‘2010/07’ カテゴリーのアーカイブ

~変化の風を起こそう~連続講座2回目 愛知県国際交流協会と共催 アイリスルームにて

2010/07/31

森を育てるフェアトレード
フェアな値段=希望+地球未来~変化の風を起こそう~
連続講座第2回目開催 21名参加
アイスブレーキングs

「100人村ワークショップ」をアースネット・なごやの今井光代さんのファシリテーターで開始。参加者はそれぞれの国や挨拶や条件などを書き込んだカードをもらい参加。人口爆発や植民地の話を聞く。

ハンガーバンケットs
続いて 世界の富の分配をかりんとうでハンガーバンケット体感
一袋のかりんとうを2%・39%・59%に必死にわけたグループは、実は2%分配のグループでした。テーブルに座りたった4人で59%のかりんとうを分配されたグループは、あとで他のグループに分けに行きました。

GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)で、以前に開催したハンガーバンケットは、朝食抜きで昼食を用意し3つのグループにわかれ食事をしました。今回のように分配を参加者にしてもらい、実はその人たちが一番少ない人々だったという内容も、お菓子を使い簡単でおもしろいと思いました。

その後環境問題に詳しい今井さんから、COP10の話、遺伝子組み合えの話など、映像を交えながらの話がどんどん進みました。

コーヒーsshana

マイカップ持参の皆さんに、メキシコ トセパンのコーヒーを飲んでもらいながらの休憩タイム

そのあとは、トセパンの森をモリゾーとキッコロが案内する映像を15分くらい見ました。教会のもと、プランテーションで森が破壊されていた跡地を訪ねるモリゾーとキッコロ。 ケツァーランの街の人々に聞きながら探し当てた同じ場所は、立派な「森」が広がっていました。すごく幸せな気持ちになりました。プランテーションでも有機農法で栽培しているところもあるそうですが、森の再生にはならないですね。

メキシコ農民s             メキシコ トセパン組合の人々 研修センター エル・カタルにて

たとえ破壊されても、私たちの手で森林を回復もできるということがはっきりわかりました。あきらめることはありません。再生できるのです。そして今進みつつ有る熱帯雨林の破壊を止めることも出来るのです。

それはフェアトレードの産品を選ぶことによって

11月6日来名予定のトセパン共同組合のアドバイザーである、ラテンアメリカ大学教授であり、アグロフォレストリー(森林農法)の研究者であるパトリシアさんのメッセージをお伝えします。2007年に私がメキシコを訪ねた時のレクチャーのなかで彼女は以下のことを先進国の私たちに問いかけました。

消費者としてものを買う時の基準
1=健康を保てるか?
2=貧しい生産者の人々が、よりより生活をする、人生の豊かさがあるのか?
3=文化面での多様性、生物多様性はあるのか?
4=地域のシステムを守る事に役立っているのか?
生態系システムはそこに住む人たちとのかかわりにおいてどうなのか?
5=毎日買い物をする祭、選ぶことで、自分たちの生活が充実したものになるのか?

環境面の保全のみではなく、精神的にもつながっているそのモデル社会が、トセパン共同組合と語っていました。

今のコーヒーの生産者を支えるのは、フェア・トレードが唯一と言っていいほど重要で、先進国でできることは、消費者の立場として5つのことを見ることで、地球保全につながるということでした。

「ARIGATOU」
「GRACIAS」=スペイン語
「TAZOIKAMATIC MIA」=ナワット語(トセパン組合構成のナワット族の言葉)

『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう! 8月21日(土)公開講座

2010/07/30

フェアトレード学s

5月29日のプレ企画「バングラデシュの衣料産業に働く女工たち」ドキュメンタリー映画上映にはじまった”森を育てるフェアトレード”~フェアトレードを体感しよう!~愛知県国際交流協会&GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)共催の連続講座。

7月10日(土)は1回目ワークショップには21名の方が参加。報告は7月10日のブログにあります。

明日7月31日(土)は2回目、環境とフェアトレードをテーマにアースネット・なごやの今井光代さんのファシリテーターで「100人村ワークショップ」開催。「大陸ごとにわかれてみよう」「富の分配 ハンガーバンケットで体感」

後半は、今回のテーマでも有る”森を育てるフェアトレード”の紹介モデルのメキシコのトセパン組合のプロジェクトを映像を交えて、現地を訪ねた土井ゆきこが紹介します。

【参加無料】要申込み 愛知県交際交流協会 交流公正担当 水谷
      T052-961-7904 F052-962-8045
      koryu@aia.pref.aichi.jp

次回は公開講座が開かれます!************************************************
公開講座『「フェアトレード学」の著者に聞いてみよう!』

今年5月に出版されたフェアトレードを学ぶ最新版。日本で書かれたフェアトレード入門書と呼べる決定版の一冊
「フェアトレード学」(新評論)
その著者東京経済大学の渡辺龍也教授が名古屋ではじめての講演。
フェアトレードが「当たり前」の社会へと至る道を探っていきたいと渡辺さんは語りかけます。

【日 時】 2010年8月21日(土)13:00~15:30
【会 場】 あいち国際プラザ(愛知県三の丸庁舎内)
【会 費】 無料 100名定員 申込み要
【申 込】 愛知県交際交流協会 交流公正担当 水谷
      T052-961-7904 F052-962-8045
      koryu@aia.pref.aichi.jp
【内 容】 フェアトレードのこと興味ある人、集合!
      わからないこと何でも 聞いてみよう!
      フェアトレードに対する「右から」「左から」の批判にも
      耳を傾け、その課題を明らかにしていきます。
      ★サイン会も予定!

問い合わせ:「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」
       フェアトレードショップ風”s内 土井ゆきこ
       huzu■huzu.jp(■は@に変えて)
    052-962-5557(T&F)(月休み)
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渡辺龍也さんってどんな人?
■2月27・28日 国際シンポジウム「フェアトレードの拡大と深化」
東京経済大学にて開催した人です。

フェアトレードラベル機構(FLO)や世界フェアトレード機構(WFTO)の代表レベルの方、フェアトレードタウンやフェアトレードラベル運動を世界で最初に行なったフロンティアの方々海外ゲストは以下の方達でした。

イアン・ブレットマン(Ian Bretman):FLO副会長
クラリベル・ダビッド(Claribel David):WFTO副会長
カルメン・イエツィ(Carmen lezzi):FTF事務局長
ブルース・クラウザー(Bruce Crowther)フェアトレード・タウン運動コーディネータ
ジャン・マリ・クリエ(Jean-Marie Krier):fairfutures主宰/KommEnt 副代表

他にサフィア・ミニ(Safia Minenney)ピープルツリー主宰/グローバリビレッジ代表
長坂寿久:拓殖大学国際学部教授 等のゲストをコーディネイト。

■プロフィール
東京経済大学教員。東京大学教養学部国際関係論文科(学士)、タフツ大学フレッチャー国際法外交大学院(修士)。NHK記者、在マレーシア国際機関職員、国際協力NGOセンター(JANIC)調査研究主幹、日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事務所長を経て、2000年より現職(国際開発協力、NPO論担当)。ラオス(1996~2000年)では森林保護・自然農業普及活動に従事。
主著に『「南」からの国際協力』(岩波書店)、主な訳書にD.コーテン『NGOとボランティアの21世紀』(学陽書房)、オックスファム・インターナショナル『貧富・公正貿易・NGO』(新評論)。

“House of Handicraft”の代表、ワニダさんの物語

2010/07/29

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

今日は旅行の5日目にタイのノンカイにある”House of Handicraft”を訪ねた時の代表、ワニダさんの物語を紹介します。

ワニダさんと2s
ワニダさんは78歳
祖父をフランス人にもち、母はラオ・タイ人 父はタイ人
ラオス国境に近いノンカイ県に生まれる。
(私の掛けているショールはバーシーの儀式の時に村人からかけて頂いたショールです)

60年間クラフトの仕事をしてきた人。SVAでは人気のお魚ポシェット、元々人形作家のワニダさんの考案の「ウォーリードール」などがハウス オブ ハンディクラフトでは作られています。

仕事を始めたのはラオス。
30年間3000人の人をまとめてきた。お客は日本人だったそうです。ラオスに政変があり、独身女性でそんなに手腕のある人は……..、これだけの仕事が出来る人は….と言うことで投獄された。フランス・ラオス・タイと国籍をめぐって翻弄された。顔立ちは西洋人なので、「フレンチ」とよばれている。

タイの王や女王、首相からの出獄願いが届き3年半後タイへ。財産は没収されていたので着の身、着のままだった。

1980年タイの首都バンコクでクラフト再開。今回も日本の客によって何とか軌道に乗った。が、1997年タイの経済危機で大打撃を受け、撤退せざるを得なかった。そして生まれ故郷のノンカイへ来た。

ハウス オブ ハンディクラフトは8つの村で、40人くらいの人が仕事を得ている。材料は買って渡している。

問題は、いい仕事があるよと言われればすぐ、その誘いに乗って行ってしまうので、生産者が続かない。新人には2~3日教えて、簡単なところを分業でやってもらう方式をとっている。他の職への誘惑が多く定着しないこと。

h&hの人達s

その後、生産者さんをまとめている代表の女性達と、実際の生産品の改良点などを話しあいました。ホテルなどの仕事と掛け持ちの人もいて、じっくり専業でできるくらいの仕事量と賃金が、今ある問題を解決していくのだと思います。素晴らしい生産品でも、粗雑な部分があれば売れなくなる。そこはしっかりと伝えてきました。直接話し合うことで、今後の生産品の向上が楽しみです。

7月28日 「NPOと行政のテーマ別意見交換会」に参加

2010/07/28

 今日のテーマは
~消費者に対するグリーン購入*の普及・啓発について~
*グリーン購入とは….必要性を充分考慮した上で、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを購入すること。

NPO関係は、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会いれて4人。
環境関係のベテランという感じの人たちの参加でした。

行政関係者は県の環境部環境活動推進課・市の環境局環境都市推進部課の人と、新城市からも環境課の人が参加して見えました。場所は、あいちNPO交流プラザで14時~17時近くまで話しあい。

私は、行政との懇談会とう場ははじめてでした。このような会議がもたれていることも知りませんでした。

平成13年にグリーン購入法という法律ができ、8月には東海三県と名古屋市で毎年消費者むけに「グリーン購入キャンペーン」を開催しているということでした。

500店舗の参加店舗からスタートして21年度は3700店舗になったそうです。8年を経過し、レジ袋有料など社会の変化もあるものの、エコ商品には興味があるものの割高感があるから買わない人に、どのようにグリーン購入を推進していくか?
市場経済が停滞するなか、費用対策の点からもいかに継続していくか?などの課題が出されました。

参加店舗は、ポスターの掲示・懸賞応募用紙の設置・グリーン購入コーナーの設置・独自企画の実施などから可能な取り組みをすればいいといいことです。

8年間のキャンペーンということでしたが、私自身知りませんでした。フェアトレードも似たようなものかな~、他の人にとってみれば5月の「フェアトレード月間」なんて知らないでしょうね~。

アンケートをとることでの啓蒙。
市民の地道な活動と、有名人を使ってのPR。
産品には物語があるのそれを語って行く。顔の見える関係を作りだす。

口で言うは簡単。実際にする人も楽しんでやっていける何かをNPO
関係の人が提案できればいいのだけれど、専門道を行く人はその提案がちょっと難しいかも? もっと素人の部分(初心者の気持ちにもどって)と、NPOの実績によるアドバイスができたらもっといい会合になっていくと思います。行政に寄り添う気持ちも必要かもしれないと、はじめての会合での思いでした。

提案はどれも、今フェアトレードを推進していく上にしなければならないことです。それをこのグリーン購入推進キャンペーンで一緒にやっていく方法はないでしょうか? フェアトレードと一緒にやれば、具体的でわかりやすいと思う。

マーク問題がここでもある。これからもっと出てくると思う。企業ラベルも氾濫してくるでしょう。第三者機関の認定はやはり必要でしょう。しかしそれだけ信奉ではなく、人と人とのつながりの「提携」も大切です。提携があって認証があるのが一番かもしれない。要は人と人のつながりのある店舗で買うことが一番。以前のように顔見知りの店で、世間話などしながらの買い物がいい。互いに地球環境の事も語れるような店に成長しながら、グリーンコンシューマーも育つ関係のコミュニティ復活のためにも、起爆剤としてフェアトレード産品を取り入れることを推進してゆきたい。

★名古屋がフェアトレード・タウンになることは、グリーンコンシューマータウンになることと同じ。だって消費者の価値観が変わる事だから。

消費者の価値観の変化が、グリーンコンシューマーにもなり、フェアトレード産品を選ぶことになり、環境や人権問題、そして身近な地域の問題へと意識はつながっていく。その変化をどんな形でスイッチするかが問題。そのスイッチが入れば、老人介護の問題、引きこもりの問題、子育てのことなどあらゆることが解決の方向を向く。しかしすぐには変わらない。50年はかかるかもしれない。気候変動のように。

でも今変わらなければ、その50年後がもっと遠のいてゆく。

ツアー5日目 7月20日 タイを訪ねる

2010/07/28

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

今日は旅行の5日目、ラオスのシティ・イン・ヴィエンチャンに3泊昨晩友好橋を渡りタイへ入国。ノンカイ県庁訪問、県知事表敬訪問。現地のフェアトレードの団体House 0f Handicraftsのワニダさんのアレンジで、行政とのつながりをもっと持ちたいということで
ノーンカイ県知事の表敬訪問。実際は、副知事さん(男性)と一村一品運動のまとめ役のような女性と二人が対応されました。

ひとつひとつのクラフトを、一村一品運動として盛り上げ、生産者を支えて行きたい、行政にも、活動をもっと理解していただきたい、というワニダさんの思いから、実現しました。

続いて、役所からすぐ近くの一村一品運動の生産物の販売所がならぶ、立派な建物に到着。1Fはショップ、真ん中の広いスペースを囲むような建物でした。政府により建てられ、光熱費は無料。賃料もなし、だそうです。

でもその後の政府の動きは鈍く、空き店舗もあり、ワニダさんはなんとか活性化したいということで、私たちの訪問も喜んでくださいました。箱物はできたが….と、どこでもにたようなことがあるのですね。

バーシーの儀式s

バーシーの儀式。
東北タイ(イサーン)からラオスでは、結婚式やお正月など事あるごとに、行われる儀式だそうです。塔のようなところから糸が下がり、それを周りを囲んで座っている人が手にとりみんなでつながる。お経がはじまった。ひもが動く。つながっていると感じる。お経が終わったら外向きにみんなが座る。糸を持った人が私たちに「幸せ」や「夢が叶う」ように手首に白いひもを巻き付けて行った。10人くらいの人から結んでもらった。

ビュッフェスタイルで食事のあと人気のウォーリーブローチやお魚巾着のデモンストレーションを見ました。

人形作り

人形ブローチは、足になるワイヤーの先に綿をからめ、接着剤でくるくるまとめてきます。頭になる部分も綿で作り、何度も接着剤でまるくまとめ、その真ん中に、先ほど両サイドに足の部分を丸めたワイヤーを二つに折り、頭に差し込みます。そのあとは手をつけ、服を着せていきますが、前日の雨のため(ラオスは雨期)生産者の人が来られなかったので、デモンストレーションはここまででした。

その後、生産者さんをまとめている代表の女性達と、実際の生産品の改良点などを話しあいました。

ツアー4日目 7月19日 ラオス モン族 タンピャオ村を訪ねる

2010/07/27

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。
CAMAクラフトに8時過ぎ到着。

カマクラフト事務所sカマクラフト事務所(WFTOのマークが看板にある)

カマクラフトは、はじめ難民キャンプでハンディクラフトの材料を提供するくらいの小さな団体だった。
1990年国に戻ることが出来た。ラオスに戻ってきても支援を続け、外国にも輸出をするようになった。医療器具・食べ物・お金の支援もするようになった。だんだんと商業的になってきた。今日注文して、明日できてくるように回転が良くなってきた。

村へ届ける材料の棚s村へ届ける材料の入った棚 カマクラフト事務所にて

10の村を支援している。ルアンパバーン・ビエンチャン・諸外国へ販路を持つ。生活水準があがってきたという声もある。低所得者の現金収入の支援をしている。村の言葉ではなくラオス語を話すための学校支援。社会参加の仕方がわからない村人のためにライフスキルを伝授。新しい技術面学び、伝統的なものとトレンドを組みあわせるなど、情報を提供していく。材料は90%タイから入手。コットン100%又はコットン35%ポリエステル65%の材料が使われている。SVAはコットン100%を要望している。

村へ行く赤土の道s村へ行く赤土のぬかるみ道

事務所から「Tan Peaw Village」を陸路1時間くらいで尋ねた。幹線道路を左に折れると赤土のくぼみに雨がたまった道を20Kmくらいの速度ですすsむ、両脇には水田もあり田植えをしていた。

1993年難民生活から戻ってきた。行政と国連が家などをサポートしてくれた。カマ・クラフトに村人はサポートのお願いに行った。国連はおおきく動くけれど少数の人々を忘れてはいけない。

村を訪ねたときは、女性ばかり、そしてたくさんのたくさんの子どもたち、男性はみんな畑にでて農作業。村長さんの話に寄れば935人がこの村でくらしている。

森のやりとり3s

3週間に一度訪ねてくるカマ・クラフトのスタッフから、次の仕事の布を伝票と一緒に渡される。そしてそれまでに出来た仕事を渡し、検品をうけお金をうけとる。町から離れて暮らす人々にとっての大切な取引がここにある。

ただ、この取引が、足元みられ低い報酬しか受けられない場合も想像できるし、実際フェアトレードでとり引きされないところでは、20%くらいはここより低いようです。

カマクラフトの事務所の人と村人のやりとりのあと、「モン族の衣装を着たい人!」との呼びかけがあり手をあげました。

森の人みんなs
前列 中央の二人とその後ろの人はモン族の娘さん

ラオスはこの時期雨期で、朝も雨が降っていたので赤土がぬかるんでいました。でも森のなかでの交流する時はやんでいました。

この夜は、友好橋を渡ってタイへ行きました。5日目は、タイのノンカイへゆき、ハウス オブ ハンディクラフト へ行きます。

ツアー3日目 7月18日 ラオス モン族 シビライ村を訪ねる

2010/07/24

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

シビライ村

朝7時にホテルを出発して、3時間ほどで帰還難民の村、シビライ村に到着。SVAのスタディツアーの生産品では、ハートマスコット・財布があり2006年のカタログではショルダーバッグもあり、それはとても素敵な彩りのクロスステッチが施されていました。

そんな村を直接訪ねるということは、本当に心待ちした瞬間でした。前もっての説明どおり、斜面にはりつくような感じで家があり、ばんばんトラックなどが走る道路をはさんで、また斜面に家がある。そんな村でした。

ワーピアション村長さんの話に寄れば村民は243人、うち女性は122人。15歳以下は115人と子どもがいっぱい。農業中心でハンディクラフトを作っている。高校がないのでなんとか作りたい。隣の村長さんも同席。教育に注ぐ思いを語られた。

村人と一緒に餅つきをしました。
細長い丸太をくりぬいた中に蒸した餅米を入れ、杵で二人でつきます。日本の餅つきと違うのは、臼が長方形、杵が軽い、水をつけて手返しをしないので餅と杵がくっついて、持ち上げるのが大変。モン族の若手は決まっている。一方の日本側は、杵の軽さと、くっつく餅を引き離す力不足で、周りの子ども達の笑いをおおいに誘った。
もりあがった餅つきでした。

餅つきs

昼食を村長の家で頂きました。魚を揚げたもの、ご飯、タピオカと芋の入ったデザートのようなもの、バナナ、餅は蜂蜜をつけて食べるようでした。日本から持参した海苔としょうゆは、甘さとは反対の味覚なので、シビライ村の人もとまどった様子でした。

昼食後、女性達の刺繍をするところを見せてもらいました。時間をみつけては、膝に布を置き、色とりどりの刺繍糸を自分の感性でクロスステッチしてゆきます。それは刺繍するお母さんの袂で遊びます。そして針を持てる頃になると、端っこのほうの部分をさせてもらいます。やがて順次任されるのでしょう。民族衣装を自らつくる伝統的なこの刺繍は、難民時代にも作っていました。

同じ柄でいくつも作るという商業ベースは彼女らにはあいません。なぜならおしゃべりしながら、みんなと楽しく、そして創作の楽しさを味わいながら、「刺繍する事が楽しい!」と彼女らは語るからです。自らの思いを刺繍の糸に託して表現する、それは仕事と言うより生活の中の大切な創造時間で、生きる源なのでしょう。日本にきて一つ一つ違う柄を見る時、私たちはどれもこれも素晴らしく選ぶ楽しさと難しさを味わいます。

双子の母s

そんな思いの刺繍がされた生産品も市場にいけば、観光客に値切られ手元に届く報酬はその思いや技術に見合った物ではないでしょう。シビライ村はまだフェアトレードとしての組織化にはまだなっていませんが、村の人と難民キャンプ以来家族のように、またおかあさんと慕われている安井清子さんを通じて、SVAに届きます。これはフェアトレードの中では分類すれば提携型に属すでしょう。

フェアトレードのマークも何もありませんが、生産者も仲介する人も引き取り買う団体も互いに尊重し合う関係での取引です。形ではなく目に見えないつながりで生産品が作る人から使う人へと手渡されていきます。

そのお金は年間を通じてお米が取れないシビライ村の人にとっては大切な現金収入です。教育費に生活費になります。刺繍は女性のものだけではなく、村長をはじめ男性も手がけるそうです。

実際、下の刺繍は少年が刺繍しました。木から落ち、竹にささった所を助けられたそうですが、入退院があり、ただでさえ貧しい生活のなかでのかかる医療費への苦労は大変なものと想像します。週末に3枚ほど仕上げるという刺繍のステッチは素晴らしいものでした。それを製品化するコーディネーターがシビライ村から生まれるともっと収入が増え、臨時支出にも対応ができるようになると思います。

息子の母s

2007年に行ったメキシコのコーヒーなどの生産者のトセパン組合は、組合委員のための銀行をつくりました。営利目的ではないので、預ける時の利子は高くつけ、借りる時の利子は少ないそうです。

11月6日 メキシコからトセパン組合の話をしてくださる人が、「森を育てるフェアトレード」の公開講座のため来名予定です。

シビライ村にも若者が世界のこのような事例を勉強し、村に持ち込んでくれたらいいなっと思います。情報の不足は発達を拒みます。出入りする人達が情報を提供し、相談にのってあげれるといいなと思います。

どちらにせよ、現金収入を得ることです。今回も生産品の改良点や新製品の提案なども直接生産者の人と話す事ができました。

今回のシビライ村での出来事の一つに、昼食後、小柄なおばあさん(と言っても多分私くらいの年齢の人)にモン語で「ワッジョ=こんにちわ」と声をかけたら、互いに手を取り、なんだか自然にハグした。東洋人にはないことだけれど、ハグしあいながら語り合う目は、今回この訪問では口に出来ない難民時代のこと、それを彼女は目で語っていたと思う。

私も前日の前もっての安井さんのレクチャーで20年近くの難民キャンプ時代のこと、帰還してからのこと、その時代を生きてきたことに思いをめぐらした時、涙が出てきた。彼女もそうだった。指で数える仕草もしていた。私にはわからないけれど、「たいへんだったね~」という思いでハグしていた。自分自身不思議な行動でした。彼女の手が私の涙を拭いてくれた。

ハグs

そのあと刺繍する現場では、彼女が針を持って刺繍をしていた。白い布にしていたので誰かが聞いた。「なぜ白い布にするのですか?」と。答えは、死に装束ということでした。女性の平均寿命54歳というラオスでは40~50歳になればそのような準備も有るのかもしれない。私は平均年齢はとうに過ぎている。死に装束の衣装までは考えていないけれど、どうしたらこのまわりに物を片づけたらいいのか考えている。シンプルに暮らしたいと思う。

私にできることは?
SVAという団体を通じて、今回出会ったシビライ村の現金収入の道を造りたい。後継者は一杯いると村人の話。確かに!! 子どもらは一杯いる! 

素晴らしい感性と技のモン族。それらを生かし世界に誇る伝統文化を発信、自らの歴史も語り、互いに平和に暮らす事ができるように出会ったところからつながってゆきたい。語って行きたい。

糸s

以下明日の企画案内!
シャプラニールという団体をごぞんじですか?

1972年発足ということですから38年もたちます。
40年近く続く事はすごい事だと思います。世代がつながっている証明です。どこにそんな息の長いNGOの秘訣があるのでしょうか? また地道に活動するエネルギーをどのように維持して現地で活躍しているのでしょうか?

さて年に1回、全国を回るキャラバン隊が名古屋にきます! 
何かをしたい! と思っている方にもヒントが有るかもしれません。
また卒論等で国際協力・フェアトレードなどをテーマに使用としているかたは是非、藤﨑さんのお話を聞いてください。
女性の立場ならではこその話も聞けると思います。

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ネパールの農村に生きる女性たち~支援活動で見た女性たちの暮らしの変化~

支援の先にあるものが見たい……..

■日 時:2010年7月25日(日)14:00~16:00
■会 場:ウィルあいち2F セミナールーム4
■参加費:1000円(当日+500円)30名定員

■プログラム: シャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/は、
ネパールでの活動を1996年から開始し、農村
での活動や都市部での働く子ども支援に取り組んできました。
ネパールの農村部で経済的に厳しい状況に置かれている女性た
ちの社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たち
の変化について藤﨑文子さんにお話をして頂きます。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/48d430bf106208申込方法からどうぞ

■問い合わせ:「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」
    http://www.nagoya-fairtrade.net/
    フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
     052-962-5557(T&F)(月休み)
     http://www.huzu.jp/   huzu@huzu.jp

ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

2010/07/23

2010年7月16日~23日
SVAスタディツアー2010年~
SVAの活動25周年を記念するスタディツアーは、予想通りいろいろな出会いがあり、大変有意義な旅でした。

ラオス・タイに生産者を訪ねる旅

1日目は、移動の日、ベトナムのハノイ経由ラオスの首都ヴィエンチャンに着きました。

2日目はヴィエンチャンにあるSVA事務所を尋ねました。
SVAのラオス事務所s

そこの1Fは図書館になっていて子ども中心ではありますが、大人にも開放していて新聞や雑誌など読めます。

新聞紙を使った甲、紙飛行機、折り紙、地球儀ビーチボールなどで大いに一緒に遊んでもらいました。

bo-ru

子ども図書館s

そのあと2Fの事務所で、SVAのフェアトレード事業の説明をクラフト担当の藤川和美さんより、またSVAの主たる活動である移動図書館活動事業の説明を伊藤解子所長より説明を受けました。

そして翌日訪ねるシビライ村について、安井清子*(モンの名前はパヌン・リー)さんより、SVA活動の起源になる難民キャンプ時代や、モン族の話を聞きました。*ラオス山の子ども文庫基金・エッセイスト・モン文化研究

午後は移動図書館活動先である HOME OF LIGHT(盲学校)での見学と交流をしました。これはSVAのスタディツアーの図書館活動を理解する意味で私にとって大きな交流でした。

難民キャンプで過ごしたことのある少年が、やがて国にもどりSVAでのこの図書館活動に参加。彼ミンチェンのお話は、言葉は私は理解できませんでしたが、語り手と聞き手の子どもたちの熱い交流を感じることが できました。目が見えない子どもらは体全体で聞いている。みんな波打つように笑い、声を一斉に出す。今も尚彼の語りが蘇ってきます。素晴らしい!!!ミンチェン。

子どもたちの心の明るさ、輝きが、未来を作る! 素晴らしい仕事をしているSVAと理解できました。日本でも、子どもたちの心の輝きに役にたつことができたらいいなと思いました。それらの活動をしている人々もいっぱい周りにはいます。応援していきたい。つながって行きたい。

2日目からは、いよいよモン族のシビライ村を尋ねます。

7月25日(土)38年の歴史のNGOシャプラニール キャラバン隊 IN 名古屋

2010/07/14

シャプラニールという団体をごぞんじですか?

1972年発足ということですから38年もたちます。
私がシャプラニールと出会ったのは、新聞の社説でした。内容は覚えていないのですが、古くて、大きくて、有名なNGOがあるということで興味を持ちました。フェアトレードの品物を日本へ入れたのも早い段階の1974~5年です。ただその時フェアトレードという認識はなかったようですが…..。

東京の事務所にも何度か尋ねました。フェアトレードの店を始めてからしばらくしてからと思うので13年くらい前だと思うのですが、バングラデシュへのスタディツアーにも参加しました。

強烈な印象がたくさんありました。
一つには、シャプラニールがたちあがってバングラデシュで援助をしていた時、村人から襲われ大けがをした人が同じツアーに参加していた事。そのときは中年のおじさまになっていたのですが、歴史を物語る生き証人のような人が一緒だったことが印象的でした。

理由はいろいろあったのでしょうが、援助していたら、襲われたという事実は「援助」の難しさを物語っています。代表はHPの挨拶のなかで『…..またこちらから持ち込んだ「援助」はほとんど役に立たないということを私たちは経験から学んでいます。』と述べています

そのような経験を重ね、シャプラニールは今にいたり、バングラデシュ・ネパール・インドと地元のNGOと連携をとりながら発展しています。最近は「フェアトレード・ソング」も出来たとか?!

40年近く続く事はすごい事だと思います。世代がつながっている証明です。どこにそんな息の長いNGOの秘訣があるのでしょうか? また地道に活動するエネルギーをどのように維持して現地で活躍しているのでしょうか?

キャラバンs

さて年に1回、全国を回るキャラバン隊が名古屋にきます! 

貴重なこの報告会に、是非いらしてください。

何かをしたい! と思っているあなたにもヒントが有るかもしれません。

また卒論等で国際協力・フェアトレードなどをテーマに使用としているかたは是非、藤﨑さんのお話を聞いてください。

女性の立場ならではこその話が聞けると思います。

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ネパールの農村に生きる女性たち~支援活動で見た女性たちの暮らしの変化~

支援の先にあるものが見たい……..

■日 時:2010年7月25日(日)14:00~16:00
■会 場:ウィルあいち2F セミナールーム4
■参加費:1000円(当日+500円)30名定員

■プログラム: シャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/は、
ネパールでの活動を1996年から開始し、農村
での活動や都市部での働く子ども支援に取り組んできました。
ネパールの農村部で経済的に厳しい状況に置かれている女性た
ちの社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たち
の変化について藤﨑文子さんにお話をして頂きます。
申込方法からどうぞ

■問い合わせ:「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」土井ゆきこ
    http://www.nagoya-fairtrade.net/
    huzu■huzu.jp(■は@に変えて)
    052-962-5557(T&F)(月休み)
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お知らせ

7月16日~23日までSVAクラフトのスタディツアーに参加し、ラオス・タイの生産者さんを尋ねます。しばらくお休みします。
よろしくお願いします。7月25日にお会いしましょう!  土井ゆきこ

「フェアトレード学」の著者 渡辺龍也さんが名古屋へ!

2010/07/14

2010年5月に『フェアトレード学』を出版された渡辺龍也氏を東京からお招きし、世界や日本のフェアトレード事情について、わかりやすく、詳しく、お話していただきます。

皆様からのフェアレードに関する素朴な疑問から、深い思いの疑問にもお答えいただきます。

フェアトレードについて、この機会にしっかり学びませんか!

フェアトレード学s

■8月21日「フェアトレード学」著者の渡辺龍也先生の講演
■13時~15時半
■愛知県国際交流協会 アイリスルームにて。
■詳しくは http://www2.aia.pref.aichi.jp/topj/indexj.html        新着情報をごらんください。 お問合せ/申込先:財団法人愛知県国際交流協会 交流共生課交流共生担当   TEL: 052-961-7904/Eメール:koryu@aia.pref.aichi.jp ****************************************************************************** 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会 http://www.nagoya-fairtrade.net/   
  フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ     052-962-5557(T&F)(月休み)      http://www.huzu.jp/   
huzu■huzu.jp(■は@にかえて)

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