2月27・28日 国際シンポジウム「フェアトレードの拡大と深化」
2010/02/26東京経済大学にて開催されます。
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」も5名が名古屋より参加。
フェアトレードラベル機構(FLO)や世界フェアトレード機構(WFTO)の代表レベルの方、フェアトレードタウンやフェアトレードラベル運動を世界で最初に行なったフロンティアの方々がみえます。
報告は、3月に!
東京経済大学にて開催されます。
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」も5名が名古屋より参加。
フェアトレードラベル機構(FLO)や世界フェアトレード機構(WFTO)の代表レベルの方、フェアトレードタウンやフェアトレードラベル運動を世界で最初に行なったフロンティアの方々がみえます。
報告は、3月に!
河村市長提案の市民が議員に直接アピールする、3分間スピーチ。明日の環境関係のところで3分間スピーチします。ゆっくり、話せるでしょうか?
土井ゆきこと申します。
名古屋をフェアトレード・タウンにしたいという話をます。
昨年の6月に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を立ち上げました。
★フェアトレードとは?
途上国を対等なパートナーシップで行う貿易のことです。搾取しないで、環境や人権を守る貿易です。コーヒー・紅茶・ココア・チョコ・衣類・雑貨などがあります。
★フェアトレード・タウンとは?
議会、も行政も、学校も、企業も、もちろん市民もみんなでフェアトレードをすすめていく街のことです。議会がフェアトレードを推進すると議決し、行政が積極的にフェアトレードを取り入れ、学校では環境教育の一環としてフェアトレードを伝え、街ではあちこちでフェアトレードの品を買うことができるくらい店舗を増やす。
世界では、ロンドン・ローマ・パリなど763都市が5つの条件をクリアしてフェアトレード・タウン宣言をしています。日本ではまだ一つもありません。
★なぜフェアトレード・タウンか?
今年10月に生物多様性締結国会議ますが、フェアトレードの品々は生物多様性のなかではぐくまれています。たとえば一杯のコーヒーから、森を守ることもできますが、プランテーション栽培のように破壊して行くことにもつながります。
このように日頃の買物から環境や人権を考えるきっかけをつくるフェアトレードは、COP10開催のい年にフェアトレード・タウンにしようという運動と連動して市民の環境にたいする意識を変えるきっかけができると思ったので動きは始めました。
★コミュニティ再生のきっかけに!
世界のことに目を向けることで、足下の事がわかってきます。南北問題から思いを一つにして、地域の事も見直して、どうしたらみんなが声を掛け合い、育ちあう街ができるのかを考えていきたい。
新しいコミュニティスポットでフェアトレードの品を「種」にして若葉を引き出し、やがて花と咲くタウンになっていったらいいなと思っています。
ワークショップ「バーチャル・タウン・トレイル」
イギリスのフェアトレード・タウン「ガースタンク」を尋ねる説明会会場にて、フェアトレードタウン(ヨーク市)を「歩き」ながら、英国のフェアトレード事情を「体験」というl企画に参加。
参加者は、20名弱。
各テーブルに4~5人。「今からイギリスのヨーク市に飛びます。」と説明があり、空港で出会った人達とあいさつ。FTSN(フェアトレードの学生たちの集まり)の女性、メキシコから品物を取り寄せバザーなどで販売していて、普段はお勤めしている女性。後から一人加わり4人で、次のワークに参加。
ヨーク市の地図を片手に、写真と場所を示す説明から地図でその写真にあるお店などを特定し、質問を読み答えます。
ある女性がスーパーでキャンペーンをしている様子。2年前にここから消えて食べ物は?
それはバナナ。つまり今はすべてフェアトレードのバナナに変わったそうです。
屋外にあるテーブルと椅子、行政経営の美術館かなにかの喫茶店らしいですが、そこにフェアトレードラベルのものがあるはず。それは何?
スティックの砂糖でした。確かにフェアトレード・ラベルがついていました。みていて嬉しくなっちゃいます。
ある店は、オックスファムのリサイクルショップ。フェアトレードのマークもありました。イギリスにはチャリティショップがコンビニのように存在するそうです。目抜き通りにあるのは、イギリスもスーパーができてから、空き店舗が増え、そこに家賃は「安い? タダ?」ということでリサイクルショップがいっぱいあるようです。家賃がタダとはいかないのでしょうが、空き店舗の活用方法としては面白いですね。リサイクルで持ち込まれた品物の収益は寄付されるそうです。
バーチャルで尋ねた、フェアトレード・タウン ヨーク市。楽しめました!
名古屋もこんなふうになるといいなと夢が膨らみました。
帰りの新幹線、名古屋が終点で良かった。気がついたら乗客は誰もいない。コートを持ち飛び下りたら、ホームも誰もいない。確か豊橋までは覚えていたのに………….。名古屋が終点で良かった。(2010年2月23日の23時半ごろ名古屋駅でのこと)
フェアトレードに関わる人にもいろんな人がいて、いろんな物語があります。
中村さんに私が出会ったのは2005年の4月、地球博でゲストとして招かれた中村さんが、ある学生さんと一緒に店を尋ねてくれました。彼女は、高校の時、私がフェアトレードの話をしに言った時の生徒さんで、話を聞いたそのあと店に時々来ていて、地球博のボランティアをするなか、中村さんを案内して来て下さった。
★どんな感じの人?
中村さんに会った私の印象は、ゆっくりした物静かな話し方の人だな~と思いました。その後彼から送ってきて下さった南米の先住民に伝わるハチドリの話「私にできること」は、いまもって好評です。学校等講演に行く時には必ず持参して、その話をします。
そのあと森林農法でコーヒーを作っているナワット族の人々を尋ねるメキシコツアーにも参加し、http://www.huzu.jp/html/tayori_120.htmlその時に私はある人に言いました。「中村さんってゆっくりした話し方だね」って。すると「あれでも早くなった方だよ」との答えでした。
昨年2009年6月に九州のウィンドファームを尋ねた時のこと。お昼ごろコーヒーの焙煎しているところを尋ねました。中村さんは用があるような感じでした。聞いたところによるとお母さんと一緒にお昼をとるということでした。中村さんの人柄がしのばれます。
★どうして今回名古屋へ?
昨年6月に尋ねた時に、「名古屋をフェアトレード・タウンにしようと動き始めた」ことを伝えたら「応援に行ってあげるよ」という事になり、2010年3月20日に実現する運びになりました。
彼の生き方に触れ、彼のセンサーから流れてくる情報は、若者に限らず、幸せを感じることができる何かがあると思うので、是非みなさんに会って欲しかったのです。
★有機コーヒー都市宣言のヒント
ブラジルのマッシャード市で有機コーヒー都市宣言(2004年)についての話はヒントになるのではないかと思います。
関係者の間では機運は高まっていたがけれど、中村さん自身できたらいいなと思いつつも、コーヒー栽培をしている人で農薬を使っている人もいるから無理だろうと思っていた。
事のきっかけは、ジャカランダコーヒーのカルロスさんhttp://www.windfarm.co.jp/jacaranda_storyと、ウィンド・ファーム中村さんが開催した有機コーヒー・フェアトレード国際会議を開催したり、有機農業セミナーを開催したことからです。
サンパウロ市・マッシャード市と世界的に有名なエコシティ、バラダ州のある都市の3カ所で開催されたその会議の公的機関のブラジル銀行がスポンサーになって、会議にも支店長クラスが30人ほど参加、カルロスさんや中村さんに積極的に語りかけたということです。
会議でも、ブラジル銀行は有機コーヒー栽培の人に積極融資を申し出、実際に会議中にも始めた。この動きが市議会を動かし、無理だと思われた有機コーヒー都市が誕生した。
カルロスさんが亡くなった後の2004年に、世界で初めての「有機コーヒー首都宣言」を発表しました。
(中村談&ウィンドファームHPより)
★「スロービジネス」中村隆市+辻信一 ナマケモノブックスより 発行 ゆっくり堂
お二人のやりとりで進むこの本は、中村さんの物語が刻まれています。
いろんなヒントがいっぱいあってとりだして書く事は到底無理です。是非手にとって読んでみてください。風”sにあります。また3月20日ナマの中村隆市さんと会ってください。
★「スロービジネス」の後書から
歳をとるごとに、親しい人を亡くす事が多くなっています。その度に私が思うことは、その人が幸せな人生を過ごせただろうか? ということです。
広大な宇宙のなかの奇跡の星に、人は生まれ、そして、誰もが死んでいきます。はかない存在であるからこそ、人は幸せを求めて生きるのだと思います。そして人は、何かの役に立つことを求めています。誰かの役にたっていることに歓びを感じます。
だから、私は、スロービジネスが成り立つことを信じています。そしてそれが、スローライフとスローな社会を広げていく鍵になると思います。
★2007年発行の「豪快な号外」も彼がいいだしっぺで”てんつくまん”と一緒に発行しました。
http://www.teamgogo.net/
環境問題を伝える新聞で日本中の各家庭に号外として配ろうと、全国のボランティアさん達が配りました。風”sでもたくさ~~ん配りました。
フェアトレードには、作り手の人達の物語があります。
チョコレート・コーヒー・紅茶・衣類・雑貨・アクセサリーなどに物語があります。
スーパーに並ぶ商品も、本当は作った人達の物語があるはずです。現実は、価格のみが注目される。価格をはさんでの関係でしょうか?
一方、作り手のコミュニティから来る品物を買う側、私達にコミュニティはあるのでしょうか?
スーパーで、多くの品物から選んで、レジで並んで、通過する。
この店の品は、この店が選んで並べて、そして選んでくださったお客さまがいて、それを嬉しく思いレジスターを打つという感じではないかもしれない。
いろいろな作業が細分化され、品物(作る人)と売る人の距離がどんどん離れているからだと思う。大きく展開すればするほど、そのようになっていく。
ちいさく、ゆっくり、続けている店にフェアトレードの品を置いて頂けたら嬉しい。続けていることによりちいさなコミュニティが生まれていると思う。気軽にあいさつし、声をかけ、互いに思いを交換する。そんな場がパン屋さんだったり、喫茶店だったり、雑貨屋さんだったり、八百屋さんだったり、金物屋さんだったり、洋服屋さんだったり…..そんなところにフェアトレードの品があったらいいな~と思います。
食べたら美味しくって、着たら気持ちよくって、買物することで途上国の人とつながれるちょっとした幸せ感もあったりして、それをお店の人もお客さまも共有するひと時を持つ空間。そんな小さなコミュニティスポットが300名古屋にできたら素敵! キットできる。
近くにフェアトレードの品を置くのに似合いそうなお店があったら教えてください。 そんな形で出来たコミュニティスポットがやがて線としてつながり、面になっていたったら、りっぱなフェアトレード・タウン、買い手もコミュニティに変身を遂げるわけです。
名古屋をフェアトレード・タウンにする為にはさらに、議会の推進するという議決も必要ですが、市民の皆さんがフェアトレードから世界の事を知り、私達できることから行動、たとえば地域で買物をして、経済が地域で回るようになれば、身の周りの人たちが互いに声を掛け合う街になっていくでしょう。そんな思いは議会にも反映されるでしょう。反映するように働きかけすることも必要かもしれません。
新しい形のコミュニティスポットが、フェアトレードを種にして、あちこちで芽が出たら素敵です。そんなことを思い描きながら、みんなと一緒に名古屋をフェアトレード・タウンにしたいと願っています。
★「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を一緒に進めていきたい思いの方を募集中です。
huzu■huzu@.jp(■は@にかえて)
名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち2F あいちNPO交流プラダにて、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」ワークショップが、20名の参加、NIED国際理解教育センターの伊沢令子さんのファシリテーターではじまりました。9時半~12時半。
アイスブレーキングは、好きな色を言いながら仲間を募り、次のお題は小学校の頃の好きな科目をそれぞれ名乗って集まる。「何が好きだったかな~?」と振り返る自分、そんな事もここではあります。まずは、体を動かして、声を出してのウォーミングアップから入りました。
そんなウォーミングアップをして、グループにわかれ、先回話し合った「未来のビジョン」のまとめとレジメを見ながら印象に残った事から書きはじました。
以下は今日の振り返り
①今日気づいたこと
②今日嬉しかったこと
③今日大切におもったこと
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① 貧困の解決策は有効となる手だてがないと思っていたが構造を変えることができれば解決できると知って希望が持てました。
② 希望をもてたことが嬉しかった
③ フェアトレードを通して北側(先進国)南側(後進国)共に意識の向上を図ること、維持することが大切と思いました。
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① 貧困は悪い事が連鎖していくが、前向な利点もほんの少しある。
② 同じ問題について語り合え、知る喜び
③ 考える事をやめず、他者の痛みを改善する取り組み
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① グループのみなさんの知恵がたくさん出たこと
② 知っていて、知らない支援がたくさん知れたこと。
③ ・自分だけではなく世界を見まわす、またそれによって、気がつく広い視野、広い心を持つこと。
・上から目線で見ないこと
M.M.
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① 貧困は構造的なもので、そこに入ってしまうと抜け出すのはなかなか難しいということ。
② でも、その構造は変えられるということ。人が作ったものならば変えられるというのは希望が持てます。
③ 具体的に考えてみるという経験は大切ですね。
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① 貧困という状態とその原因の悪循環が存在しているということ
② 解決策が一つではなく、たくさんあることを知った。
③ 知ること、わかりやすい言葉で考えること
考えること、考えたことを行動に結びつけること
K.Y.
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① 貧困には経済的なことだけではなくアクセス出来ないという事もある。
② 第1回目の人たちといろいろな話を聞け考えを聞け勉強になった。
③ 人と人とのつながり、コミュニティ
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① 貧困を解決することは難しいことだけど、決して無理なことではない。方法はたくさんある!
② 今日もたくさん知らない人がいて、こんなにたくさんの人が世界の現実に目を向けているんだと思えたこと。
③ たくさんの人に自分の学んだことを伝えていかなければいけない。
I.N.
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① 貧困のことで知らないことが多くあり、勉強になりました。
② 値段が安いから買うというのではなく、材料を作っている人々のことを考えて公正な取り引きをしているところからなるべく買うようにしたいと思いました。
③ 貧しい人を救うために何をしたらよいか考える機会になりました。
R
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① バングラディシュを救う方法1~5位のランク付けで様々な見方から考察されている事がわかった
② 他人のことは知らない不利の人が多い中、FTなど真剣に考えている方々がいる点。
③ ①のような気付き、考え方を広めていく事。
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① 貧困が構造的に作られ、なかなかその中からは自力で抜け出せないこと。2割の先進国が利益をひとりじめしていること。
② 貧困のスパイラルから抜け出られるように考えたり、行動したりしている人が世界中にたくさんいることを知ったこと。
③ 何事も知ることから始まる!!
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① “開発”とは選択肢を拡大すること―これは“開発”のみならず、人権を尊重することだ!ということ。
② 貧困解決の手立てに関し、多くの方が、多くのアイデアが出て可能性は大きいと思えたこと。
③ 自分が気付いたこと。感じたことを人に伝えること
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① 貧困とは、単にお金がないことではなく自立の可能性がない(少ない)ことである。新しい考え方でした。
② …今日は人数が少なくて、落ち着いてワークができたのが、個人的ですがよかったです。
③ ①に続いて、問題の根本を正しく理解して解決方法を考えることが、何事においても大切だと思いました。
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① 現実問題としてとらえられたこと。貧困は先進国が大きく関わっていること。
② 貧困の中にもメリットがある…好循環にも変えられる。
③ 人と人とのつながり。伝えていくこと。知ること
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① 今までばく然とフェアトレードについて考えていたので、どんなとりまき環境でフェアトレードが成り立っていることかがわかった。
② いろいろな人と会話し考えることができました。
③ フェアトレードと「普通」の商品の違い。フェアトレードを「普通」にしなければいけない。
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① 人と人とがつながることでいろんな議論が出て、各々の想いを発信する場、想いを受け取る場、というのはこうした所で形成されて新しいムーブメントが起こるのだなと思いました。
② 今日聞いたこと、見たこと、気付いたことを誰かに伝えていく。自分の場所でとどまらせていたらもったいないと思うし、そうした活動がフェアトレードを広めて、やがて貧困を解決していく大切な一歩なんじゃないかなと思った。
③ 何よりもこれだけの人がフェアトレードを知っていること、興味をもっていることが嬉しかったです。
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① 貧困にもプラス面があることや、違った見方をすることで新たな解決策や考えを見い出すことができました。
② 今回初めてこのワークショップに参加しましたが、他の参加者と一緒に楽しい時間を過せたことが何より嬉しかったです。
③ まず、知ること、理解すること。そして私たち自身が行動すること!
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① ・マイクロクレジットのこと
・貧困のスパイラルについて、貧困を止めるには外部からの手出しがないといけない
・シャンパングラス構造
② ・貧困になってもマイナスなことばかりじゃない
・先進国の利益が貧困につながっている
③ 年齢関係なく貧困をなくすことについて話し合えたこと
O.S.
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① 貧困には構造的に作られる原因もある!構造を変えるためには何をしたらいいか考える時間が持て、意見もいろいろ聞けて、今後の自分の貧困解決に対するかかわりに大変ためになりました。
② グループの人でフェアトレードショップをスタートする人がいて、知り合いになれた。
③ 自分が発信していくことの大切さ、あらためて感じました。
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以上振り返りシートより
①今日気づいたこと
②今日嬉しかったこと
③今日大切におもったこと でした。
貧困は構造的に作りだされたもの、とすれば構造を変えれば貧困の解決に向かう!
また
貧困は、結果命を奪う事になるから重大な人権侵害である。 という事が再確認できました。
★次回は3月7日(日)9時半~12時半 会費700円
貿易なくして日本は生きられない。
その貿易から世界を変える!
フェアトレード・オルタナティブトレード・コミュニティトレード・民衆交易・草の根貿易・パートナーシップトレードとそれぞれの団体の思いを託して名前がつけられています。
世界のフェアトレードと日本のフェアトレードの違いは、生まれ方、育ち方の違いから生まれる。
それを述べるにはもっと勉強をしなければならないけれど、欧州では07年の統計で、認証が90%、非認証が10%、日本では13.5%対86.5%とほぼ逆です。
日本で本格的にフェアトレードという認識のもとに貿易を1986年から始めた第三世界ショップは10年ほど前からコミュニティトレードと言っています。
ほぼ同じころ九州ではウィンドファームの中村隆市さんがブラジルと有機コーヒーを取引し始めている。3月20日に彼を名古屋に招いているので、そこでゆっくりお話を聞きましょう。
その90年代に、女性の代表なるフェアトレードの団体、ピープルツリー・ネパリバザーロが活動を始め、このお二人の活躍をはじめとして、シャプラニール・SVA・わかちあいプロジェクトなどが
フェアトレードにかかわってきました。「日本のフェアトレード」に団体別に記述があります。
団体につけられる提携型のフェアトレードのマークのあるピープルツリーやネパリバザーロが中心になって、フェアトレードは発展してきました。だからまだまだ認証マークのフェアトレード商品は充分でないし、「語られるフェアトレード」の発展のしかたは対人でしかありません。それゆえに、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は提携と証のどちらでもいいという形にしました。
欧州では、認証マークのフェアトレード商品が発達しているので小売は衰退しているそうです。それは問題だと思います。
「語られるフェアトレード」ではなくただ企業がフェアトレードを採用」しているだけなので、社会問題の提起や現場の事を伝える互いにパートナーシップであるフェアトレードとはかけ離れて行ってしまいます。
ではどうしたらいいのか? それではどうして行ったらいいのかはこれからの課題ですが、日本は日本独自の発展の仕方を探っていったらいいと思います。フェアトレード・タウンを目指すことが、新しいコミュニティの復活になる方法として探って行きたいと思っています。
男性の代表が関わるフェアトレード団体と女性の代表が関わる団体とはそいれぞれの特徴があります。
社会問題に目を向けているのは同じですが、きめ細かく女性達や子どもの問題に目をむけるのは女性の代表の特徴だと思います。故に、欧州ではそれほどないと聞きますが、日本では衣類に力を入れています。
衣類は、紡いで、織って、草木染して、縫製して、刺繍等をほどこすという多くの過程を得ることで、多くの仕事を生み出す事に二人の女性の代表は着眼しています。
一方、第三世界ショップの片岡勝さんや、ウィンドファームの中村隆市さんらは、命を大切に、地域を元気にする仕事を生み出す若者たちへのアプローチがあります。やはり、同じフェアトレードの道を目指してもいろいろあるのですね。
ということで、今日は5月15日にお招きしている長坂寿久先生の講演とNIEDの伊沢令子さんのワークショップに参加してきました。(明日2月21日(日)朝と3月7日(日)朝に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」ワークショップが令子さんのファシリテーターであります。参加可能です。)
伏見ライフプラザにて開催されました。多くの若者たちの参加で、ここでもフェアトレードの関心の高さを見ることができました。
今回、長坂先生の持ち時間は1時間ちょっとと短かかったのですが、フェアトレード月間5月15日のイベントでは2時間とって、じっくり話をして頂きます。
★5月15日の実行委員募集中!
もっとフェアトレードの事知りたい、関わりたい、という方是非一緒に5月15日を作って行きましょう。この日からフェアトレード人口が増殖する! そんなことをイメージしながら楽しく企画しませんか?
連絡は huzu■huzu.jp(■は@に変えて) 土井ゆきこあて件名を記してください。
「なふたうん会員証」
瀬戸市三国山のきこりの朝(はじめ)君 25歳より
「間伐や間伐材についての事でメールします。
最近よく間伐材や間伐といった言葉を耳にしますが、まず間伐について簡単に説明すると、山に人間が植えた木を間引くことです。大根とかと一緒ですよね。
植えてから10年の木を伐るのも間伐ですし、植えてから50年の木を伐るのも間伐です。年数のいった山の間伐は、とても危険な作業なんですよ。
今の日本の人工林はほとんど植えっぱなしの状態で荒れ放題です。人間本意のやりかたで自然がぐちゃぐちゃにされてるんですよ。
人間が一度手をかけたことで、明らかに悪いことなら改善しないといけないと思います。昔はいい木材を育てるために間伐をしてきましたが、今は生き物が生きていける健康な山にするために間伐をしていかなければいけないと思います。
そのような事で木を伐って、山から出して、市場にでてきて初めて間伐材として扱われるのですが、今は木材の価格がとても安く、山から伐って出すのにかなりのコストがかかってしまい、林業をやる人が減り、林業をやっている人は国や補助金に頼らないとやっていけないのが実状です。
木の値段や人の日当は色々な時代や国々によって違いますが、木や人は昔も今もどこにいても変わらないと思います。
自然とフェアな林業を探しながら、もう少し自然に近づいて生きていきたいです。」
届いた間伐材の会員証は、どっしり、ひんやり、存在感がありました。
彼との出会いは、瀬戸の山のハウスウェディングのできる素敵なログハウスで、私はフェアトレードの品を引き出物にしていただく提案に行った時のことでした。
新郎役のボランティアをやっていたのが彼です。そのあとすぐ店を尋ねてきてくれて、その時誘った自然農の川口由一さんの1泊2日の講座にも参加した彼です。
私も彼の山の現場を友人と尋ねました。森を守る彼の仕事は、労働に見合わないことも知りました。建築に使う1m位の直径15センチの棒を鉛筆のように削って300~400円。森林組合の人はやらない仕事だそうです。
なんとか私達、街に住むものと、きこりさんとつながらないかな~と思ってこの会員証をお願いしてみました。
存在感があり素敵な会員証となりました。認証・提携マークの着いたフェアトレードの品を2品以上置いて頂くお店の方に、「なふたうん会員証」として500円を納めて頂きます。内300円をきこりさんに渡します。なふたうんサポーター会員の方にも輪切りにした会員証を作っていますので今しばらくお待ちください。
バレンタインデーは終わっても、児童労働は終わらない。
ACE 児童労働メールマガジンVol.153より
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■□ 児童労働ニュース □■
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□ 米国 教職員組合によるカカオ産業での児童労働反対運動
ワシントンD.C.‐(2010年2月) アメリカ教員連盟(AFT)は、
バレンタイン・アクションデーを実施し、子どもたちによって収穫された
カカオ豆や生産されたチョコレートの輸入を止めるよう米国政府農業省に
要請する署名運動を行っている。
米国の多くの子どもたちや親たちにとって、チョコレートは、バレンタイン
のような特別な日にさらに喜びを与えてくれるうれしいごちそうだ。
しかし、西アフリカの子どもたちにとって、そのような日は何も特別では
なく、許しがたい状況の下でカカオを収穫する悲しい日にすぎない。
チョコレートの主原料、カカオの世界の供給量の半分以上が、西アフリカの
コートジボアールとガーナの2カ国で収穫されている。そのカカオ生産は、
360万人以上の子どもたちの労働によるものだ。多くの子どもたちが、
カカオの実を取るために刃物を持って木に登ったり、有害な農薬を散布したり、
重い荷物を運んだりするといった危険労働をしており、最悪の形態の児童労働
がある。さらに問題なのは、これら子どもたちが学校へ通えないことだ。
コートジボアールの働く子どもたちの4分の1以上が学校へ行ったことがない。
カカオ生産に関わる子どもたちのたった14.8%しか読み書きができない。
2009年9月に米国労働省が発表した、「児童労働または強制労働による商品
リスト」には、コートジボアールとガーナからのカカオ豆が含まれている。
また2008年農場法案により、農業省諮問委員会は、そのような商品が
米国へ輸入されないようにするためのガイドラインを策定することになって
いるが、まだ行われていない。
アメリカ教員連盟は、農業省に対して、米国が児童労働によって生産されて
いないカカオ豆やチョコレートを輸入するよう要請文を送る運動を行っている。
出所:AFTウェブサイト
URL: http://www.aft.org/about/world/democracy-humanrights/childlabor/cocoa.cfm