‘2010/05’ カテゴリーのアーカイブ

名古屋市東区泉 セントラル歯科クリニック に フェアトレード・コーナー

2010/05/20

森歯科難民映画祭s

森歯科s入口

「セントラル歯科クリニック」
名古屋市東区泉1-22-29
ストーク久屋2F
052-972-0707

森 昭さんは、歯医者さん。2年前名古屋で難民映画祭を開催した人。私もその新聞記事を見て、連絡をしてウィルあいちの店でもチラシで案内しました。

その縁もあり、歯医者さんの入り口に「フェアトレード・コーナー」がります。パレスチナのオリーブオイル・石鹸、スリランカ紅茶、ケニアのソープストーンの置物も人気でした。チョコを勧めたいところちょっと遠慮しています。

私が子どもの頃を思いだしました。東区の徳川園のちかくに歯医者さんがありました。お庭がある立派な家が歯医者さんでした。なぜか、帰りに飴を頂くのです。小さいながら「変だな?」って思っていました。

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の5000円セット始めいろいろな種類で、フェアトレードのマークがついたものを2品以上含めてお取り扱い下さい。相談を承ります。

先日の長坂先生の話のなかで、「あなたは社会問題を一週間の間に何回お話をしましたか?」という問いに答えた日本人はとても低い数字でした。

もし、名古屋に300店以上フェアトレードの品がお店の片隅にでもあれば、きっと話は社会問題にも発展するでしょう。「美味しい」「気持いい」の話にもなるでしょう。そして私たちの身のまわりのことにも話題は及ぶかもしれません。

「公」と「私」の間にある「公共=パブリック」という概念に乏しい私たちの暮らしに、みんなで考え、みんなで暮らしをよくしていこうという話題が日常から出てくるきっかけを、このフェアトレード・タウン運動は連れてくるでしょう!

八百屋さん、お米屋さん、薬局屋さん、美容院さん、本屋さん、靴屋さん、ハンドバッグ屋さん、パン屋さん……….どんな店でもOKです。
フェアトレードの品を置いてみませんか?

あふれる思いがA4に2枚 と 5月15日のアンケート

2010/05/19

雨が緑にふりそそぐ1日。北区の黒川、桜並木は今若葉並木、みずみずしい5月の雨降りの日。
黒川s

5月15日、高校3年生の生徒さんが「フェアトレード&フォルクローレ」企画の実行委員になり1日参加してくれました。昨日、お母さんから電話がかかり、聞いたところによれば、とても楽しかったようで、また長坂先生の話に感銘を受けた様子でA42枚にレポートを書いたそうです。

彼女に、電話を代わってもらいそのことを聞いたら、自然にかけてしまったということです。またもっともっと知りたい! 勉強したい! と思ったそうです。まさに生きた勉強をこの企画の実行委員になったことにより、中学生の生徒さん、大学生のお兄さん、お勤めのお姉さんたちに交じり、1日過ごしたなかで得た思いだと思います。

昨日から試験も始まったそうですが、自分自身とても前向きな気持ちで今いるということいで、みずみずしさにエネルギーが入った感じでとても嬉しいです。

★5月15日のアンケートの一部紹介します。

長坂先生の講演では、もう一度フェアトレードがどういうものなのか再認識機会となり、また講演を聞く側のお客側でも意欲的なフェアトレードについての質問が出て良い講演でした。
リャンプさん方のフォルクローレも異国の曲だけど気持ちよく聴ける音楽でどこかなつかしかったです。(10代女性)

ずっとNPO、NGOがなぜ日本で育たないのが疑問でした。今日の話を聞いて1つヒントが得られました。“フェアトレード”だけに固執しない話がとても興味深かったです。(20代女性)

概論の話はよくわかったのですが、もう少し具体的な話も聞けると思っていました。
フォルクローレはすごく楽しくてすごくよかったです。(50代女性)

フォルクローレたのしかった、ああヒネリがない。(40代男性)

コジマさんのパフォーマンス ステキでした。
長坂さん、いいお話をありがとうございました。とても重要な内容でしたが少し早口で話されたので、十分ついていけずご著書を買ってゆっくり考え直したいです。(50代女性)

ぼんやり知っていたフェアトレードをもう少しわかったつもりです。いろんな国とつながっていて、本当に姿が見えないだけで、自分のしたことが誰かに影響を及ぼしているんだと実感しました。100円ショップに行くのは極力控えようと思います。(40代女性)

フェアトレードがとても大切で大きな問題(人権・平和・環境・貧困等)の解決の方法のひとつであること、その効果が大きいことがわかりやすい説明できくことができて良かったです。
まだ日本の人が人権等社会問題に無関心であることも痛感しました(政府の計画通りになっています…)。意識を高くするためにもフェアトレードは効果がありますが、この日本の人間を不幸にする社会構造を根本から考えないと本当の意味でフェアな社会にならないと思いました。(30代女性)

大変貴重なお話を本当にありがとうございました。
消費者市民社会をめざす教育を自分自身のライフワークとして、子どもたちと学び合っていこうと改めて思いました。持続可能な社会のために私にできることは「心豊かな心」を持つ子どもたちを育むことかなと思っています。正直、多大なエネルギーを要する取り組みですが、本日の講演でその活力を吹き込まれたような気がします。(40代女性)

5月フェアトレード月間の3つの展示~なふたうん企画~

2010/05/18

①期間:5月3日~30日(6日と月休み) 
     「子ども達に伝えたいフェアトレード」
場所: 環境学習センター(エコパルなごや)052-223-1066
名古屋市中区栄一丁目23番13号伏見ライフプラザ13階
子どもたちに伝えるFTs

エコパル展示s

②期間:5月18日~30日
     「ちょっと気になるフェアトレードとフェアトレード・タウン」
場所:JICA 中部 名古屋市中村区平池町4丁目60-7
ちょっと気になるs

5つの街s

③期間:5月12日~20日15時まで 9~21時
  「生物多様性とフェアトレード~アグロフォレストリーの森より~」
場所:ウィルあいち(月休館)名古屋市東区上竪杉町1
   コーヒー 一杯で森を再生も守る事もできます。メキシコの先住の民ナワット族の紹介と、森林農法(アグロフォレストリー)の紹介展示

未来に遺したいのは、基地か? ジュゴンか?

2010/05/17

グリンピースジャパンからの問いです。

質問は簡単 答えも簡単 

未来に何を残したいですか?

今朝 5月17日の中日新聞1面に『普天間1万7000人の人の鎖 県内移設拒否「沖縄の民意」』とありました。

2004年5月私は1/16000人となり鎖に参加しました。でも本土の新聞はほとんど記事として取り上げていなかった記憶です。ず~っと沖縄の人の民意は「基地はいらない」のです。今回このように大きくとりあげられるようになった功績は鳩山政権の迷走のおかげで、図らずも「無関心」という差別意識に気付かせてくれたようだ。と新聞は語っています。

5月15日長坂先生の講演にもでてきた非暴力を唱えた沖縄のガンジーといわれる伊江島の反戦地主の長老・故阿波根昌鴻氏の作った反戦資料館を
数年前に訪ねました。手に何も持たない。座って話すこと。肩より上に手を上げない。米軍と話す時の注意です。戦いで得るものは何があるのでしょうか?

以下は4月1日のブログより
2010年4月1日 毎日新聞 朝刊より

ジュゴンs

ジュゴンの海 そこに基地

朝日を浴びた体をくねらせながら、深碧の海を泳ぐジュゴン。体長は3メートルほどだろうか。サンゴ礁(リーフ)の間で遊んでいるようにゆっくり海面に顔を出した。沖縄県名護市嘉陽の海辺を本社ヘリで飛んだ。環境保護グループ「じゅごんの里」代表で名護市議会議員の東恩納琢磨さんが案内してくれた。

沖縄近海は、世界的に希少な哺乳類、ジュゴンの国内唯一の生息地とされている。キャンプ・シュワブ周辺の海には餌となるアマモの群生地があり、海を埋め立てて飛行場を作るのはもちろん、陸上案で工事で赤土が海へ流れでて、藻場が破壊される可能性が指摘されている。

シンポジウム「買物してうっかりしっかり国際協力フェアトレードで起こす地球未来の風」

2010/05/17

名古屋初上映!
「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」
バングラデシュの衣料工場で働く女工たちs

森を育てるフェアトレード学校「フェア名値段=希望+地球未来」
 ~変化の風を起こそう~プロジェクト プレ企画

シンポジウム
「買物してうっかりしっかり国際協力フェアトレードで起こす地球未来の風」

映画「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」
・・火事がおきると、いつもなぜか門に鍵がかかっていた・・・

日 時:2010年5月29日(土)13:30~16:00
会 場:あいち国際プラザ2Fアイリスルーム
参加費:無料(要申込・定員なり次第締め切り))
プログラム:講演「フェアトレードを知ろう!学ぼう!」フェアトレードラベルジャパン事務局長中島佳織さん
      映画上映「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」
フェアトレードのコーヒーを飲みながら一緒に勉強しませんか! 要マイカップ
申込方法:愛知県国際交流協会へ、お名前、所属、電話番号を記入
問い合わせ:愛知県国際交流協会052-961-7904水谷
       または「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」土井ゆきこ
    052-962-5557(T&F)(月休み)
    http://www.huzu.jp/

【この映画の伝えるもの】
あなたの洋服箪笥のなかには、バングラデシュ製のGパンやTシャツが吊るさがっているのではないでしょうか。バングラデシュは、いまや世界に名だたる衣料品の貿易国です。1970年代初頭にゼロからスタートし、現在では数十億ドル規模の産業になるまで発展しています。約200万人を雇用し、その85%が女性です。1,000万人にいたる人々の生活がこの産業で支えられているといわれています。

 このすさまじい成長ぶりは、1974年の繊維製品の国際貿易に関する取り決め(多角的繊維協定:Multi-Fiber Agreement)によって可能になりました。この取り決めにより、旧来の生産国よりも新興の生産国の産業育成が保護されるようになったのです。通貨流通量だけでみると、繊維産業はバングラデシュの最大の輸出産業であるばかりでなく、輸出所得のじつに76%を占めるものです。

 しかし、明るい話だけではありません。衣料工場での火災や崩壊事故による死者の数は、これまでに3000人にのぼっています。賃金はもっとも低い水準で、賃金、保健、安全面等、労働者の不平不満は絶えません。

2006年5-6月、労働者の不満は暴動となって建物等の損害をもたらし、死者も出ました。内務省治安機関が出動する事態となり、産業全体に警鐘を鳴らす結果となりました。

 西欧の消費者のあいだでの意識喚起も進み、「スウェットショップ」に関する理解は浸透しつつあります。小売業者には「倫理的貿易」の実践が求められるようになり、工場が国内外の労働規準を遵守していることが要請されています。

ベンガル地域は、17-18世紀にかけて、繊維産業で栄えたところです。昨今の産業の興隆を契機に、将来に向けて持続的かつ国際貿易の新しい規範に耐えうるような産業形成ができるのか、このフィルムは問いかけています。

【監督プロフィール】 タンヴィール・モカメル Tanvir Mokammel

監督/作家/バングラデシュ映画研究所、バングラデシュ・フィルム・センター ディレクター。バングラデシュを代表する映画監督、作家。ダッカ大学で英米文学を専攻後、左派系ジャーナリストとして働いた後、バングラデシュ全土の貧農を組織する左派系活動家として活躍。その後、学生時代から関心の高かった映画の世界で本格的な活動に入る。これまでに5本の長編映画と11本のドキュメンタリーを製作し、 その社会性の高いテーマに対する国内外の評価は高い。映画祭での受賞作品も多数。ベンガル民謡バウルの作曲家ラロン・フォキルの生涯を描いた『ラロン』(2004年)、貧しい村に偽りの寺院を作りイスラム聖職者になりきる男を描いた『根のない樹』(2001年)、チッタゴン丘陵地帯の先住民族と入植 者との対立を描き、バングラデシュ国内では上映禁止となったドキュメンタリー『コルノフリの涙』(2005年)などは、日本でも上映された。作家としても 多才で、新聞への寄稿のほか、詩、短編小説、文芸批評など数多くの作品を執筆。主著に、Syed Waliullah, Sisyphus and Quest for Tradition in Novel(バングラデシュの著名な作家Syed Waliullahの小説や短編の批評)、A Brief History of World Cinema(世界映画の歴史)、The Art of Cinema(映画における美学についてのエッセー集)など。2009年Asia Leadership Fellow Program(ALFP)フェロー。
ミシンs

いままでも、今日も「ありがとう!」いっぱいの日

2010/05/16

風の交差点、人と人の出会う場、15日のフェアトレード&フォルクローレはそんな一つのきっかけを作りました。

30数名の中学・高校・大学・社会人のスタッフがそれぞれの持ち場で楽しんで参加してくださったようで、そのような場を持てたことで、あらためてフェアトレードを通じて、人と人とつなぐ風の交差点「風”s」を拠点としたGAIAの会(がいあのかい)、そこから生まれた「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のあり方を確認しました。

東京からお招きした長坂寿久さんは、ハートを感じる学者さんという感じです。「フェアトレードって何か?」「なぜフェアトレードか?」の問いに近づく講演をして頂きました。ジェトロに勤務していたころにオランダで出会ったフェアトレード、冬はオーガニックコットンのタートルネックがお気に入り、一度着たら他のTシャツは手が通せないと言われる長坂さんは、豊橋の高校の同窓会へと昨晩は出掛けられました。

講座の内容のなかで、なぜフェアトレードが欧米に比べて、経済力の割に伸びがないのかというのは、公と私の間の公共という場の考え方が希薄だからだとありました。フェアトレード運動を進めることで、公共を考える市民意識が芽生えて育ったらいいと思います。

フェアトレードの話を聞く場合、それぞれのいままで学習の積み重ねが違うので、どこまで話して頂くのかというのがなかなか難しいところですが、まずは入門編として今回はお話をして頂きました。単にフェアトレードの話と言うわけではなく、「生きること」をどう生きるかということにも及びました。
5月15日入口

今回の「フェアトレードとフォルクローレ」はフォルクローレを好きな人に
フェアトレードを知ってもらい、フェアトレードの事が気になる人にフォルクローレを知ってもらおうと、相乗効果を狙ったのですが、フォルクローレの広報が充分ではなく、南米の方たちには伝わっていなくって残念でした。グルーポ・リャンプは皆さん仕事を持ちながらの活動で、今回は,企画後にリーダーがブラジルに仕事で長期出張にでかけることになってしまったことがちょっと痛手となりました。

他に、新しい試みの一つで講演の前にカカオ農園で働く子どもやバナナ農園で働く家族の話を朗読し、舞台ではパフォーマンスをして頂きました。当初、演劇部の学生さんたちに寸劇をしてもらおうという企画も出たのですが、ちょうど試験中ということで実現には結びつかず、パフォーマンスをしてくださる方との出会いで初めてこの企画をしました。

とてもこのパフォーマンスに私は心動かされました。黒いい服をまとい、大きな大きな麦わら帽子と小さな麦わら帽子の小道具だけ。舞台で小嶋彩子さんはダンスで、バナナ農園で働く家族を表現しました。
人には表現の仕方がいろいろあるのだと思いました。素晴らしかったです。今回の参加者はスタッフいれて1部のフェアトレード講演会が約100名、フォルクローレは80名でした。いっぱいのおはぎの差し入れ、きなこやゴマのおはぎで10時から21時までの間のエネルギー注入になりました!ありがとうございました。

スタッフのWSs
            スタッフ同士のワークショップ

風の交差点風”s、出会いの場、情報が行き交う場の原点に戻った15年目の5月の1日でした。みなさまの支えあればこそのこの時の流れを思い改めて感謝します。ありがとうございました。

これからスタート!s 
       これからスタート!のスタッフ メンバー

フェアトレードのデート・コース紹介

2010/05/13

「週末の予定がまだ決まっていない方、デートをキャンセルしてイベントに参加 したい方、ぜひどうぞ! ・・デートコースに採用していただければ一番です!」

と昨日参加した株式会社 デンソー 総務部 企画2室 DECOポン事務局の渡邊がこんな素敵なお誘いをデコポンのサポーターにしてくださいました!

「フェアトレードってよく最近聞くけどなんだろう?」

「フェアトレードってなんとなくわかるけれど、どう?説明したらいいの?」

「フェアトレードのこと、もう少し内容を深めたい」

そんな人に参加して頂きたい企画です。ゆっくり時間がありますので、終わったときには、ちょっとフェアトレードのことを話せるようになりますよ。

「コンドルは飛んで行く」でちょっと有名なフォルクローレを聞けば、アンデスの山々、そこに暮らす人々の思いが伝わってきます。ちょっと懐かしいような不思議な感じ。まだ聞いたことのない人にもこの機会に聞いてみてください。音楽は世界の人々のこころをつなぐ架け橋です。

5月15日のデートコースのご案内でした! 
よりよい世界になるための一歩を踏み出す二人の1日になること願っています!

フェアトレードデーs

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世界のフェアトレードデー協賛企画(南米の方コンサート無料!)
「フェアトレードとフォルクローレ」2010年5月15日(土) HPから申込OK! 当日払いOKです。

時間:1部=フェアトレード講演会 長坂寿久 15時半~17時半
    2部=フォルクローレ公演 グルーポ・リャンポ 18時半~20時
    (コンサートに限り、南米の方400名無料要整理券)
会費:1部1000円 2部1000円 共通1500円(すべて当日は+500円)
申込:風”s土井ゆきこ huzu■huzu.jp(■は@にかえて)
会場:ウィルあいち(名古屋市東区)4Fウィルホール

主催:名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIAの会
連絡先:名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち1F
   フェアトレードショップ風“s(ふ~ず)内052-962-5557 (月休み)
蜜蜂2s
               「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」 ミツバチBEE君

5月12日毎日新聞・中日新聞に案内

2010/05/12

             毎日新聞 朝刊
5月12日mainitisinnbun

刈谷のデンソーさんにも今日出店しました。
5月12日デコポンs
             エコブラック 人気でした!

ネパリ・バザーロ便り ~ネパールの状況~  (2010.5.11)

2010/05/12

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以下はメールを転送します。
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突然ですが、現在、ネパールはとても大変な状況です。

日本のメディアでは扱いませんが、ゴールデンウィーク真っ只中の
5月2日から5月8日までの1週間、マオイストによる
全国バンダ(ストライキ)で人々の生活が追い詰められていました。

5月8日、マオイストは会議でネパールバンダ中止を決定しました。
市民による平和ラリーなど、抵抗する人々が増え、各地で衝突も
起きていましたし、経済的にもこれ以上続けることは困難と判断したようです。

5月28日の制憲議会終了期限までにはまだ何らかの動きがあると思うので、
手放しでは喜べませんが、とりあえず、外に出られる、行きたい所に行ける
生活は戻ってきました。

ネパールの状況をお店の皆様と共有したく、以下、5月6日、
バンダの最中にスタッフ間で共有した、代表のメールを添付しています。

少し時間がたち、タイムリーにお伝えできずに申し訳ありません。
今も、次に何が起こるか、皆怯えながら暮らす日々は続いています。

少しでもネパールの状況が良くなること、祈っております。
どうぞ、お力をおかしくださいますようお願いいたします。

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日本のメディアでは扱いませんが、マオイストによる全国バンダで
人々の生活が追い詰められ、5日が経ちました。

これまでのバンダならバイクや自転車は通行できましたが、
今回はそれも許されませんでした。

しかも、店や事務所、個人宅を軒並み回って寄付を強要しています。

日中2時間くらい外出が許され、人々は食料品などの買い出しに向かいますが、
物価は恐ろしく跳ね上がっています。備蓄したくても連日30度を超す暑い季節
で傷んでしまうので大量にはできません。

マオイストが辞任を要求しているネパール首相はインドの強力な後ろ盾を得て、
一向に辞任する様子はありません。

地方から首都に呼び寄せられたマオイストや農民たち
(中には人数合わせのため、何も知らず連れてこられた人もいるようです)
は学校の校舎や大きな建物などに滞在しているようです。

学校を占拠された生徒、学生たちは学校に行けず、
卒業試験を控えた子どもたちは不安な中で暮らしています。

メーデーに全国から集まったマオイストは30万とも50万とも言われますが、
その後の街頭運動のために首都に残っている3万人近くの党員や農民たちの
食事代など毎日莫大な経費がかかるはずです。

仮に一人一日一ドル(約70ルピー)として、毎日3万ドルが必要です。
そのための寄付の強要ですが、金銭的に長期間耐えられるはずがありません。
(トマトが1キロ100ルピーもするそうです!)

日が経つほどマオイストにとって不利になると思います。
どこかでその劣勢を一挙に跳ね返すのか。
いつ何が起こるのか、皆、毎日怯えて暮らしています。

ネパールからのメールや電話から伝わってくる状況は
これまで知っている中で最悪でした。

シリンゲのコーヒーの有機証明取得もあと少しのところまできていました。

完二さんが必要書類をつくるため、NASAAとの膨大なメールのやりとりをして
書類審査を通り、今月中旬、やっと検査官が現地訪問をすることになった
矢先でした。

マハグティもマヌシもコットンクラフトも、他のところも製品を作れず、
作ってあったものも、運べないため出荷できません。

どこも以前なら、歩ける人は出てきて、戸を閉めてこっそり仕事をしていました
が、今回は見つかって襲撃されたところもあったので、皆、諦めました。

電気を使うと、灯りや発電機の音で仕事をしているのが分かってしまうので、
仕事にもなりません。

いつまで続くのか。
今回の事態は一旦終結しても、また直ぐに同様な問題が起きるにちがいないと、
皆、思っています。
20年ネパールに関わってきましたが、悪くなる一方です。

「何かできることがあったら教えて」と聞きましたが
「何もない」と言われました。確かに、何もできないかもしれません。
祈るくらいしか。

来月8日からネパールに行く予定です。
いくら対策を相談してもまた政治家たちに邪魔されるでしょうが、
諦めずに行って参ります。

                             2010年5月6日
                               土屋春代

「なごや ごぼう」名古屋御坊 東別院の広報紙に

2010/05/11

ここにこんな人 (249回)
という事は私は249人目にして登場した。「フェアトレードは、共にいきるこということ」と題して。

お東は、私にとっても馴染みがあります。小さい頃、祖母が毎日お経をあげていたのを記憶しています。またなんとなくお経が好きです。お香も好きです。縁があり掲載して頂きました。宗教を超え、政治を超え、主義主張をこえて、環境や人権問題に取り組まないと子どもたちの未来を奪う事になる。

昔、お寺がコミュニティの場であったように、これから若い住職さんらによって復活して行ったらいいな~と思っています。実際そのようなお寺があるようですね。そんなところにもフェアトレードの品が出現したら面白い。

5~6年前かに、中尊寺のお寺さんのなかにフェアトレードの品物が置かれているところに立ち寄ったことがあります。思いは一つ、つながる命に思いを馳せ、行動する人がいろいろな場所で展開しているということです。

思いもよらないようなところに出現してもおかしくないのがフェアトレードです。

ohigasi

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