‘2009/11’ カテゴリーのアーカイブ

国際カレッジ2009「フェアトレード入門講座」

2009/11/28

2日で学べる!「国際協力カレッジ2009」
~NGO・フェアトレード・国際機関・JICA・青年海外協力隊~
と題して行われた講座の4時限目「フェアトレード入門講座」を
担当しました。若い人たち30名近く参加。初めてフェアトレードを聞いたという人も含めての参加ですが、かなり聞いた事はあり、多少は理解しているという人達の参加でした。

名刺交換中!
★はじめに、A4に「私の長所」「生きたい国」「仕事」「フェアトレード商品の好きなもの」と真ん中に自分のマークを書いて5分間互いに自己紹介して回りました。5人の人と名刺交換した人もたくさんみえ、かなり積極的な方たちの参加でした。

★4つのコーナーにテーマにそって集まる、また赤・青・緑の色紙で三択するなどのウォーミングアップのあと30分ほどフェアトレードの世界や日本での成りたちや、どんな商品があるか、またどんな特徴があるか、認証や提携マークなどを話し、質問を頂きました。

★今日も出会いがありました!
ある会社の方が、仲間と環境の映画を見てフェアトレードのコーヒーを飲むなどの集いを計画しているということです。そしてそれらの動きを会社CSR(企業の社会的責任)の動きにして行きたいとのこと。嬉しいです。
企業も本来社会に貢献するのが有るべき姿と言われています。フェアトレード団体はCSRの最たるものではないかと長坂先生(「日本のフェアトレード」の著者)は言ってみえました。

★看護学を教えてみえる先生ともお話ができました。
「次世代への影響を考えながら、自分の今の生活を見直す。
胎児の健康、次へと続く命を守るために重要なことです。母子保健を教えています。
教員として、微力ながらも本日教わったこと知ったことを、伝えたいと思います。私も先日同じようなこと言いました。あの時は食生活でしたが。」と振り返りシートに記されていました。

★他の振り返りシート紹介します。
「安いモノを買うコトが自分だけでなく、未来の子供達に迷惑をかけている視点が新鮮でした。ついつい安いモノに手が出てしまう自分のイシキを変えて行くコトが大事で、どうやっていくか考えます」

「久しぶりに、世界と自分との関わりについて考えることができた。同じ関心を持つ人に出会うコトができた。ありがとうございました。」

「あまり国際協力といきごまず、日々の買い物にフェアトレードを自然に取り入れてみようと思いました。
作った人のことを考えてモノを大事に使うようにになり、フェアトレードすごく時代に合っている再確認しました。どうもありがとうございました。」

他の紹介も機会を見てします。
話す機会を頂くごとにもっと勉強しなければ!と思います。それと参加者を眠らせないためのセミナーも受けたのに、やっぱり眠っている人が見えました。

私自身、30分も座って話しを聞いていたら確実に寝ます。でもいつか講演で、「寝てもいいですよ。ここにいるということが大事です」とキヨ・ササキ・モンローさんは言いました。随分私と内容は違う話ですが、そんな考え方もあるのだと今でも、自分が眠ってしまった時には思いだします。
眠りのコンサートというのもありました。実際気持ちよく私は寝て、演奏者が終わって拍手にお辞儀しているところで、拍手の音で目が覚めました。今は亡き宮下さんのコンサートでした。

千成小学校にて 国際理解教育ワークショップ「チョコレートの来た道」

2009/11/26

名古屋市中村区の千成小学校6年先生73名参加、「チョコレートの来た道」のワークショップからフェアトレードのことをお話する機会を得ました。

このワークショップのねらいは、
(1)チョコレートがどこで、どのようにして作られているか知り、南北格差の問題に目を向ける
(2)チョコレートが大量生産される裏側に、児童労働の問題があることを知る。
(3)世界の現状を踏まえ、自分たちができることを考える。

★アイスブレーキングで、わいわいはじめ、5人グループを15作り、チョコレートの材料ができるところ、食べている国を地図のうえで確認して、作っている国と食べている国の違いを考えました。

★チョコレートができる過程も、木のなっている写真、カカオの実の写真、チョコの原型のようなもの等の写真で流れを考えました。

★「チョコレートを知らない子どもたち」の話をして、新聞に掲載されたカカオ農場で働く子の写真をみせました。その写真の男の子(カカオの実を取りだしている)の名前をコート君(コートボジワールから取りました)としてみんなが彼あてに呼びかけ手紙を書きました。
FT絵本

★フェアトレードの絵本「お買い物ちょっと考えてみて」をみんなで読み回ししました。
「ねえ、みんな何かを買う時に、だれが作ってくれたのか、考えた事ある?」から始まるこの本は、ピープル・ツリーの代表サフィア・ミニさんの長男ジェロームが7歳の時、途上国の子どもたちやその家族、そして彼自身の家族について感じるところを言葉にしました。葉翔明さんの美しい絵と、南インドのストリートチルドレン達の描いた絵が対照的にならび、この世界から搾取をなくす為に、何ができるかを問いかけている絵本です。その彼も今は高校生くらいになっていると思います。

★最後に、南米の先住民に伝わるお話「私にできること」というクリキンディという”はち鳥”の話を読み、みんなでそれぞれで「私にきること」を書きました。

以下はみんなが書いた手紙から
「コート君へ、チョコ食べた事がないなら送ってあげるよ~」という子どもらしい心つかいや、「….こんなつらいことを子どもがして、チョコが作られるなんて….。大人ってひきょうだよね……。」と奴隷を解放してと願うという子。
「学校へも行かずにがんばってくれている子がいるなんて知りませんでした。私と同じくらいの年の子どもがはたらいているなんて…..。だからこれからは、できることからはじめてみます。だからまっててね。にこにこマーク」みんな一様に驚いた様子が手紙からうかがえます。

世界に目をむけることが、足下の暮らしを見直す事になります。きっと今晩はお家で今日聞いたこと話しているでしょう!
FTチョコS
                        フェアトレードのチョコレート

・フェアトレードを選んで買うこと
・作った人の事思いうかべ、感謝して食べること
・兄弟や家族、友達に話すこと
などみんなが書いてくれました! みんな2時間しっかり学びました。

「地球を落とさないゲーム」は結構盛りあがりました。ビーチボールの地球をぽ~ん、ぽ~んとみんなで数を数えながら打ち上げます。協力しあわないと落ちてしまいます。

さ~、未来に責任ある私たちのできることは???

コート君への手紙ははこちらから

私にできることはこちらから

サフィア・ミニーさんと話してきました。

2009/11/25

昨晩11月24日はピープルツリーの表参道店でケニアのフェアトレードの生産者団体メル・ハーブの二人の話を聞きました。ハーブティ-やジャムを作っている団体です。内容は後日風”sのHP「風のたより」で報告する予定です。

今日25日はピープルツリーの展示会がありました。来年の秋冬の予約注文をするための会です。ちょうど一年前の展示会で、全国の小売店十数店が集まり、フェアトレード・タウンのことを話し会いました。みんなで「タウンにしたい!」と手をあげようと呼びかけられ、私は「そうか~、手を挙げることなら私にもできる….」と思いました。こころと思いがぱっと開きました。

それからが、求めれば与えられるように、次々と情報が届き、勉強にもでかけ、どんどん動いて行く私がいました。ちょうど一年たって大きく変化していることを今日改めて感じました。
コミュニティがあればこそ広がるフェアトレード。いかにコミュニティの復活が地域でできるかが鍵だと思います。
そしてじわりじわり一人一人に手渡されるフェアトレードをイメージしています。

代表、サフィア・ミニーさんとは7月30日中学生の娘さんナタリーさんと一緒に講演した、バングラデシュの衣料品産業の話を聞いた時以来でした。
ナタリーさんは、10数年前赤ちゃんの時に名古屋に来たことを思い、私は月日の流れを思い感慨深いものがあります。この時サフィアさんの夫も一緒に4人で取った写真は私のいままで仕事を続けてきた記念です。

今回、6月7日以来動いている名古屋の話もしました。「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を応援してくださるということです。

バレンタイン企画2010年1月23日「子どもたちに伝えるフェアトレード」ワークショップ:ウィルあいちにて開催

2009/11/22

バレンタイン企画「子どもたちに伝えるフェアトレード」
大人も思わず楽しめる ワークショップ ~チョコレートの来た道~

★日時 2010年1月23日(土)14時~16時
★会場 ウィルあいち2Fセミナールーム3 名古屋市東区上竪杉町1 名城線市役所駅2番出口東へ徒歩10分
★参加費 親子ペア1200円・大人のみ1000円・子どものみ(小学生~中学生)500円 当日は+300円
フェアトレードのお話サロン
(フェアトレードチョコ付き・大人にはマイカップお持ちの方にコーヒー)
★定員 30名(要申し込み)
★要申込 052-962-5557(T&F)(月休み) フェア・トレードショップ風”s内 huzu@huzu.jp (@は半角@にして下さい)
★主催 GAIAの会・名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
★内容 世界で最も愛されているお菓子、チョコレート。 美味しいチョコレートは、どこからきたの? 美味しいチョコレートに隠されている涙とは? 子どもたちに、つながる世界、つながる命のことをフェアトレードを通      じて伝えたい企画です。
フェアトレードの美味しいチョコレートを試食しながらティータイム。 大人の方はマイカップを、お子様はお茶をご持参くださいね。 フェアトレードのコーヒーとチョコで世界のみんなの幸せを願う ティータイムです。

予告
★第48回フェアトレード入門講座
1月9日(土)10時~11時半予定
定員5名 要申し込み 500円
マイカップ持参
★1月31日(日)9時~12時半
国際理解ワークショップ
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」その1   定員30名 要申込 500円
次回その2は 2月21日(土)
★5月15日「日本のフェアトレード」著者長坂先生講演  フォルクローレのコンサートもあります。
フェア・トレードとは、対等なパートナーシップにより、発展途上国の人々が自立できることを目指した貿易です。
GAIAの会・名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会は、バレンタイン企画としてチョコレートから世界の平和を考えたいと思っています。

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GAIA(がいあ)の会/名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)
http://www.huzu.jp/  huzu@huzu.jp (@は半角@にして下さい)

「あいち労働学校」の講座「フェアトレードってな~に?~高い?安い?モノの価値~

2009/11/21

「あいち労働学校」の講座に呼んで頂きました。愛知県労働者学習協議会が開く働く人の為の学校です。いろんな職業の人たちと学び、語り合って楽しい学校にしようとよびかけています。103期だそうです。20数名の参加、18時半開始。熱田区の労働会館本館にて。
今回は「フェアトレードってな~に? ~高い? 安い? モノの価値?」という題で
チョコレートにまつわる児童労働の話、その関連でインドのアクセサリーを作る工場で働く子ども達の話、フェアトレードの特徴やマークの話をしました。そのあと、フェアトレードの紅茶やお菓子を食べ飲みしながら3つのグループに分かれて40分ほど討論。

・フェアトレードの情報が少ない。どこで買える?
・フェアトレードは特別な活動のイメージを持っていた。
・本当は安く買えるのに、高く買っているというイメージだった。
・本当に適正な賃金が支払われているのかな?
・いいと思ったものでないと買えない
・森の中で作ったコーヒーは本当に美味しい
・安い品のなかでフェアトレードの品は本来あるべき姿ではないか!
・大企業の華々しい光に,暗い陰を感じる

今日初めてフェアトレードに出会った人もいました。「名古屋をフェアトレード・タウンにしたい!」と話もしたら「生涯教育センターの講座でできると良いね」と助言をしてくださった方が見えた。

今年7月に東区生涯教育センターで招かれて講座を持ちました。緑・天白も大分以前に話をさせてもらったことはあるけど、一度お願いしてみようと思う。国際理解教育のワークショップで「貧困」問題から入って、「どうしたら良いか?」考えてみる。自分だったらその貧困からどう脱出できるか考えてみる。そんなワークショップあちこちで開いて見たい。

名古屋市教育センターで1年と10年の高校教諭の方へ「貧困からみえる光 フェアトレード」ワークショップ

2009/11/18

名刺を持って自己紹介11月18日s熱田区神宮名古屋市教育センターで1年と10年の高校教諭のかた52名対象に2時間の時間を頂き、国際理解教育のワークショップとフェアトレードのお話をしました。

はじめに質問を2つ3択で答えて頂きました。国際理解教育ワークショップは、初めて参加のかたが多く、またフェアトレードのこともかなりの方があまりご存じないようでした。国際理解教育ワークショップに参加された経験のある人は2人、フェアトレードのことを理解している人は6人でした。

はじめにA4の用紙に自己紹介を書き込み全員がたって何人かの人と自己紹介しあいました。はじめ恥ずかしい感じが楽しめて、いい経験になったと33歳の男性の方はアンケートに書いてくださいました。またその方は数学の先生で授業中の雰囲気を変えるのに簡単なりフレッシュ方法として活用したいとも書いてくださいました。

11月14日講演「フェアトレード・タウンで街おこし!」

2009/11/16
14日の「フェアトレード・タウンで街おこし」
~世界のフェアトレード・タウン事情を聴く~
フェアトレード・ラベル・ジャパンの事務局長中島佳織さんの講演会に
50名の参加がありました。ありがとうございました。

2009年11月14日FLA中島さん講演

2009年11月14日FLA中島さん講演

1時間半の講演に続き、フェアトレードコーヒーとフェアトレードの材料(ボリビアのココア)を使ったクッキーでコーヒーブレイク! 今回はフォルクローレのミニミニコンサート付きで楽しんで頂いたようです。
以下はアンケートより抜粋アンケートより
《 40代 女性 》丁寧でしっかりした説明が伺えてよかったです。
ミニミニコンサート、すごくよかったです。
もっと聴きたかったです…….。
リコーダー(たて笛)の音色があんなにやさしくてきれいに
だせることにびっくりしました。
ケーナは実際に聞いたのは初めて。いい音ですね~。
長く携わって、想いもお持ちなので中島さんのよどみない
お話に圧倒されました。

《 20代 女性 》中島さんのお話だけでなく、ミニライブ、コーヒーのサービスなどがありとてもよかったです。
フェアトレードに対する正しい知識を学ぶことができ
これから自分がどうすべきかというコトを考えさせられました。

《 40代 女性 》
・あらためてFTとは何か? なぜFTか? そしてさらになぜFTTか?を
自分のアタマの中で整理・確認する機会となりました。
・なかじまさんのエネルギー、土井さんのパワーはどこか似ていて
「大切なことはヒトからしか伝わらない」大切なことを思いだしましたし
これからまたガンバローという元気をもらいました
・地産地消とFTは相反するものではない! それを今日自分のなかで
説明できるようになったことが収穫です!
・カラオケフォルクローレ・・・・すごいアイディアですネ!
でもやはり5人そろって”生”で聞くとも~っと「風」を感じるだろーナー!
若い世代の参加も多く、なんだか未来は明るいゾ!と感じました。
中島さんのお話、プレゼンはご自分の経験に裏打ちされた説得力も
あり、とてもわかりやすい話し方でした。
ありがとうございました!

後日続きは掲載する予定です。

 

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」物語のはじまり

2009/11/16
私の夢「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」物語のはじまり 

フェアトレードショップ 風“s(ふ~ず)土井ゆきこ

(シャプラニール「もう一つの南の風」寄稿)

★夢 その1 /生涯現役で暮らすために…
★夢 その2 /60歳で開いた人生の扉はピースボート
★夢 その3 /70歳にむかって開く扉は「名古屋がフェアトレード・タウン」になること

 (さらに…)

立ち上げにあたって

2009/11/16

キリマンジェロの雪が溶ける、流氷が溶ける、 目には見えないけれど、今、刻々と溶けている。 加害者である私たちは、被害をうける命の 動物たちの姿が見えていない。やがてそれは私たちの 命の行方です。

すべての命がつながるこの地球上で今を生きる 私たち、特に先進国の私たちが世界で何が起きているのかを知り、想像し、 考え、行動しなければならない。折しも 名古屋では来年の10月に 生物多様性条約第10回締約国会議が開催されます。つながる命をフェアトレードで伝えたい! 世界の人々と環境問題でつながりながら、一人一人の笑顔が生まれる 世界を想像しましょう!

買い物という一番身近で、選択という投票権を持つ先進国にたまたま住む私たちの行動は、大きな大きな鍵になります。 「フェアトレード・タウン」は、私たちが失った環境やコミュニティに新しい息吹を吹き込みます。 自治体・会社・商店・学校・NGO・NPO・地域市民すべてを巻き込みフェアトレードを推進 することで、自らの生活を見直すきっかけになります。

ご一緒に! うっかり 参加OK! しっかり 参加OK!

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