている子どもたちがいる。

フェアトレードは、環境に配慮した良質な原料や製品を、経済的な立場の弱い人々から適正な価格で購入することで生活の質を向上・安定させる活動だ。“児童労働”をなくすことも一つの目的としている。

14年間、フェアトレードショップを営んできた土井ゆきこさんは、2009年の6月から名古屋をフェアトレード・タウンにしようと立ち上がった。

新しいステージに挑戦する土井さんは、自分たちにできることからはじめることで、つながる世界があると話す。

 

名古屋市東区にある愛知県女性総合センター(ウィルあいち)の1階正面玄関入ってすぐの場所に、一際目を引くフェアトレード(公正貿易)ショップがある。

色彩豊かな商品を縦横無尽に陳列させつつ、どの国のどんな人たちによって作られたものか一目で分かる。無機質なセンターの中でおもちゃ箱のように温かくたたずむ空間、それが土井さんの営む「風“s(ふ~ず)」だ。

 

◆フェアトレードショップで起業する!

「オープンしてから今まではあっと言う間だった」と笑う土井さんは、地元名古屋市東区に育ち、高校を卒業後、会社勤めを経て、パートナーと出会い結婚を機に家庭にはいり夫の実家の家業を手伝った。

同居を経て核家族となり3人の子育てをしながらも、働くことへの想いは消えず、パートとして営業事務の仕事をしていた。

あるとき、まのあけみさんのギター片手に生活の歌を唄う出前コンサートに参加したときのこと。フィリピンのバナナ農園では、労働者は暑さのため上半身裸で作業をして農薬の被害にあっているという話や、インドネシアのエビの加工に携わっている女性たちは貧困のため廃棄されるエビの頭を持って帰り、食材として利用しているという話を聞いた。

安いバナナやエビの陰にある労働問題を初めて知って、強いショックを受けた土井さんは、それをきっかけに世界へ目を向けるようになり、バナナやエビを買わなくなってしまったという。

 そして1993年、生協の会員宛てのお知らせをきっかけに参加した起業セミナーで、起業したばかりの起業支援ネット(当時はワーカーズエクラ)関戸と出会う。

起業セミナーの中で初めてフェアトレードという言葉を知った土井さんは、いつしかフェアトレードのことをたぐりよせていき、1996年3月にはインドへのスタディツアーへ参加した。

ちょうど同時期、5月にオープンするウィルあいちのテナントへ応募をし、多数の競合をくぐり抜け、面接を終えてからツアーに旅立った。帰国後、採用の通知を聞き、準備のため奔走すること2ヶ月。風“sはウィルあいちと共にオープンした。

また、土井さんは平行して「GAIAの会」を立ち上げた。まだ周知されていないフェアトレードの理解につながる、文化・音楽・人権問題を一緒に学び合う場をつくることを目的とした会だ。

そうして今。オープン当時に比べて、卒論を書きたいと訪ねてくる学生やバザーに出したいとかかる声は確かに増えてきた。「でもまだフェアトレードが一般的に広がったという実感はない。」名古屋市内におけるフェアトレードショップ専門店も今は3~4店舗しかないのが現状だという。

 

◆フェアトレード・タウンの可能性

風“sオープンから9年が経った2005年、土井さんは一つの運動の存在を知った。「フェアトレード・タウン」だ。これはフェアトレード認定製品の消費運動を積極的に推進することを宣言した地方自治体を指す。

2000年4月にイギリスの小さな街ガースタンから始まった運動で、今では世界20カ国、900以上の地方自治体が宣言をしており、中にはロンドン、ローマ、パリなどの大都市も含まれているという。

日本で宣言をしている自治体はまだないが、熊本、札幌などでは宣言を目指して動き出しているそうだ。

フェアトレード・タウンになるためには5つのルールを満たして認定される必要がある。まず、自治体議会がフェアトレードを推進するための議案を可決し、議会、職場、地方庁舎などでフェアトレード認証製品(コーヒー・紅茶等)を使用すること。

次に、様々なフェアトレード認証製品が地域のショップや飲食店で購入できること。これは名古屋市の規模の場合、認証のついた商品2品以上を300店舗以上で販売していることが必要だという。

さらに、地域の企業や商店街、学校といった地域組織へフェアトレード認証製品を浸透させることや、メディアやイベントを通して、理解を広めること。また、フェアトレードの推進委員会を作り、推進活動を継続して行うことが必要だ。

 「それを知った時は、名古屋がフェアトレード・タウンになることは、夢物語だと思っていた」と話す土井さん。しかし、2008年の秋、フェアトレード専門ブランドであるPeopleTreeの展示会に参加したときのこと。「大げさに考えなくても、フェアトレード製品の小売店が、みんなでフェアトレード・タウンにしようと手を挙げればいい」。その一言を聞いて、ふと気が付いた。

「フェアトレード・タウンになりたいんですと手を挙げるだけなら、私にもできる!」。視界は一気に開けた。こうして2009年6月、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は設立されたのだった。

 

◆フェアトレード・タウンは運動である

これまでもGAIAの会で、フェアトレードにまつわる講演会やイベントを催し、啓蒙活動は行ってきた。「だけど、行政などに働きかけることはしてこなかった」。

タウンにすると決め、積極的に働きかけるようになった途端、成果は見る見るうちに挙がってきた。「これは一つの運動。動いてみて、フェアトレードを広げるには、行政や企業・学校等とつながらないといけないことに気がついた。一番変わったのは私自身」と土井さんは語る。

偶然にも、2010年秋に名古屋市はCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)を控えていた。それが追い風となり、あっと言う間に愛知県庁の職員生協でフェアトレードチョコを販売できるようになった。こうした志ある行政職員との出会いにも恵まれ、現在フェアトレードの風は着実に地元行政へ送りこまれつつあるという。

また、学校や生涯学習センターへ話をしに行く機会も激増し、会を立ち上げて1年間で聴講者は3千人を越えた。さらに企業へのアプローチも大手企業のCSR部の方の紹介を得て、徐々に関係づくりを始めている。

 

◆フェアトレードを広げるキーワードは“コミュニティ”

「コミュニティの再生こそ、フェアトレードの広がる鍵。」土井さんはそう話す。「今の私の考えるフェアトレードは“人と人とのつながり”。今、日本の中でもそれが失われつつあると感じています」。

そのため、コミュニティを再生させる一つの方法として、フェアトレードを活用するという。

「フェアトレードの事例は、児童労働など強いインパクトを持っている。その情報を受け取った人が、自分たちの暮らしを振り返って考えてみることで、日本でも似たようなことが起こっていること、わたしたちも遠い国の人たちも同じ問題に取り組んでいるということに気づくのはないでしょうか。そして自分の足元にある、人と人とのつながりを見直してもらえたら」と土井さんは考えている。

フェアトレード商品は、飲めばおいしい、着れば心地いい、手作りのものはあったかい。「だから、暮らしの中の1品だけでもフェアトレード商品を買い続けてみてほしい。そこからはじまる世界がきっとあるから」。まず、できることから始めればいいのだ。

例えば手に取った商品に対して、なぜこんなに安いのか想像する力を働かせてみる。そこにある現実にきちんと目を向けることができれば、私たちの行動はいくらでも変えていける。

 近い将来、名古屋がフェアトレード・タウンになった日には、きっと今よりもっと人と人とがつながり合える温かい地域になっていることだろう。その日が来るまで、土井さんの挑戦は続いていく。

 

毎日のように消費をする中で、消費者の“権利”を振りかざすことには慣れた私たちも、その “義務”についてどれくらい想いを馳せているだろうか。

土井さんは、谷川俊太郎さんの児童労働をテーマにした「そのこ」という詩を紹介してくださった。みなさんにもぜひ一度読んでいただきたい。

きっと私同様、想像した世界に向けて、一歩先へ踏み出したくなるはずだ。

・・・・・・・・・・・

事業概要

■風“s(ふ~ず)

■事業内容

フェアトレード商品の販売

■事業理念

 途上国の人々の自立をサポートするフェアトレードを通じ、共に生き、生かされていることに気づき。人と人、自然と人がつながっていくことを願っています。

 

■住所:名古屋市東区上竪杉町1 

愛知県女性総合センター(ウィルあいち)1F

営業時間:10時~18時(日曜日は17時まで)

休業日:月曜日と祝日は休業(土日と重なる場合は営業)

電話番号:TEL&FAX: 052-962-5557

E-mail:huzu@huzu.jp

URL:http://www.huzu.jp/

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会

URL:http://www.nagoya-fairtrade.net/

(取材 伊藤かおりさん、写真 木村義則さん ありがとうございました。 土井ゆきこ)

しろいうさぎ と くろいうさぎ の お話

2011/01/04

新しい年がめぐってきました。地球は太陽の周りを、自転しながら回っています。その地球のうえで私たちは逆さまにもならず生活をしています。想像してみれば不思議な感じです。不思議いっぱいの世界に住んでいます。

 もっと不思議なのは、地球が滅びる所まで来ているのに、相変わらず大義名分をかかげ戦争をしていること、一方平和そうに暮らしている私たちはず~っと同じ暮らしができると思い、さらにもっといい暮らしを望み、また誰かを犠牲にしていることなど思いもよらず安いものを買い続けること。不思議です。地球あっての私たちの暮らしなのに。

 ■    地球からみれば私たちは微生物

 目にはみえない微生物から北極熊や鯨、ゴリラにいたるまでいのちのつながりに気がつきはじめた人もいっぱいいます。その人達が手をつないでいったら、点は線になり面になっていきます。地球の一つの細胞として意志をもちたいと思う。

 ■つながれてきた命と、つないでいる命の交差点にいる私たち

 地球上に生命が誕生してから受け継がれてきた命と、今この地球上で生命の一つの鎖のなかに生きている私たち、日常生活のなかではなかなか感じることはできないつながりですが、年のはじめに思いを馳せ、これからの時をどのようにすごすか考えてみるのにこの時期には最適です。思いをめぐらす時間ですよ~~~。

 ■    「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」発足して1年半

 2009年11月から始め日々のことを綴っています。フェアトレード・タウンにするための道のりは、新しいコミュニティ再生への道。それは6月7日からはじまった小さなものがたりの綴りです。私、土井ゆきこという小さな細胞が、他の多くの細胞とつながって地球のことを考えています。みなさんも参加してみませんか?

うさぎ年にちなみ、子どもに読み聞かせをしていた懐かしい絵本をとりだしてきました。

うさぎ

 ■しろいうさぎとくろいうさぎ  ガース・ウィリアムズ ぶん え

 (お話)しろいうさぎとくろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろいもりのなかに、住んでいました。二ひきは毎日、一日中楽しく遊びました。あるとき、ニひきで遊んでいる最中、くろいうさぎが座り込み、とても悲しそうな顔をします。どうしたのか訊ねるしろうさぎに、くろうさぎは言います。「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ。」二ひきは手を握り合い、たんぽぽの花を摘んで耳にさしました

■「ねえ そのこと、もっといっしょうけんめい ねがってごらんなさいよ」 と、しろうさぎがいうと、 くろうさぎも めを まんまるくして いっしょうけんめい かんがえました。そして こころをこめて いいました。「これからさき、いつも きみといっしょに いられますように!」

しろいうさぎssくろいうさぎss

 

 

■ あなたの思いと行動を、地球の未来のために!  「いつまでも青い地球がありますように!」と願ってみよう! わたしたちも目をまんまるくして。 今年もみなさまににとっていい年でありますように!

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