‘2010/04’ カテゴリーのアーカイブ

ミツバチ 4万匹 飛べ!  丸の内でブンブンブン

2010/04/20

中日新聞 4月19日 朝刊記事より
4月19日中日s

中区丸の内エリアで緑化に取り組むNPO久屋・エコまちネットは18日、ビル屋上でミツバチを飼う、マルハチ・プロジェクトをスタートさせた。農薬のないと会はミツバチには住みよい環境といい、参加者は丸の内産の甘いはちみつを期待して巣箱を据えた。……このビル屋上でセレモニーもあり、出席した河村たかし市長は「このハチたちが名古屋のシンボルになりますよう」とエールを送った。

すこし前にも、朝日新聞に建設会社の人が、同じようにミツバチを飼う記事が掲載されていた。

COP10は、いろいろなことを考えさせてくれる機会をもたらした。

脳が侵され、巣にもどれない蜂たち。「なんとなくそうなっていることが、ずっとそうあり続けると無邪気に思っていたのだ。作物に花が咲けば自然に実はなるだろうと」と書籍『蜂はなぜ大量死したのか』に記されているように、私たちは現状に無邪気すぎるのかもしれない。

 蜜蜂のコロニーは女王蜂に支配されているのではなくコロニー全体が他の高等動物を恥ずかしくさせるほどの並はずれた知性だそうです。
 一人ひとりフェアトレードのメッセージを持って、蜜蜂をイメージして名古屋中を飛びまわりたい。人と人をつなぐ花粉をもって、世界の人とつながり平和の蜜を生み出す夢をもちながら語り合いたいと言う思いを託しています。

蜜蜂2s
            名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会=なふたうんのシンボルマークです!

★「○○○匹のミツバチ=なふたんの実行委員やサポートさん」 名古屋でブンブン…..と飛びまわりま~~す!

★世界のフェアトレードデー協賛企画(実行委員募集中!)
「フェアトレードとフォルクローレ
2010年5月15日(土)
時間:1部=フェアトレード講演会 長坂寿久 15時半~17時半
    2部=フォルクローレ公演 グルーポ・リャンポ 18時半~20時半
     (コンサートに限り、南米の方400名無料要整理券)
会費:1部1000円 2部1000円 共通1500円(すべて当日は+500円)
申込:風”s土井ゆきこ huzu■huzu.jp(■は@にかえて)
会場:ウィルあいち(名古屋市東区)4Fウィルホール
主催:名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIAの会
連絡先:名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち1F
   フェアトレードショップ風“s(ふ~ず)内052-962-5557 (月休み)
     http://www.nagoya-fairtrade.net/ 

愛知淑徳大学のCCCとは? 

2010/04/19

地域に根ざし、世界に開くとうたう、Community  Collaboration  Center

愛知淑徳大学のCCCを尋ねました。卒業して行く学生が書いたという コラボ通信22号 「CCC劇場」をみてみると

CCCS

『愛知淑徳大学へようこそ!!
 この大学には、他大学にはないコミュニティ・コラボレーション・センター(CCC)というステキな場所があります。
このセンターは何をする場所でしょうか?
どんな学生が何をしている場所なのか、一緒にみていきましょう。 CCC劇場の幕あけです!! 』

学校・自治体・NPO・行政・企業などを通じて学生さんたちが育って行く場所です。いろんな情報が集まっていました。団体の資料やボランティア情報・イベント情報など。今回「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の情報も置いて頂くようにおねがいをしました。いままでフェアトレードを推進してきた学生の団体「アスガン」とはもう何年もバザーの時にお世話になっていたのですが、今回初めて尋ねてこのCCCという場所があることを知りました。

学校・自治体・NPO・行政・企業などを通じてフェアトレードが広がっていきます。

地域に根差し世界を開くとうたうCCCとは逆方向から、フェアトレード・タウン運動は、世界に目を向けることで、地域に目をむけ、地域の人々がよりよい地域づくりを考えることを目指しています。

5月15日にフェアトレードの講演をしてくださる長坂先生は、
『フェアトレードとはつまり、ローカル(地域)とローカル(地域)をつなぐ運動だと思っています。「ローカル・ツー・ローカル」運動です。だから日本の産直運動とも連携すべきものです。それは地域の人々がよりよい地域づくりを考えることでもあるということです。
日本のさまざまな問題(医療問題、高齢者問題、食の問題、買物難民・・・)は、地域の人々がその危機感を分かち合うことによって地域の「公共」圏が形成され、解決されていくのだと思う』
と語っておられます。

フェアトレードとは何か?にはじまり、なぜ? フェアトレードか? に行く過程、そして「公共」にたどり着く、今私たちに必要なお話をして頂けます。乞う! ご期待!

愛知淑徳大学の学生さんたちの地域に根差し、世界を開くCCCのなかに、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のタウン運動が加わることができたらおもしろい展開になると思います。今日は、事務室長さんと、長久手キャンパスのCCCの方含めて三人の方とお話ができました。またCCCの運営委員の国際交流コースの教授の方ともお話ができ、大変有意義な一日でした。皆さま、ありがとうございました。

長坂寿久 編著 「日本のフェアトレード」世界を変える希望の貿易 書籍紹介

2010/04/18

日本のFTs
一ページめを開くと………….

『はじめに
 例えば、一枚のセーターを選ぶ。あなたはどんなセーターを着たいだろうか?あなただけのためにこころをこめて編まれたセーターなら、それは特別のものであり、どんな製品も太刀打ちできない。では、購入するとしたらどんなセーターを選ぶだろうか? 色、デザイン、素材、風合い、ブランド、そして価格…….。生産国が気になる人もいるだろうか? でも、通常の店舗ではそれ以上のことは分からない。

もし、そのセーターを作った人の顔を思い浮かべられるとしたら、一針一針に込めた思いを知ることができたら、それはとても心弾むことではないだろうか。例えば、ネパールのある女性が、編み物を一から学び、やがて素敵なセーターを編み上げる技術を身につけ、セーターを編んで収入を手にするようになり、彼女の子どもが学校に行けるようになり、自信と誇りを持って生きていくようになった。

そんな社会の中で、一つの流れがつくられている。それがフェアトレードである。
…………………..
フェアトレードでは、開発途上国の生産者と先進国の消費者とが対等なパートナーシップ(協働関係)を結んで直接取り引きをする。収益だけを目的とした従来の貿易とは異なり、生産、流通、消費に関わるすべての人に「人間らしさ」をもたらし、地球環境と生態系を慈しみ守る視点に立った、「オルタナティブ・トレード(新しいもう一つの貿易)」を追求していく。

そんなセーターが、あなたの体を冬の寒さから守ってくれるのだとしたら、そこにはお金だけではない測れない限りない価値があり、人と人のつながりを感じることができるに違いない。

フェアトレードの商品には、どれにも物語がある。世界中からすべての贅沢品を取り入れるようになった日本の私たちにとって、これからは一つ一つの人間の物語に触れることができる商品を手にすること、それこそが本当の幸せではないだろうか?

日本で何気なく暮らしていると、すべての商品はまるで最初からお店の棚に並んでいたような錯覚にとらわれることがある。作り手と買い手はいつのまにか分断され、一つの商品にどんな物語があるのかを考えることもなくなっている。安くて気に入った商品を購入することが、知らないうちに誰かの苦しみとつながっているのかもしれないのに、そんな可能性にさえ思い至らなくなっている。』

こんな暖かいメッセージではじまる書籍「日本のフェアトレード」は、フェアトレードってなんだろう?と思っている人の手に取って読んで欲しい本です。フェアトレードの定義、活動内容、市場、国際的視点からの報告、日本におけるフェアトレードの活動内容も具体的に紹介されています。(2300円+税 風”sにあります)

★5月15日(土)世界のフェアトレード・デー参加企画「フェアトレードとフォルクローレ」での第一部講演を長坂先生にお願いしています。
 やさしく、そしてぐいぐいフェアトレードの真髄に入っていけるようお話をして頂きます。 ≪実行委員募集中!!一緒に盛り上げていきませんか!≫

長坂寿久プロフィール:神奈川県生まれ。拓殖大学国際学部教授。
専門は、国際政治学、国際比較地域研究。明治大学卒業後、現日本貿易振興機構(ジェトロ)入会。シドニー、ニューヨーク、アムステルダムに駐在。1999年から現職。ACE(児童労働に反対するNGO)顧問。財団法人国際貿易投資研究所客員研究員。映画評論家。
特定非営利活動法人ファミリーハウス前理事長。「日本のフェアトレード」「世界と日本のフェアトレード市場」著者

名古屋市環境学習プログラムガイドにフェアトレード

2010/04/17

冊子環境プログラムガイドs

なごやエコキッズ実施園・なごやエコスクール実施校が活用するプログラム冊子ですが、100余あります。フェアトレードも加わりました。環境サポーターとして土井ゆきこがワークショップの出前をします。

環境学習プログラムs

「インドから届く コットン畑における児童労働の話」

2010/04/16

2009年1月31日「児童労働とチョコレート」
2010年3月2日「ガーナから届く、カカオ農場における児童労働の現場の話」と続いて、ACEの白木事務局長さんを招いてお話を聞くのは3回目です。
私自身は2008年12月6日に東京で講演「インドのコットン栽培と児童労働について」を聞いたり、
12月21日に大阪で聞いたりして今回で5回目です。
今回、新しく驚いたのはインドでは女の子には教育を与えたがらない理由の一つが、持参金が教育を受けていると高くなるからということ。持参金をしっかり持っていかないと暴力を受けたり、焼き殺されたりもすると聞いていました。持参金の制度というのは貧しさゆえの理由もあるのでしょうか?

インドは1/3は貧困で、1日1ドル以下で暮らしているわけですが、首都デリーでは新車が増えているし、モールがいくつも出来ている。またサリー姿もすくなくなっているということで、都市部の近代化が進んでいるようですが、ちょっと農村地区にはいれば、安全な水もないような状態だそうです。本当に必要なところへ制度やお金や援助が届かないようです。

0416ACE

NPO法人 ACE 白木朋子さん講演に18名の方が参加。
【日時】 2010年4月16日(金) 午後6時半~8時
【場所】 ウィルあいち2F あいちNPO交流プラザにて
<ピース・インド プロジェクト>
対象地域s

<ピース・インド プロジェクトの概要>
日本語名 児童労働を教育へ変える、インドのコットン生産地のコミュニティ参加促進プロジェクト
英語名 “Promoting community Engagement for Assisting Change from child labour to Education in cottonseed production area in India (PEACE-India)”

プロジェクトの目的= インドのコットン生産地域で危険な労働から子どもを守り、子どもの就学を徹底させる
プロジェクト期間= 2010月1月18日~2013年1月17日(3年間)
プロジェクト対象地= インド、アンドラプラデシュ州
マハブブナガル県マルダカル地区ナガルドーディ村
主な受益者= 支援対象者:就学年齢(6~14歳)の子ども約600人、18歳以下の女の子
パートナー団体= インドのNGO「SPEED」
1997年設立。主に貧困層の社会経済的発展、教育、保健、農業、環境保全の向上を目的に活動。
マハブブナガール県の4地区(Gadwal, Maldakal, Ieeja, Gattu Mandals)を中心に活動。
国家児童労働対策プログラム(NCLP)、ILO/IPEC(国際労働機関/国際児童労働撤廃プログラム)の実施団体。
主な活動内容=
(1年目)
1)親や住民などへの啓発活動
村の集会、劇や歌などによる文化プログラム、子どもの権利や児童労働、子どもの教育の重要性などについて学ぶミーティングなど を 行って、親や住民の意識を高めます。

2)住民グループによるモニタリング
子ども権利保護フォーラム(CRPF)を設置して、住民が児童労働や子どもの就学状況をモニタリングしたり、親を説得して働く子どもを 学校へ通わせるよう働きかける活動を行います。

3)未就学の子どもの教育支援
働いていたために学校に行けなかった子どもが基礎学力を身につけ、村の公立学校へ就学できるよう支援するブリッジスクールを運営します。

4)公立学校の教育環境の改善
学校の先生、PTA、村のリーダーが定期的に話し合い、行政機関と連携して、学校の施設や教育環境の改善などに取りくみます。

5)子ども参加による活動
子どもグループを組織し、子どもが学校の改善に参加したり、女の子の幼児婚を防ぐなど、子どもたちが抱える問題の解決に取りくみます。

「フェアトレード100万アクションキャンペーン」は5月1日から始まります。

2010/04/15

5月1日からフェアトレード・ラベル・ジャパン主催で1ヶ月間行う「フェアトレード100万アクションキャンペーン」のお知らせが以下のように届きました。

『今年のテーマは「フェアトレード100万アクションキャンペーン」。

日本では、フェアトレードを知らない人がまだまだ多い状況ですが、フェアトレードは、生産者だけでは成り立ちませんし、お店に商品が並ぶだけでも続かない、やはり最終的には消費者がフェアトレードを知り、選び取る、というアクションに繋がってはじめて成り立つ運動です。

一人ひとりのアクションは小さくても、それが輪となって広まることの大切さを伝え、日本全国みんなで100万アクションを目指します。

「フェアトレードコーヒー1杯飲むと、具体的にいくら役に立っているの?」という質問がよくあります。ご存じの通り、コーヒー一杯の中の貢献度は金額にしたら微々たるものですし、フェアトレードは単なる金額的な資金援助ではありません。一人ひとりの1杯が100万杯となり、1000万杯、1億杯、と輪が広がることで世界をよりよくするチカラとなることをキャンペーンを通して伝えていきたいと思います。

「フェアトレードを知った!」
「フェアトレードを選んだ!」
「フェアトレードを伝えた!」

今日のあなたのフェアトレード・アクションをキャンペーン専用サイトから登録して下さい。5月1日からカウントスタートです。日本全国みんなで100万アクションを目指しましょう!』

                       フェアトレード100万アクションキャンペーン

バングラデシュ ドキュメンタリー映画「衣料品産業で働く女性たち」 5月29日名古屋にて初上映

2010/04/14

毎日新聞4月13日朝刊
4月13日毎日s

最貧国バングラ 衣料品輸出躍進 新「世界の工場」

低賃金が生む「格安」

スウェーデンのカジュアル衣料ブランド「H&M」・ユニクロ・イトーヨーカ堂と名前が連なる。

バングラデシュを制するものが衣料市場を制すと掲載されていましたが、劣悪な環境に置かれたままの女性達のことにはどうなのだろうか?

バングラデシュの映画監督タンヴィール・モカメルが描くドキュメンタリー映画「衣料品産業で働く女性たち」が週刊金曜日に紹介されていました。一部紹介します。
タンヴィール・モカメルs

「外貨の稼ぎ手として国を支えながら、劣悪な労働環境に置かれたままの女性たち。彼女たちの敬意とともに、産業が内包する問題構造をあぶりだしたかった」と語る監督は、「北」のバイヤーによるコスト減圧力と納期圧縮、工場法や労働法違反、最低賃金引き上げを求める労働組合、追い詰められた労働者による工場襲撃事件の多発、政府や経営者団体の責任などを描きだしていく。そして、代替手段のひとつに示すのがフェアトレード(公正貿易)だ。 週刊金曜日より。

【この映画の伝えるもの】
 あなたの洋服箪笥のなかには、バングラデシュ製のGパンやTシャツが吊るさがっているのではないでしょうか。バングラデシュは、いまや世界に名だたる衣料品の貿易国です。1970年代初頭にゼロからスタートし、現在では数十億ドル規模の産業になるまで発展しています。約200万人を雇用し、その85%が女性です。1,000万人にいたる人々の生活がこの産業で支えられているといわれています。
 
このすさまじい成長ぶりは、1974年の繊維製品の国際貿易に関する取り決め(多角的繊維協定:Multi-Fiber Agreement)によって可能になりました。この取り決めにより、旧来の生産国よりも新興の生産国の産業育成が保護されるようになったのです。通貨流通量だけでみると、繊維産業はバングラデシュの最大の輸出産業であるばかりでなく、輸出所得のじつに76%を占めるものです。

 しかし、明るい話だけではありません。衣料工場での火災や崩壊事故による死者の数は、これまでに3000人にのぼっています。賃金はもっとも低い水準で、賃金、保健、安全面等、労働者の不平不満は絶えません。
 
2006年5-6月、労働者の不満は暴動となって建物等の損害をもたらし、死者も出ました。内務省治安機関が出動する事態となり、産業全体に警鐘を鳴らす結果となりました。
 西欧の消費者のあいだでの意識喚起も進み、「スウェットショップ」に関する理解は浸透しつつあります。小売業者には「倫理的貿易」の実践が求められるようになり、工場が国内外の労働規準を遵守していることが要請されています。
 
ベンガル地域は、17-18世紀にかけて、繊維産業で栄えたところです。昨今の産業の興隆を契機に、将来に向けて持続的かつ国際貿易の新しい規範に耐えうるような産業形成ができるのか、このフィルムは問いかけています。

★2月5日の当ブログ ダッカ(バングラデシュ)の衣料品産業労働者を襲った大火災 へ

2010国際ジュゴン年 ・ 沖縄映画「GAMA-月桃の花」のお知らせ

2010/04/14

2010年4月1日 毎日新聞 朝刊より

ジュゴンの海 そこに基地

朝日を浴びた体をくねらせながら、深碧の海を泳ぐジュゴン。体長は3メートルほどだろうか。サンゴ礁(リーフ)の間で遊んでいるようにゆっくり海面に顔を出した。沖縄県名護市嘉陽の海辺を本社ヘリで飛んだ。環境保護グループ「じゅごんの里」代表で名護市議会議員の東恩納琢磨さんが案内してくれた。

沖縄近海は、世界的に希少な哺乳類、ジュゴンの国内唯一の生息地とされている。キャンプ・シュワブ周辺の海には餌となるアマモの群生地があり、海を埋め立てて飛行場を作るのはもちろん、陸上案で工事で赤土が海へ流れでて、藻場が破壊される可能性が指摘されている。

ジュゴンs 以上毎日新聞より

ジュゴンの姿を見ることと、人を殺しに飛び立つ基地みることと、どちらが私たち地球に住む人類にとって必要なのか? 
答えは複数あるのでしょうか?

◆2010年は国際ジュゴン年&国際生物多様性年
—————————————————–
今年2010年は生物多様性年。地球上のすべての
生きものと環境を守る取り組みを進めるために国連が定めた
年です。そして、IUCN(国際自然保護連合は)
生物多様性の象徴であるジュゴン保護の推進を決議して
います(2010年国際ジュゴン年)。

IUCNは、独特の世界的な協力関係のもと、1948年に設立された国家、政府機関、非政府機関で構成された国際的な自然保護機関です。
84の国々から、111の政府機関、874の非政府機関、35の団体が会員となり(2008 年4月現在)、181ヶ国からの約10,000人の科学者、専門家が、独特の世界規模での協力関係を築いている世界最大の自然保護機関です。

お知らせ
2010年4月24日(土) 「GAMA-月桃の花」3回上映 

ウィルあいち 大人1000円(ペア券1500円)他 詳しくは 052-883-6960

主催 「GAMA-月桃の花」名古屋上映実行委員会  

★私は、何年か前に見ました。思った事は日本中の人が見るべきだと。

沖縄へは4回行きましたが、2回目の訪問は「アジア女性資料センター」スタディツアーで参加した。

うないフェスティバルについて 源啓美さんのお話を聞きました。その中から一部印象的だった話をご紹介します。
2003年3月28日 スペース結にて
・・・・前略
■私の原点は島にある

今日3月28日は、大切な日なのでここにいてはいけなかった。その大事な日を忘れ約束してしまい、今ここにいるのですが、58年前の今日、慶良間(けらま)諸島で集団自決があった日です。慶良間諸島は世界でも有数な透明度のある海の美しい島です。私の島では半分の人が死にました。その慰霊祭がある日で取材しなければならなかったのです。昨年は「57年目の証言」として取材をしました。自分の生まれた島なのですが身内だからこそ話してもらえなかった。なぜお互いに殺しあうことができたのか?わからなかったのですが、当時16~17歳の生き残った人の証言は(彼は母と妹殺しています)「愛する者ほど確実に殺した。なぜなら米軍の捕虜になると女性は強姦され男は耳をそがれ、目をつかれて殺されるということ本当に信じていたから。」と語った。

■「しまった!一人だけ生き残ってしまった」と思った母

私の母は南部で手りゅう弾を手に集団自決をした。目が覚めたとき彼女は「しまった!」と思った。「一人だけ生き残ってしまった」と….。生きる方が困ったわけです。波の音を頼りに暗やみの中、海に飛び込みましたが引き潮で死に切れなかった。全身傷だらけで気がついたときは、野戦病棟にいた。今私がここにこうしているのは、そんなわけです。

5月15日 やさしく、わかりやすく、そしてぐいぐいフェアトレードの真髄に

2010/04/12

講演は「日本のフェアトレード」の著者 長坂寿久先生。やさしく、そしてぐいぐいフェアトレードの真髄に入っていけるようお話をして頂きます。

FTDAY(表)70
FTDAY(裏面)s

5月の「ワールド・フェアトレード・デー」 プレ企画 2つお知らせ

2010/04/11

☆まずは世界の事を知ろう! 

コットン畑での児童労働の現状 コットン産業の児童労働について私たちが生活の身近に使っている綿製品の原料、コットン。世界生産量の約80%が、発展途上国の人々によって生産されています。

中でもインドは世界最大のコットン耕地面積を持ち、コットン生産量世界第2位(約20%)を誇ります。そして同時に、インドのコットンやその種子の生産地で、多くの子どもたちが劣悪な労働条件で働かされています。

多くのコットン生産国では、畑で使用する有害な農薬による土壌劣化や地下水の汚染、健康被害をはじめ、低賃金労働、児童労働の使用などさまざまな問題があります。

中でもコットン生産地での児童労働は、その深刻な状況がILO(国際労働機関)や各国のNGOから多く報告されています。コットン畑で働く子どもたちは、学校へ通えず、受粉作業や収穫などの作業で長時間働き、おとなよりも安い労働力として使われています。(ACEのHPより一部抜粋)

ACEが2010年から現地のNGO、SPEEDと共に進めるプロジェクトについて経過を聞くとともに、4月中旬に帰国後の下記の報告会で現場の話を聞く事ができます。
***********************************************************
NPO法人 ACE 白木朋子さん講演

【内容】
世界の子どもを児童労働から守るNGO、ACE(エース)の事務局長さんに

最新のインドのコットン畑における児童労働の状況を伝えて頂きます。

世界に2億1800万人いると言われている現場の話を聞いてみませんか?

スピーカー:白木朋子ACE 事務局長

【日時】 2010年4月16日(金) 午後6時半~8時
【場所】 ウィルあいち2F あいちNPO交流プラザ
      地下鉄名城線市役所駅2番出口 東へ徒歩約10分
【参加費】 700円(当日1000円)要申込 
【定員】  20名
【問い合わせ・連絡先】
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会http://www.nagoya-fairtrade.net/&GAIAの会

名古屋市東区上竪杉町1 ウィルあいち1F フェアトレード・ショップ風”s(月休み)
052-962-5557
huzu@huzu.jp

☆想像し、考えよう! 国際理解ワークショップの案内 お子さん連れもOKです。わいわいがやがや 楽しくやります。

ごぼう(御坊)こども新聞・ワークショップ .「チョコレートが来た道」

あまくておいしいチョコレート
でもチョコレートの材料・カカオを作っている
農家の中には、カカオがチョコレートに
なることをしらない人たちもいるんだって
なんでだろう?

おいしさに隠されたほろ苦い秘密
チョコレートを食べながら、
子どもたちに、つながる世界、つながる命のことを
フェアトレードを通じて伝えたい
ワークショップ(体験型講座)です
お父さんやお母さんもぜひ一緒に参加してみませんか。

ごぼうこども新聞2010春号
                   ごぼうこども新聞 2010年春号より

【時】  2010年4月29日(木・祝日)14時~16時
【場所】 東別院会館1Fギャラリー東別院 (名古屋市中区橘二丁目8番55号)
【会費】 無料 大人はマイカップ持参、子どもさんは水等持ってきてね。
ファシリテーターは「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のメンバーです。
【定員】 30名
【問い合わせ・申込】 真宗大谷派名古屋別院(東別院)教化事業部 052-331-9578

Search
Archive

You are currently browsing the 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 ブログアーカイブ for 4月, 2010.