‘イベント報告’ カテゴリーのアーカイブ

8月3日 稲沢「フェアトレード・カレーづくり」講座@稲沢(なふたうんメンバー)30名弱名参加

2019/08/30

 

レポートです。

・参加者はボランティアスタッフを含め30名弱。
6グループで作りました。
家族参加の方が多かったように思いました。

・いなざわ日本語教室のボランティアスタッフの方が
8名ほどいらっしゃり、主婦の方が多かったので、
カレー作りも楽でした。
⇒というか主婦の方に自分がカレー作りでアドバイス
できることはぼぼなく、それでも「先生、先生」と
呼ばれるので恥ずかしかったです。

・夏野菜とチキンカレーを作りました。
野菜が多かったからか、マイルドな味になり、
お子さんでも全然大丈夫でした。

・フェアトレードの認知度は低。「フェアトレード知ってる人!」
手を挙げたのは3名弱で全てボランティアスタッフの方でした。
とは言え、認知度が低い方がやりがいもあります。
フェアトレードに触れるきっかけになれば幸いです。

・「フェアトレードということで、味は期待してなかったけど、
美味しかった」とコメントして下さる方もいました。

・「スパイスから作るので時間がかかるのかと思っていたけど、
市販のルーで作るより煮込む時間が短く、早くできたので
驚いた」とのコメントもちらほら。

・「フェアトレードのスパイスはどこで購入できるか」
という質問も結構ありました。

・代表の近藤さんから次回もよろしくお願いしますとのことで、
バナナを使ったお菓子の開発を頑張ります。
⇒稲沢でバナナ農園を経営している方がいるらしく
(マスコミの取材もよくあるそうです)、
稲沢産のバナナとフェアトレードバナナを使った
お菓子の食べ比べも面白いかなと話をしていました。

以上、当日の講師かくちゃんからのレポートでした。

★7/14(日) 【も~やっこシネマ】第4回スペシャル版 ~コーヒー同好会コラボ企画~ ★『カンタ!ティモール』上映&コーヒー焙煎会★

2019/07/14

★7/14(日) 【も~やっこシネマ】

★『カンタ!ティモール』上映

http://www.canta-timor.com/

もーやっこシネマ
『カンタ!ティモール 』上映しました。
やはり何回観てもよい映画!!また東ティモールへ行きたくなりました〜〜

《映画を観て話したこと》
・メディアによって消されてる声が多い。今も。
・自国のことを真剣に考える姿勢が素晴らしく、選挙前にこの映画を観られて良かった。
・辛く重い内容だけど、暗くならずにいられる東ティモールの音楽の力はすごい。
・日本のしていたことを知り、腹立たしい。
・家族が犠牲されても相手を責めることなく教育した、彼らのような行動ができるか?でも、それが取るべき正しい姿だと思う。

7月7日 手仕事Day 押し花 3名参加

2019/07/08

フェアトレードの大事なことの一つは手仕事を大切にすること。文化を継承していくことにもつながります。こころのありかたにも影響をもたらす手仕事は生活のなかで大切なものです。

手織り・刺繍など文化を継承している生産者さんへの思いを馳せることと同時に

自分の暮らしのなかに「手仕事」の時間をもっているかと問うひととき

繕う,縫うなどという「手仕事」の時間をほとんどしなくなった私たちは

消費という社会にどっぷり、どっぷり

行くつくさきは……….

 

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会は、隔月に「手仕事Day」を、東区東片端正文館書店本店の2F フェアトレード・ショップ風”s正文館店で開催しています。

 

フィリピンの生産者パートナー「SHAPII(シャピイ)」というフェアトレード団体のコゴン草手漉きカード&押し花シリーズをお手本に..

「SHAPII(シャピイ)」=フィリピン・ミンダナオ島 フェアトレード団体・第3世界ショップの人気フェアトレード商品コゴン草手漉き紙の生産者★

7月7日は七夕☆ということで・・・・
短冊型の手漉き紙に、すきなお花を散りばめて、ひと言書こう!という企画へ。

コゴン草→アバカ麻→バナナへと話が運び、フィリピンに想いを馳せつつ作ります。
押し花に息がかかると飛んでいってしまうので、みんな集中!

 

「短冊作りながら、最近、お花、見てない!と改めて思いました。」という感想もあり、
日々の暮らしを見つめ直す機会にもなりました。

 

奇しくもお誕生日の方もみえて、
出来上がった作品に、自分へのメッセージを書き添えることも。
それぞれ想いの込もった作品…家に飾って楽しんでいただけたらいいです〜☆

2019年6月19日「フィリピン・ミンダナオ島 バナナ労働者の声を聞く 今、バナナ生産現場で起こっていること」名古屋YWCAにて

2019/07/01

フェアトレード・ショップ風”s のブログにて紹介

「バナナと日本人」~「高地栽培バナナと日本人」を考える

 

 

 

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フィリピン・ミンダナオ島 バナナ労働者の声を聞く
今、バナナ生産現場で起こっていること
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バナナ梱包工場労働者の組合NAMASUFAより組合員2名の報告がありました。

■はじめに40年前からのバナナ

 

日本が輸入するフィリピン産バナナの大半は、日系と米系の多国籍企業が経営するミンダ
ナオ島の大規模なプランテーションで作られています。

1980年代から90年代にかけて、大量生産のために投入される危険な農薬がバナナ労働者の健康を蝕むだけでなく、

消費者である日本人の健康をも脅かしていること、

労働者は低賃金で過酷な労働に従事していること、

待遇改善の要求が暴力で押さえ込まれていることなどの実態が明らかになり、

多国籍企業への批判が高まったことがあります。

その後、経済のグローバル化を背景に拡大する多種多様な輸入食品の陰に隠れて、バナナ
の問題は人々の関心の表舞台から姿を消していました。ところが、近年再びバナナの生産
現場の問題が浮上してきました。

日系バナナ事業者「スミフル(旧住商フルーツ)」が経営するバナナ農園の

生産工程の一つであるパッキングプラント(洗浄梱包工程)で働く労働者が、労働の安全確保と待遇改
善を求めて声を上げました。

しかし、組合に参加した労働者たちは脅迫や暴力に晒され、家を焼かれ、組合を辞めろと脅され、さらには殺された者もあります。

現在フィリピンのバナナ生産の現場で進行している過酷な労働環境と低賃金による人権侵害の実態について、

バナナ労働者2名から話を聞きました。

◎日時:6月19日(水) 18:30~21:00
◎場所: 名古屋市中区新栄町2丁目3番地 YWCAビル4階
地下鉄東山線「栄」下車、5番出口より徒歩3分
◎報告者:バナナ梱包工場労働者の組合NAMASUFAより組合員2名
◎通訳:波多江秀枝さん(FoE Japan委託研究員)

◎主催:(NPO法人)アジア太平洋資料センター/(特活)名古屋NGOセンター
◎問い合わせ:(特活)名古屋NGOセンター
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2丁目3番地 YWCAビル7階
TEL&FAX:052-228-8109 メール:info@nangoc.org

6月15日「第4回フェアトレード・タウンを動かす!元気な若者たちのスピーチ」44+11名参加

2019/06/16

 

今年で「第4回目を迎えたフェアトレード・タウンを動かす!元気な若者たちのスピーチ」

名古屋国際センターにて

 

■参加者合計44名(内訳:一般参加者29名、発表参加者15名)なふたうんスタッフ11名
参加者区分内訳
一般 18名(事前申込一般11名、当日一般3名、ファンディング特典4名)
大学生11名(事前申込大学生10名、ファンディング特典1名)
高校生13名
中学生 2名
合計 44名
■参加団体

1椙山女学園大学フェアトレードサークル Les amies
2愛知教育大学国際ボランティアサークル Hearts
3千種高校インターアクトクラブ
4名古屋国際高校 Kokusai Friend coffee
5静岡文化芸術大学 はままつチョコプロジェクト
6逗子開成高等学校 逗子活性化プロジェクト
7春日丘高等学校 インターアクトクラブ 〈DVD出演〉
8南陽高校 Nanyo Company 部 〈DVD出演〉

 

 

■一日の流

10時半~各団体・個人の発表

午後よりワークショップ

長坂寿久講師による講演

                    講師 長坂寿久氏

        

最後に、葉っぱ型用紙に

 

 

                                   

 

★「あなたにとってフェアトレードとは?」を書きました。

・平等な世界への第一歩 ゆき

・社会構造を変革する一歩 たか

・未来への選択

・みんなが豊かになる経済・社会の扉 久ちゃん

・まだちょっと意識高い系の人たちにしか認識されていないように思う。広めなきゃ。いいものいっぱいあるよー! みわんこ

・フェアトレードは、全ての人に平等で幸せなくらしを造る すずい

・人と人をつなぐことのできるもの なつ

・生産者と同じ人間として捉えること マツ

・最優先事項のひとつ キザキ

・見えにくいが大切なこと しょーご

・生産者を支援できるという“喜びを感じられる活動” ゆうな

・FTで貧困を無くし人間性の回復を ごとう

・未来の世界を平和にするもの ゆうき

・生産者との「つながり」を知り、考える営み パプア

・幸せの為の手段 さわ

・明るい未来への活動 ゆな

・フェアトレードは世界の悪しき現実を見聞きしても、絶望しなくてよいと教えてくれるもの。 あんどう

・若人たちと交流できるフェアトレード!いいな~ ゆっこりん

・人間性の回復と世界への入口 ながさか

・自由な世界への第一歩! もえり

・自分のできることを考えようと思いました 成瀬

・発展途上国の人々が自律して現状打開していくための支援 コジ

・世界の新しい扉 かくた

・毎日の選択で世界とつながること たけちゃん

・人と人の関わり=愛 Konoka

・国際協力の入り口 あおば

・持続可能な社会をつくるのに、貢献できる1つの手段! まいぴー

・世界中であたりまえになるもの!! もとや

・世界を良くするきっかけとなれるもの みゆう

・自分の良識を試されるもの。本気になれるか?! やっさん

・フェアトレードは、すべての人が幸せに暮らせる社会づくりのきっかけだと思います。 あい

・顔の見えない作り手の方を大切にすること。それを通して自分自身も大切にすること。 小森

・世界の人が全員このことをしり、協力していかなければいけないこと。 ひろくん

・人と人をつなぐ くろちゃん

・人と人がやさしい気持ちでつながれる場? みく

・一生の宝物 あっこ

・良い未来への早道? S.Izumi

・FTとはストーリーがあり、世界の人が笑顔になる手段 わたる

・好きだから続けたい なみなみ

 

 

★【振り返りシート】第4回 フェアトレード・タウンを動かす!元気な若者たちのスピーチ

・同世代の発表を聞いて、刺激になり、“自分は社会に(本当に)貢献できているのか”と改めて考えることができた。自分も消費者としてなら、フェアトレードに参加できると思った。(10代 女性)

・SOCIETY5.0やCSV、CSRなど初めて聞くことばがたくさんあった。どの学校も伝えること、広めることを積きょくてきに行っていて、見習いたいと思った。(10代 男性)

・フェアトレードについてしれた。(10代 男性)

・行っている活動は様々でも目標が同じ人はたくさんいることが分かりました。今日聞いた発表を参考にこれからの活動を考えていきたいと思います。(10代 女性)

・フェアトレードに関する知識を増やすことができた。今後、やりたいこと、やっていきたいことの目標が持てた。(10代 女性)

・同じ大学生や年上の方など、いろいろな視点での考え方を知り学ぶことができました。(10代 女性)

・同じ方針、方向性で頑張る人がたくさんいるとわかったことは、大きな収穫でした。これからも活発な活動を続けていくために頑張りたいです!(20代 女性)

・フェアトレードに関心を持ち、実施しようとするには、人を大切に思う気持ち、顔の見えない相手を想像する力がまず必要だと思います。今日参加して、更にボトムアップで自ら働きかける力も必要だと分かりました。(自分一人でできることだけでなく仲間で行うために)

“上の誰かに認めて欲しい”でなく、“自分が相手と対等な関係を築いて、相手も自分も大切にしたい”という気持ちを育むことが必要だと思いました。(20代 女性)

・さらにフェアトレードについて学びたいと思いました。(20代 女性)

・グローバルな視点で物事を考える学生の活動団体がたくさんあることに驚いた。私の町でもそういう学生が増えるといいなと思った。(20代)

・サークルでフェアトレードの普及方法ばかり考えていましたが、今回様々なお話を聞いて、フェアトレードは世界中が幸せになる為の方法だということが分かりました。(20代 女性)

・様々な立場の人々の意見や考え方を知ることができてとても良い刺激になりました。(20代 男性)

・自分たちの利益ばかり考えるのではなく、世界の利益を考えるべきだと思った。(20代 女性)

・去年も参加した時に聴いた活動とちがうことや新しいことをしていることを知り、刺激になりました。持続可能な社会をつくるために色々な条約などを決め、取り組んでいるが、それをしっかりと達成していかなければ、将来の世界は良くならないと改めて感じました。(20代)

・自分の知らないFTのとりくみを知ることができて良かった。(30代 男性)

・とても印象に残る言葉がきけて良かった。海外の人と仕事をするにあたり、忘れないようにしたいと思う。“Develop”=とじたものを開く⇒周りが助けて自ら開く

先進国の国民である日本人が仕事のやり方を押しつけすぎないよう相手を尊重する気持ちを忘れないようにしたい。(30代 女性)

・実際にFTに関わっている皆さんの活動を知れたことがとても勉強になりました。(30代 男性)

・フェアトレードに集う若者たちは本当に元気でした。(40代 男性)

・企業人として、企業の影響力を正しく使えるように取り組みを進めていきたい。(40代 男性)

・皆さんのフェアトレードに対する思いや情熱を直接見聞きする事が出来て、感銘を受けました。(40代 男性)

・実現が困難であっても理想をかかげることは大切だと思いました。(40代 女性)

・フェアトレードについて若い方の関心が高く、とても心強く思いました。(50代 男性)

・SDGsとFTの10の指針とてらし合わせる作業がおもしろかった。SDGsが身近に感じられた。世界をあげてすすめる運動がFTで推進できることを確認しました。(70代 女性)

・発展途上国の人達にとって平等な貿易構造のフェアトレードが、フェアトレードという名がいらなくなるくらい世界に普及するのは正直長い道のりですが、少しずつでも前進していってほしいです。

・長すぎました

・世界平和のために、SDGs達成のために、自分が今できることを最大限の知識や力、仲間との協力、行動力を使って、Activeに行動したい!!そして、もっと学び、知り、考えて、行動し、国際貢献をする!!

FTで世界から貧困をゼロへ。生きがいのある社会を。良かったです。

 

5月26日「沖縄カカオプロジェクト発進」土屋春代さん講演会報告 24名参加

2019/06/02

2019年5月26日(日) 東区 正文館書店5Fホールにて

「沖縄カカオプロジェクト発進」

フェアトレード団体 ネパリ・バザーロ創始者土屋春代さん講演会報告 24名参加

講演のあと、ネパリ・バザーロのネパールのシリンゲ村のコーヒーと、

玄米グラノーラにカカオニブやスィートカカオニブパウダーを試食。

グループ毎に感想・質問などを話合いのなかで書き出し、それぞれ発表し他グループの感想・質問も共有しました。

休憩のあと土屋春代さんに質問の答えて頂き、より深い思いを抱く講演会になりました。振り返りシートも記録のあとに掲載しています。

かなりの長文になります。


講演記録より

はじめに

 

これまでネパール、東北、沖縄、インドと活動範囲を広げてきた。

大事なことは、

思い立ったらすぐ始める。

走りながら考える。

壁にぶつかったら、ぶつかったときに考える。

 

■沖縄との出会い

ベトナム戦争のとき、沖縄は返還前だった。

沖縄戦で戦争のつらさを体感したのに

沖縄基地からベトナムに向けてアメリカ軍が飛び立つのを

どんな気持ちで眺めていたのだろう。

返還後も良くならず、米・日両政府が沖縄を苦しめてきた。

自分も本土の人間として罪悪感を感じていて、

観光ではとても行けないと思っていた。

 

そうこうしているうちにネパリ・バザーロの商品を

取り扱ってくれる沖縄のお店も出て来たので、

販売者訪問として沖縄の地に初めて足を踏み入れた。

そのときに辺野古も案内してもらった。

 

あるときにネパールから輸入してきたスパイスのチリが税関の

関係で輸入の継続困難になってきた。

国内調達に変えようということで、

どうせなら沖縄から調達したいと考え、

名護市の「ネクストステージ沖縄合同会社」に出会った。

ネクストステージとは沖縄の落花生とネパールの

蜂蜜を使ったハニーピーナッツを商品化した。

 

■沖縄カカオプロジェクト

 

沖縄に新しい産業を興したいと考え、チョコレートを思い立った。

原料のカカオは北緯20度~南緯20度の亜熱帯でしか取れないが、

近年の中国やインドの需要増加に伴い、カカオが足りない。

台湾やベトナムでも栽培されている。それなら沖縄ならなんとか

なるのではと思った。実際、小笠原の母島でカカオ栽培の成功者が

いると聞き、一昨年と昨年に見学に行った。

アフリカや中米では露地栽培だが、気候の関係で小笠原では

ビニールハウス栽培だった。企業から委託を受けて

栽培しているらしく、企業秘密が多く

一昨年はいろいろと見せて頂けたが、

昨年はほとんど話もしてもらえなかった。

 

沖縄では名護(北部)と久米島でカカオのハウス栽培に

チャレンジしている。苗を植えて、今年で2年目。

実がなるまでに4~5年かかると言われている。

 

待っている時間がもったいないので、マーケットの開拓と

チョコレート作りのノウハウを蓄積するために

インドの有機カカオを輸入してチョコレートを

日本で加工することにした。

 

カカオ豆を選別、ローストし、粉砕してカカオニブに

するまでは沖縄でやっているが、チョコレートを作る

設備がないため、東北の支援でつながりができた

陸前高田の作業所でチョコレート作りを行う予定

 

■東日本大震災

 

東日本大震災が発生したときに元スタッフが釜石で被災したので

何か支援しようと釜石に出向いたのがきっかけ。

 

そのときに国は絆やall Japanと復興支援の掛け声は大きかったが

1年もしないうちにほとんど居なくなってしまった。

 

それまではネパールをなんとしなきゃと思っていたが、

そこで日本の問題、貧困、格差について考えさせられた。

 

岩手ではツバキ油やツバキ油を使った化粧品(クーネシリーズ)の開発を行った。

 

自分たちの復興もまだまだ大変なのに、岩手や宮城の人は当初は自分たちの生活を早く立て直し、 福島を助けたいと言っていたが、復興は思うように進まず、

生活が追いつめられている。

福島はさらに大変で筆舌しがたい状況である。

 

原発に関する訴訟は32あり、8割は東電・国の責任が認められ

賠償金が発生しているが、金額が少ない。

自主避難と認定されている人に至っては数万円しか支払われない。

戻らない方が悪いという考え方のようだ。

 

チェルノブイリではソ連の国力が弱まっていたこともあり、

しばらくは国に責任はないという スタンスだったが、

5年後には国の責任であることを認め、

被災者を守るための法律(チェルノブイリ法)が整備された。*参考に

*https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-13030

ベラルーシでは国家予算でケアされている。

日本でも議員立法の動きはあったが、骨抜きにされている状態。

 

チェルノブイリでは年間5ミリシーベル以上は強制移住。

年間1ミリ~5ミリシーベルなら移住するか住民は選択できるし、

補助金が出る。

 

日本では年間1ミリシーベル以下が基準だったのに

特別立法で20ミリシーベルまで許容されるとなった。

恐らく1ミリシーベルに戻ることはないだろう。

福島には5ミリシーベルトのところがざらにある。

なので、20mシーベルをきった地域には帰還指示が出て

住宅補助が打ち切りになろうとしているが、相馬や飯館では

お年寄りしか戻っていないし、冬は寒さのため戻る人も

更に減っているようだ。

 

帰還が進まない避難所の住民に対して国が訴訟も

辞さない構えらしいが、恫喝訴訟(力のある側が弱い側を訴える)の

典型的な例だと思う。

 

私達は、見えない壁に覆われて見逃している。私達は犯罪に加担している。

 

子どもは特に放射線影響の進行が早いので

福島のこども達が可哀相だ。

これまで子どもの甲状腺ガンは100万に1人か2人と言われてきたが、

福島では36万人で220人もいる。

本当に放射線の影響でないと言えるのか。

チェルノブイリのときポーランドでは子供たちに

安定ヨウ素剤を飲ませてほとんど被害が出なかったと

言われている。

 

福島では、副作用が出ると安定ヨウ素剤は飲ませなかった。

 

また、お母さんが子どもに放射線を浴びるのが心配なので、

外で行う体育の授業は休ませて欲しいと先生にお願いしたところ、

子どもは室内で待機しているのかと思ったら、

野外で立たされていたとのこと。まるで体罰ではないか。

 

これは福島や沖縄だけの問題ではない。

日本は民主国家でも法治国家でもないということだ。

国民の命も健康も守れないような政府ということ。

他人事ではすまされない。

 

■種子法廃止、リニアモータース

 

今日の配布資料にもあるので、みなさんご存知と思うが

種子法の廃止は、公共の宝である種を、大企業が種を独占、コントロールするという

恐ろしい話が根本にはある。

 

種の自家採取が禁止の方向で、

懲役10年以下、罰金1000万以下で

共謀罪として訴えられるらしい。

 

大手メディアでは赤旗しか掲載されなかったというのも問題。

 

種苗法があるから大丈夫という話もあったが、

今年改正されるらしい。

 

一方、最近リニア新幹線が話題。

品川と名古屋を40分で結ぶ、地下40mを走る。

電力は新幹線の3倍必要。原発の再稼働が前提になっている。

またリニアはカーブが苦手で基本は直線になる。

 

そのため、区間の8割は地下なので、トンネルを掘る必要がある。

掘った土はどこに行くのか?

リニアのルートにある大鹿村では残土運搬が9~17時で

1700台のダンプカーが走るとのこと、騒音やホコリは大丈夫か。

 

沖縄での出会い

 

チョコレートは不思議な食べ物でチョコレートと口にするだけで

みんな笑顔になる。

 

ネクストステージ代表の金城恵子さんと出会えて良かった。

ネクストステージは作業所ではなく合同会社なので、

利益が出ないと給料が払えないので大変だと思う。

 

名護学院の崎濱秀政さん、インドから輸入した

オーガニックカカオの選別を

名護学院の障がい者の方にお願いしているが、

目を輝かせて楽しそうに選別して下さっている。

 

日本の子どもの貧困率は6~7人に1人と言われているが、

沖縄だと3人に1人、沖縄北部だとさらに厳しい状況であるが、

崎濱さんは事業の余剰金を使って、キッズファームやキッズライブラリ

を運営して沖縄北部の貧しいこども達の教育を支援している。

 

ネクストステージでは、スイートカカオニブパウダーは

最終工程まで行っているが、玄米グラノーラや

チョコレート作りは陸前高田で行っている。

 

ビジネスはあくまで手段だと思う。

 

陸前高田ではネパリの作業所以外に富山さんもチョコレートを

作って下さるという話になっている。

富山さんは訪問リハビリ向けの薬局を経営されている方で

薬局なのに「薬を出すけど飲ませない」がモットー。

陸前高田市では発酵の里ワークショップという活動で

発酵品に補助金が出る。チョコレートも発酵食品の1つ。

 

福島と沖縄をつなぐという意味では久米島の「球美の里」の

向井雪子さんも外せない。もともとは国がやるまでの暫定として

福島の子供たち向けの保養所を作り、通年受け入れている。

ただ、国は保養所をやるつもりはないらしく、

保養という言葉すら使えない。国が言うと交流になるらしい。

福島では風評被害で農家の方が大変で、地産地消の名目で

学校の給食に使われているが、親御さんとしては

給食の安全性に不安になる。

 

また、久米島のコーディネーターを勤めている

熊谷由紀子さんも「久米島の秘書」を名乗って下さっている。

久米島は台風が多いが、被害を少なくするために

パパイヤはわざと途中で曲げて抵抗を減らすように

しているとのこと。カカオでも取り入れてみたい。

 

先日、ネパリの丑久保完二がインドのオーガニックカカオの

生産者を訪問して、カカオポッド

(カカオ豆が40~50粒ほど入っている)を頂いてきた。

乾燥した種よりも新鮮なカカオボッドから割った種の方が

発芽しやすいとのことなので、楽しみ。

 

最近はBean to Barでカカオ豆にこだわる

お店も増えて来たが、商社を通すことが多いので、

生産者の顔は見えない。

 

その点、ネパリ・バザーロは幸運だった。

ネパールで国際有機認証の検査官をやっているジャイプラカシュ・サクレさんが

インドのオーガニックカカオの生産者を知っていたので、

紹介してもらえた。この生産者は品質が素晴らしく、

良品のカカオがとても多い。

 

カカオPJTの申し込みは160名弱で200万。

1500万が目標なので、みなさんご協力頂きたい。

 

カカオフレンズ(カカオPJTに申し込んだ人)向けの

沖縄ツアーも今年の秋と冬に企画している。

 

最後に

 

これまで安全地帯には留まれない性格で

無謀なチャレンジを続けてきたが、

前に突き進むと助けてくれる人が必ず出てくる。

困難なことに遭遇してももがくことが大事。

 

最近「自分のやりたいことや適正が分からない。

仕事を探しているがなかなか見つからない」

という相談を受けたが、

「向き不向きや好き嫌いはおいておいて、

身の回りであなたを必要としている人はきっといるはず、

まずはそこに飛び込んでみたら」とアドバイスした。

 

自分は後先考えずに突き進んできた。

例えば、実はコーヒーは飲めない。あんな苦いものと思っていたし、

洋服の知識も全くなかった。

 

コーヒーの場合、ネパールで「作ったものの売る先がない」

という相談を生産者から受けて買おうと思った。

 

焙煎の知識もなく知り合いに相談したらOKとのことだったので、

コーヒー豆の輸入を始めたら、「そんなに量が多いとは

思わなかった。最初から分かっていたら断っていた」とのこと。

万事そんな調子で進めて来た。

 

野田村ワインも山葡萄と言えばワインと考えたが、

偶然、ボランティアの旦那で著名なソムリエがいて、

大いに助けられた。

 

みなさん、一緒に夢を育みましょう!

 

応答タイム

Q)今日頂いたチョコレートはカカオ70%なのに
カカオカカオしていないのはなぜか?

A)一般的に新興国のカカオは酸味が強いと言われているが、
オーガニックのカカオだから個性を主張しない味になっているかも。
ネパールのオーガニックコーヒーも味がマイルドとよく言われる。

Q)カカオニブパウダーは美味しかった。黒糖のみの販売はない?

A)沖縄の西平製糖の黒糖を使っているが,直接購入してください。
沖縄だとあちこちにサトウキビ畑があるので、生産者がすぐ見つかると
思っていたが、素材にこだわると、探すのは大変。
ほとんどの農園が農薬を使いすぎている。
八つの島の農場から農薬リストを取り寄せたが、
モンサント社のラウンドアップも使われている場合もあった。
ラウンドアップはアメリカでは訴訟になり
90億もの支払いが命じられたいわくつきの農薬。
(訴訟は日本の大手メディアでは報じられていない)
⇒(なふたうん加筆)今月の5月14日にも
アメリカでさらなる判決が出て、モンサント社に2200億円の
賠償命令が出ていました。

農薬の多さはほとんどの農園で差がないので、味で決めようと
思っていた矢先に西平製糖に出会った。西平製糖は省農薬で
必要最低限の農薬しか使っていないし、昔ながらの製法である
七ツ釜製法を使って丁寧に作っている。
実際、カカオニブパウダーでは有機カカオよりも黒糖の方が
原価が高くなっている。

Q)玄米グラノーラが玄米とカカオニブというシンプルな組み合わせなのは?
ドライフルーツは?

A)果物を入れると賞味期限が短くなってしまうため。
玄米を使うことで生産者のアグリ笹塚さんに「販路を広げたよ」と
伝えたら、「玄米は炊いて食べるのが一番美味しいのに」と
コメントされてしまった(苦笑)

Q)情熱的な生き方の源泉は?

A)一言で言うと「怒り」。理不尽に対する怒りが原動力になっている。
またネパリのスタッフが乗せ丈夫で、「何かやりたい」と言うと
「それはいいですね!」と止めずに後押ししてくれる。

Q)次は何をしますか?

A)冒頭にも話したが、行き当たりばったりなので、何も考えていない。
例えば陸前高田を支援するとなったときも最初は支援方法を
考えていなかった。クラフトなら出来ると言われたが、
クラフトはマーケットが成熟している。梅干しという案もあった。
椿は古くから家々に植えられていて、実を絞って食用にしたり
職人の道具にも差していたと聞いて、ツバキを使った製品開発に
しようと決めた。製品化直前で作業所に断られたので、
自分たちでやるしかなくなった。仕事の創出のために
手作業の工程を多くしたこともあり、原価を計算したら
最初は3万円にもなった(人件費のみ。材料費含まない)。
それを1800円で販売というかなり思い切ったことに
チャレンジした。

また、ツバキ油だけだと販売が増えないので、化粧品の開発を
思い立った。ただ、化粧品の開発は免許が必要で誰でも出来るないので、
OEMを採用した。でも、材料にこだわったため、なかなか引き受けて
くれるメーカーがいなかった。福岡の会社が唯一引き受けてくれた。

Q)カカオは沖縄では外来種になるが、生態系への影響は?

A)在来種が理想。外来種も悪いとは限らない。
カカオが良いのは発酵・乾燥させることで数年持つし、
収穫が年1回ではなく数回であること。

Q)5年後は?

A)沖縄でカカオが栽培されて、チョコレートが作れるように
なっていたら嬉しいと思うが、生きているうちには難しそう。

ただ、陸前高田でツバキを植えたときも通常は数年かかるとのことで
生きているうちは見れないと思っていたら、今年、実がなり、
収穫できるので、カカオも同じようになると嬉しい

Q)活動の中で大変だったことは?

A)基本的に「後ろは振り向かない」
「嫌なこと、大変なことは思い出さない」
ので、覚えていない。
ただ、ネパールを支援し始めた頃は毎日大変で
ネパール行きの飛行機に乗るときに「どうかこの飛行機が
墜落しますように」と祈っていた記憶がある。

Q)沖縄や福島がメディアでもっと取り上げられるようになるには?

A)マスコミも企業なので「利益になるかどうか」
最近は女性週刊誌では記事になることが多い。
個々人が関心を持つ事が大切。
個人的には全国紙には目を通さないが、琉球新聞や沖縄タイムスには
目を通すようにしている。テレビや大手新聞で取り上げられない事実が多い。
インターネットだとIWJとデモクラシータイムスがおすすめ。

また大きな力に立ち向かうにはメディアスクラムで
各社一丸になることも必要。

Q)マスコミを変えるにはどうしたらよいか?

A)マスコミの人が言うには「悪い声はすぐ集まるが、
なかなか良い声は集まらない。
良いと思ったときは、もっと声を上げて欲しいと」のこと。

Q)プロジェクトの困難さは?

A)人間関係に尽きる

Q)味方になってくれる人と出会うには

A)計画を立てない。その場その時の風向きに従う。
好きな言葉は「人生粋に感ず」
その言葉を伝えたら、以前○○さん(聞き取れず)は
共感されて、同じ様な主旨で「乗りかかった船に乗る」
流されても構わないと話されていた。

Q)カカオを名護と久米島で栽培する理由は?

A)名護には「ネクストステージ」があり、
久米島には「球美の里」があるから。

Q)カカオは種から育てるのはどれくらいかかる?

A)発芽するのに2ヶ月。その後4~5年とのこと。

Q)どうやって生産者と出会っているか

A)カカオはネパールで知り合った国際有機認証の検査官からの紹介。
コーヒーは育ったけど、マーケットがないと聞いて。
クラフトは販売店を通して。

Q)(質問不明)
A)小笠原以外にも石垣や北海道でカカオ栽培に挑戦した事例がある。
石垣は7~8年で撤退したそうだが、大手企業が絡んでいたので、
情報が何も残っていない。大企業のエゴ。
ネパリでカカオ栽培に成功したら、オープンにしたい。

Q)(質問不明)
A)安倍政権は辺野古が唯一の解決策と言っているが、
実際は何も解決しない。辺野古を作っても普天間は返さない。
理由はアメリカが必要な滑走路は3000mで
辺野古だと満たさない、普天間は2800mある。

辺野古は税金の無駄使い。工期が遅れば遅れるほど
関係業者が儲かる仕組みになっている。
新聞でも報道されている赤土はひどい。
赤土は経費が安いらしいが、受注している業者は、高値で受注して
安い赤土を使っている。その利益はどこにいっているのか?

また、請け負っている琉球セメントは安倍首相のお膝元である
山口の宇部興産の関連会社である。
辺野古は警備員も高コストで通常の3倍高いらしい。

Q)こそっとした趣味は?

A)特にないが読書。推理小説が好きだが、最近は読む時間がない

文責「なふたうん」

春代さんとオゾンの杉本てるこさんと「なふたうん」メンバー

振り返りシート

・カカオ栽培への配慮(生態系を壊さないなど)

 もされているということで安心しました。

 やはり「直接話を聞く」というのがいつでも

 大切だとと思います。様々な”不正”から

 目を、耳を、背けないようにしたいと

 刻みました(20代女性)

 

・沖縄産カカオで沖縄の未来を良い方向に

 向かっていく事応援しています。

 さらに土屋さんに会えたことが嬉しいです。

 ビジネスやったり新規事業をやっている方の共通点でも

 ありますが、後先考えない、流れされるままにやる

 が良い思考だなと思いました(20代男性)

 

・自分が心からやりたいと思うことが大切。

 飛び込んでしまえば何とかなるという言葉に

 勇気づけられました。

 元々、沖縄の美しい自然が豊かな文化は大好きで

 今日のお話で沖縄から新しく希望に満ちた時代が

 始まる様な予感がして、より一層沖縄の事が愛おしく

 なりました。(30代 男性)

 

・話を沢山聞かせて頂いてありがとうございます。

 喉は痛くないですか。怒りがエネルギーにという話や

 とにかく行動という話、とても共感しました。

 メディアになかなかのらないけど、講演会で知れることも

 あるので、行くようにしています。今日は同じ空間で

 直接お話を聞けて勇気をたくさんもらいました。

 ありがとうございました(30代 女性)

 

・福島の被害の実情を聞いて、テレビなどで出ていない被害が

 出ているのを知り、衝撃を受けました。

 また、土屋さんのエネルギーに元気をもらいました。

 カカオプロジェクト応援しています(30代女性)

 

・とにかく実際に行動に移せている方のお話が聞けた

 というのは本当に有り難いことだと思った。

 「飛び込んでみる」というのが自分はなかなかできない。

 だけど今日のお話を聞いて勇気を頂きました。

 いつかやりたい事ができた時、今回の事を思い出して

 飛び込みたいです!

 あとは圧倒的い現政権への怒りを感じました(毎日感じてますが)

 未来のため、できる事からやっていきたいです。(30代女性)

 

・今日はカカオだけでなく、日本国内のいろいろな

 情況について、お聞きできて、身の引き締まる思いでした。

 改めて、いろいろな物、ことにもっとアンテナを張って

 いないといけないなと思いました。

 手作りのチョコレートも黒糖とカカオの味わいが

 おいしいです。

 土屋さんのやさしさ、やわからさは強い信念から

 来ていることにすごく感銘を受けました。

 ネパリさんの組織もですが、商品のファンで

 愛用しています。これからも使い続けていきます。

 (30代女性)

 

・「沖縄の自然界に存在しないカカオを栽培する事が

  沖縄の生態系に悪影響はないか?」という質問が

 ありましたが、カカオに沖縄の生態系に影響する程の

 生命力があれば、栽培ノウハウを企業秘密にするまでもなく、

 いとも簡単に栽培できるのではないかと思いました。

 外来と言えば米(作)も元々は東南アジアから来た物ですし、

 日本人が日本の物だと思い込んでいる梅や柿も中国から来た物です。

 沖縄や福島の現状をもっと国民に知らせるには?

 の質問にお答え頂けましたが、所詮マスコミも商売なので、

 需要の少なそうな話題は扱いたがらない、とのお答えは

 「やはりそれですか」と思いましたが、更に踏み込んで言うと

 国民の多くが自分に直接関係ない話に興味を持たない

 「事なかれ主義」で国民全体の意識を変えるのは

 並大抵の事ではないと思います(40代男性)

 

・前回の名古屋も参加させて頂きましたが、

 新しい話が多く、すごいスピードで活動されているのだと

 感銘を受けました。

 福島や沖縄のことは普通に生活していると

 政府に都合の良い情報しか入ってこないことを痛感しました。

 今日、教えて頂いたサイト等で積極的に情報を収集したいです。

 春代さんのようなスピードと行動力は自分にはありませんが、

 自分のできるスピードでこれからもフェアトレードの

 ワークショップを続けていきたいと思いました(40代男性)

 

・本日は貴重なお話を聞かせて頂きまして、ありがとうございました。

 情報を知るか知らないか。。。

 自分から情報を取りに行くか行かないか。。。等

 1ヶ月先、1年先の自分のあり方に差が出るのだと感じました。

 (50代 女性)

 

・時々、日本が情けなくなる。

 福島のこと、日本あちこちの原発のこと、沖縄のこと

 身近なことでは野菜の種や(F1、遺伝子組み替え)

 食べもの、電磁波、化学物質、こども達の実態。。。

 薬のこと、医療のこと(成人病ビジネス)、書いたらきりがない。

 もうダメなのかな~と思ったり、何かまだできることがあるのでは

 ないかと思ったり。

 コスタリカは軍隊を持たない、そして幸せと感じていると。

 日本民族って、どうなっているんだ!

 高度成長期時代に育った私である。

 幼い頃、着色料に吐きそうになったのにいつのまにか

 平気で食べている。私の体もどうなっているんだ。

 私のこどもも相当おかしくなっているのだろうな。

 今日はまだまだ消化不良です。

 これから少しずつ消化していきます。

 今日はありがとうございました(60代女性)

 

・今日は貴重なお話を聞きました。

 1つは具体的なプロジェクトが始まっているという嬉しい情報。

 昔、琉美の里はDays Japanのキャンペーンで応援してましたが、

 Daysがなくなって、どうなるかと思っていましたが

 カカオとつながって、また私の知るところになりました。

 また応援します。

 福島の情報も何も入ってこないと

 どうなっているかなーと忘れがちです。

 汚染から決して終わっていないことを肝に命じます。

 早く沖縄の土砂の投入をやめさせたいです。(60代女性)

 

・日々の生活に追われて、考える事を放棄していました。

 今日参加して、お話を伺い、ワークショップで交流して

 とても刺激を受けました。

 何から始めたらよいか分からないくらい、いろいろなことに 

 「イカリ」を感じましたが、私を必要としてくれる場所や

 私ができることを考えて、とにかく動いてみようと思いました。

 福島の状況、私が暮らしていた頃に感じていた沖縄の

 おかれている理不尽さ、「おかしい!」「どうして!」

 「何だ、これは!」「私たちは同じ人間だ!」

 「怒り」が原動力ということは自分にもあてはまり

 共感できます。何かできることから行動していきます!!

 (60代女性)

 

・まずは一言スゴイ!

 自分を一番動かすものは「いかり」という回答にも

 私自身のことと比較して頭が下がります。

 実に商品の関わり、地域の人との関わりが

 真実に満ちていて、地道だと感じました。

 あらためてネパリさんのファンになったお話でした!

 (60代 女性)

 

・今日はありがとうございました。

 経済や仕事、人間が生きる場をイメージした貧困の

 問題を通して沖縄を考えることを逃げていましたが、

 ワクワクしながらお話を聞きました。

 また、若い人達が普段デモなどの参加が少なく

 気になってましたが、こうした場で沖縄について

 柔らかく話して頂いていることも心強さを

 感じました(60代 女性)

 

・いろいろな話を聞く事ができて

 自分の生き方に刺激を与えてくれたことがプラス。

 忙しさに日々追われて読書ができていないことを反省。

 残り少ない限られた人生の時間の使い方は

 自分次第。。。。(むずかしい!!)

 でも力まず行こうと強く実感。

 実行力のある人の話は聞くことでエネルギーを生む

 (70代女性)

最後までいられなかったのですが、貴重な方に会いすることができ、とても嬉しかったです。

ネハリバザーロのご活躍は以前から存じ上げていましたが、
「土屋さん」というとてもパワフルで行動力のある方が作り上げられていることを知り、
またこれまで着々と積み上げ、今後も新たな挑戦をされることに感銘を受けました。
 
思いつきやひらめきでやってきたとおっしゃっていましたが、
土屋さんの人柄が人の心をうち、人の心を動かし、
周りを巻き込むことができた結果がこれまでの成果なのだと感じました。
 
人との繋がりを大切にし、人の身になって考え、心の強さをしっかり持たれている方ですね。
 
今回たくさん話に合った福島の話、現在の姿をあまり真剣に見ようとしていなかった自分に気が付きました。
もともと親戚が東北には全くいないということもあり、目に見えない放射能が恐くて今でも近づけないでいます。
 
しかし、私なりにもっと考えたいと思いましたし、私自身何かできることがないかと思うようになりました。
やはり、触れることも難しい話題なのでしょうけれど、まず原発はやめなければいけない、
過ちを繰り返さないためにやめる責任があるはずです。声をあげていけたらと思います。
 
沖縄カカオPJは本当に明るい未来が想像できる素敵な話なので、応援したいです。
有機のインド産カカオで沖縄に新たな産業が栄えたら、雇用が広がったら、想像するだけでとてもわくわくします。
(20代女性)

4月21日「絵本を届ける運動」ワークショップ参加者の感想他報告

2019/05/18
【イベント報告】
SVAの活動の一つである「絵本を届ける運動」、アジアの子どもたちに絵本を送るために現地の言葉を絵本に貼って届けるワークショップをミャンマーの歴史や難民キャンプに暮らす子供たちの様子を紹介しながら行いました。難民キャンプ内で作られたカレン語の絵本をSVAからお借りしてカレン族の文化について知りました。また、私たちが住んでいる地域の文化についても参加者のみんなで話しました。
=参加者の感想=
難民の定義やミャンマーの難民について知ることができてよかったです。今は、500人程でも、今後、難民が自分の地域に帰った後の支援が増え、多くの難民が帰りやすい環境が整うといいと思いました。カレン語の字を書けたのが面白かったです。かわいい字でした。(女性)
難民ってどういう人だろう?というイメージから、現地の様子を思い浮かべられました。難民キャンプ内でのこども文化祭を通して、それぞれのアイデンティティを確かめらるのは良いことだし、自分の文化は?という問いかけから、気づかないうちに失ってしまう危険もあると思いました。残ってほしい文化はちゃんと表現しなきゃ!(女性)
難民について知っているようで知らなかった。ミャンマーの場所すらあやふやだったので勉強になる会でした。民族衣装も同じ国でも民族ごとにあれだけ違うのも面白いと思います。絵本は日本の子どもだったら普通に見たことがあると思うけど、それはありがたいことだと思った。難民の子どもたちのように見たことがない見る機会を見る機会を持てなった子たちに絵本を届けるお手伝いができたのはとても良かったです(女性)
微力ではありますが、ミャンマーの難民の人たちのために貢献できることに協力することでできてうれしく思いました。(男性)
=絵本を届けるワークショップ進行役みくの感想=
日本では、よく「困っている人」という意味で使われている「難民」。引越し・介護・買い物・就職など、そんな「難民」という表し方に違和感があって、今回のワークショップでは、難民についてもみんなで学びました。絵本を送る難民キャンプには、9つの少数民族が一緒に暮らしています。過酷な環境に置かれながらも、それぞれの文化をお互いに知り、認め合う文化祭は、とても素敵なお祭りだなと思いました。わたしたち自身の文化についても考えさせられました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
GWにラオスに出かけてきました。まちが世界遺産に登録されているルアンパバーンに行ってきました。まちの印象は、日本でいう軽井沢や上高地、乾季最後の一番熱い季節だったので、避暑地ではありませんが、少し足を延ばすとタートセーの滝など自然豊かな地区でした。郡内のルアンパバーン図書館では、メコン川流域の75の村の学校に、本を届ける活動をしていました。SVAとは関係ありませんが、ルアンパバーン図書館とCommunity Learning International(CLI)と共働で活動をしているそうです。
図書館内には、子どもたちへ届ける本(学習本(勉強以外にも保健衛生の本もありました)・絵本など)、1冊2ドルで寄付をすることが出来ました。100冊集まると子どもたちへ届けられるそうです。ブックトゥクトゥクやボートライブラリーで村の子どもたちに届けられています。私が訪れた市街地は、観光地化されていましたが、少し郊外へいくとまだまだ、子どもたちが学ぶ環境が整おっていないことを感じました。メコン川流域ならではのボードライブラリー方法だなと思いました

4月21日AM ミャンマー(ビルマ)難民キャンプへ絵本を届けるワークショップ 4人参加

2019/05/02

今回で2回目の絵本を届けるワークショップは

SVAの活動の一つ

■SVAクラフトエイドとは

人間の尊厳と多様性を尊び「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(=シャンティ)な社会の実現を目指す、シャンティ国際ボランティア会(SVA)。そのフェアトレード部門であるクラフトエイドより、この春の新しいカタログから商品紹介

絵本を一度も読んだことがない子がいるって事、知っていましたか?

私たちは家庭や地域の図書館、学校などで 幼い頃から絵本に親しんでいますが、世界には紛争や貧困など、さまざまな理由で絵本を一度も読んだことのない子どもがたくさんいるんです!

絵本は楽しいし、読み書きの習得することの助けにもなります。

このワークショップの作業は、あらかじめ本の内容を翻訳した「シール」を貼るだけです。

絵本は 葉祥明さんの「空気さんありがとう」
ミャンマーの難民キャンプへ送ります。


    

 

【イベント報告】
SVAの活動の一つである「絵本を届ける運動」、アジアの子どもたちに絵本を送るために現地の言葉を絵本に貼って届けるワークショップをミャンマーの歴史や難民キャンプに暮らす子供たちの様子を紹介しながら行いました。難民キャンプ内で作られたカレン語の絵本をSVAからお借りしてカレン族の文化について知りました。また、私たちが住んでいる地域の文化についても参加者のみんなで話しました。
=参加者の感想=
難民の定義やミャンマーの難民について知ることができてよかったです。今は、500人程でも、今後、難民が自分の地域に帰った後の支援が増え、多くの難民が帰りやすい環境が整うといいと思いました。カレン語の字を書けたのが面白かったです。かわいい字でした。(女性)
難民ってどういう人だろう?というイメージから、現地の様子を思い浮かべられました。難民キャンプ内でのこども文化祭を通して、それぞれのアイデンティティを確かめらるのは良いことだし、自分の文化は?という問いかけから、気づかないうちに失ってしまう危険もあると思いました。残ってほしい文化はちゃんと表現しなきゃ!(女性)
難民について知っているようで知らなかった。ミャンマーの場所すらあやふやだったので勉強になる会でした。民族衣装も同じ国でも民族ごとにあれだけ違うのも面白いと思います。絵本は日本の子どもだったら普通に見たことがあると思うけど、それはありがたいことだと思った。難民の子どもたちのように見たことがない見る機会を見る機会を持てなった子たちに絵本を届けるお手伝いができたのはとても良かったです(女性)
微力ではありますが、ミャンマーの難民の人たちのために貢献できることに協力することでできてうれしく思いました。(男性)
=絵本を届けるワークショップ進行役みくの感想=
日本では、よく「困っている人」という意味で使われている「難民」。引越し・介護・買い物・就職など、そんな「難民」という表し方に違和感があって、今回のワークショップでは、難民についてもみんなで学びました。絵本を送る難民キャンプには、9つの少数民族が一緒に暮らしています。過酷な環境に置かれながらも、それぞれの文化をお互いに知り、認め合う文化祭は、とても素敵なお祭りだなと思いました。わたしたち自身の文化についても考えさせられました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
GWにラオスに出かけてきました。まちが世界遺産に登録されているルアンパバーンに行ってきました。まちの印象は、日本でいう軽井沢や上高地、乾季最後の一番熱い季節だったので、避暑地ではありませんが、少し足を延ばすとタートセーの滝など自然豊かな地区でした。郡内のルアンパバーン図書館では、メコン川流域の75の村の学校に、本を届ける活動をしていました。SVAとは関係ありませんが、ルアンパバーン図書館とCommunity Learning International(CLI)と共働で活動をしているそうです。
図書館内には、子どもたちへ届ける本(学習本(勉強以外にも保健衛生の本もありました)・絵本など)、1冊2ドルで寄付をすることが出来ました。100冊集まると子どもたちへ届けられるそうです。ブックトゥクトゥクやボートライブラリーで村の子どもたちに届けられています。私が訪れた市街地は、観光地化されていましたが、少し郊外へいくとまだまだ、子どもたちが学ぶ環境が整おっていないことを感じました。メコン川流域ならではのボードライブラリー方法だなと思いました

4月11日 第2回 蜜蝋とオーガニックコットンで「エコラップを作ろう!」  6名参加

2019/05/02

★4月11日(木) 第2回 蜜蝋とオーガニックコットンで「エコラップを作ろう!」  6名参加

ほんとうはラップは使いたくない    でも使いたい時もあり。ではエコラップ!
プラスチック問題を考えているあなた!

 フェアトレードのオーガニックコットンや蜜蜂の話などの
ミニ講座とティータイムありのワークショップ

【内容】  23センチのオーガニック布(フェアトレードのハンカチ)で
蜜蝋を使って何度でも使えるエコラップをつくります。   自然の抗菌作用で野菜が長持ちするそうです。

以下は2月の教室の様子、豊田市稲武/野入民家カフェ「風の庭」にて

2月16日(土)エコラップ作ってみました!:豊田市野入町 民家カフェ「風の庭」にて

【持ち物】エプロン(または汚れていい服)・マイカップ

【会場】 フラワーショップ「種から根っこと葉っぱ」店の教室

オーガニックフラワーやオーガニックの種を取り扱っている店

              名古屋市中区栄5-12-32 栄サンライズビル1F店舗・401号室事務所&教室

            090-9902-0272

     地下鉄 名城線矢場町1番出口徒歩3分(信号交差点を右(東)細い道の方へ、突き当たりを右へ三軒目)

★母の日特集=3000円以上お買い上げのかたに500円の商品交換チケットあり

フェアトレードの産品、チョコ・紅茶なども扱っているお店です。

4月7日 手仕事day  卵の殻を使って カード作り 参加は1名

2019/05/02

★ 4月7日AM 手仕事day【時間】10時5分~11時半

 

【時間】 10時5分~11時半」

【会費】 600円(お茶付き)マイカップ持参 定員7名 3名以上で開催

【内容】 卵の殻を使って カード作り

出会いと別れの季節! 想いをこめて作りました。

フィリピンの「アクセス」の話もあり。(人気のXmas/グリーンカード作成団体)

コツコツ集めた卵の殻を砕く作業は思いの外たいへん。

アクセスのカードを見本にみるとかなり細かく砕いてあります。だから輪郭が上手く出るんですね。

プランテーションで大土地所有者が利益をにぎるフィリピンの農村部。
勝手に農地も使えないので、副収入を得る手段も限られます。

学校へ行けない若者や、母たちの仕事づくりの話から、
自分たちの周りの方々の話まで及びました。
バックグラウンドを知るって大事ですね〜〜

二人で楽しくカード2枚も作ってしまいました!
私は入学祝いに使います〜〜 以上あっこの報告

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