‘イベント報告’ カテゴリーのアーカイブ

赤ちゃんだった子が中学生になって参加 今日の講演会

2010/08/28

本日、名古屋市東区の正文館で~フェアトレードでつながるいのち~の話をする機会を得ました。16名の参加で、うち中学生が2名、そしてそのうちの一人は、お母さんの言われるには、「この子が赤ちゃんの時に店に行ってました!」ん~なんと、と言っても15年目にはいる風”s(ふ~ず)なのでそうなんですね~という思いです。
正文館1s

講演会終了後も、正文館の会長さんと社長さんとお話をさせて頂いて、「チョコレートの真実」の横にチョコレートを! とか、5月のフェアトレード月間に、今回のようにフェアトレード書籍コーナーを設けてくださいとお願いをしました。お二人は、ワンコインサポーターになってくださって72名となりました。

今日の人気のあった本は、
「フェアトレードの冒険」
草の根グローバリズムが世界を変える
FTの冒険sニコ・ローツェン
フランツ・ヴァン・デル・ホフ
永田千奈訳
オランダの青年が、世界ではじめて「マックスハベラー」というフェアトレードの認証マークを生み出した物語です。その名前は、オランダ人作家エドワード・デッガーの小説に由来しています。オランダの植民地だったインドネシアで、人々の権利を守るため奔走した主人公がマックス・ハベラーです。

*人は他者との交わりのなかで成長していく
*ホスピタリティを信じるインディオ
*インディオの人々は自然を母と呼ぶ。母なる自然から利潤を奪い取るなんて言うことはできない。親孝行してあげなくてはいけないと思っているのだ。
*メキシコではマッチョな人間が中心となるゲリラではなく、開放的で清廉で情に厚い人たちが活動の中心を担っていた。…..冒険の話は続く。

「フェアトレード学」
フェアトレード学s渡辺龍也著

「ハチはなぜ大量死したのか」
蜂の本』ローワン・ジェイコブセン・著, 中里京子・翻訳

農薬などによる生態系の破壊のなかにいる私たち、その私たちの姿はいまの蜂の世界であるかもしれません。
脳が侵され、巣にもどれない蜂たち。「なんとなくそうなっていることが、ずっとそうあり続けると無邪気に思っていたのだ。作物に花が咲けば自然に実はなるだろうと」と『蜂はなぜ大量死したのかに記されているように、私たちは現状に無邪気すぎたのかもしれません。

蜜蜂のコロニーは女王蜂に支配されているのではなくコロニー全体が他の高等動物を恥ずかしくさせるほどの並はずれた知性だそうです。

★「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の○蜂マークは……
蜜蜂2s

一人ひとりフェアトレードのメッセージを持って、蜜蜂をイメージして名古屋中を飛びまわりたい。人と人をつなぐ花粉をもって、世界の人とつながり平和の蜜を生み出す夢をもちながら語り合いたいという思いも託しています。

正文館では、COP10(生物多様性条約 第10回締約国会議)のある10月19日まで、環境の関連書籍コーナーを引き続き設けています。
正文館 本店 
■(株)正文館書店 10:00~22:00年中無休

おかげさま貿易(フェアトレード)で….

2010/08/21

渡辺龍也先生s

8月21日(土)公開講座 「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」 約60名参加(スタッフいれて)

まだまだ暑い名古屋、そこに東京から来て頂いて東京経済大学現代法学部教授の渡辺龍也さんの講演「フェアトレード学~フェアトレードの現在とこれから~」のお話を聞く事ができました。 

今回の講座は、5月29日に開催されてプレ企画、ドキュメンタリー映画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」に続き、7月10日と31日の2回連続講座「森を育てるフェアトレード~変化の風を起こそう~」プロジェクトのフェアトレード体感ワークショップのあとの公開講座でした。

カフェのコーヒータイムs
イエスピースカフェでの、フェアトレードコーヒー、今回はアグロフォレストリー(森林農法)で作られたエクアドルとメキシコのブレンド「はちどりコーヒーをコーヒーマイスターの「ワンちゃん」がいれてくれました。

後半は「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」 ということでいままでの講座で出された質問や今日講座を聴いたあとで出された質問をおりまぜながら、渡辺龍也先生と土井ゆきこで進めました。
質問コーナーs

会場でのやりとり含めての質疑応答コーナーは動きがあって興味深いです。全部の質問に事会える事はできないので、本日答える事ができなかった質問は、順にこのブログへ掲載していく予定です。

★「おかげさま貿易」?

フェアトレードを日本語でうまく表現できないかな~ということで、渡辺先生が九州で聞いたというのが「おかげさま貿易」。この言葉のお披露目が最後にありました。フェアトレードとは「おかげさま貿易」、すべての人が日々、おかげさまという気持ちで暮らせたら、ま~るく、楽しく過ごせますね!

■当HPでの内容・写真については無断での複写・転送を固くお断りいたします。■

8月7日のワークショップ 振り返りシートより

2010/08/08

8月7日大学祭バザーのためのワークショップを開催しました。
テーマは「貧困」

貧困はいろんなことが重なりあって生じる
今回のワークショップで学んだことは貧困って悪いことばかりではなくて良い点もあるということ。それが感じることができたのは大きな収穫だと思いました。そして、今私が出来ることはこの現状を自分の周りの人に知ってもらうように伝えていくこと。
名古屋がフェアトレードタウンになることはほんとうに素敵だと思うので、それを実現できるように少しでも協力してゆきたいと思いました。ありがとうございました。(M.H.)

ワークショップに参加すること自体が初めてだったので、他の人の意見を聞いたり、話し合ったりすることがとても新鮮でした。
貧困について改めて考えてみると、自分はまだまだ視野が狭いと思いました。単純に働かないといけない、学校に行けないという問題だけではなく、そこからいろいろな問題が発生して負のスパイラルのようになっていると感じました。
私たち一人一人ができることは小さいかもしれないけれど関心を持つこと、伝えようとすることは大事なことだと思います。そういう気持ちが行動につながると思うし、世界が変わるかもしれないと思います。
とても勉強になったし、貧困を見つめなおす良い機会になりました。ありがとうございました。(Y.K.)

*フィリピンのゴミ山の話は衝激でした。フィリピンのセブ島に観光で行ったのですが、もの凄い観光地化していて、同じ国内にそんな場所があるなんて想像できない風景でした。政府は観光地化にばかり力を入れてないでもっとすべきことがあるのではないかと思います。
貧困の派生図は、自分が日頃いかに何も考えずに生活しているのかを思い知りました。改善策も良いものが思いつかず、支援の大変さを知りました。また、貧困のループの中の一つでも改善されると貧困から脱出できる可能性が高いことを知り、何か自分にもできることがあるのではないかと考えるきっかけとなりました。考え、行動したいです。
ほとんど何も知識が無かったのですが、知識が得られました。ありがとうございました。(S.N.)

*普段貧困について考えることもいろんな人と話すこともないので、どういうことが問題なのか、改善しなければいけないのはどういうことかなどいろいろ考えることができて良かったです。
また、みんながどういうことを考えているのか意見をきけて良かったです。
私は、日本のことを好きだからあまり世界に行って見たいと考えたことなかったけれど、世界の貧困の現実を見るために1度行ってみたいと思いました。
フェアトレードは商品のことや作っている人々のことを少しは知っているつもりでいたけれど、まだまだ子どもたちの辛さや苦しみを理解できていないと今日感じました。

今日一番ショックに感じたことは“作られた貧困”という言葉でした。なぜ人びとは苦しめ合ったり、傷つけあったりするのだろうかと感じました。もっと自分以外の事を考えて、みんなが幸せに暮らせるようになればいいなと思います。(S.N.)

*今まで知っているつもりであった“貧困”の問題ですが、このワークショップを通して新たな貧困状況を知ることができました。
フェアトレードタウンが世界中では800以上もあったなんて驚きです。名古屋がフェアトレードタウンになることを私も強く望みますが、現状はどうなっているんだろうと思いました。また名古屋以外にも広まるといいと思います。
今日はこのようなワークショップを開いていただきありがとうございました。私が出来ることは何か考えて実行していきたいです。(T)

*「貧困について」とWS(ワークショップ)は何回かやっているけど、やっぱり毎回いろいろと考えます。私たちに何ができるのか、どうしたらもっとたくさんの人に伝え感じてもらうことができるのか。WSという形でたくさんの人達に気づき考えてもらう機会をもっと増やすことで少しずつでも社会を変えていけるようにしたいです。

大学祭バザーのためのワークショップ

2010/08/07

淑徳大学 「アスガン」というグループは活動は7~8年になるそうですが、風”sとも結構長いおつきあいです。大学祭でフェアトレードの生産品を販売、フェアトレードの広報をしてくれています。

今回今年のバザーにさきだって、国際理解教育ワークショップ「貧困について」を開催しました。なふたうんのメンバーも加えて8名の参加。

淑徳のアスガン3年生

今後このようなワークショップを、ご要望があれば開催します。バザーの前にまず、なぜフェアトレードが必要か? というような行動の原動力になるようなものを一ついれて行動することには、とても大きな意味があると思います。ただバザーのためだけでなく、コミュニケーション能力や、これからの生き方含めいろいろな気づきがあろうかと思います。

★申込みお問い合わせは huzu■huzu.jp(■は@にかえて)
                 052-962-5557 フェアトレードショップ 風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ

緑児童館 アースキッズ「フェアトレードお菓子とCOP10」

2010/08/04

小学1~3年生15名の子どもと大人3人参加

アイスブレーキングs
10時半から、先ずはリズミカルに手をたたきながすら名前を言うアイスブレーキングで開始!

チョコレートの材料はどこから来ているのかな?
シール貼りs

ココアの生産国とチョコの食べる国にシールを貼り、気が付いた事をみんなで話あい発表します。

みんなの家でお手伝いしていれる? と聞いたあと
奴隷のように働かされていた子どもの話をします。
新聞に掲載されている男の子にコート君と名前をつけ、チョコレートの味を知らない男の子に手紙を書きました。

手紙s

フェアトレードの絵本を読んだあと、いよいよフェアトレードのチョコレートを使ってお菓子づくり。できあがるまでは地球ボールで遊びました。

チョコ刻み7ssお菓子作りss7お菓子ss7

「ネパールの農村に生きる女性たち」藤﨑文子さんの講演報告

2010/08/04

シャプラニール キャラバン隊 IN 名古屋は、16名の参加でした。

キャラバン2s
■日 時:2010年7月25日(日)14:00~16:00
■会 場:ウィルあいち2F セミナールーム4
■プログラム: シャプラニールは、ネパールでの活動を1996年から開始し、農村 での活動や都市部での働く子ども支援に取り組んできました。 ネパールの農村部で経済的に厳しい状況に置かれている女性たちの社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たち の変化について藤﨑文子さんにお話をして頂きました。

今回は、ネパールの国事情や女性たちの状況のなかでのシャプラニールがしている活動についての話で、直接フェアトレードの話にはならなかたのですがこのような活動などのことも知ることは、フェアトレードについて考えるにあたって必要な事だと思いました。みんなそれぞれの立場でガンバッテいるんだなと思いました。フェアトレードのクラフトがこのような活動を支援することになります。地道な活動をしている日本のNGOを応援出来ることは嬉しいです。

★予告
12月には、ノクシカタ(バングラデシュの刺繍)の講演会も予定しています。。

ネパリバザーロ 2010年秋冬新作展示会 横浜 本郷台 

2010/08/02

一年前からネパールの生産者と準備してきたという秋冬の新作展示と、ネパールの現状・シリンゲ村のコーヒーの現状などの話を聞く事ができました。

春代さんs

ネパリバザーロ代表の土屋春代さんの話
 
ネパールの話は、いつも同じ話になってしまう。いつも最悪。2年の間に憲法をつくるはずだったのに出来なかった。議員の任期1年延長したが、首相がやめたのでその後任争いで政治が機能していない状態で、売る方はどんどん値段をつり上げ、食料が急騰している。停電も頻繁、給水は週1回ということもあるという。とても大変な状況が続いている。

マハグシという生産者団体は、ヨーロッパやアメリカとの取引も有るのだが、今年2月は40%下がり6月には注文がなくなったそうです。縫製部門の継続が危ぶまれる状態です。

一方、先日帰国した生産者団体のヤングワオのビンジュさんは、今回は2度目の来日でしたが、袖ぐりがどうしても丸くつけられなかったのが、今回マスターして一歩一歩技術が向上しているという報告もありました。

韓国でもオリジナルデザインの衣類開発したものの、販売まで結びつけることができず、今まで通りネパリバザーロの開発した服をあつかっているということです。つまり衣類を販売するということは、リメイクや染め変えなどフォローなどもでき総合力がないと続かない。

今年は手紬、手織りのレース織りを小さいサイズのレモングラスに取り入れたと説明がありました。

完二さんs

完二さんのシリンゲ村のコーヒーの話

ネパリバザーロは、グルミ村と16年つきあってきたが、このたび卒業。なぜなら韓国のフェアトレード団体との取引がはじまりしっかり受け継いでくれているから、ネパリバザーロは今まで、手の届かなかった地区シレンゲ村に着手した。わざわざ困難を受け入れている団体です。

グルミ村での完二さんは英雄扱いもされていました。が、今回シリンゲ村のサポートの入ったらその反対のような扱い、どこでも権力の圧力はあるものと完二さんは説明します。

ネパールの首都カトマンズからバスを使って1日、そこからさらに8時間の山奥、途中からは馬も入る事は出来ないので人力で運ぶ。また日に数時間しか電気はこないので、コーヒーに関わる作業もすべて手作業となり、効率はぴか一悪い。

しかし完二さんは語る。
ネパリバザーロが今までやってきたことがここで試される。見えてくる。ミッションが見えてくるという。有機認定機関の試験官は、はじめは「見たって~」という感じでしたが、ビックリした様子で、元々彼にあった思いがでてきたような感じがそばにいて感じたという。世界で一番厳しいという認証制度の検査官がシリンゲ村を訪れた時の話でした。

いろいろな妨害や障害にも負けず、戦いが続いている。そしてシリンゲ村のコーヒーの有機認証獲得のため完二さんはがんばっています!

春代さんからは、BOP(ボトム オブ ピラミッド)の話がでました。1日2ドルで暮らしている40億の人が労働力ではなく、マーケットとして見られている。
先頃の、ユニクロが発表したグラミンバンクと組んだ事業体もそのBOPだ。

今や多国籍企業は低所得者に低価格で売るという方向だそうです。日本政府もこのBOPを支援しているとのこと。 ヒエ~イ!

~変化の風を起こそう~連続講座2回目 愛知県国際交流協会と共催 アイリスルームにて

2010/07/31

森を育てるフェアトレード
フェアな値段=希望+地球未来~変化の風を起こそう~
連続講座第2回目開催 21名参加
アイスブレーキングs

「100人村ワークショップ」をアースネット・なごやの今井光代さんのファシリテーターで開始。参加者はそれぞれの国や挨拶や条件などを書き込んだカードをもらい参加。人口爆発や植民地の話を聞く。

ハンガーバンケットs
続いて 世界の富の分配をかりんとうでハンガーバンケット体感
一袋のかりんとうを2%・39%・59%に必死にわけたグループは、実は2%分配のグループでした。テーブルに座りたった4人で59%のかりんとうを分配されたグループは、あとで他のグループに分けに行きました。

GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)で、以前に開催したハンガーバンケットは、朝食抜きで昼食を用意し3つのグループにわかれ食事をしました。今回のように分配を参加者にしてもらい、実はその人たちが一番少ない人々だったという内容も、お菓子を使い簡単でおもしろいと思いました。

その後環境問題に詳しい今井さんから、COP10の話、遺伝子組み合えの話など、映像を交えながらの話がどんどん進みました。

コーヒーsshana

マイカップ持参の皆さんに、メキシコ トセパンのコーヒーを飲んでもらいながらの休憩タイム

そのあとは、トセパンの森をモリゾーとキッコロが案内する映像を15分くらい見ました。教会のもと、プランテーションで森が破壊されていた跡地を訪ねるモリゾーとキッコロ。 ケツァーランの街の人々に聞きながら探し当てた同じ場所は、立派な「森」が広がっていました。すごく幸せな気持ちになりました。プランテーションでも有機農法で栽培しているところもあるそうですが、森の再生にはならないですね。

メキシコ農民s             メキシコ トセパン組合の人々 研修センター エル・カタルにて

たとえ破壊されても、私たちの手で森林を回復もできるということがはっきりわかりました。あきらめることはありません。再生できるのです。そして今進みつつ有る熱帯雨林の破壊を止めることも出来るのです。

それはフェアトレードの産品を選ぶことによって

11月6日来名予定のトセパン共同組合のアドバイザーである、ラテンアメリカ大学教授であり、アグロフォレストリー(森林農法)の研究者であるパトリシアさんのメッセージをお伝えします。2007年に私がメキシコを訪ねた時のレクチャーのなかで彼女は以下のことを先進国の私たちに問いかけました。

消費者としてものを買う時の基準
1=健康を保てるか?
2=貧しい生産者の人々が、よりより生活をする、人生の豊かさがあるのか?
3=文化面での多様性、生物多様性はあるのか?
4=地域のシステムを守る事に役立っているのか?
生態系システムはそこに住む人たちとのかかわりにおいてどうなのか?
5=毎日買い物をする祭、選ぶことで、自分たちの生活が充実したものになるのか?

環境面の保全のみではなく、精神的にもつながっているそのモデル社会が、トセパン共同組合と語っていました。

今のコーヒーの生産者を支えるのは、フェア・トレードが唯一と言っていいほど重要で、先進国でできることは、消費者の立場として5つのことを見ることで、地球保全につながるということでした。

「ARIGATOU」
「GRACIAS」=スペイン語
「TAZOIKAMATIC MIA」=ナワット語(トセパン組合構成のナワット族の言葉)

“House of Handicraft”の代表、ワニダさんの物語

2010/07/29

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

今日は旅行の5日目にタイのノンカイにある”House of Handicraft”を訪ねた時の代表、ワニダさんの物語を紹介します。

ワニダさんと2s
ワニダさんは78歳
祖父をフランス人にもち、母はラオ・タイ人 父はタイ人
ラオス国境に近いノンカイ県に生まれる。
(私の掛けているショールはバーシーの儀式の時に村人からかけて頂いたショールです)

60年間クラフトの仕事をしてきた人。SVAでは人気のお魚ポシェット、元々人形作家のワニダさんの考案の「ウォーリードール」などがハウス オブ ハンディクラフトでは作られています。

仕事を始めたのはラオス。
30年間3000人の人をまとめてきた。お客は日本人だったそうです。ラオスに政変があり、独身女性でそんなに手腕のある人は……..、これだけの仕事が出来る人は….と言うことで投獄された。フランス・ラオス・タイと国籍をめぐって翻弄された。顔立ちは西洋人なので、「フレンチ」とよばれている。

タイの王や女王、首相からの出獄願いが届き3年半後タイへ。財産は没収されていたので着の身、着のままだった。

1980年タイの首都バンコクでクラフト再開。今回も日本の客によって何とか軌道に乗った。が、1997年タイの経済危機で大打撃を受け、撤退せざるを得なかった。そして生まれ故郷のノンカイへ来た。

ハウス オブ ハンディクラフトは8つの村で、40人くらいの人が仕事を得ている。材料は買って渡している。

問題は、いい仕事があるよと言われればすぐ、その誘いに乗って行ってしまうので、生産者が続かない。新人には2~3日教えて、簡単なところを分業でやってもらう方式をとっている。他の職への誘惑が多く定着しないこと。

h&hの人達s

その後、生産者さんをまとめている代表の女性達と、実際の生産品の改良点などを話しあいました。ホテルなどの仕事と掛け持ちの人もいて、じっくり専業でできるくらいの仕事量と賃金が、今ある問題を解決していくのだと思います。素晴らしい生産品でも、粗雑な部分があれば売れなくなる。そこはしっかりと伝えてきました。直接話し合うことで、今後の生産品の向上が楽しみです。

7月28日 「NPOと行政のテーマ別意見交換会」に参加

2010/07/28

 今日のテーマは
~消費者に対するグリーン購入*の普及・啓発について~
*グリーン購入とは….必要性を充分考慮した上で、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを購入すること。

NPO関係は、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会いれて4人。
環境関係のベテランという感じの人たちの参加でした。

行政関係者は県の環境部環境活動推進課・市の環境局環境都市推進部課の人と、新城市からも環境課の人が参加して見えました。場所は、あいちNPO交流プラザで14時~17時近くまで話しあい。

私は、行政との懇談会とう場ははじめてでした。このような会議がもたれていることも知りませんでした。

平成13年にグリーン購入法という法律ができ、8月には東海三県と名古屋市で毎年消費者むけに「グリーン購入キャンペーン」を開催しているということでした。

500店舗の参加店舗からスタートして21年度は3700店舗になったそうです。8年を経過し、レジ袋有料など社会の変化もあるものの、エコ商品には興味があるものの割高感があるから買わない人に、どのようにグリーン購入を推進していくか?
市場経済が停滞するなか、費用対策の点からもいかに継続していくか?などの課題が出されました。

参加店舗は、ポスターの掲示・懸賞応募用紙の設置・グリーン購入コーナーの設置・独自企画の実施などから可能な取り組みをすればいいといいことです。

8年間のキャンペーンということでしたが、私自身知りませんでした。フェアトレードも似たようなものかな~、他の人にとってみれば5月の「フェアトレード月間」なんて知らないでしょうね~。

アンケートをとることでの啓蒙。
市民の地道な活動と、有名人を使ってのPR。
産品には物語があるのそれを語って行く。顔の見える関係を作りだす。

口で言うは簡単。実際にする人も楽しんでやっていける何かをNPO
関係の人が提案できればいいのだけれど、専門道を行く人はその提案がちょっと難しいかも? もっと素人の部分(初心者の気持ちにもどって)と、NPOの実績によるアドバイスができたらもっといい会合になっていくと思います。行政に寄り添う気持ちも必要かもしれないと、はじめての会合での思いでした。

提案はどれも、今フェアトレードを推進していく上にしなければならないことです。それをこのグリーン購入推進キャンペーンで一緒にやっていく方法はないでしょうか? フェアトレードと一緒にやれば、具体的でわかりやすいと思う。

マーク問題がここでもある。これからもっと出てくると思う。企業ラベルも氾濫してくるでしょう。第三者機関の認定はやはり必要でしょう。しかしそれだけ信奉ではなく、人と人とのつながりの「提携」も大切です。提携があって認証があるのが一番かもしれない。要は人と人のつながりのある店舗で買うことが一番。以前のように顔見知りの店で、世間話などしながらの買い物がいい。互いに地球環境の事も語れるような店に成長しながら、グリーンコンシューマーも育つ関係のコミュニティ復活のためにも、起爆剤としてフェアトレード産品を取り入れることを推進してゆきたい。

★名古屋がフェアトレード・タウンになることは、グリーンコンシューマータウンになることと同じ。だって消費者の価値観が変わる事だから。

消費者の価値観の変化が、グリーンコンシューマーにもなり、フェアトレード産品を選ぶことになり、環境や人権問題、そして身近な地域の問題へと意識はつながっていく。その変化をどんな形でスイッチするかが問題。そのスイッチが入れば、老人介護の問題、引きこもりの問題、子育てのことなどあらゆることが解決の方向を向く。しかしすぐには変わらない。50年はかかるかもしれない。気候変動のように。

でも今変わらなければ、その50年後がもっと遠のいてゆく。